中1から支援室登校の中3息子の受験が心配な父親。色んな形の学校に目を向けよう

テレフォン人生相談 2020年11月12日 木曜日

不登校の中3の息子の進学について心配する父親。

中1のとき、ゲームにハマり朝起きられなくなり、夏に突然「もう行かない」と言ってから不登校。
一時良くなったがコロナ禍でまた元に戻る
学校の支援室に通ってる。
塾に行く意思を見せたものの、直前にお腹が痛くなり行ってない。
心療内科で薬をもらっていたが、本人が嫌がってやめている。
親に暴言。
姉が口出せば蹴る。

 

高校受験?
この期に及んでまだ普通のルートに戻そうとしてる風の相談者。

地元学区の全入の高校にねじ込んだからって続くかしら。
支援室は無いよ。

 

相談者 「朝9時に行って、いても2時間ぐらい、先生と話をして、世間話だと思うんですが」

へえ。
さすが義務教育。
どんだけコスト掛けてんでしょ。

だけどそれ、意味あるの?

 

ゲームが悪い。

てか?

他にも、
野菜嫌い、母への甘え、不登校初期の厳しい対応、心療内科、テニス‥

全部悪者になりそう。

もちろん、
不登校生徒はBをやっていた。
Bをやったら不登校になる。
にはならない。

けど、子育ての世界では、良くも悪くも、この論理が幅を利かしている。

東大に入れた母親の子育て論が引っ張りだこ。

 

起点はやっぱり、部活じゃないかしら。
先輩に目をつけられたみたいな。

先輩・後輩の関係って中学が最初だし。
親に言わないのは、どうにもならないことが分かってるから。

メンタルが弱いって言っちゃそれまでだけど、自意識が半端ないからねえ。

孤独そのものよりも、周囲からアイツは孤独だと思われる方が嫌みたいな。

 

だけど人のせいにする息子クンのメンタリティは本人がどこかで気がつかないと生きていけない。

「お父さんはもういらない」
「親として失格だ」

相談者 「反抗期だからし方がない」

いやいやいや

 

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 男44歳 妻44歳 娘高校2年生 息子15歳(中3)

柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。

相談者:
あ・・よろしくお願いします。

柴田理恵:
はい
今日はどんなご相談ですか?

相談者:
中学3年生の、不登校の、件なんですが。

柴田理恵:
あ・・お子さまが?

相談者:
あ、はい、そうです。

柴田理恵:
あーそうですか・・

相談者:
はい

柴田理恵:
あなたおいくつですか?今。

相談者:
えっと、44です。

柴田理恵:
奥さんは?

相談者:
あ、えと同じく44です。

柴田理恵:
その中3の、男の子ですか?女の子ですか?

相談者:
あ・・いや、男の子です。

柴田理恵:
じゃ15歳ってことですかね?

相談者:
そうです、15歳です、はい

柴田理恵:
はい
お子さんは・・

相談者:
はい

柴田理恵:
その子だけですか?

相談者:
長女が、高、高校2年生がおります。

柴田理恵:
で、その不登校っていうのは、

相談者:
はい、はい

柴田理恵:
いつからなんですか?

相談者:
中学1年生の・・

柴田理恵:
はい

相談者:
夏休みぐらい、7月くらいだったと思うんですが。

柴田理恵:
はい

相談者:
それからあ、不登校、が続いております。

柴田理恵:
なんか原因とかはあるんですか?

相談者:
元々、えっとゲームとかが好きだった子どもだったんですが、

柴田理恵:
はい

相談者:
たぶん、夜、夜中あ・・親が寝てるときに、

柴田理恵:
うん

相談者:
布団に隠してゲームとか、や、ってたらしくって、

柴田理恵:
うん

相談者:
それでまあ、朝も、起きづらくなったのか、朝の、部活が、テニス部、入ってたのですが、

柴田理恵:
はい

相談者:
と、ゴタゴタがあったのか?ちょっとはっきり原因は、すいません・・聞いても教えてくんないで、未だに分かんないんですが、
いきなりあの、もう、強力な意思で、もう、「行かない」って言われて、

柴田理恵:
うーん

相談者:
具体的なその原因はあ・・ちょっと未だに聞いても、はっきりは教えて・・くれてないですね、はい

柴田理恵:
ふうーん
お父さんにだけじゃなくてお母さんにも全然・・

相談者:
あ・・

柴田理恵:
なんにも言わないんですか?

相談者:
そうですね、「親のことは、信用してない」と言われて。はい

柴田理恵:
そんなふうに、その、「親を信用しない」って・・

相談者:
はい

柴田理恵:
言い始めたのはいつくらいからなんですか?

相談者:
ま、当初お、自分がちょっと無理矢理行かせようとしたのもあって、

柴田理恵:
うん

相談者:
学校始まる、ときに、

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
時間にちょっと引っ張って庭まで連れ出したり、

柴田理恵:
うん

相談者:
「お父さんのことはもう、信用しない」とか。
一時期、改善したんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
またコロナで・・結構夏休みとか伸びてしまったじゃないですか。

柴田理恵:
うん、ふん

相談者:
本人の生活、ペースが・・なんかまあ、要はあの・・ね、インターネットとか・・やってますんで、

柴田理恵:
はい

相談者:
依存症、だと思うんですが・・
通常の学級には、学校のお・・教室には入っていないんですが、あの、支援室みたいのが・・

柴田理恵:
支援・・あ、支援学級ってことですか?

相談者:
はい

柴田理恵:
うん

相談者:
カウンセリングの先生方がいる、ところには、

柴田理恵:
うんうん

相談者:
もし行かなかったら、あのお、ネットとか、ゲームを・・

柴田理恵:
うん

相談者:
やらせないっていう約束で。朝9時には1回学校に行って、
いても2時間ぐらいですか。

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、先生と話をして・・
あの、世間話だと思うんですが、

柴田理恵:
ふん

相談者:
中学3年生ですので、

柴田理恵:
はい

相談者:
来年は高校受験なので、

柴田理恵:
うん

相談者:
ちょっと親としても・・ま、進路・・お、本人どうするのか聞いても・・

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、親には言わないっていう態度で・・
塾とか、行かせようとしたんですが、

柴田理恵:
はい

相談者:
本人は「行く」って一応言うんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
いざそのお・・始まる時間とかになると、

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、「お腹痛い」とか「頭痛い」とかで、

柴田理恵:
うーん

相談者:
ま、結局う、なか、長続きしないで、

柴田理恵:
ふん

相談者:
今もお、塾は行ってない状況で、

柴田理恵:
うん

相談者:
あとは自分で勉強するから・・参考書買ってやっても、

柴田理恵:
うーん

相談者:
ちょっとしてるんだか、してないんだか・・
あの「やったとこを見せてくれ」って言っても全然親には・・見せてくれないので。

柴田理恵:
じゃあ、あの、あれですね。

相談者:
はい

柴田理恵:
ご自分では・・

相談者:
はい

柴田理恵:
勉強しなくちゃとか、勉強したいっていう・・

相談者:
はい・・はい

柴田理恵:
気持ちはあるんですね?

相談者:
言えば、口ではそう言うんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
ちょっとどこまで本気なんだか、

柴田理恵:
うーん

相談者:
上部だけで言ってるのか?ちょっとそれ、図りかねる状、状態で、はい

柴田理恵:
んん
体調みたいなことは・・

相談者:
はい・・はい

柴田理恵:
あの、大丈夫なんですか?

相談者:
当初はやっぱり「お腹痛い」って言うんで、あの、学校始まる時間になると・・

柴田理恵:
うん

相談者:
トイレにずっとこもってしまってたんですよ。

柴田理恵:
ふん

相談者:
だから、「それだったら」ま、「病院行こう」っていうんで、

柴田理恵:
うん

相談者:
た、本人はまあ・・「行きたくない」って言うんで、ずっと拒まれてて。

柴田理恵:
うん

相談者:
でもここ1年間ぐらいは、メンタルの、病院や、

柴田理恵:
うん

相談者:
内科とかにも行って、

柴田理恵:
うん

相談者:
いろいろ薬とか出してもらったんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、結局飲んでもそんなに改善はなくって、

柴田理恵:
ふうーん

相談者:
最近は、もう、その・・「薬、飲むのも嫌だ」って言うんで、医者には行けてない状態ですね・・

柴田理恵:
ふうーん

相談者:
ここ1ヶ月ぐらいは。

柴田理恵:
心療内科みたいなところにも、行って・・

相談者:
そうですね、そういうのにも行って、そういった薬もいろいろ、出してもらったんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
自分の目から見て、効いてるんだか効いてないんだか、ちょっと分かんない状況でして・・

柴田理恵:
うん、ふん
その薬っていうのはどういう・・

相談者:
抗うつ剤みたいな、まあ、軽いやつだと思うんですが。

柴田理恵:
ふうーん

相談者:
ま・・飲むと多少気分が軽くなるっていう薬らしいんですが。
定期的にその医者・・お医者さんに行って、

柴田理恵:
ふん

相談者:
担当の先生と、はな、本人話(はなし)して、

柴田理恵:
うん

相談者:
「薬をこれに変えましょう」っては、話を・・したいんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
本人も、なんか、あの、直前になって、「行きたくない」とか言って・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
すごい母親に対して、強く当たるんですよ。

柴田理恵:
ふん

相談者:
で・・

柴田理恵:
え?

相談者:
自分のお・・

柴田理恵:
うん

相談者:
要求が通んないとすごい・・不機嫌になったり。
あの、あ、暴れたり・・物に当たったりするんですよね。

柴田理恵:
うん

相談者:
あの、やっぱりインターネットお、を、しようとすると、

柴田理恵:
うん

相談者:
1回暴れましたね。
最近はちょっと、自、自分との関係が特に悪くなってしまって。

柴田理恵:
うーん

相談者:
母親とはある程度話(はなし)して、ご飯、作れば、お、美味しく食べたりして、母親とは多少、コミュニケーションするんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、すごい、まあ、乱暴な言葉・・

柴田理恵:
うん

相談者:
え、「死ね」とか、親に対しても・・

柴田理恵:
うん

相談者:
「お前」とか、

柴田理恵:
うん

相談者:
普通に使って来、ま、それはもう・・反抗期だから多少あると思うんですが、

柴田理恵:
ふん、ふん

相談者:
ともう・・お、「お父さんはもう」・・「いらない」とか、もう・・お、「親として、失格だ」とか、面もって言われるんですよね。

柴田理恵:
元々遡って、その中1の頃に・・

相談者:
はい

柴田理恵:
何か・・ん、ご家庭であったりなさいました?

相談者:
ちょっと心当たりはないんですがあ・・まあ、お姉ちゃんがすごい頑張り屋でえ・・

柴田理恵:
うん

相談者:
学級委員長とかに自分から、りっほ、立候補したり、習い事や塾とかも、ほんとに自分で・・進んで、す、努力う、あの、お姉ちゃんだったんですよ。

柴田理恵:
うん、うん、うん

相談者:
やっぱ下の子はあ・・お母さんにすごい甘えん坊で。

柴田理恵:
うん

相談者:
小学・・4、5年生が酷かったんですか、ずっとお母さんにベタベタ・・

柴田理恵:
うん・・ふうーん

相談者:
くっついててえ。

柴田理恵:
うん

相談者:
あと、すごい好き嫌いが多いんですよ。

柴田理恵:
うん

相談者:
もう、野菜は一切食べらんない・・

柴田理恵:
うん

相談者:
性格で。

柴田理恵:
・・うん

相談者:
でえ、ま、親もしつけは甘かったと思うんですが、

柴田理恵:
ふうーん

相談者:
ま、全然ほぼもう(苦笑)、肉と・・ご飯・・

柴田理恵:
うん

相談者:
しか食べらんないですね。も・・

柴田理恵:
うん

相談者:
一切野菜は・・食べ&#△

柴田理恵:
まあ、でもそういう子、いっぱいいますからね。

相談者:
ま・・親としては、やっぱり、上の子と比べちゃうとちょっと、ま、かなり・・デリケートな子だ、とは思いますけどね。

柴田理恵:
あのお・・

相談者:
はい

柴田理恵:
お姉ちゃん、とは・・おは、話(はなし)したりするんですか?、弟さんは。

相談者:
あ、あの、子ども同士ですか?

柴田理恵:
うん

相談者:
いや、あ、ちょっと、あんまり話はしないですね。

柴田理恵:
うーん

相談者:
お姉ちゃんが口出すと、

柴田理恵:
うん

相談者:
あの、もう怒り出しちゃうんで。
一時期はちょっと酷かった・・姉ちゃんに、お姉ちゃんにも、やっぱりその、口挟んで来ると、

柴田理恵:
うん

相談者:
あ「お前は黙ってろ」っていうんで、やっぱ蹴ったり・・

柴田理恵:
ああー

相談者:
殴ったり・・で、す、したんで、今はもう、全然、親も、ちょっと・・「口出さないでくれ」とは、言ってあるんですが。

柴田理恵:
なるほどねえ。

相談者:
はい

柴田理恵:
うーん・・この先、でも・・ね?・・ちょっと心配ですよね。

相談者:
そうですね、ちょっとお、ね?、もう、高校受験、の年なんで、

柴田理恵:
ふうん

相談者:
ど、どうすればいいんだか?ちょっと今・・ま・・

柴田理恵:
学校の先生は、

相談者:
はい

柴田理恵:
なんとおっしゃってるんですか?・・

相談者:
えーとですね、一応・・

柴田理恵:
その学校で何か原因があったとかあるんですか?

相談者:
一応ね、特にはあ・・先生もちょっと、「原因は」見当・・「見当たらない」と言われたんですがあ・・

柴田理恵:
うん、うん・・学校の中での、お友だち関係とか・・

相談者:
はい・・はい

柴田理恵:
そういうのは先生何かおっしゃってましたか?

相談者:
聞いた感じだと・・

柴田理恵:
うん

相談者:
すごい・・友だちがいっぱいいて、

柴田理恵:
ほお

相談者:
あのお、「楽しそうにしてた」とは言、ってんですけどもね・・

柴田理恵:
ま、中1の頃ですよね?それは。

相談者:
はい・・そうですね、中1と小6ですか。まあ・・

柴田理恵:
うん

相談者:
地元の、小学校から、中学校あがったので。

柴田理恵:
あーあ、はい、はい

相談者:
そのまま、一緒に・・中学校行った人が多いので。

柴田理恵:
うん

相談者:
小学校6年生のときは、ホントに友だち、女の子も男の子も・・

柴田理恵:
うん

相談者:
お、友だちが多かった子だったので・・

柴田理恵:
・・何があったんですかね?中1の・・

相談者:
うーん

柴田理恵:
夏に。

相談者:
聞いてもやっぱり・・そこら辺は絶対教えてくんないですね。

柴田理恵:
ふうーん

相談者:
ホントに原因があるんだか?、それとも、ただその・・えーと、まあ、さぼりグセじゃないですが、ちょっとそこら辺が・・

柴田理恵:
ふうーん

相談者:
未だにちょっと・・はっきりは。

柴田理恵:
じゃあ・・先生に聞いてみましょうか。

相談者:

柴田理恵:
では、え、今日の回答者の先生は、三石メソード主宰、

相談者:
はい

柴田理恵:
作家で翻訳家の・・

相談者:
はい

柴田理恵:
三石、由起子先生です。先生お願いします。

相談者:
あ、はい、お願いいたします。

(回答者に交代)


「中1から支援室登校の中3息子の受験が心配な父親。色んな形の学校に目を向けよう」への5件のフィードバック

  1. 支援クラスでもこのように普通学級に馴染めない生徒にも登校させるのもあるんだなあ‼( 。゚Д゚。)
    今は不登校に対してはフリースクールとか保健室登校と言うケアもあり本当に守られているなあって思う…(–;)
    1970年生まれは不登校は逃げているとか学校行ってない子を見ると近所から白い目で見られるのもあれば保健室登校もありませんでした…(–;)
    イジメに遇いましたので保健室登校なしで耐えて普通学級頑張っていました…(–;)
    三石先生が薬のお話されていましたが、確かこれはコンサータと言うお薬です…(–;)
    情緒障害のお薬でしょうね…(–;)
    私たちの時代からあります…(–;)

  2. 支援クラスでもこのように普通学級に馴染めない生徒に対して守られているよねぇ…(–;)
    1970年生まれのは不登校は悪いとか逃げているとか学校行ってない子を見ると近所から白い目で見られたり噂になり先生や生徒の代表みたいな子が不登校の生徒の家に行き…(–;)
    「クラスの皆が待っているよ!」
    「なにがなんでも行こう‼」
    と飾り言葉で説得しているの見た事あります…(–;)
    当時の先生はクラスで不登校いたら評判下がるか資質が問われたみたいです…(–;)
    三石先生が薬のお話されていますね…(–;)
    あれはコンサータって言うお薬で落ち着きさせる効果もあり副作用は喉の乾きです…(–;)
    私自身、情緒障害+知的障害の生徒を見ていましたので彼はお薬飲んでいたので多分コンサータかな?って思う…(–;)
    情緒障害も発達障害も薬物治療もあるみたいです…(–;)
    今は不登校に対してフリースクールに保健室登校させるのもあるし守られているなあって思う…(–;)
    焦らずに進路探しは良いかな?って思うよ…(-.-)

  3. うちの娘は不登校(中学ほぼ行かず)でしたが、
    広域通信制⇒専門学校⇒就職
    ということで普通に働いております。
    広域通信制の学校も勉強の出来る子は多く(ただし、対人関係が上手くいかない子が多い)、国立は無理(数学がネック)だが、文系ならMARCHクラスに受かる子もたくさんいます。
    なので、このお父さんも広域通信制を見学したらいいですよ。
    毎日通学するコースから夏休み登校のみのコースまで何でもありますし。
    また、普通の高校より通学範囲が広がる分、近所の子らに会わなくて済むというメリットもあります。
    ただし、費用は多少余分にかかります。その点だけ覚悟したら、全然大丈夫。
    ただ、男子は女子より難しいという印象ですね。そこは覚悟しないといけないかも。

  4. 相談者の行動は、自分の子どもが不登校になった時、ほとんどの親がとってしまう思考と行動だと思う。私もそうだった。戸惑うし、無理もないとも言えるけど、それではうまくいかない。親は学校へ行くことをゴールに設定してしまう。そうではなくて、学校へ行かない生活の中で、自信をつけ、自分を肯定でき、周りの人や社会を信頼できるようになって、心身とも元気になって、その先に、学校に戻ることもあるかもしれない、ということ。元気になっても、学校には戻らず、違う道を選ぶこともあるだろう。簡単に薬に頼ることはしてほしくない、と思う。それより、一緒に散歩したり、本人がやりたいことを一緒にやったり(我が子の時は毎日ボーリング行ってた…)、家族が仲良く暮らすことを目標にしたほうがいい。仲良く暮らす、ってどういうことかっていうと、たわいもない雑談ができるということ。学校に行かない子に、学校の話はしてはいけない。つまり、学校へ行っていない、ということ以外は、なんら普段と変わらない生活をする。当たり前だと思っていた学校へ行くということが当たり前じゃなくなり、あらゆることが当たり前じゃなかったと気付くことが大切。一緒に食事をすること、お風呂にはいること、会話をすること、朝起きてくること、夜寝ること、などなど。そう思うと、一緒に食卓でごはんたべながら、たわいもない話ができるなんて、なんて素晴らしいんだ!嬉しいな、と感動したりする。当たり前だと思っていた事に、ありがとうの気持ちを感じるようになると、子どもに伝わる。いろんな状況になると、最終的、究極的に「生きててくれるだけでいいじゃないか」と思えてくるだろう。子どもが、このままの自分でも愛されてる、認められてる、そう感じた時に、行動するエネルギーが沸いてくるのだと思う。親の、子どもに対する見方が変わると、少しずつだけど変わってくると思う。相談者は、なによりも子どもとの信頼関係を築き直さなければいけない。簡単じゃないけど。

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