通報前夜。息子が業務上横領150万。父「保証人に請求は来ますか?」
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いしますう。
坂井眞:
仕事で手元にあるお金を・・着服しちゃったのかな?
相談者:
はい、そうですね。
坂井眞:
うん。そうするとまあ、業務上横領ってことになると思うんですが。
刑法犯ですね、り・・
相談者:
はい
坂井眞:
立派なっていうと変だけど。
相談者:
はいはい
坂井眞:
えー、犯罪ですね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、えー、会社のほうの方針はもう、決まっているようなので、
相談者:
はい
坂井眞:
あー、きちんと法的に対応しますと・・
相談者:
はい
坂井眞:
いうことでえ、すよね?
相談者:
はい、そうです。
坂井眞:
でえ、これはあの・・えー、150万弁償したから・・警察に行かないでいいとかいう話ではないので。
相談者:
はい
坂井眞:
で、「今日」っておっしゃったらからホント今日から・・刑事事件として動き出す、みたいな感じだと思うんですね。
相談者:
はい
坂井眞:
ま、民事と刑事に分けて考えると、
相談者:
はい
坂井眞:
民事としては、不法行為って言いますけど、
相談者:
はい
坂井眞:
要するに悪いことやっちゃって損害与えたわけだから、
相談者:
はい
坂井眞:
当たり前ですけど。
相談者:
はい
坂井眞:
この150万円返さなきゃいけないっていう、民事上の責任がありますよね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、刑事事件は、返しても返さなくても事件は事件として、ま、立件っていいますけど、おー、警察、検察が動くわけですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
えー、会社のお金を150万円も着服しちゃったとなったら、ま、放っておけないですよってことになります。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
で、それは、ま、こういう事情があっただとか・・
相談者:
ええ
坂井眞:
被害は弁償しましたと。
相談者:
はい
坂井眞:
で、これは返すってのは、さっき言った民事の弁償と重なりますけれども、
相談者:
ええ
坂井眞:
えー、そうすると、おー、ま、これはやったことは事実のようなので、
え、無罪を争うということではなくて。有罪なんだけど、情状・・は、こうですと。
相談者:
はい
坂井眞:
ま、1つはそういうことやってしまった事情は何か・・
相談者:
はい
坂井眞:
特別な事情があれば、
相談者:
はい
坂井眞:
こうですとかね?
相談者:
はい、はい
坂井眞:
え、それと、ま、一番、財産犯っていうんですけど、こういう経済的なのは、
相談者:
はい
坂井眞:
損害与えるのは。
相談者:
はい
坂井眞:
あ、その場合は、損害をちゃんと回復しましたってのが情状として一番大きいわけですよね。
ところが・・ご本人は手持ち2万円だから150万円なんか到底返せませんと。
相談者:
はい
坂井眞:
で、お父さんも「年金生活なので」・・えー、「出してあげる」う、「わけにもいかないんですよ」っていうお話でしたよね?
相談者:
はい、はい
坂井眞:
で、そうすると、当面、150万円を、1回で返して、えー、情状を一番良くするっていう、方法は、取れないわけですよね?
相談者:
あ、ええ
坂井眞:
で、さっき言った民事上の問題としても・・損害賠償請求があっても「返しました」とも言えないと。
相談者:
はい
坂井眞:
民事的に言うとそういうことですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
じゃあ、ま、刑事のほうから、言いますけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
弁護士が、弁護人として・・
相談者:
はい
坂井眞:
えー、息子さんに付くわけで。選任をされる・・
相談者:
はい
坂井眞:
わけですね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、何を一番やる、やるかというと、もし起訴されたら・・ま、起訴されると思うんですが。
相談者:
はい
坂井眞:
普通、このまま行けば。
相談者:
はい
坂井眞:
被害も回復しないで。
そうすると、法廷に行って、いろんな手続きをして、
えー、証拠はちゃんとしてるか?とかいう、そういう手続き的な物のほかに、一番大きいのが、こういう財産犯では・・やっぱ被害弁償なんですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
で、ちゃんと弁償しましたっていうことを、裁判、所に、い、こ、証拠で出してね?
相談者:
はい
坂井眞:
えー、できるだけ軽くして行くと。
相談者:
はい
坂井眞:
えー、「執行猶予にしてください」ってなことを言ってくってことなんですね。
相談者:
はい
坂井眞:
で、弁護士の費用については・・
相談者:
はい
坂井眞:
起訴されたあとは、経済的な能力で弁護人を選任できない場合は・・国選弁護人っていうのを・・付けることができます。
相談者:
はい
坂井眞:
それで、ま、弁護人が付いたら弁護活動をしてもらわなきゃいけないので、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、そこで、その、弁護人に付いた弁護士が、こういうことができますと。
でまず、被害弁償のことを言うと思います。
相談者:
はい
坂井眞:
で、そこで恐らく考えられるのが、じゃあ、「これから働いて、分割でもいいから返します」とかね?
相談者:
はい、はい
坂井眞:
えー、それから150万一度に払えないけれども・・
相談者:
はい
坂井眞:
ま、とりあえず今準備できる範囲は、例えばですけどね?
相談者:
はい
坂井眞:
30万円用意ができました。とするじゃないですか。
相談者:
はいはい、はい
坂井眞:
そしたらまず30万、できるだけ多いほうがいいんだけど、払って、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
「残りは、何年間、掛かっても払います」とかね?
相談者:
はい、はいはい
坂井眞:
でそれで、あの、相手が「それでいいです」と言うかどうかは別にして、
相談者:
はい
坂井眞:
自分としては最大限できることをします・・
相談者:
はい
坂井眞:
ていう事実を作って、
相談者:
はい
坂井眞:
それを裁判所に出してくっていうことになろうかと思うんです。
相談者:
あー、はい
坂井眞:
今・・自分のお金や、お父さんのお金で返せなければ・・そういう、う、じゃ次の方法はどういうのがあるだろうか?ってことを弁護人が一生懸命考えて、弁護活動をしていくと思います。
相談者:
はい
坂井眞:
で、そんな段取りで、えー、刑事事件的には進んでいきます。
相談者:
はい
坂井眞:
これからもし、その、被害届、が、出されたとすると、
相談者:
はい
坂井眞:
おー、息子さん警察から呼ばれますよね?
相談者:
・・あ、呼び出しが来るということですか?
坂井眞:
まだ・・し、まだ何も言ってないんでしょ?警察う、は。
相談者:
まだ、今日届けるということですから、あの・・
坂井眞:
うん、で・・
相談者:
会社のほうがですね。
坂井眞:
で、届けられたら・・被疑者ってことになりますから。
相談者:
はい
坂井眞:
実際どうだったんだ?と。
相談者:
はい
坂井眞:
どんなやり方だったんだ?と、いつ、いくら、どんなふうに・・
相談者:
はい・・うん
坂井眞:
着服したんだ?ってことを、
相談者:
うん、うん、うん
坂井眞:
当然刑事事件にするためには、警察や検察、は、証拠を、を、ちゃんと作ってかなきゃいけないですよね?
相談者:
はい、はい
坂井眞:
会社が言ったからその通りだなんていう、手続きではないので。
相談者:
うん・・うん・・うん
坂井眞:
でそのためには会社のほうからも資料をもらって。
相談者:
はい
坂井眞:
本人はどういうふうに認識をしたのか?
相談者:
ええ
坂井眞:
で、実際どうやったかはご本人しか知らないはずなんで。
相談者:
はい
坂井眞:
それ当然取り調べを受けます。
相談者:
はい
坂井眞:
起訴されたら・・
相談者:
はい
坂井眞:
え、自分で弁護人・・私選、わたくしがえらぶと書くんですけど、
相談者:
はい
坂井眞:
えー・・私選弁護人を選任するのか?・・
相談者:
はい
坂井眞:
それとも国選にするのか?っていうのを、
相談者:
はい
坂井眞:
お、ちゃんと、おー、訊かれます。
相談者:
(咳払い)はい
坂井眞:
だからそこで、えー、「お金がなくて選べないから国選にします」・・「自分で選べないから、国選にします」と言えば・・
相談者:
はい
坂井眞:
ちゃんと国選弁護人を、おー、選ぶ手続きが・・あー・・
相談者:
はい
坂井眞:
進みますので。
相談者:
はい、分かりました
坂井眞:
それは、あの、手続きは心配しなくて大丈夫です。
相談者:
はい
坂井眞:
えっとこれから取り調べがあるとしたら・・
相談者:
はい
坂井眞:
あの、事実関係が、客っ、どうだったのか?っていうことを、ちゃんと、息子さんが頭ん中で整理しておくことが必要ですよね。
相談者:
はい
坂井眞:
やってもいないこともやったことにされちゃ、まずいから。
相談者:
あ、あ、あ、はい
坂井眞:
その辺はちゃんと頭、整理しておくといいですよっていうことかな?
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
で、取り調べがあるときに、あの「実際こういうことでした」っていうことと、
相談者:
はい
坂井眞:
あとどうやって返していくか?ってことをちゃんと考えておくっていうのが・・ま、これからの手続きん中ですごく重要になって来ると思いますね。
相談者:
分かりました。
坂井眞:
あのお・・息子さんに何か、こういう関係の・・前科とかあるんですかね?
相談者:
いや、それはないです。
坂井眞:
全然ない?
相談者:
はい
坂井眞:
うん
そしたら、あの、初めてのことで、でこれまで・・
相談者:
はい
坂井眞:
えー、40歳と、いうお話だけど、
相談者:
はい
坂井眞:
ずっと、あの、会社勤めをされて来られたんですか?
相談者:
えーっと、その会社には6年ぐらい・・
坂井眞:
なるほど。
相談者:
ん、なりますんで。ちょうどですね。
坂井眞:
うん
相談者:
で、保証人とかいうのは、なんか、行きますかね?その・・会社の。
坂井眞:
あー、それはね?、就職したときに・・
相談者:
保証人。
坂井眞:
保証人になっていたら、
相談者:
はい
坂井眞:
それはそれで損害を受けた人に行くと思いますよ。
相談者:
・・えーっと、6年・・経ってても?
坂井眞:
会社としては請求して来る可能性が大っきいんじゃないかなと思います。
相談者:
あー、あ
坂井眞:
でそれが来たときには、
相談者:
はい
坂井眞:
じゃあ、その文面はどうだったのか?とか。
相談者:
あーあ
坂井眞:
あー、いうことを検討すればいいので、
相談者:
はあい
坂井眞:
今からそれが分かってないのにあんまり心配しても・・
相談者:
あーあ(苦笑)そうですか。
坂井眞:
うん。心配が増えるばっかだから。
相談者:
ハハハハ(苦笑)
坂井眞:
うん
相談者:
ありがとうございます。
坂井眞:
ただ、可能性、会社・・逆の立場で考えていただければ分かると思うんですけど、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
会社としたら、それは請求したくなりますよね?
相談者:
うん、それは当然ですね。
坂井眞:
しかもその犯罪っていう話だから。
相談者:
ええ
坂井眞:
そのお、むやみな請求でもないじゃないですか。
相談者:
うん。ま、本人がとにかく、払うということに同意してしまえば・・どういうか、あの、あれしてしまえば、まあ、もう、あれですよね?
坂井眞:
いやだけどご本人・・
相談者:
いや、それも一括やないといかんと言えば、あれですけど。
坂井眞:
うん
ご本人が返す能力がないと、
相談者:
うん
坂井眞:
じゃ、まず保証人からもらって・・
相談者:
うん
坂井眞:
で、ご本人は保証人に返しなさいっていう話に、なるかもしれないですよね。
相談者:
あー
坂井眞:
あの、あなたが会社の立場だったらそういうことを言いたくなるっていう気持ちは分かりますよね?
相談者:
へへ(苦笑)、そうですね。
坂井眞:
うん
だから、そ、その辺はだからちょっと、おー、可能性はあるなあと思っていただいて。
相談者:
はい
坂井眞:
・・で、あの、ちょっと話、途中になりましたけど、
相談者:
はい
坂井眞:
6年間、ちゃんと働いて来られて、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
で、その前も・・転職されて、その前もほかの会社ですか?
相談者:
そうですね。
えーと、こちらのほうで、うちのほうで・・一緒に働いてて・・
坂井眞:
あーそうですか。
柴田理恵:
うんふん
相談者:
はい
坂井眞:
でそういう、なんていうのかな?
ちゃんとしたっていうと変だけど・・あの、問題のない社会生活を送って来て、
相談者:
はい
坂井眞:
今回たまたま?・・こんなことをやってしまいましたっていうことであれば・・
相談者:
はい、はい
坂井眞:
ちゃんとした、弁護活動をして行って、えー・・
相談者:
はい
坂井眞:
再起しますっていう形になっていけば、その・・執行猶予にな、猶予になる可能性も十分ありますから。
相談者:
はい
坂井眞:
・・あの、そこは、きっちり対応されればいいのかっていう気が、します。
(再びパーソナリティ)
息子さんと直接会って話したのだろうか。
電話だけでならオレオレ詐欺かも。
「今日中に払えば警察には行かない」とか「弁護士が30万円で話をつける」とか言って、使いの者に現金を渡してくれ。なんて言われてないよね。
借金癖のある人の保証人にはなってはいけません。たとえ息子であろうとも。
息子さんの離婚も納得ですね~
サラ金(消費者金融)から借りる癖って~
どうせギャンブルの借金まみれで奥さんと離婚。
そんな人は養育費もきちんと払ってないでしょう(予想ですが)
自分の借金返済で大変なところに、目の前の現金でついつい?・・・
お住まいによっては地方新聞に出てしまう可能性もあるし。
自己破産とか道はなかったのかな~?