家庭持ち息子が意識戻らず一ヶ月。頼られ偏った負荷に想いやり削られる70歳

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
・・あ、どうもこんにちは、お願いします。

大原敬子:
こ、あのね?

相談者:
はい

大原敬子:
今・・お母さまに・・「去年も大変でしたね」って、「今も大変ですね」って・・慰めの言葉を言えるんですけども、
どう先に進むか?のほうがいいと思いましたので、

相談者:
ええ

大原敬子:
あの、慰めは・・いたしません。
でも・・

相談者:
はい

大原敬子:
その中に・・少しでも参考にしてくださるならば・・それを、慰めと思っていただければうれしいです。

相談者:
はい

大原敬子:
で、お母さまのお話の中で聞いたときに・・

相談者:
ええ

大原敬子:
自分の立ってる位置・・

相談者:
はい

大原敬子:
が、感情が先立っていて、

相談者:
ええ

大原敬子:
その・・心を上手く表現できない今状況にいるんですね。
だ、一瞬見ると・・怒ってるような感じに聞こえたんです。

相談者:
・・うーん

大原敬子:
ね?

相談者:
あの、その、そういう気持ちもないではないです。

大原敬子:
あーそうなんですか。
それでね?

相談者:
ええ

大原敬子:
ふと聞いたときに・・たぶん、「息子だったら責任持って親が看なくちゃいけないけれども」っていう、気持ちはある。

相談者:
うん

大原敬子:
でも・・息子を思う気持ちが・・それは、様々ですよね?

相談者:
ええ、ええ、ええ

大原敬子:
だから、お母さんが100の気持ちあったら・・こういう悩みでなくって、なんとか息子を助ける方法ないだろうか?っていくんですね。

相談者:
はあ

大原敬子:
「でも」今・・「このまま行くと」・・「わたしもこの年だ」って。

相談者:
うん

大原敬子:
「去年主人こういうことあったんだ」って。
「ずうっとこの状況続くの、嫌だわ」っていうことにもわたしは受け止めたんですね。

相談者:
あ、そうなんですか。

大原敬子:
うん。今回・・息子との、ある程度あなたに・・なんかしら距離を感じるんです。

相談者:
いやあの、あたし実はあの・・

大原敬子:
はい

相談者:
主人のときに、

大原敬子:
はい

相談者:
・・あの、物凄い泣いたんですよ。

大原敬子:
ええ

相談者:
急・・それも、ま、急だって・・

大原敬子:
ああ

相談者:
で・・その気持ちが、癒えないうちにすぐにこれなったので、

大原敬子:
うん

相談者:
ま、その・・なん、も、気が、動転してるというか・・あのお、そういうふうに取られたらホントに悲しいんですけど、思ってる気持ちには変わりないんですよ。

大原敬子:
変わりはない?

相談者:
・・もちろん子供はあたしよりも先にそういうことになってしまったことに、あたしも自分が育て方が悪かったのかなとか思って(涙声)
ほんとに反省してるんですよ(泣)・・もっとなんで、あの・・病院に行ったりしないとかいうことを、もっともっと強く言わなかったのかなと思ったりして。

大原敬子:
うん

相談者:
でもその・・向こうのかぞ、家庭のことだから、すごい遠慮してたってこともあったんですけれども。

大原敬子:
うん、うん

相談者:
・・何も聞かなかったんですよ。

大原敬子:
うん

相談者:
で、でもお・・そのお嫁さんも「別に」そんな・・「悪いっていうのは聞いてなかった」って言うから、

大原敬子:
うん

相談者:
ま、そうかなと思ってるんですけど・・

大原敬子:
うん

相談者:
その、お嫁さんとなんでその・・今、ちょっとお、おかしいっていうか変なっていうのはその・・向こうも、大変だと思うんですよ、それは分かってるんだけれども、

大原敬子:
うん

相談者:
その・・やっぱりわたしが悪いんですかね?あたしい、が・・向こうにいるから疲れて来たっていう面もあると思うんですよ、わたし・・

大原敬子:
いや、あなたの気持ち分かります。

柴田理恵:
うん

大原敬子:
今ね?、涙ぐんだときにね?

相談者:
ええ

大原敬子:
わたしも、子供いますから分かりますけれども。
・・「なんでここになるまで」・・「この、嫁は気づかなかった?」と・・持ってきたい気持ちもあるんですね、わたしだったら。

相談者:
ええ

大原敬子:
「少しぐらい何か気づいた、はずじゃないか」と思うこともある。
で病院に行きますね?

相談者:
あはい

大原敬子:
行ったとき、子供の姿見ます。

相談者:
ええ

大原敬子:
でも、お嫁さんが、普通にいることが、許せないっていう感情もあるんですね。
いじょんな(異常な?、色んな?)複雑な感情が、今あなた自身を、疲弊してんじゃないの?心ん中に。

相談者:
・・それはありますね。

大原敬子:
ね?

相談者:
うん

大原敬子:
うん、分かります。
で、あの・・わたしだったら、でいいですか?

相談者:
はい

大原敬子:
わたしは今・・自分の立ってる位置を・・考えます。
それ自分の立ってる位置っていうのは、まず自分が一番です。

相談者:
・・

大原敬子:
そうでしょ?

相談者:
うん

大原敬子:
だって自分が倒れてしまったら・・子供のお世話になりたくないですもんね?

相談者:
ええ・・はい

大原敬子:
だ、まずは自分です。

相談者:
はい

柴田理恵:
うん

大原敬子:
で、次に・・わたしは、やっぱり、子供を、自分の手で看ておきたい。

相談者:
はい、はい・・はい

大原敬子:
後悔しないようにしていきたいって。

相談者:
ええ

大原敬子:
でも、後悔っていうのは、24時間看ることじゃないんですよね。

相談者:
ええ

大原敬子:
一番苦しいときっていうのはね?

相談者:
はい

大原敬子:
今、できることをやることなんです。

相談者:
・・

大原敬子:
人はね?

相談者:
はい

大原敬子:
一生懸命やると不安になるんですよね。

相談者:
ええ

大原敬子:
ぜひやってみて。不安なときにはね?・・息子と病院離れていて・・自宅に帰って来ても・・

相談者:
ええ

大原敬子:
ふはあぁっと怖くなるんです。

相談者:
ええ

大原敬子:
この先どうなるんだろうか?って。

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
その、不安を打ち消すのは・・今、あなたができることを、今やることなんですね。

相談者:
・・はい・・うん

大原敬子:
今やることってのは、「あ、そうだ、お父さんの、ご仏前にお水替えよう」とか。

相談者:
はい

大原敬子:
そういうことです。
「靴を磨こう」とか。

相談者:
はい

大原敬子:
「シンクをちょっと拭こう」とか。

相談者:
はい

大原敬子:
それだけでもね?、「できるじゃない!」と思うんです。
そのときは、一時(いっとき)、そのね?、し、自分の心の中に執着してた物、怖い物?、が・・解きほぐされるんですよ。

相談者:
(鼻をすする)・・あー

大原敬子:
ぜひね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
それを、家に帰ってやってみてください。

相談者:
はい

大原敬子:
で、それがあなたの、自分を守ることね?

相談者:
はい

大原敬子:
もう1つは・・息子さんの入院生活。

相談者:
はい

大原敬子:
なぜ?・・わたしの・・ん、聞き方がおかしいのかな?、何か不満があるんですけども。

相談者:
・・

大原敬子:
分かっているんだけども、面白くないっていう感情があるってことでしょ?

相談者:
あ、そうですか(苦笑)?・・

大原敬子:
そう、それでしょ?

相談者:
いや・・

大原敬子:
たぶんそうだと思うんですよ?

相談者:
あの・・違うんですよ。あのお、正直に言って・・

大原敬子:
ん、なんですか?(苦笑)

相談者:
あの、向こうの・・親っていうのか・・その人が、その、たまに出て来て、まあ、2、3日でも、やってく・・あのお、看てくれるんでそんときはあたし帰れるんですけどね。

大原敬子:
はい

相談者:
・・まったく平等の考えっていうのは良くないですか?と思って。

大原敬子:
「平等」ってなんですか?

相談者:
1ヶ月、わたしがいるとしたら・・

大原敬子:
はい

相談者:
ま、半分でも、来るようにしてくれるとか、それは、ダメなんですかね?と思って。

大原敬子:
あなたね?、今そうおっしゃってますけどね?

相談者:
うん

大原敬子:
もし・・向こうの方が来たら・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなた、「あ、前のほうが良かった」と思いますよ、きっと。

相談者:
・・あ、そうですか。

大原敬子:
うん
やっぱり不満なんです。

相談者:
あー

大原敬子:
でも、もっと現実に見れば・・今、息子さんが戦ってるんですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
この息子さんが戦ってる苦しさは、「わたしが受け止めよう」って気持ちに、なったら・・心が、軽くなりますかね?
絶対わたしは倒れないと。

相談者:
・・あー、だっ・・いや、わたしか・・

大原敬子:
ハハ(苦笑)

相談者:
わたしの気持ちとしては、

大原敬子:
うん

相談者:
息子の、だけに、集中したいっていう気もあるんですよ。

大原敬子:
いや、息子さんが・・

相談者:
病、&#△・・

大原敬子:
ちょっとごめんなさい、いいですか?、息子さんは、あなたの息子さんではなくて、すでにですね?、一家をなしてる息子さんなんですよ。

相談者:
はあ、はあ、は

大原敬子:
その、息子が一番心が楽になることが、親のすべきことだとわたしは思ってるんです。

相談者:
・・はい、うん

大原敬子:
そうすると・・「僕がこう、ずっと病気になって申し訳ない」、も、しゃべれませんけど、今状態は。
でも、必ず、心は、動いてるはずなんです。
そのときにね?・・あなたが「辛い」、「ちゃんと云々」って言ってしまうと、息子さんも落ち着かない。
心がね?心ですよ?

相談者:
ええ、ええ

大原敬子:
て、いって・・じゃあ、「向こうの実家は」っていうんですけども、
「平等にできないか」っていうところに・・あなたは感情で今、お話していますけども、

相談者:
うん

大原敬子:
感情で決めた行動を・・やってみたときに・・「うわーっ」て。
「これなら前のほうが良かったな」って。

相談者:
・・ああー

大原敬子:
もっと言うと、その怒りは、向こうの実家にぶつける怒りは何か?って、根底が。

柴田理恵:
うん

大原敬子:
そこにあなたが、気づかないものがあるんです。

相談者:
あーあー

大原敬子:
そりゃ、「わたしばっかり」っていうけども、

相談者:
・・うん

大原敬子:
可愛い息子さんですよお。

相談者:
そうです。

大原敬子:
ね?

相談者:
はい

大原敬子:
それ頭に入れて・・

相談者:
うん

大原敬子:
可愛い息子さんですから。

相談者:
はい・・うん

大原敬子:
実家を当てにしない。

相談者:
あ、そうですね・・あの・・

大原敬子:
だって実家がでしゃばったら、あなた病院に来たらどうしますか?しょっちゅう。

相談者:
そうですよね。うん

大原敬子:
嫌でしょ?

相談者:
はあ、ま、そうですね。

大原敬子:
わたしの指図する間で・ちょっとこうで来ていいんじゃない、っていう、感情は・・

相談者:
うん

大原敬子:
そうさせるんです。あなたの。

相談者:
はあ・・うん

大原敬子:
感情が魔を差してるの。魔が差すっていうことです。

相談者:
・・あのお・・

大原敬子:
はい

相談者:
やっぱこれも始めは思わなかったんですけど、やっぱ疲れて来たらそういうふに思い出したんですよ。

大原敬子:
うん

相談者:
も、すごく。

大原敬子:
あ、疲れですもんね?

相談者:
疲れてくるから、そういうふうにまた誰か手伝ってくれないかなとか、ちょっとすごくそういうのが、頭をひら、あのお・・

大原敬子:
頑張らないことよね?

相談者:
・・そうなん、でも頑張ら・・

大原敬子:
土日はゆっくり寝る。

相談者:
そうですね。
だから、あたしもその・・えー、ずっと考えてたんですけど、息子に集中して、病院だけにしたいとか、いろいろ考え出したときにそういうことがチラチラ浮かび出して・・なったんですけれども、でも今、先生の言われたように・・うん、ま、あたし、頑張るっていう気になって来ました。

大原敬子:
うれしい、そしてね?

相談者:
はい

大原敬子:
お嫁さん、いいか悪いか別にしてですね・・

相談者:
ええ

大原敬子:
お孫さんと同居で、できた。

相談者:
・・ええ

大原敬子:
このお孫さん、あなたを見てますからね?

相談者:
ええ

大原敬子:
それも1つの財産ですよ?

相談者:
・・そうですね。もちろんそうです。

大原敬子:
その、環境を・・

相談者:
うん

大原敬子:
作ってくれたのね、お嫁さんが。そう思うことですよね?

相談者:
・・はい、あの、ま・・あの、なんていうんですか、先生の言われたように、その・・孫とかお嫁さんと仲良く、ほんとに心からあ、一生懸命やることが、息子が喜んでくれることだと、今思いました、はっきり。

大原敬子:
絶対、あー、や、やさしい、そうです。
息子さんそれでねえ、声を聞きながらね?

相談者:
うん

大原敬子:
耳で聞いてますから。絶対に。

相談者:
はい

大原敬子:
そのときに、「あー」・・「お母さんと、嫁が上手くいってるんだ」と思ったときに・・

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
またエネルギーが出るかもしれない。

相談者:
そうですよね。

大原敬子:
「生きよう」っていう。ね?

相談者:
うん

大原敬子:
それをなんか・・ツンツカ、ツンツカしてたら・・

相談者:
そうですね、なんかそれも、分かるとは思うので、あたしも。

大原敬子:
あ、分か、&#、そうなんです、分かるんですよ、あれは。

相談者:
で、あの、嫁にもやっぱりあたしが、心が揺らいでるっていうのも通じると思うので、

大原敬子:
うん

相談者:
やっぱり、もう、今あ、先生から言われたようにもうホントに・・頑張ってあの、そのお・・仲良くやっていく・・

大原敬子:
ほん、っとにね?頑張ってください。心から。

相談者:
はい

大原敬子:
ね?
そして今、とってもね?

相談者:
はい

大原敬子:
お孫さんという環境といる位置?

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの将来の・・宝です。

相談者:
分かりました(涙声)、ありがとうございます。

大原敬子:
頑張ってください。

相談者:
(鼻をすする)はい

大原敬子:
先生いかがでしょうか?

相談者:
ありがとうございます。

(再びパーソナリティ)

「家庭持ち息子が意識戻らず一ヶ月。頼られ偏った負荷に想いやり削られる70歳」への2件のフィードバック

  1. 最も恐れている事は、介護や看護をする人が病んでしまうことです。
    相談者はその一歩手前の様子。

  2. この相談に医療系の解答者がいなかったのは残念です。今井先生だったらなと思いました。
    37歳の息子の看病…ほんとうにお気の毒です。まだ1ヶ月まだまだ誰も心落ち着く訳がありません。
    夫ならまだしも息子の看病キツいですね。
    病名が知りたいです。多分不摂生だったのでは?
    そう思いたい。

コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。
承認基準はコチラ

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。