自責で別れず。ギャンブル依存症を夫に持つ女のモデル。学校から知る息子のSOS
テレフォン人生相談 2020年7月24日 金曜日
元々言葉にきついところはあったものの、暴力が始まったのは、ここ1,2年。
うつ病を患い、仕事上の失敗や居眠り等で降格。
その後改善し、前にも増してやる気を出すようになると同時に暴言、暴力が相談者と息子に始まる。
学校でカウンセリングを受けている中、息子がアザを見せてDV被害を訴えてることを学校から聞く。
児童相談所の仲介を得て別居するものの、夫、相談者双方の親から反対されて元に戻り、現在に至る。
後半明かされたのが、夫の借金。
理由はギャンブルで、週末に行っている。
経済的な理由で離婚は考えていないと言うのだが・・
今のアンタはイネーブラー(可能にする人)を自覚するといい。
依存症を依存症たらしめる協力者。
離婚は彼のためでもある。
うつ病が1,2年で完治するとは思えない。
「うつ症状が改善したように見えても半年は通院を続けることが重要」
(ニッポン放送「ウィークエンドケアタイムひだまりハウス」樋口 輝 一般社団法人 日本うつ病センター 名誉理事長)
じゃ、夫のいきなりのポジティブな態度は何か?
うつ病じゃなく、双極性障害(旧称 躁うつ病)だから。
躁とウツを交互に繰り返す病。
躁とはウツが収まった状態ではない。
平常を振り切って異常にハイな状態だ。
困ったことにこれも周囲に迷惑。
夫は早晩、うつ症状を発症する。
それはうつ病の再発ではない。
双極性障害のサイクルだ。
医者でも判断が難しく、初診がうつ期であれば(躁症状のときに受診する人はいない)うつ病と診断される。
夫は通院をやめたようだが、次のうつ期なら正しい診断が下だされよう。
夫は双極性障害の教科書なの。
アンタの背中を押すwikipedeiaからの引用を贈る。
うつ病と違って、双極性障害は完治が難しいとされ、場合によっては生涯、薬による治療が必要とされる。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女45歳 夫53歳 娘16歳(高2) 息子10歳(小5)
今日の一言: 「あなたは悪くない」覚えておいてください。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい
最初に年齢教えてください。
相談者:
はい、45歳です。
加藤諦三:
45歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
53歳です。
加藤諦三:
53歳・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
高校2年生の、長女が、
加藤諦三:
はい
相談者:
16歳と、
加藤諦三:
はい
相談者:
あと小学校5年生の長男が10歳です。
加藤諦三:
はい、分かりました。
それで、どんな相談ですか?
相談者:
えーと、主人なんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・わたし、あのDVを、受けておりまして(震え声)・・
加藤諦三:
DVっていうと、具体的にはどの程度の・・
相談者:
あ・・
加藤諦三:
暴力ですか?
相談者:
顔を叩かれたりだとか、
加藤諦三:
はい
相談者:
物を投げられたりだとか、
暴言は、あの、ほぼ、はい、毎日ではないですけれども、
加藤諦三:
はい・・
相談者:
いつもです。
加藤諦三:
で・・物を投げるときは、
相談者:
はい
加藤諦三:
怒って、壁に投げるんじゃなくて、あなたに向かって投げてるわけね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
どんな物を投げてるの?
相談者:
最初に物を投げられたときは、2リットルのペットボトルを、
加藤諦三:
うん
相談者:
投げられまして。
最近、では、わたしのお茶碗を、投げられ、ました。
加藤諦三:
顔を叩く、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたに向かって物を投げている、
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう、暴力があ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
毎日ではないけれどもかなりある?
相談者:
暴力自体は、そんなに頻繁にはないのですけれども、
加藤諦三:
ええ
相談者:
暴言は、本人が、やっぱ、ちょっと食わないなと思えば、
加藤諦三:
ん、うん
相談者:
はい
加藤諦三:
暴言はどんなような暴言ですか?
相談者:
「出て行け」「離婚する」・・
加藤諦三:
あ・・出て行け、離婚する、はい
相談者:
「離婚するから今すぐ出て行け」
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、「ババア」とかアハ(苦笑)、それこそ、そういった、ようなことも、言います。
加藤諦三:
うーん。でそれも・・
相談者:
はい
加藤諦三:
いつ頃からですか?
相談者:
10ヶ月ぐらい前に、
加藤諦三:
うん
相談者:
一度、そもそも・・の、きっかけが、一番下の、あの、長男に対して、わたしがあの、仕事で出てる間に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
例えば勉強しないであるとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、そういった理由で、なんか叩いたり蹴ったりしていたようなんです(涙声)。
加藤諦三:
・・叩いたり、蹴ったり?
相談者:
はい、そう・・
加藤諦三:
これはもう・・
相談者:
はい(泣)
加藤諦三:
完全なる、DVですね、そうなるとね。相手は・・10歳ですからね?
相談者:
はい(泣)
加藤諦三:
どうしてあなたは分かったわけ?
相談者:
息子は、直接は言わなかったのですが(涙声)、
加藤諦三:
うん
相談者:
小学校の先生に、
加藤諦三:
うん
相談者:
「僕、お父さんに叩かれてるんだ」って言って(涙声)・・
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
はい(涙声)。でわたしも、ちょっとカウンセリングを受けてたものですから、あの、学校の。
加藤諦三:
はい
相談者:
その、ときに、はい、息子が「そう言っています」ってことも聞いて、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしも、ま・・ん、主人のことでそうなっていたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
児童相談所の・・ほうに、あの、カウンセラーの先生がお電話してくださって、1回・・
加藤諦三:
うん
相談者:
児童相談所の、方が、あ、間に入って・・あの、別居したんですよ。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、1ヶ月実家に帰って・・それから、ま、あの・・また戻って来たん、ですけれど。
加藤諦三:
うん。で、それをあなたは直接・・小学校5年生の・・
相談者:
はい
加藤諦三:
この子から聞いたんではなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
学校の先生から聞いたということですね?
相談者:
はい・・あの、叩いたり蹴ったりっていう場面はわたしも、長女も、見てはいたんですけれども、
加藤諦三:
ん、はい
相談者:
でも、アザが・・できてたっていうの、わたし知らなくて・・学校に行ったときに先生それを見せたようなんですよ。
「こういうふうに、お父さんにされたんだ」って(涙声)。
加藤諦三:
そうすっと、あなたあ、自身がもう、ホントに深刻でえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
かなり、心理的に追い詰められた状態ですね?
相談者:
・・そうです。
加藤諦三:
普通、アザができれば分かりますからね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、そのあなたが追い詰められる、ような暴力が始まったのはいつなんですか?10ヶ月前っていうのは子どもの話でしょ?
相談者:
はい
加藤諦三:
おおよそどのくらい前からやってたの?
相談者:
1年、2年&#△・・
加藤諦三:
あ、1年、あ・・
相談者:
それまでは、
加藤諦三:
ええ
相談者:
言葉がキツいところはありましたけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
暴力振るったりだとか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、子どもに手上げたりだっていうことはなかったんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
夫、ま、ちょっと、うつ病を患いまして。で、うつ病、ま、回復して、今、こ、逆に、下がった状態じゃ・・むしろ上がったような状態で・・
加藤諦三:
あー
相談者:
すごくやる気に満ちて・・
「俺は、神なんだ」っていうぐらいの、やる気を見せ、てやってるんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
うつの状態だったときは、お薬いただいて、
加藤諦三:
うん
相談者:
病院に掛かっていたんですけれども・・
加藤諦三:
うん
で、通院は・・しなくなった?
相談者:
はい、本人調子良くなって、うつの状態のときに、仕事お、の、ミスだとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱりこう、どうしても、ちょっと薬の副作用でなんか、眠気が、出てしまったりだとかで、降格、してしまって、お給料も下がってしまったんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、そのことがすごくあの、主人にとってはやっぱりこう、ショックというか・・
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
ま、プライド、が傷つけられてたようで、
加藤諦三:
うん
相談者:
そのプライド今、巻き返そうっていうふうにして、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、頑張ってるんですけれど。
ただその、頑張りが、わたし、ん、その・・逆におっとりしていたり、こう、のんびりしてるところがなんか、腹立たしく、思えるみたいで、
「そんなにお前、呑気に、やってんじゃないよ」って言うふうに、言われたりもするし。
加藤諦三:
うん
相談者:
ま・・子どもにも発破を、かけたり・・します。
加藤諦三:
子どもにも・・
で、今日のあなたの相談というのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
どういうことですかあ?
相談者:
はい
そういった夫お、の、側を離れたいというふうにも、思・・うこともあるんですけれども、
加藤諦三:
ん、はい
相談者:
実家だとか、ま、義理の・・実家であったり、も、離婚はしないで、その場で、ま、我慢するような形で言われ、るんです。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい・・ま・・
加藤諦三:
それで、あなたとしては、どー、お、したいと思ってんの?
相談者:
(息を吸って)離婚はちょっと、考えられ・・ないので、でも、夫が・・100%・・悪い・・のかと言われれば、
加藤諦三:
ええ
相談者:
こちらにも、きっと、何かこう、非が・・あるのかもしれないですし・・
何かこう・・打開策があれば、教えていただきたいなっていうふうに思ってお電話したんですけれど・・
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのスタジオに弁護士、の、塩谷崇之先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
相談者さん、勇気を出して!
離婚に向けて即行動をして!
夫がギャンブルで借金して、督促が来ているならもうデッドエンドと考えた方がいいですよ。家族を顧みず土日に競馬とは、赤信号どころじゃないです。
母として子供さんを守ってください!
泣いている場合ではありません。
強い母になって下さい。
逃げるが勝ち。
ギャンブル依存症は治らないよ。
まずは別居して。
弁護士か相談員に話して自分の両親にも理解してもらえるようにしないとね
子供の世話のバックアップになるし
相談者さんに頑張ってとしか言いようがない。子供たちには全部話すべき。すこしでも良く見せようと取り繕うと、真に受けてしまうから。事実を述べて、自分の今の気持ちを伝えて、自分が思い描くビジョンを躊躇せず子供に聞いてもらう。子供は泣き出すかもしれない。それはいいことだ。感情が解放されているのだから。もしそうなったら「ごめんね」って言って抱きしめてあげればいい。子供は全部見ているし、全部知っている。子供はお父さんを悪者にせずとも、必ず相談者さんの味方になってくれるはずです。自分を否定しないルール。大事にしてください。
加藤節炸裂。やっぱり根本原因を親との関係に持っていったね。でもアメリカの事例も出してるし、今回のそれは正しいんだろうね。
後は、弁護士のテンプレ回答って感じ。
聴いていて上のお子さん(娘さん)がとても心配です。
このような家庭では家に帰りたくなくなり
外に居場所を見つけるとか、悪影響にならなければいいと思います。それとも弟を守るために犠牲になってるとか・・・
娘さんの状況も知りたかったです。
相談者さん・・・早く離婚に向けての行動して欲しいです。
私の過去の経験でそう思いました。