育て難いから人一倍向き合ったハズの長男の酷い反抗期。見守りか放任も分らない

テレフォン人生相談 2020年8月24日 月曜日

半年前ぐらいから反抗態度がひどくなった中3の長男。
受験を控えて勉強しなくなり、スマホばかり。
帰宅時間が遅く、友人宅に外泊する。
注意していたが、暴れて家の中の物を壊すようになり何も言えなくなった。

3人きょうだいの真ん中で感受性が強く2人に比べて育て難さもあって、余計に向き合い、それに長男も応えてくれていたのだが・・

 

母の人一倍の関心は、いつからか人一倍の干渉に変わってしまって、芽生えた自我とぶつかり、受験ストレスが引き金になってキレた。

15年を60字で。
こんな感じ?

 

優しいママ友ね。
(皮肉じゃないから)

ママ友 「家が狭くてお年玉使えないのが嫌だって」

赤面・・
やっぱ長男を縛り上げるべきだな。

ま、確かに仕切りとかで工夫してスペースぐらいは確保してやりたい。
ほらお姉ちゃんがいるし。
お母さんの関心に入ってる?

こういう厨房(*)をまとめてフィリピンのごみ集積所とか、インドの風俗街とかのツアーなんてどうかしら。

(*)厨房: ちゅうぼう。キッチンではない。中坊から派生した中学生の隠語。中学生に限らず幼稚な奴に対する蔑称。
似た意味として中二、厨ニ。

慰めにもっと上を紹介しておこう。
世に出さないで欲しい厨房。
尊重と迎合との違いが分からなかった子育て。
15歳長男の不登校・ゲーム三昧・家庭内暴力の今さら感

 

パーソナリティ:  加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女49歳 夫49歳 長女19歳 長男15歳(中3) 次男中1

今日の一言: 子育てで大切なのは親の意識ではなく親の無意識です。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。

相談者:
49歳です。

加藤諦三:
49歳・・

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
49歳です。

加藤諦三:
49歳、お子さんは?

相談者:
上から、長女、19歳

加藤諦三:
はい

相談者:
長男、15歳

加藤諦三:
はい

相談者:
中学3年生

加藤諦三:
はい

相談者:
次男が中学1年生、です。

加藤諦三:
はい分かりました、それでどんな相談ですか?

相談者:
中学3年の、長男、が反抗期なんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
半年ぐらい前から・・

加藤諦三:
はい

相談者:
段々ひどくなってきまして、

加藤諦三:
あ、はい

相談者:
受験ん、が近いんですが、もう・・

加藤諦三:
あー、はい、はい

相談者:
勉強ほとんどしなくなっていることと、

加藤諦三:
はい

相談者:
スマホお・・ばかりしていること・・と、

加藤諦三:
はい

相談者:
帰る時間・・が遅かったりとか、

加藤諦三:
うん

相談者:
と、友だちの家(うち)に泊まりに行ってしまったりとか(震え声)、

加藤諦三:
うん

相談者:
(息を吸って)それえ、を、ま、あの、はじめは、厳しく注意したりい、はしてたんですけども、もう・・家で、暴れて物を壊すようになってきてからは、

加藤諦三:
うん

相談者:
彼に言葉を掛ける、のも・・

加藤諦三:
うん

相談者:
ちょっと、躊躇するっていうか、

加藤諦三:
うん

相談者:
も、見守るっていうのを、どこまで、を、見守るっていうのか、放任っていうかっていうのも・・自分では判断できなくなって来て(震え声)・・

加藤諦三:
ん、うん。小学校とか、中学校の始めの頃、そこら辺はどうだったの?

相談者:
ほかの、きょうだいと比べて、

加藤諦三:
うん

相談者:
育てにくい・・子でした。

加藤諦三:
あー

相談者:
性格、的には、ちょっと甘えん坊お、甘ったれっていうか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
うん、人任せで、やりたくないことは、やらない。

加藤諦三:
育てにくい、っていうことは、あれ?、すごく、神経が繊細で、

相談者:
あ、&#△%

加藤諦三:
あなたの言葉に、ほかの・・子に比べて、は、反応が、非常に異常に・・強かったりするっていう、そういうこと?

相談者:
そうですね、わたしの、言葉の、裏を、読み、とってしまうっていうか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
感受性が、強い、うん・・

加藤諦三:
うん、感受性がとにかく・・言葉に・・反応するんですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ほかの子に比べて褒めてもらいたい。

相談者:
あ、そうです。

加藤諦三:
さっき、「甘えん坊」って言いましたけども。

相談者:
あ、はい、もう、それはすごく・・ごく小さい時から感じていたので、ほかのきょうだいが嫉妬するぐらい、わたしは、意識的に彼のほうを・・

加藤諦三:
うん

相談者:
向いてたと思うんですよ。それに、彼も愛情を返してくれたので(かすれた声)・・

加藤諦三:
うん
だけどもう、彼からすると・・甘えん坊で育てにくいっていうのは・・もっと愛情が欲しかったっていうことなのかな?

相談者:
・・あー・・そういうふうには考えたことないです、けども・・

加藤諦三:
うん

相談者:
結局その、反抗期がひどくなってから、こう、友だちのうち(家)に、黙って行ったりとかして、そのお、行った先のお母さん・・が、すごく心配してくださって、
「彼から話聞くね」って言って息子から話を聞いて、くれたときに、

加藤諦三:
うん

相談者:
家が狭いので彼が1人になる空間が、ないことや、

加藤諦三:
うん

相談者:
あと、お年玉を、管理、されてた、とか(苦笑)、あと、ゲームを、できないようにさせてもらえなかったり、

加藤諦三:
うん

相談者:
スマホが、なかったり(含み笑い)とか、そういう・・

加藤諦三:
うん、うーん、うん

相談者:
ふうな、い、の我慢、を、訴えたことはあり、ます。

加藤諦三:
あのお・・お小遣いがあ、多いか、たくさん・・かっていうことよりもね?

相談者:
はい

加藤諦三:
管理されてるか?、管理されてないか?・・

相談者:
うーん、はい

加藤諦三:
ていうのが物凄い・・堪えるんですよね。

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
これがあの、反抗期の時代っていうかな?自我が成長する・・

相談者:
はい

加藤諦三:
時期になると、猛烈に、不満になる・・

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
だすんですよね。うん
それで今日のあなたの相談ていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
この、15歳の男の子を・・

相談者:
はい

加藤諦三:
どういうふうに・・接していったらいいかっていう、そういうことですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあのスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、お願いしま・・

(回答者に交代)


「育て難いから人一倍向き合ったハズの長男の酷い反抗期。見守りか放任も分らない」への2件のフィードバック

  1. 受験生が一番つらくて大変なんだけど、相談者さんも今すごく追いつめられていて辛いよね。大事な時期だからどこにも相談出来ず八方ふさがりなんだろう。脳が恐怖で萎縮しそうで、死も考えてしまいそうだ。
    こういった家庭はとても多いと思う。
    学校、受験自体もう時代に合ってない。
    授業はリモート。校舎は自由な活動を行える交流サロン。正当な活動と親の許可があれば宿泊可。勉強スポーツに打ち込む生徒がいれば先生は手を貸し見守ればいいのではないか。時代の流れの速さを無視して親が一人で家でなんとかしろというのは余りにも無慈悲。社会全体で子供を育てることを考える時期はもうとっくの昔に来ている。

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