相続権のない私が世話して管理した口座。葬式にも来ない相続人。残高400万の行方
(回答者に交代)
大迫恵美子:
はい
まあ、えっと、あなたの・・ご主人にとって・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、所謂、いとこ叔母っていう関係の人ですね?
相談者:
あ、そうです、はい
大迫恵美子:
うん、で・・あなたのご主人から見て、五親等・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
まあ、親族という・・範囲のギリギリ(苦笑)、ま、ギリギリっていうか・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
六親等まで・・
相談者:
あー、はい
大迫恵美子:
あの、血族の六親等、あの・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
親族ですけど。遠い、けど、まだ・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
親族の範囲の方ですよね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えっとですね、あの・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
伺ってると・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
相続人は・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、この方の・・お姉さんと妹さんなんですけど、
相談者:
はい・・はい
大迫恵美子:
もちろん親は、もういらっしゃらないでしょうからね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
お姉さんの子ども二人・・
相談者:
二人です、はい
大迫恵美子:
このお二人は・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
お姉さんに代わって、ということで、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ま、相続する人は、そのお姉さんの子ども二人と、い・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
現在生きてらっしゃる妹さん・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
この、3人ですね。
相談者:
はい
大迫恵美子:
ここへ行っちゃいますよね。
相談者:
え
大迫恵美子:
半分が妹さんに行って・・
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
半分がその、お姉さんの・・
相談者:
え
大迫恵美子:
子ども達二人に行きますね。
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
一応ね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えー、その方達に・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
お話になって・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
ま、そこで話がつけばね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あなた、が、お世話したんだから・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたに、「いいですよ」っていう話に・・
相談者:
うん、ええ
大迫恵美子:
なるといんですけどね。
相談者:
はい
あの、妹さんは、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
そう言ってくださってるんですけど・・
大迫恵美子:
ああー
相談者:
はい
大迫恵美子:
じゃ、そのお姉さんの子ども二人にも、一応言わなきゃいけないですよね。
相談者:
そうですねえ。
大迫恵美子:
うん
相談者:
で、どういう風にしたらいいか?ということお・・
大迫恵美子:
ま・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
いちおうね?その・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
200万、ぐらい、400万のうち、200万は・・
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
お姉さんの分ですから・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
それが二人にそれぞれ100万ずつ、行く・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
計算なので、
相談者:
はい
大迫恵美子:
「こういうのが残ってるんですけど、伯母さんの妹さんはね?」・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
「最後、お世話、したのが」ま、「こちらなので」・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
「『こちらで』」・・あの、「『処分してください』って言ってますよ」っていう・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
連絡をしてみたらどうですか?
それで・・まあ、「わたし達もそれでいいですよ」って言ってくれれば・・
相談者:
うん、ええ
大迫恵美子:
まったく丸く収まっちゃうわけだし。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、「いやいやそんな、関係ないからちゃんと寄越しなさい」って言ったら仕方がないので(苦笑)。
相談者:
あ・・で、あのお・・ま、今まで、こうお世話をして、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
年金生活だった人なので、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
あの、ほとんど、こ、お世話も、実費で全部・・出してる状態で・・
大迫恵美子:
あのね?、実費の清算も・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
もしあるならばね?
相談者:
ええ、◆#精算してもいいですか?
大迫恵美子:
それはきちんと書・・あの、きちんと書いて・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あのお、「これだけですよ」っていうことは、
相談者:
うーん
大迫恵美子:
言った方ですよ、もちろんね。
相談者:
あ、はい
大迫恵美子:
あ、ただ、それは生きてる時の・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あの、話なのでね?生きてる時に・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
「こういう風に清算して」っていうこと、だったので、せ・・意思を推認すればね?
相談者:
うん、ええ、ええ
大迫恵美子:
当然あなたにお金を・・あの、お預けになってるってことは、
相談者:
うん、はい
大迫恵美子:
それは自分のために使って欲しいっていうことだったんでしょうからね。
相談者:
ええ、はい
大迫恵美子:
だからその・・
相談者:
うん
大迫恵美子:
従姉さんのために使った物はそっから差し引いて、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの、それは、問題ないと思いますけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
ただ、あの、向こうから「明細を、なんとかしろ」って言って来た時には出さないといけないですよ(含み笑い)。
相談者:
あ、はい、分かりましたあ。
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、その上で、ま・・
相談者:
え、はい
大迫恵美子:
残念ながらね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あなたには相続権がないので、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたにも、あなたの、ご主人にもね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
だから、その当然に・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなた達がもらうことは出来ないんですよ。
相談者:
あ、はい
大迫恵美子:
だから・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、相続人の人たちが、
相談者:
え
大迫恵美子:
「いいですよ」って言ってくれるのを待たなきゃけないので・・
相談者:
あ・・はい。あ、分かりました。
大迫恵美子:
うん、それが、まあね?、あの・・
相談者:
うーん
大迫恵美子:
「わたし達が面倒看たんだから当然もらうぞ」って言うと(含み笑い)・・
相談者:
うーん
大迫恵美子:
あの、「いや、絶対やるもんか」っていう反、反応になっちゃうかもしれないので(含み笑い)、
相談者:
あー、はい、ええ、ええ
大迫恵美子:
そこは・・あの、
相談者:
はい
大迫恵美子:
い、妹さんの叔母さんは・・
相談者:
うん
大迫恵美子:
「わたし達」・・「に、お世話になったので」、
相談者:
うん
大迫恵美子:
「わたし達に『取ってください』って」・・
相談者:
うん
大迫恵美子:
「言ってくださってるんですけど」
相談者:
うん、ええ・・はい
大迫恵美子:
「・・・(てんてんてん)」みたいな、感じで(含み笑い)・・
相談者:
うーん、はい
大迫恵美子:
あの、言ってみたらどうでしょう?
相談者:
うん、分かりましたあ。
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい、ありがとうございます。
大迫恵美子:
はい
(再びパーソナリティ)
今井通子:
あの、ちょっとお待ちになってください。
相談者:
はい、はい
今井通子:
こういう場合・・
相談者:
はい
今井通子:
9年間でしょう?
大迫恵美子:
はい
相談者:
そうです。
今井通子:
うん、で・・要するに年金で、全部が賄え、例えば食費とかは・・
相談者:
はい
今井通子:
賄えるとして、
相談者:
ええ
今井通子:
お家は別にあったの?
相談者:
家は、はい、ありました。
今井通子:
あの、近くに?
相談者:
はい、はい、ありました。
今井通子:
で、ずっとそこに住んでらしたの?
相談者:
そうです。
今井通子:
施設に入ったりはしてなく?
相談者:
あ・・あ、あの、いえいえ、施設に入ってました。
入院してからは、一人で生活が出来なかったので、
今井通子:
うん
相談者:
施設に入ってまして、
今井通子:
うん
相談者:
はい。それで、あのお・・
今井通子:
施、施設の費用は・・
相談者:
その施設の費用は、うん、年金で、賄えましたので、
今井通子:
ええ
相談者:
その間(かん)も、何度も入退院を繰り返したので、
今井通子:
ええ
相談者:
毎日?、病院に行ってあげてっていうことで・・で、あの施設も、いったん入院してしまうと、出されてしまうと・・あの、次、おんなじところに入れてもらえなくって・・新しいところ探さなくっちゃいけなくって、で、探す時、も、その・・すぐにあればいいんですけど、ないともう、とても年金で、入れるようなところが見つからなくて、もう、うちの方で、補助・・あの、お金を出してあげないといけないっていう感じになってたんですけど、
ホントに、運良く?あのお、老健でいいところが見つかりましてえ、で、それで、もうなんとか切り詰めてえ、出来るだけお金を使わないように、やって来たので、これだけお金が残ったんです。
今井通子:
一応その病院から、
相談者:
はい
今井通子:
退院して・・
相談者:
うん
今井通子:
ま、一時的にでも?
相談者:
はい
今井通子:
足りないので、持ち出しで・・
相談者:
うん
今井通子:
出したっていう・・お金も・・
相談者:
あー、最初のうちは時々ありましたけど、
今井通子:
うん
相談者:
あとは、もう、の、その老健に入ってしまったら、
今井通子:
うん
相談者:
なんとか、あの、年金でやってけましたので、
今井通子:
うんだからその・・
相談者:
はい
今井通子:
ん、ん、持ち出したとかいうのは・・
相談者:
うん、はい
今井通子:
全部・・そのお、えー、あれを取ってあるわけ?・・いくら・・
相談者:
ああ、領収書取ってあります全部。
今井通子:
あー、なるほどね。
相談者:
はい、うん
今井通子:
そうすると・・
相談者:
はい
今井通子:
出たお金に関してはあ・・
相談者:
はい
今井通子:
えー、取り返せるっていうとおかしいですけど、
相談者:
ああ(苦笑)
今井通子:
あの・・
相談者:
そうですね、経費に関しては・・
今井通子:
経費、うん
相談者:
あの、取ってありますので、
今井通子:
うん
相談者:
はい、あの・・あの、それを、お見せすれば・・
今井通子:
ま・・良いんですよね?
相談者:
なんとかなります。はい
(再び回答者)
こういう相談の場合、回答者の先生に、私が最期まで世話をしたんで、もらえるなら、もらいたいですね、って、はっきり言う人の方が、なんかいいなあ~。あくまで、個人的な好き嫌いですが。
最初、いらないのかな、と思って聞いてたもんで、途中から、どっちなんや、とモヤモヤしてきて、あ、やっぱりほしいのかって、思った。でも、結局、どっちかわからないまま。
立て替えた分は、さっさと請求して、引いておいたりして、お金に関してはこの人と私は他人なんだから、という線の引き方をするのが大事な気がした。
どちらにせよ、色んな意味で勉強になりました。今後することになるであろう介護の参考にします。
自分でもどうしていいか分からんから相談してるんやないの?
そうなのかあ。
私も、相談者の奥歯にものが挟まったような話しに、堂々と要求したほうが爽やかだと感じました。
立て替えたお金を返して貰って、後は相続人に任せる。
ぐだぐた言って来るなら弁護士に依頼。
優しい人が損をする。
一生懸命介護する気持ちに嘘も下心も無かったと思う。
施設入所の時も、いろいろ調べて 走り回って検討したんだろうな。
書類出したり、手続きに行ったり、いっぱいやることがあるし、施設に入れば入ったで、なにかあれば呼び出しが頻繁に来るし。
病気した時も 入退院のたびに心を痛めたでしょう。
最期は老健だったのね。
人 ひとりの最期を看取るって、プライスレスなんだよね。
この人、400万も残して、偉いよ。
葬儀にも来ない相続人に渡すより、今後の手あつい弔い費用にする方向で話をもっていけばどうでしょう。
亡くなったおばあさんも喜ぶよ。おばあさんの残したお金だもの。
法事に使ったり お墓たてたりしてあげれば? そう、もちろん故人の遺志により!