育て難いから人一倍向き合ったハズの長男の酷い反抗期。見守りか放任も分らない
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは、お願いします。
大原敬子:
あの、子育ててで・・どんな親の・・子どもが、このパターンになるか?
相談者:
はい
大原敬子:
ちょっとお話しますね。
相談者:
はい
大原敬子:
まず勉強しないってお子さんは・・
相談者:
はい
大原敬子:
前はかってやってたんですね。
勉強しない、なぜしなくなったか?
相談者:
(鼻をすする)はい
大原敬子:
子どもがね?、勉強してますね、頑張らなくちゃいけないと。
だけど、1つの問題が解けないと・・
相談者:
はい
大原敬子:
ダメじゃないかって気持ちになるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、「そんなバカじゃない」「待てよ」「前もやったよね」って、どんどん、どんどん・・焦りが出てくんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、「このままいったら」・・「僕はダメ」・・「じゃないかな?」って、不安が襲うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、次はですね、スマホです。
相談者:
あ、はい
大原敬子:
これ・・現実を忘れたいんですね。「もういい」と。
勉強しなくちゃいけないって子どもの心と、
相談者:
はい
大原敬子:
もう不安で怖くて・・もう模擬試験も怖くなってしまうんです。
相談者:
そうです(涙声)。
大原敬子:
そ・・
相談者:
「模擬試験ももう受けたくない」って言って(涙声)。
大原敬子:
で、と思います、当然です、これ。
相談者:
はい
大原敬子:
で、模擬試験行っても真っ白になります。問題、解答、分からない。
相談者:
はい
大原敬子:
そのときに自分はすごく怖くなりますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
と、お母さんとか、この家とか・・その世界から逃げたいときに、スマホに行くんです。
相談者:
はい
大原敬子:
すと、その間・・呼吸ができるんですよ。
相談者:
・・
大原敬子:
「楽だあ」って。
で、次はですね・・帰宅が遅いって。
そんとき子どもは逃げたんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そのとき、お母さんはなんて言ったか?ですね。
帰宅が遅いときに、「あれ?」・・親って・・帰宅が遅くてガーガー、ガーガー言うけれども、「許してるよな」と思うんですね。
相談者:
・・
大原敬子:
そうすっと、次どうなるか?って言うと、子どもが見てて、「あれ?スマホも言わないよね、最近」・・
相談者:
そうです(涙声)。
大原敬子:
「帰宅も、遅い」って言わない。
じゃあ、もう、嫌だから友だち泊っちゃう。
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
泊ったら・・「え?、親、言わないよ」ってことです。
相談者:
はい
大原敬子:
それ、なって来ると、次はどうなるか?って言いますと、
相談者:
はい
大原敬子:
位置関係が変わるんです。
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
「この親は大したことない」と。
「僕はこれほど怖がって、苦しんで、頑張って、勉強も」・・「普段はこれ言うだろ?」って。
言うべきこと言わなくって、お母さんの感情が高まったときに怒るんです。
すと彼の抵抗は・・暴力です。暴れるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「いい加減にしてくれよ!」ってね。
相談者:
はい
大原敬子:
それが彼です、だから。
相談者:
その通りだと思います。(泣)
大原敬子:
次にですね。
相談者:
あ、はい
大原敬子:
見守る。ね?条件があるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
見守って・・好きにさせたらいいわって思う、親子関係は・・
相談者:
あはい
大原敬子:
お母さんも・・自分のやるべきことやる。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、子どものいいところ?、昨日今日よりも?
相談者:
はい
大原敬子:
一昨日よりも、こんないいことがあったってことを、気づいてあげるお母さん。
相談者:
はい
大原敬子:
「この間までね、遅く起きたのに、最近早いわね」って、「なんかいいことあった?」とか、ほんの少しのことです。
相談者:
(息を吸う)
大原敬子:
僕の行動を・・
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんが気づいてくれる子どもは、安心なんです、すごく。
相談者:
(鼻をすする)。
大原敬子:
その親子関係には、見守る、好きにさせるっていうことを、させるんですね。
と子どもは、「あれ、お母さん今までうるさかったけど、黙あって見てるよね」って。
「そろそろ僕も自分で考えなくちゃいけないな」って考えるんですよ。で自立するんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ところが、何か事があったときに・・逃げたり・・
相談者:
はい
大原敬子:
この、責任が、わたしに来たら困ると思ったり、自分の不安の感情、世間に喋るお母さん。
相談者:
はい
大原敬子:
これが・・見守るとか、好きにさせたときに、はい、お母さん分かりました、思うようになりますよ、ってなりますよ?
わたし今日気になったのはですね?
相談者:
はい
大原敬子:
子どもの頃を聞くのに・・お友だちのお母さんが訊いていますよね?
相談者:
(息を吸って)もう、わたしには、黙ったままで、なんにも喋、らない、んです。はい
大原敬子:
そうなんです、あのね?、子どもにとっては、あれ?、お母さんが聞くべきことを・・Aくんのお母さんが聞いてるなと思ったときに、
相談者:
はい
大原敬子:
子どもには、不満とか、直してほしい、ではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
怒りになるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
先ほど言ったように、「でも、今は聞かないんです」、聞かないようにしてしまったあなたなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
今からね?
相談者:
はい
大原敬子:
観察です。見ることです。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、もう一度聞きたいんですけども、
彼が・・帰りが遅いときがありましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
ここが1つの、ラインだった、あなたはなんて言いましたか?
相談者:
&#「おかえり」としか言ってはいけないと思って・・
大原敬子:
どうしてですか?それ。
相談者:
「どこへ行ってたの?」とか・・
「なんで遅くなったの?」とかそういう言葉しか思いつかないから・・
大原敬子:
それは自分の感情でしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
これから覚えといてね。
相談者:
はい
大原敬子:
「良かった、無事に帰って来て」って。
「お母さんそれだけが心配だったの」って。
「だからね?」・・
相談者:
はい
大原敬子:
「これから・・お友だちに行ってもいいけれども」・・
相談者:
はい
大原敬子:
「必ず、連絡をくれたら、お母さん、嬉しいんだけどな」って、これだけです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、次にね?・・泊まっちゃいましたね?・・またどうしました?あなた。
相談者:
「おかえり」だけです。
大原敬子:
じゃあ、「明日もこれでいいかな」と思っちゃうのね。
相談者:
あー
大原敬子:
もう子どもは・・自分がやってることは悪いって知ってるんですよ、誰でも。
相談者:
・・
大原敬子:
ある時期に「止めてくれ!」って思うときがあるんです、人間っていうのは。
相談者:
あ、はい
大原敬子:
それが・・子育ての・・一番大事な、ポイントなんですね。
相談者:
(息遣い荒く)うん・・
大原敬子:
勉強しない、
相談者:
はい
大原敬子:
スマホをする。
相談者:
はい
大原敬子:
帰宅が遅い、
相談者:
はい
大原敬子:
ね?泊まる。
相談者:
うん、うん
大原敬子:
この、流れは・・
相談者:
はい
大原敬子:
そういう教育をしたときですよ、ってことです。
相談者:
あはい(涙声)
大原敬子:
ほとんどの方が、ベクトルで間違えてるのここなんです。
相談者:
うん
大原敬子:
ということは、なぜお母さんがここまで・・
相談者:
ん?はい、はい
大原敬子:
教育という名前を、盾にして、
相談者:
はい、はい
大原敬子:
子どもを、このようにしばりあげるかというと(苦笑)、しばりあげるんですよ?
相談者:
(苦笑)
大原敬子:
すごいでしょ、しばりつけるんじゃないですよ?
相談者:
はい(苦笑)
大原敬子:
よくね?
相談者:
うん
大原敬子:
一般の方はね?
相談者:
はい
大原敬子:
え?、教育と・・
相談者:
はい
大原敬子:
なんで夫婦関係が関係あるんだって言う方多いんです。
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
あなたの心の中に、満足がないから・・
相談者:
はい
大原敬子:
教育っていう感情で、
相談者:
はい
大原敬子:
自分の小ちゃなものですね、イライラを、
相談者:
はい
大原敬子:
矛先をそこに変えているんです。
相談者:
(鼻をすする)そうです、自覚はあります。
大原敬子:
あります?!、あら、素直じゃない。
相談者:
言いそびれましたけど(涙声)、
大原敬子:
ええ
相談者:
夫婦仲が良くなくて・・
大原敬子:
すべてが、夫なんです。目を向けてるのは。
相談者:
あー
大原敬子:
あなたが、
相談者:
うん
大原敬子:
夫と、直接・・向き合っていれば・・このお子さんは立ち上がれますよ。
相談者:
(泣)
大原敬子:
あなたがおっしゃっている・・
相談者:
はい
大原敬子:
教育論は、すべて・・夫に向ける怒りです。
先生お願いします。
(再びパーソナリティ)
母親の関心を一身に集める長男。
相続の時揉めるだろうな。
受験生が一番つらくて大変なんだけど、相談者さんも今すごく追いつめられていて辛いよね。大事な時期だからどこにも相談出来ず八方ふさがりなんだろう。脳が恐怖で萎縮しそうで、死も考えてしまいそうだ。
こういった家庭はとても多いと思う。
学校、受験自体もう時代に合ってない。
授業はリモート。校舎は自由な活動を行える交流サロン。正当な活動と親の許可があれば宿泊可。勉強スポーツに打ち込む生徒がいれば先生は手を貸し見守ればいいのではないか。時代の流れの速さを無視して親が一人で家でなんとかしろというのは余りにも無慈悲。社会全体で子供を育てることを考える時期はもうとっくの昔に来ている。