小中高で皆勤の大卒息子が警察官落ちてウツになり初出社も出来ず腫れ物扱い

テレフォン人生相談 2020年1月24日 金曜日

パーソナリティ:  今井通子
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 男52歳 妻50歳 子どもは3人 同居の長男22歳

今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。

相談者:
もしもしい?

今井通子:
はい

相談者:
お世話になります。

今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですか?

相談者:
長男の・・

今井通子:
はい

相談者:
えー、就職う・・が失敗してちょっと・・落ち込んでるような状態なので、

今井通子:
はい

相談者:
えー、ま、それについて・・ちょっと今後どうしたらいいのかということを相談したいな思いました。

今井通子:
分かりました。

相談者:
はい

今井通子:
まずあなたはおいくつですか?

相談者:
えーと52歳、です。

今井通子:
52歳

相談者:
はい

今井通子:
奥さまは?

相談者:
えー50歳、です。

今井通子:
50歳・・ご長男何歳?

相談者:
えー22歳、です。

今井通子:
22歳

相談者:
はい

今井通子:
はい
じゃあ、大学卒業されて?

相談者:
はい

今井通子:
で、えー、就職をさせ、されたの?それとも・・出来なか・・

相談者:
えーっとですね、ほ、本来は・・

今井通子:
はい

相談者:
えー、自分であのお・・ずうっと警察官になりたいというような・・夢を持っておったんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
えー、どうもそれが叶わなく、て、採用試験も受けたあ・・りしたんですけど。
結局なれなくてですね。

今井通子:
はい

相談者:
でえ・・普通の民間の会社に、い、就職、うー、が決まったんですが、

今井通子:
はあ

相談者:
ま、その・・入社の一週間ぐらい前からちょっと・・えー・・鬱状態になってまして、

今井通子:
はい

相談者:
はい。で、入社、日に、も、おー、結局、行けなかったというような状況です。

今井通子:
ああ、ははは、はい

相談者:
はい

今井通子:
これ、あの、もう・・鬱状態とおっしゃったんだけど、どんな状態?

相談者:
えーとお・・えー、そのお、試験・・落ちたっていうような時期から・・ま・・そういう状態だったんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
えー、一度お、ちょっと遺書めいた物を書いて家出をしまして、

今井通子:
はい

相談者:
えー、で、その時はあの・・幸い・・友だち、ま、彼の友だちですとか・・

今井通子:
はい

相談者:
えー、わたし達で、えー、探して、何とか、あの・・偶然見つけることが出来て、事なきを得たんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
えー、その時は一時、こう立ち直って、まあ、自分の、おー、趣味のサッカーですとか・・

今井通子:
うん

相談者:
そういったものをまたやるようになって、一時期よりはずいぶん、あの、前向きに・・えー、考えるようになってくれたんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
またその、おー、入社が近付くにあたって、どんどん、どんどん・・おー・・ちょっと状態が・・沈み込むような・・ふうになって来まして、

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
あのお、えーっと家から出ない?

相談者:
そうですね、あの・・今は、そんな状態です。

今井通子:
家から出ない。食べな・・

相談者:
はい

今井通子:
あまり食べない?

相談者:
・・そうですね。ただ、あー、ま・・日によって、その、おー、状態がいい時とか悪い時も(ため息)あるので・・そういう時は食べたりは、あー、してはいるんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
ま、昼夜逆転してるような感じい・・

今井通子:
ああ、ああ、ああ

相談者:
でもあります。

今井通子:
・・ま、それで、結局入社式には出られなかったっていうことは・・

相談者:
はい

今井通子:
その後、そのお、就職先の方からの・・

相談者:
ええ

今井通子:
連絡はありますか?

相談者:
いや、わたしの方で・・あのお「大変申し訳ないんですが」ということで、えー・・お断りの電話を入れました。

今井通子:
ていうことは、もう、その、あ、えーと就職をしないと?

相談者:
はい

今井通子:
ああ、なるほど。

相談者:
あの、ま、今の精神状態でたぶん・・ん、就職しても・・絶対にいいことはないかなという風に、ま・・あのお・・わたしの、あの、嫁と相談をして・・えー、今回はもう縁がなかったということで、やめようということに、したんですけども。

今井通子:
ふうん、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
そうすると、あれですか?・・ごちょ、あ、ご長男っていうか、ご長男お一人でしたっけ?

相談者:
あ・・3人兄弟です。

今井通子:
はい
ご長男は、そうすると・・もう、この、なんていうかな?、民間会社ですか?

相談者:
はい

今井通子:
は(わ)、就職先ではないと?

相談者:
はい

今井通子:
いう風にご存知なわけ?

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
相談はされたの?

相談者:
はい

今井通子:
あの、ご本人と?

相談者:
はい

今井通子:
あの、今、「妻と二人で考えて」っておっしゃったから。

相談者:
あ・・いやいや、えーと、3人で。

今井通子:
あの、坊ちゃんも・・

相談者:
ええ、交えて。

今井通子:
うん交えて。

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
それで、ん、無理でしょうと・・

相談者:
はい

今井通子:
いう話に、なって、

相談者:
はい

今井通子:
え、んも、先にお断りになったわけですね?

相談者:
そうですね。

今井通子:
はい、分かりました。

相談者:
はい

今井通子:
そうすると今日のご相談は、そ、何なんでしょ?

相談者:
あれ、そのお、今の、おー、彼の精神状態をちょっと・・少しでも前向きに・・させてあげたいなとは思うんですけども。
・・やっぱり、どういった言葉を掛けたり、いー、どういう風に接していいかっていうの、まあ・・もう、我々もちょっとどうしていいかっていうのが分からないので・・相談しようかなという風に・・

今井通子:
あーなるほど。

相談者:
はい

今井通子:
あの、まずう、小学校の頃とか・・幼い頃はどんなお子さんだったの?

相談者:
ま、あの・・そんなに・・活発っていう感じではないですが、

今井通子:
はい

相談者:
変に、ひ、引っ込み思案というか、そういうことでもなく・・ま・・ごく普通の、お、子どもだったとは思ってます。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
学校は・・ちゃんと行ってた?

相談者:
ええ

今井通子:
なんか・・

相談者:
あの・・

今井通子:
長期、く、休・・

相談者:
いや、

今井通子:
&#△

相談者:
それこそあの、皆勤、全部皆勤・・で、小学校も、ちゅ、中学校も、高校も・・

今井通子:
あー、はい

相談者:
ええ

今井通子:
で、高校もそうなんですね?じゃ、皆勤賞?

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
皆勤賞っていうか、皆勤で・・

相談者:
ま、皆勤・・もう・・

今井通子:
はい

相談者:
一日も休まずという感じです。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
で、そうすると身体も、弱くないですね?、風邪引いちゃったり休んだとかっていうこともない?

相談者:
そうですね、あのお、サッカーを・・やってるぐらいなので。

今井通子:
はい

相談者:
ええ、弱くはないです。

今井通子:
はい
で、大学に入られてからはどうだったんですか?

相談者:
えーっとお、ま、一人暮らしを始めて、こう、経験して。

今井通子:
はい

相談者:
ま、4年間・・

今井通子:
あ、そうすると大学はちょっと、その地元じゃないところへいらしたわけね?

相談者:
あ、そうです、はい

今井通子:
なるほどね、はい

相談者:
はい

今井通子:
はい、一人暮らし、はい

相談者:
ええ、で・・えー、ま・・あの、それなりに・・えー、やっていたと、思ってます。

今井通子:
あ、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
なんか、バ、アルバイトかなんかしてたかしら?

相談者:
あ、はい。やってました、アルバイトは。

今井通子:
あ、どんなアルバイト?

相談者:
えーっと、ピザの配達、か・・

今井通子:
は、は、は

相談者:
はい

今井通子:
・・ということは、今回、その・・

相談者:
はい

今井通子:
自分が目的とする警察官になりたかったが・・

相談者:
はい

今井通子:
なれずという・・試験に通れなかったっていうこと?

相談者:
そう、だと思います、はい

今井通子:
うん・・これが、きっかけでショックを受けえ・・そ、そ、まさにそこで・・

相談者:
(息を吸って)まあ、あの・・他にも・・

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
あ、他にもなかった?

相談者:
いや、ま、他にも色々お・・あ、あるのかなとは思うんですけど、たぶんそれが一番大きい・・いー、ことなのかなという風には・・思ってるんですけども。

今井通子:
うん。で、この・・なんか、なんとなく、鬱状態?

相談者:
はい

今井通子:
になってらした時に、

相談者:
ええ

今井通子:
どこか病院へは行きました?

相談者:
・・えーと、本人は「一度行・・った」と言うんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
そのあとお・・が、ちょっと改善・・してるかしてないかよく分からないってことで・・ちょっと止めちゃったんですね、で、最近は・・
「一度、診てもらおうよ」「相談しに行こうよ」って話はしてるんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
ま、本人がちょっと、あまり・・行く、気にならなくてですね、

今井通子:
はい

相談者:
そういう時に無理矢理連れてってもどうなのかな?というところもあって。
ま、そこも含めてちょっと・・いや無理矢理でも連れてった方がいいんだって言われれば・・連れて行った方がいいと思う・・ますし、その辺も、ちょっと相談したい、ことではあるんですけども。

今井通子:
あ、なるほど、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
これ・・病院では何か病名付いたんでしょうか?

相談者:
「軽い鬱」う、「状態ではないでしょうか」っていうような判断はされたような、感じ、だったと思います。

今井通子:
ふうん、ふん
で、その後の、なんていうのかな通院の・・

相談者:
ええ

今井通子:
治療法とかは受けてない?そうすっと。

相談者:
ええ、受けてないと思います。

今井通子:
ああ・・と、で、そのままにしてしまったのでえ・・

相談者:
はい

今井通子:
えー・・今、こちらにはお聞きになりたいことは「どういう声掛けをしたらいいか」っていうような・・お話ですかね?

相談者:
そうですね・・はい

今井通子:
今日はですね、弁護士の・・

相談者:
はい

今井通子:
塩谷崇之先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願いいたします。

(回答者に交代)

「小中高で皆勤の大卒息子が警察官落ちてウツになり初出社も出来ず腫れ物扱い」への9件のフィードバック

  1. 小中高皆勤って・・多分 素晴らしいんだろうけど・・
    ものすごく無理があるように感じました・・・
    今、その反動?

  2. なぜ、警察官なんでしょうね?大学まで行かせてもらっているので、いろんな選択肢もあるでしょうに、、。また、一度くらい失敗しても、何回もチャレンジしたらいいではないか?こんなメンタルの弱い人に、警察官になってもらっては困ります。ちょっと、大事に育てられすぎたのか?怒られずに大きくなったのか?こういうタイプの人は、なかなか立ち直れないでしょうね。親御さんも、まだお若いですが、人生は長い、何度でも、チャレンジしよう!頼れるのは、自分しかないっていうのをおしえてあげて欲しいです。(いまさらですが)

  3. ここで一生分の失敗と厄落としをしたと思うとけw
    警察官になれたってことは
    身体強健で親族に前科者が居なくて間違いなく日本国籍
    定職さえゲットすれば婚活も引く手あまたよー
    悲観すんな

  4. 公務員試験を受ける、税理士になる、公認会計士になる…と言いつつニート10年超えしちゃうパターンと似てるような。今何もしてないし。メンタル弱いから警察官になれなくてよかったよ。嫌味じゃなく、自分のやりたいことが自分にできないことだってあるし。

    しかし、なんで親は、大学卒業したら自分で食っていけ、就職浪人するなら◯年まで食わしてやる、あとは自分でどうにかしろ、ってはっきり言えないのかね。

    お金があって、それを子供も知ってて、親が何も言わずに家に居させたら、当然のようにニートになっちゃうよ。この人そんなにお金あるのかな。大してないなら尚更厳しく条件を伝えなきゃいけないのに。

    社会に出るのは大変だけど、裕福でもない実家でニートはもっとつらいよ。

  5. 身内に警察官いるけど
    こんなメンタル弱かったら警察学校卒業できないよ
    申し訳ないけど落ちて当然だと思う

  6. 警察官試験に合格しても警察学校入学後に退職するケースを聞いたことあるので、警察学校とは篩の役割も果たしているのね。
    相談者の息子は「なんでアイツが合格」というのを見てしまったのでは。
    警察官としてやっていけるのはゴリゴリの体育系か地元でヤンチャしていた者が多い。
    「皆勤」「大卒」というのを心の拠り所にしていたけど、それが折れたんだろうね。
    上の方の言う通りに、自分も氷河期世代なので、やはり同情はできない。

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