テレフォン人生相談 2020年10月2日 金曜日
一年前から夫が飲み歩くようになり、半年前から朝帰りするように。
3ヶ月前に夫に訊いたらアッサリ認めた。
相手は既婚のスナック従業員。
相談者とも相手とも別れるつもりはないと言っていた夫だったが、二日前にショッピングセンターの駐車場で「私を大事にして」と叫んだら、怒って「紙(離婚届)持ってきて」。
離婚したくない。
夫の親戚って誰や。
両親いないのかしら。
自分より4つ年上とはね。
小娘なら下半身の問題に矮小化することもできるのに。
気持ちの上で。
不倫をあっさり認める夫もあれだが、それより
「子作りしている」
変なの。
でもこの言い方は結構重要。
てか、この3ヶ月間、不倫が公然になっているわけだ。
逢い引きは店が引けた後の彼女のアパート。
既婚だけど別居中。
そして子どもはいない。
ここも重要。
これまで女癖に悩まされてきたわけでもなく、少なくとも問題になったのは今回が初。
加藤諦三は夫が離婚を望んでいると決め打ちだけど、口にしたのは二日前の駐車場。
それも妻の思わぬ行動に狼狽(うろた)えて出た言葉。
冷静時の言動は、
「向こうにも『妻を愛している』と言っている」
初めての店で交わす嬢との話題は、仕事、家族がお約束。
3人のパパということは女も先刻承知。
そして、口説いてくる客なんて腐るほど。
結論言うわ。
夫は、出産リミットが迫る別居中の子無し女に選ばれし顔面偏差値60の救世主。
マジ惚れされる独身非モテは対象にはならないの。
だからって、行きずりなんて論外。
役目を終えたら戻ってくるから待ってれば?
駐車場の一件で分かったでしょ?
追い詰めるのは逆効果。
もちろん、認知、養育費、慰謝料・・
綱渡りであることには違いない。
てか、覚悟しておいて。
アンタにとって妻の座を失わないことが一番なんだよね?
なら、動かなければ大丈夫。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女36歳 夫37歳 子ども3人(上から女、男、男)
今日の一言: 虐待を許す。自己蔑視の特徴の1つです。