心配対象を強制チェンジ。頑張り屋の弟が母にだけコミュ障兄をディスるワケ
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
あ、こんにちはあ
大原敬子:
あの先ほど冒頭で・・
相談者:
はい
大原敬子:
あの「心の持ち方」っておっしゃいましたよね?
相談者:
はい
大原敬子:
確かにそうなんですけど、お母さんの(聞いて)・・あなたの心の持ち方を・・今、今井先生とお話してて・・
相談者:
はい
大原敬子:
感じたことは・・
相談者:
はい
大原敬子:
持ち方っていうのは、自分の中の、分析するんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
一つは・・子どもという・・要するに・・パッケージ。
相談者:
はい
大原敬子:
もう一つは・・夫との関係。
相談者:
はい
大原敬子:
で、あなた自分自身の感情。
相談者:
はい
大原敬子:
この3つがあなたの心の中に・・持っていて、
相談者:
はい
大原敬子:
それで今・・ぐじゃぐじゃになってるんじゃないかな?と思ってるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
なぜかっていうと・・これご長男・・そんなに問題ではないんですよ。
相談者:
ああ
大原敬子:
問題なのは・・
相談者:
はい
大原敬子:
言葉では、発してないんですけども、見えない部分にすごいわたしは、不思議な物があるのは・・
相談者:
はい
大原敬子:
この、ご長男に向かって・・
相談者:
はい
大原敬子:
「こんなお兄ちゃん嫌いだ」とかね?
相談者:
はい
大原敬子:
「こんなだらしない」とかね?
相談者:
はい
大原敬子:
それを、14歳で・・
相談者:
はい
大原敬子:
家族で・・或いはあなたの前で・・言える、お兄ちゃんと、弟の力関係は・・
相談者:
はい
大原敬子:
どういう環境から・・作られているんだろうか?ってのがわたしは気になってるんです、実は。
相談者:
ああ
大原敬子:
「こんなに、だらしない」とかって言う時は・・誰の前で、どんな状況なのか教えていただけますか?
相談者:
あ・・はい
えー、わたし、にだけ、言っています、寝る前に。
大原敬子:
お兄ちゃんには言ってないのね?
相談者:
はい
大原敬子:
うん
パパの前では?
相談者:
・・は(わ)、あー・・ん、ほとんど言ってないと思います。わたしの前だけだと思います。
大原敬子:
そうしますとね?、この時、この弟にすると・・
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんの目が・・心がすべてが、お兄ちゃんなんですよ。
相談者:
・・ああー
大原敬子:
そうなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だって、あの、お母さんだけに喋るってことは・・お母さんに、「僕を見て!」ってことですよね?
相談者:
・・ああ
大原敬子:
「僕頑張ってるの」って・・
「お母さんこれ当たり前に思うでしょ?」って・・
「そうじゃないんだよ!」ってことです。
ということで今日の相談は・・お兄ちゃんはなんでもないです、これ。
相談者:
あ、あ
大原敬子:
うん
相談者:
ふうーん
大原敬子:
お母さん焦ってるだけ。もうちょっと信じ、てあげた方がいいと思いますよ。
相談者:
あ、はい
大原敬子:
今は・・そして心の持ち方は、あなた、夫との関係もどうですか?これ。
相談者:
あ、実はわたしあの、再婚でですねえ・・あのお、7年、ぐらい前に再婚したんですね。
で、わたしの連れ子がこの息子二人で。
で、主人に対してはあ・・子育てに関しては、あのお・・気を使ってるところはあると思います。
大原敬子:
そうすとね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの心の持ち方、当初言いましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
わたし子育てと・・夫との関係と・・
相談者:
はい
大原敬子:
自分の感情です、オロオロする感情。
相談者:
はい
大原敬子:
優先順位つけましょうか?
相談者:
はい
大原敬子:
どれが一番あなた気になるの?
相談者:
・・えーと、気になるのは息子たちです。
大原敬子:
間違いなく?
相談者:
はい
大原敬子:
どのぐらい?・・パーセンテージでいうと。
相談者:
えーっとお・・
大原敬子:
半分以上?
相談者:
あ、そうですね、60パーぐらいです。
大原敬子:
60パ・・で、次は夫?
相談者:
はい
大原敬子:
じゃ・・下の弟さんです、やっぱり。
これは夜になると、「そうだよね」って、「そうだよね」って。
「いっぱい苦労してるね」って、「どんなムリがあったの?」って、この下の子に・・
相談者:
はい
大原敬子:
話を聞いてあげるんです。
相談者:
・・う・・(鼻をすする)はい(涙声)
大原敬子:
話を聞いてあげるんです。
相談者:
・・(鼻をすする)
大原敬子:
で「じゃ、明日・・じゃ、お兄ちゃんに内緒で・・なんか美味しい物」・・
相談者:
(泣)
大原敬子:
「お母さん・・買って来ようか?、何がいい?」って。
下のお子さんは何が好きですか?一番、食べ物は。
相談者:
(泣)えっと・・と、えーっと、マンゴージュースです。
大原敬子:
マンゴージュース(笑)、他には?
その飲み物じゃなくて、ほかに何かないですか?あなた。
相談者:
キムチとか(苦笑)&#△%
大原敬子:
(笑)キムチか。
キムチも素晴らしいけど。
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
その、ね、ま、キムチチャーハンなる、「お母さんね?」・・
相談者:
はい、ええ
大原敬子:
「作ってあげるね」ってことで、ちょっと小ちゃく、ホントに小ちゃく・・
相談者:
はい
大原敬子:
あげるんです。
相談者:
あ・・
大原敬子:
それからカステラもいいですね。
相談者:
(鼻をすする)・・ああ
大原敬子:
あれオッパイの味しますから。
相談者:
ああ
大原敬子:
すごく寂しい時には、カステラ。
相談者:
はい
大原敬子:
すっごくイライラした時には・・
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
硬いお煎餅。
相談者:
ああ(鼻をすする)
大原敬子:
&#△%噛むって。
「どうしたの?」ったら、ま、「だって今日頑張ってなんか、イライラしてるみたいね?」って「我慢したのね?」って、そのお子さんが・・訊こうとしないで・・
相談者:
はい
大原敬子:
訊くと言えなくなってしまうけども・・すごく・・
相談者:
はい・・
大原敬子:
あなたが無理して・・100以上の、無理で・・今お母さんを・・助けてくれてるんだってことを・・下の子に伝えるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さんね」・・「あなたがこんないい子だから」・・「でもいっぱい無理してるよね?」って。
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
「お母さん気づかないけれども」・・「でも、無理をしてるんだなっていうことは、すごく感じるの」って。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっと子どもっていうのはね?、「ああ、自分の心を」・・「汲んでくれてる」と思ったら、力が出るんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
ね?
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
そうしますと、まとめるとどうします?あなた。どうぞ。
相談者:
・・え・・
大原敬子:
心の持ち方、はい、どうぞ?
相談者:
そうですね、あの・・今日・・
大原敬子:
うん
相談者:
あの、帰って来たら・・
大原敬子:
うん
相談者:
ドーナツ買ったんで。
大原敬子:
あーいいじゃない、はい
相談者:
この、子お、に、あの、こっそり・・お、一番美味しいのあげます。ハハハ(苦笑)
大原敬子:
あそ・・その時にね?・・「こっそり」っていうと、こ、ま、&#△%、あの、お台所にキッチン呼んで
「おいで、おいで、おいで」って呼ぶんです。
相談者:
ハハ(笑)
大原敬子:
その、自分が選ばれた、がいいんです。
相談者:
ああ
大原敬子:
平等に、超嫌なんです。
「おいでおいでおいで」って、「あ、僕を選択したこのお母さん」、これ承認欲求です。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?
相談者:
(鼻をすする)はい
大原敬子:
もう、そして、「頑張ってるね」って、
「お母さん気づかないけども、なんか分かるの」って言葉は、添えてあげて欲しいんです。
相談者:
うん・・はい(鼻をすする)
大原敬子:
ね。そうすっとこのお子さん大丈夫です。
相談者:
は
大原敬子:
お兄ちゃんは・・このまま行きます、行きますので、
相談者:
はい
大原敬子:
うん・・
相談者:
あーあ
大原敬子:
じゃ言われたら、「そう?」、「じゃやってみるか」って言ってんですもの。
相談者:
ああ
大原敬子:
あなたはこのお子さんによって支えられたんですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
そしてお兄ちゃんが・・あなたをこうだと考える、信じることですよ。
相談者:
はい(泣)
大原敬子:
この子によって、わたしは来たんだから今日(こんにち)。
相談者:
ああ、はい
大原敬子:
で、この下の弟の、しっかりした弟によって・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたははじめて・・支えになったわけでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
で、今こんなに若いご主人さまと結婚なさったわけですから。
相談者:
はい(鼻をすする)
大原敬子:
絶対に、この幸せを・・手放さないことは・・
相談者:
はい
大原敬子:
この二人があっての自分だってことは・・生涯忘れちゃいけないですよね。
相談者:
ああ
大原敬子:
じゃ今日、あの、下の弟に・・
相談者:
はい
大原敬子:
うん
「お母さん気づかないけれども・・でも分かるんだよね」ってことです。
相談者:
ああ・・分かりました。まったく、下の子のことはホントに考えてなかった、しっかりしてるので。
大原敬子:
寂しかったんです。
いや違うんです。
相談者:
(ため息)
大原敬子:
僕がしっかりしなければいけなかったの。
相談者:
ああー
大原敬子:
そうでないと・・僕は、嫌われてしまうから。
相談者:
ああ、うんー・・そうですね、無理してたと思います。
大原敬子:
もう、思いっきり抱きしめてあげて、後ろから。
相談者:
はい、はい
大原敬子:
前じゃないですよ?
相談者:
はは
大原敬子:
後ろからよ?
相談者:
(苦笑)
大原敬子:
前から見たら、お子さんびっくりしちゃいますから。
相談者:
アハハ(苦笑)
大原敬子:
「お母さんは良かったあ、あなたを産んで」って感じですよね?
相談者:
ああー
大原敬子:
その時その、下の・・お子さんは、
「いやあ、僕良かったなあ」って、「あの苦労も、あの苦しさも良かったな」と、本当に・・
相談者:
はい
大原敬子:
心から感じると思いますよ?
相談者:
ああ・・
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
幸せになってください。
相談者:
ありがとうございます。
大原敬子:
はい、今井先生に、代わります。お願いします。
(再びパーソナリティ)
大原先生の回答、
そうなのかな、って感じた。
弟の、兄に対する発言は
弟が兄を見下してる、
つまり相談者が、
兄と弟を比較していて、
兄のほうを否定的に捉えていることからくるのではと私は思いました。
兄と弟は、それぞれ別の人格で
兄は兄、弟は弟で
それありのままを認める、
それが大切ではと思いました。
相談者のお話から、きょうだい児 と言う言葉が思い浮かびました。
相談者は次男さんに意識を向けるべきです。
14才は将来の方向を決め始める大事な時期です。
20才の長男さんに対しては 見捨てない 甘やかさない と言う態度がよいと思います。
上の兄弟は障害者、下の兄弟は病弱、間に挟まれた私は、それはそれはがんばりました。が、母親は、それを当たり前と思ってました。がんばりを認めてもらってないと、兄弟に批判的になりやすいのは、すごくわかります。私は、口には出しませんでしたが。
相談者さんも認めているので、実際、弟にはあまりかまってあげてなかったんだろうなー、と思いました。
さすがに大原さん、!
仕事納めの合間に聴いてジーンときた。
自分は弟の立場だった。中3の時に二日間家出したことがあります。
あの時の自分の気持ちは、そういうことだったのか。と30年後の今になって分かった。
それにしても『カステラはおっぱいの味』とは名言だ。覚えておいていつか使ってみよう。
大原先生良かった。
食べ物程度ならちょっとおいでお兄ちゃんに内緒だよ、の作戦いいなぁと思った。
だけど長男について10年くらいかけて自分の道を探してくれればって相談者さん、随分悠長過ぎないか?
新米30男で通用する世界あるのかな?
ラジオをつける習慣がないので、ここで読ませていただいた。
今日ので回答で、病弱な長男に対して手のかからないと思っていた次男の心が悲しいくらいわかった。
お母さんは無意識にしっかり者の次男を頼っていたのかもしれない。
頑張り屋の当事者で匿名さんやカステラさんのコメントも参考になった。
★ここはいろいろなコメントを読めるのもいいです。