急逝。夜ごと苛む孤独。妻が大変だった晩年も男が放さなかった当たり前の日常
(再びパーソナリティ)
玉置妙憂:
はい・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
いかがでしたでしょうかあ?
相談者:
うん
玉置妙憂:
ね?、えー・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
まだ、あの2ヶ月ですからねえ?あのお、お気持ちも大変だと思います。
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん、でも、先生もおっしゃってたようにやっぱり、えー、時間、お友だちもおっしゃってたようにね?え・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
「時が解決してくれる」、これ時間薬とかいう言い方もあります。
相談者:
はい
玉置妙憂:
えー、わたし達に、一番の、お薬が、時間なんですね。
相談者:
はい
玉置妙憂:
え、だからお時間が流れるのを待ちながら・・んそして・・えー、ま、今回、奥さまが亡くなるというふうに変わっていったように、状況っていうのは必ず変わって行きます。
相談者:
はい
玉置妙憂:
えー、先ほどね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
「この想いがあと何十年続くんだろう」・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
「それを考えると恐ろしい」っておっしゃってましたけれども、
相談者:
そう・・はい
玉置妙憂:
それも続かないですねえ。
相談者:
あ・・うん
玉置妙憂:
えー、諸行無常ですから。すべての物は流れて変わって行きますからね。
相談者:
はあ・・はい、はい
玉置妙憂:
え、今、抱えてらっしゃる、辛いお気持ちも・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
も、必ず・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
変わって行くと・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
いうことを最後にお伝えしておきたいと思います。
相談者:
はい・・あ、ありがとうございます。
玉置妙憂:
うん、え・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
先生の、おー、お話になったこともよく、噛み締めてお考えになってみてください。
相談者:
はい・・
玉置妙憂:
それでは・・
相談者:
ありがとうございました。
玉置妙憂:
はい、失礼いたします。
相談者:
失礼します。
さすが、愛先生。
当たり障りのない回答ではなく、相談者が考えももしなかった一歩踏み込んだ回答だったと思います。
実の母親の介護をこなしながら、夫に家事を手伝って貰えなかった妻。
家事は妻がやって当たり前と思っていた相談者は、妻が本当どう考えていたか。
それを妻の介護生活の話が出る前に愛先生は感じられていらっしゃった。
相談者が普通に幸せだと思っていた夫婦生活が、実は妻の辛抱と献身に支えられて来たんだと気が付けば良いご供養になると思いますが、この相談者さんはそこまで悟られるかしら?
↑いやいや匿名さんもさすがですよ。
分かり易く噛み砕だいたご意見、全文同意です!
私も同じように思ってました。
Twitterでは、マド愛先生批判が凄くて、正直なぜ??と思ってたので、ご感想にスッキリしました!ありがとうございます!
解離性大動脈瘤で66歳で急に亡くなった妻。
人生まだまだって思っていただろうに急に亡くなってさぞ無念だったろうに。って普通思うのではないですかね?
亡くなって2ヶ月。家の事自分でやらなきゃいけない夜寂しい。相談者は自分の言ってる事がどれだけ非情な事かわからないのだろうか?
生きたくても生きられなかった人がいる今日をお前は生きているんだよ!by村西とおる監督
読んでいてとても気分の悪くなった相談でした。
皆さんのコメントに泣きそうです。
愛先生や皆さんの優しさが、亡くなった奥さんの供養になると思います。
家事はしない(できない)けど、その分 文句も言わない、嫌みも言わない、感性が鈍いので褒めもしないけど けなしもしない、
案外やりやすい亭主だったかもよ。
美容院で髪型変えても気づかない代わりに、高価なブランドバッグ買っても それも気が付かない。
奥さん 結構自分勝手に生きてたかも。
あまりにも思いやりの無い考え方で悲しくなるわ
こんにちは。昨日のラジオを聴いて改めてこちらの文字起こしで反芻しました。
確かに予想外に愛先生厳しめでしたが、「お辛いですね、時間が解決してくれます」等の優しい回答だけでは、相談者さんの今の寂しい気持ちに太鼓判押されて更に自己憐憫方向に行くだけで、結果的には癒しにもっと時間がかかったかもと思いました。
厳しいですが、身近な人の死を悼む気持ちにも成熟した大人としての態度が必要で、それが癒しに繋がると言う事だろうと、勉強になりました。
旦那が嫁こき使って労わらなかったから先に亡くなられたのだと思う。
それすら言われても気がついてないみたいだな。
相談者の今の喪失感は、奥さんが亡くなって自分の事だけしか考えてない所から来ているように思います。
愛先生流石です。
相談者は俺は寂しいんだ、俺はどうしたらいいんだと。
生前の奥さんに対しての感謝や有難うっていう気持ちがどこにも表れてなく、ただ俺はどうしたらいいんだというだけ。
気持ちの通じ合えてる夫婦だったら、どちらかが亡くなった場合、辛いし悲しいケド、今まで有難う しっかり前を向いて生きて行くから見守っててねってなるように思います。
この相談に対するツイッターコメント。愛先生に批判的なアカウントのプロフィールは、概ね趣味紹介を絵文字でゴテゴテに飾る内容が多かった。ちなみに愛先生に理解示すアカウントも少なくない。親類を亡くした経験に準えて考察したツイートがなかなか深かった。
愛先生に批判的な人というのは、相談者と同じ思考の持ち主であり、自分の将来を相談者に重ねているのだろう。ただね‥還暦過ぎた妻にいつも通り三食作ってもらって、旦那は家事も覚えず趣味三昧って、やはり無理がある。還暦過ぎたら人間は棺桶に片足突っ込んでるようなもの。相談者妻も例外に漏れず。
相談者は2ヶ月でギブアップ気味な生活を、相談者妻は40年近く耐えてきた。「家の外は滝が流れていて自分の部屋は三食が自動で出される。これがいつまでも続く」と思っていたのではなかろうか。相談者は。この相談の何が怖いかと言えば、これ。あとは、相談者予備軍みたいなのがゴロゴロいることがツイッターで伺えたのも暗澹とさせた。
相談者…「妻が亡くなって話し相手が居なくなって寂しい、どうしたらいいか?」程度の悩みをわざわざテレフォン人生相談に相談するくらいだから…相談できる友達や知人も居ない、いわゆる『奥さんが居ないと何もできない人』だったんだろうな
しかしあの短時間でそれを看破し、「あなたは自分の事ばかり、奥さんのことを考えて。生前の奥さんの立場や気持ちを考えてあげて」
と厳しくも丁寧にアドバイスしたところがやっぱり一味違う
「時間が解決してくれる」なんてありきたりな回答だけにならない、流石愛先生だと感じました
伴侶を亡くしてまだ日が浅いので、いろんな思いが押し寄せてくるでしょうね。死を受け入れるにはやはり、日にちが必要なのでは?
奥さんがお母さんの介護してる時に、この方は何もしなかったんだ。
介護を手伝う必要はないけど、大変そうだと思うなら奥さんが留守の間に家事を少しでもやってくれたら良かったのに。または話をちゃんと聞いてあげるとか。
そろそろ時間が解決したでしょうか。