テレフォン人生相談　2020年6月17日　水曜日

パーソナリティ： 　玉置妙憂
回答者：　三石由起子（三石メソード主宰、作家・翻訳家）

相談者：　女７０歳　夫は３年前に７５歳で他界　子どもはいない

玉置妙憂：
もしもしい？・・

相談者：
すいません。

玉置妙憂：
テレフォン人生相談でえす。

相談者：
はあい、よろしくお願いします。

玉置妙憂：
はい、よろしくお願いします。

相談者：
はい

玉置妙憂：
今日はどんなご相談ですかあ？

相談者：
食欲がなあ、くて、

玉置妙憂：
はい、食欲・・

相談者：
不安で、眠れなくて。

玉置妙憂：
はい

相談者：
薬はもう、もらって、ちょっと飲んでるんですけど。

玉置妙憂：
うん・・病院にも掛かってるんですね？

相談者：
あはあい

玉置妙憂：
何か、原因になることがありました？

相談者：
はい、ちょっと主人が・・ん、亡くな・・った、頃からが、もう辛く・・て、して・・

玉置妙憂：
どれぐらい前になります？

相談者：
３年ぐらい前かな？

玉置妙憂：
わたしもね、実はね・・

相談者：
はい

玉置妙憂：
主人を亡くしてるんですよ。

相談者：
はあ、あー、わたしばっかじゃない・・急に亡くなった人もいるし、いろんなこと自分にも、言い聞かしてるんだけど、

玉置妙憂：
うん、でもね、人は人だからね。

相談者：
はあ

玉置妙憂：
うん

相談者：
あ

玉置妙憂：
そうですか。

相談者：
うん

玉置妙憂：
今、おいくつでいらっしゃるんですか？

相談者：
７０です。

玉置妙憂：
７０歳

相談者：
は

玉置妙憂：
はい、じゃ、旦那さんはいくつで？

相談者：
５です。７０、で

玉置妙憂：
お子さんは？

相談者：
いないんです。
「もう病院行く嫌だ」っていうので、途中でもうね、辛いのに、家（うち）へ来て、

玉置妙憂：
うん

相談者：
そいで、最後まで看取ることは・・看取ったんですけど、

玉置妙憂：
うーん

相談者：
うん、１年ぐらいかな？看病したのはね。◆＃＄％・・

玉置妙憂：
あーそうでしたか。

相談者：
抗がん剤やっても・・なんか、自分で分かるそうで、「もう嫌だ」って言うんでね。

玉置妙憂：
うーん

相談者：
うーん

玉置妙憂：
で１年ぐらいお家で・・

相談者：
はい

玉置妙憂：
療養されて。

相談者：
はい

玉置妙憂：
で、それで、お家で、

相談者：
うん

玉置妙憂：
望み通りに、

相談者：
はあい

玉置妙憂：
逝かれたのね。

相談者：
はあい

玉置妙憂：
ふうん、そうでしたか。

相談者：
うん、それからね・・

玉置妙憂：
亡くなっちゃった？

相談者：
ずっとなんか・・

玉置妙憂：
うーん

相談者：
ん、毎日じゃないんだけど、

玉置妙憂：
はい

相談者：
うーん

玉置妙憂：
うん

相談者：
薬の効いてるときは、いんな、かな、食欲出るときもあるんだけど、

玉置妙憂：
うん

相談者：
なんか・・うん、ふ、スッキリしないっていうんですか？

玉置妙憂：
うん

相談者：
ひと月にいっぺんはね、

玉置妙憂：
うん

相談者：
病院行って、お薬もらったりはして飲んではいるんだけど、

玉置妙憂：
うーん

相談者：
なんか将来不安だったり・・元気が出なくて・・

玉置妙憂：
うん

相談者：
そいでちょっと元気の出るときは、仕事してしまおうと思って、ちょっと頑張りすぎるかなと思うときもあるんですよね。

玉置妙憂：
うーん

相談者：
そうするとまた次の日疲れが出たりないしてね。

玉置妙憂：
うーん

相談者：
だ、辛いときもある（ため息）。

玉置妙憂：
そうですか、お仕事してらっしゃるの？

相談者：
夏場はね、ちょっと、農家のし、お仕事にちょっと出てて、

玉置妙憂：
はい

相談者：
冬は、どこにも行かないで家（うち）に、い、いたことも、い、余計にいけなかったのかななんて思ったりも自分でもするんだけどね。

玉置妙憂：
ふうーん・・あの、お話するお友達とか・・

相談者：
あの、友達はいっぱい・・

玉置妙憂：
あ・・

相談者：
＆#△％にいるんですよ。

玉置妙憂：
ホントに。ま、それは、ま、良かったですね。うん

相談者：
うん、だけどその、自分のこの病気を、のことを、言いたくないってんですか？、逆に隠したいって気持ちで、人の話だけ、「うん、うん」って聞くだけで、

玉置妙憂：
うん

相談者：
それで自分のこと、ほら・・ん、なかなか、言えなくて、

玉置妙憂：
うーん

相談者：
いくら仲いいの、いい友達でも・・親戚にも・・いくらも相談、乗、乗ってくれる人はいるんだと思うけど、

玉置妙憂：
うーん、相談できないの？

相談者：
＆#、うーん、言いたくないっていうんだか・・

玉置妙憂：
うーん、ふうーん

相談者：
はっきり言ってしまえば、かえって楽になるのかなと思ったりもするんだけど。

玉置妙憂：
うーん・・ん、そうねえ。

相談者：
うーん

玉置妙憂：
でも、言いたくない・・

相談者：
うん

玉置妙憂：
ん、のね？、なんでだろ？

相談者：
なんでだろね？

玉置妙憂：
うん

相談者：
うん、自分で認めたくないっていうのかな？

玉置妙憂：
うーん

相談者：
普段はわたし、ひ、人にもね？なんか「明るい」って言われるんだけど、

玉置妙憂：
うん、うん

相談者：
案外ね？

玉置妙憂：
うん

相談者：
わたしも歌も好きだし。

玉置妙憂：
うーん

相談者：
うん・・でも、こ、ね？、今もう、カラオケ行くわけでもないし。

玉置妙憂：
うん

相談者：
歌、歌わないけど。ま、普段は、歌が好きで歌番組を見たりな、する、だけどね。

玉置妙憂：
ふうーん

相談者：
うーん
誰かにこれ、はっきり、ホントの気持ちを言えば・・い、楽になるんかなと思うけど。
自分で元気になったときは、は、あのとき言おうと思ったこと、言わなくて良かったと思うときもあるのね。

玉置妙憂：
うーん、うん、うん、うん

相談者：
うん、それが隠したいっていう気持ちなんだろうねと思ったり。ね？

玉置妙憂：
隠したいって・・そうかもね。そうですか。
旦那さんとは・・喋らないの？

相談者：
んもう、いないからね。うん

玉置妙憂：
そうそう、いないけどさ。

相談者：
うん

玉置妙憂：
例えば、お仏壇でもなんでもいいけど。

相談者：
あ・・お参りはしょっちゅうしてます。

玉置妙憂：
そうでしょ？

相談者：
うん、「お願いします」、「お願いします」って・・

玉置妙憂：
う・・うん

相談者：
ホントに・・

玉置妙憂：
お願いしてるの？何をお願いしてるの（含み笑い）？

相談者：
楽になりたいっていう・・＆#△％

玉置妙憂：
あー「楽にして」、「楽にして」ってお願いしてるんだ？

相談者：
うーん。そう、そんなに、わたし、人に悪いことしてるわけでもないのにどうして？と思ってね。

玉置妙憂：
うーん

相談者：
手を合わせることだけはね、

玉置妙憂：
うん

相談者：
しようと思って、それぐらいしかもうないと思って。

玉置妙憂：
うーん

相談者：
うん

玉置妙憂：
うん、うん

相談者：
それは・・

玉置妙憂：
ま、それはね・・

相談者：
うん

玉置妙憂：
も絶対通じてると思うし。

相談者：
あそお、う？

玉置妙憂：
うん

相談者：
ですか？、うん

玉置妙憂：
聞こえてますよ。

相談者：
そう？

玉置妙憂：
そりゃあそうよ。うーん

相談者：
それと、あの、ほら、相談会みたいなとこもあって・・

玉置妙憂：
うん

相談者：
行ったんだけど、

玉置妙憂：
うん

相談者：
やっぱりそこへ、き・・わたしが思うこと言うだけで、

玉置妙憂：
うん

相談者：
特別・・ね？・・そこでは、ま、薬出すわけでもないし。ホントに相談だけなんで。

玉置妙憂：
うーん

相談者：
うーん

玉置妙憂：
そうね。

相談者：
うーん

玉置妙憂：
分かりました。
ではね？早速ですが、先生にお聞きしてみましょう。

相談者：
あはい

玉置妙憂：
今日、お答えいただきますのは、

相談者：
はい

玉置妙憂：
三石メソード主宰、作家で翻訳家の三石由起子先生です。

相談者：
ああ、そうですか。

玉置妙憂：
はい

相談者：
よろしくおねが・・

玉置妙憂：
先生よろしくお願いします。

相談者：
はい、こちらこそお願いします。

（回答者に交代）