母カレのDV、発達に躁ウツ。資格目指す半同棲のシンママが見透す再婚後の破綻
(再びパーソナリティ)
柴田理恵:
やりたい仕事があるっておっしゃってましたでしょ?
相談者:
はい
柴田理恵:
何、やりたいんですか?
相談者:
(鼻すすって)うんと、(涙声)児童福祉士を。
柴田理恵:
いい仕事じゃないですかあ。
相談者:
(涙声)はい
柴田理恵:
夢広がりますね?
相談者:
はい
柴田理恵:
あなたのように自己分析もちゃんとできて頭のいい人は・・
相談者:
(鼻をすする)
柴田理恵:
ちゃんとその自分のやりたいことをち、きちんとやってくっつうのは、すごくいいと、思います。
ご自分の・・
相談者:
(鼻をすする)
柴田理恵:
嫌な経験もね?
相談者:
・・はい
柴田理恵:
そこに、生かせるはずですから。
相談者:
ありがとうございます。
柴田理恵:
うん
三石由起子:
勉強頑張ってねえ。
相談者:
アハハ(苦笑)はい、頑張ります。
三石由起子:
はあい
柴田理恵:
うん、頑張ってくださいね。ふん
相談者:
ありがとうございました。
柴田理恵:
はあい、失礼しまあす。
相談者:
失礼しまあす。
柴田理恵:
はい
なんだかんだ言って相談者が妊娠して全てが破滅しそうな予感。
まず、相談者の子供時代の一通りの虐待…に切なくなりました。
双極性障害も虐待が原因なのかと思うと
当時の母親の ツレ=鬼畜に怒りを覚えます。
相談者がなし崩しに男に頼って流されず、どうにか冷静に自己分析して踏みとどまってるのはまだ救いがあるかと。シンママがすぐ男に頼って子供が不幸になるケース、多いですよね。
半同棲の彼が全て理解して覚悟の上で歩んでくれるならいいけれど、そこまで男性に度胸があると思えません。現に彼女は再婚後の不安を募らせてましたし。浮気も既に経験済み(この時点でアウトだろ!と)の彼なんて、この相談者を受け止める度量なさそうだし。
お金の話が出てこなかったので、彼と別れても食べていける、勉強はできるならば
サッパリ別れるのが双方の為なのかな。
相談者の精神状態によってまた気持ちが傾くかもしれないから、早めに身近な誰かがドンと背中を押してあげる方が良いかと思いました。
相談者は「全てを受け入れる寛大で自愛に溢れる父親」が欲しくて、それを彼に投影している。「結婚はしたくない」「子供は産めない」「今の子と彼氏は仲が良い」と現況と要望をスラスラ並べているので、「この人は勉強をしている自分と子供の面倒を見てくれる人」が欲しいのだなと思った。「彼氏の浮気」も認識しているけど、それが決定的な破局にも至っていないし。彼氏は相談者程深く考えていない。子供の遊び相手にはなっても、24時間ずっと一緒にいられるかとしたら・・・?子供の虐待は「継父ー妻の連れ子」の組み合わせが発生しやすい。まさに相談者のトラウマを相談者が後を追うことになろう。同床異夢のカップルである。自分の安心感と子供を天秤にかけざるを得ない悲しき現実。
自身のトラウマと関係のある仕事に就くには、相談者さんは、まだ精神的に早い気がします。
実際にその仕事についたら、毎日のように、昔の自分を見せられるのです。その打撃は、彼氏の浮気程度のものじゃないです。今でさえ病んでいるのなら、全く関係のない職種にとりあえずついて、自身の精神的回復を待つ、というのはダメなんでしょうか?
というのも、私自身も、ひどいこども時代で、そのため、若い頃は、こどもに関係する仕事や心理カウンセラーなどをめざした時期もありました。結局、こども関係の仕事をしましたが、自分と似た環境の子と接すると、感情移入をしてしまって、あえて適切な距離をとるのに苦労したのと、無力感に苛まれました。
鋼の心臓が必要です。親でない自分がしてあげられるのは、ここまで、と割り切れる強さも必要です。
実際、そういう心理状態になれたのは、トラウマとあまり関係のない仕事をして、一時的に離れ、自分のトラウマを完全に乗り越えられてから、でした。
まずは、精神的に完全に回復してから、の方がいいような気がしますが、余計なお世話であったなら、どうかお許しください。