現役にこだわる親を忖度?推薦落ちて一般落ちて滑り止め退学してプータロー
テレフォン人生相談 2020年12月22日 火曜日
相談者も吐露 「世間体とか気にしてたり」
でも世間体言うならなおさらツーランク下げるイミフ。
回り道を嫌って却ってもっと回り道になるってのは日常アルアル。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 女47歳 夫49歳 長男19歳
今井通子:
もしもしい?
相談者:
もしもし
今井通子:
テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしますう。
今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですか?
相談者:
19歳の長男の、ことについてなんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
あの、対応の、仕方についてなんですけれども・・
今井通子:
はい
あなたはおいくつ?
相談者:
47歳です。
今井通子:
47歳・・
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は?
相談者:
えーと49歳・・です。
今井通子:
で、そのご長男がどうなさいました?
相談者:
あ、高校、3年のときの・・
今井通子:
はい
相談者:
に、あの、大学、進学を希望してましてえ、
今井通子:
はい
相談者:
第一志望でもあったところ、先生も、あの・・高校の先生も、えーと、推薦入試を薦めてくださったのでえ、
今井通子:
はい
相談者:
トライしたんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
推薦・・に合格できればと思って本人もすごい・・成績も、それなりに上位にいて、
今井通子:
ええ
相談者:
あの、ほんとに、欠席とかもなく、ほ、ほぼ皆勤で頑張ってたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
結局不合格になってえ、
今井通子:
はい
相談者:
あの、その時点でもうだいぶ、気を落としてしまってたんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
ま、そのあと、冬の一般試験とかも、いくつか・・あの、挑戦・・したんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
やっぱりもうその時点でもう、第一志望のとこが不合格だったとこでだいぶ気落ちを・・気力とかもなんか失せてたのは分かってたんですけれども、
今井通子:
あはい
相談者:
「&#△でどこかに行く」っていう、の言う・・で、あのお、合意していたものでえ、
今井通子:
はい
相談者:
ほんとに、やっとこ、最後に(苦笑)、受けた滑り止めの滑り止めみたいなところに・・合格してえ、一応本人もそこで、いいっていうことでえ、
あの、入学の手続きとか進めたんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
ちょっとコロナの、関係とかで、
今井通子:
ああー
相談者:
4月5月とかって学校に行かなくても・・良かった関係も、あ、2ヶ月過ごしてて、オ、オンラインもようやく始まったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
やっとこ滑り止めで受かったところなので、なんか、授業の内容とかも・・高校で習ったような、ところとかもあったりとかで、ちょっと、内容が違ってたっていうことにすごい・・益々、やる気を失くしてしまいまして、
今井通子:
はい
相談者:
続けられないっていうことでえ、
本人ももう全然、もう・・やる気を失くしてたので、一応退学っていう手続き・・を、最近済ませたところなんですけれども、
今井通子:
あら。
相談者:
これからのこととかもあんまり・・口を出さないように様子をずっと見てるところなんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
どうやって接していったらいいのかな?と思いまして・・
今井通子:
はい
相談者:
はい。ご相談なんですけれどもお・・
今井通子:
あ、なるほど。
まずそのお・・推薦が得られたにも関わらず不合格になった理由を・・あ、ご本人はどう捉えてます?
相談者:
面接の、はい、口頭試験で・・
今井通子:
はい
相談者:
普段だったら答えられるのがちょっと答えられなかったとかそういうことは言ってました。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
それは実際にあれだったから?
ご自身の知識の中に入ってなかった部分なのかな?それとも上がっちゃったっていうか・・
相談者:
あ、上がっちゃったほうですね。
今井通子:
あー上がっちゃった。
相談者:
ええ、で、やっぱりちょっと、本番とか、あまり・・強いタイプではないのでえ、
今井通子:
うーん
相談者:
自分はなんか、も、ほんとに本番に弱いとかあ、
今井通子:
うん
相談者:
プレッシャーに弱いっていうことは重々、承知の中で、またこういうこと・・にあってしまって、ほ、ほんとにそういうのが・・よく分かったっていうのもあって、もうほんとになんか、自信を失くしてるって感じなんですよねえ。
今井通子:
なるほどねえ。
相談者:
はあい
高校んときとかも・・担任の先生が言うには・・ま、それなりに、友達付き合いはあったんだけど、もう自分の中ではそういうふに、ほんとの友達っていう人が、呼べる人が、いないから、今とかも、付き合ってる、子がいないからあ、この、今の状況を相談してる人とかも、誰もいなそうなんですよねえ。
今井通子:
ふうーん。
相談者:
なんか、それもまたほんとに・・か、可哀想だなとか、思、思いましてえ(震え声)・・
今井通子:
なるほど。
で、お家では何をやってらっしゃる?
相談者:
ゲームですね。
今井通子:
あー。
相談者:
ゲームと・・ま、ちょこっと、あの・・自分の好きな、漫画とかあら、小説とかを・・読んでる、ぐらいで、ほんとに・・
今井通子:
あ、でも小説は読むのね?
相談者:
若者向けの、はい
今井通子:
あの・・所謂、ゲーム依存症みたいにはなってない?
相談者:
うーん、あの、ほんと夜、夜中・・までずっとやってて、朝も起きて来ないとかいうときもあったんですけどお、
今井通子:
はい
相談者:
この、1ヶ月う、ぐらいかな、なんかもう、でも、それじゃいけないとかって、思うみたいで、
今井通子:
はい
相談者:
朝はあ、そういう、みんなと一緒に生活しようとして・・
今井通子:
ええ
相談者:
布団たたんで起きてきてご飯一緒に食べてますねえ。
今井通子:
はい
まず、あなた自身は・・お仕事お持ちなんですよね?
相談者:
あ、そうなんです、はい
えーと、せ、正社員、で、
今井通子:
はい
相談者:
8時過ぎには家出て、
今井通子:
はい
相談者:
6時ぐらいには今は、帰って来れるように、してるんです、けれどもお・・
今井通子:
はい
相談者:
・・なんか&#△%
今井通子:
ところで・・
相談者:
はい。&#△%
今井通子:
ご主人・・
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は?・ま、やはり会社の、お勤め?
相談者:
あ、そうです。
今井通子:
で、ご長男とは、親しく話をしたり・・
相談者:
あー、し・・
今井通子:
一緒に何かをしたりってされます?
相談者:
うん・・あの・・夫もそういう仕事熱心で、もう・・家、家庭のことより仕事みたいな感じのとこが・・あったのでえ、
今井通子:
はい
相談者:
でわ、わたしも・・正社員で働いてたので、
今井通子:
ええ
相談者:
それまでって、なんかもう、2人で・・仕事・・と、家庭どっち優先するか?みたいなことで・・言い合いになっちゃったりとかあ・・
今井通子:
うん
相談者:
するようなとこも・・あったんですけど、今はもう、そういうのはだ、だいぶ・・解消されて、お互いにもうほんとに・・時間作って早く帰るようにして、協力して・・やるようになってます。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、今日のご質問はなんですか?
相談者:
あ・・うーんと、だから、今ってどこも・・あ(ため息)、仕事もしてないし・・予備校にも行ってないし、学校にも所属してないし、でえ、
あの「どんな形であれ社会に出ることが一番、だよね」っていうは、ことで、あの、夫と話してる中でえ、どうやって声掛けたら・・親として声掛け、てあげる、られるのかな?っていうか、方法を教えていただきたいんですけれども。
今井通子:
なるほど。
そうすると・・
相談者:
ん、ん、ど、どういう、この先を・・はい
今井通子:
あなた、あなた達の現在のお、お子さんに対する希望というのは・・お子さんが一人前に、社会に出る。
相談者:
あ、そうですね。
今井通子:
はい
て、い、その、そのために・・
相談者:
それを自分で決めることだと思うんですけど。
今井通子:
お子さんを、どう誘導したらいいか?というのがご質問?
相談者:
そうですね。誘導というかあ・・自分で決めて・・てもらいたいんですけど。そういうことに関して親が何ができるか?っていうこと、を・・とか、どういう声掛けしてけばいいか?っていうこと教えていただければと思うんですけども。
今井通子:
はい
相談者:
関わり方とかですね、はい
今井通子:
分かりました。
今日はですね。精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願いいたしまあす。
相談者:
お願いしますう。
(回答者に交代)
相談者さんご夫婦 教師だと思う。
らさんのコメントで思わず膝を打った。相談者の狼狽ぶり、ただ事じゃないと思ったが、そういうことか‥。
相談者一家が教師や医師など「師」か「士」の付く仕事。相談者夫婦の母校かその道の名門校に進学して欲しかったけど、息子の学力は届かない。すごくあり得る。
ニート養うつもりはない、のが相談者の本音かと思ったが、純粋に自分らのレールを歩んで欲しいというのもあるだろうな。
ただ相談者の焦燥感とは裏腹に、受験や進路への戦略が稚拙な点もあった。対面が苦手な受験生に面接有りきの推薦はきつかろうて。
頭でっかちの相談者に、プレッシャーに打ちのめされた息子。このままだと、近い将来またテレ人へ受話器を取ることになりそう。
去年、てっきり一般入試で受験すると思ってた息子が似た学部のある、それ程でもない大学の公募推薦受けたいと言ってきました。まあいいけど。苦手な小論文で受けるの?大丈夫⁇まあ頑張って!
どうせ落ちると親は思ってたところ何と合格してしまいました…
あの時、スマホの合格の文字を見て、良かったね〜と笑顔で手を叩きながら、ちゃんと受験させるべきだったのではないかと心の中で複雑な思いでした。
本人が納得してればいいんじゃない!と落ち着くまで2週間ぐらいかかりました。
今現在リモートばかりですが、時々大学行って部活も入ってそれなりに楽しそうなのでよかったと思ってます。
これでよかったと。今日の相談を呼んで再確認させていただきました。
相談者さん夫婦で公務員。息子さん辛いだろうな
この手の質問は、「焦らない」っていうのがテンプレ回答になるけど、そのままずっとダラダラして引きこもりやニートになる危険性を多分にはらんでいそう。この相談においても1年2年くらいは何とかなりそうだけど、ずっとゆっくりしていることはできないし、許すのとお尻に火をつけるのとバランスやタイミングをどうしたらいいんだろう?と、いつも疑問に思う。
推薦落ちたくらいで親がこんなに動揺したら
子供は余計にパニックになる。
子供が心配なのはわかるけど、親がこんなに辛気臭いと大変だなあ。
浪人とかあまりランクの高くない大学に行くことが
まるで死刑宣告でも受けたかのような恐れっぷり。
立派な職業につかれているかもしれないけど
ちょっと世間知がなさすぎやしませんか。
これからはガラッと世の中も変わるでしょうから
今までの教育システムで乗り切れるかどうかわからないし
何が吉と出るか凶と出るかは本当に誰にもわからない。
もっと鷹揚に構えて、息子さんの緊張を解きほぐしてあげてほしいな。
確かに教師かもしれないですね。
浪人しなかったのは現役でという約束もあったけど、相談者さんが息子さんが一年も苦労する姿を見たくなかったと言ってましたよね。
現役の時もずっと相談者さんもプレッシャーを感じて苦しかったのでは?
その苦しさが息子さんに伝わっていて、それがプレッシャーになってしまったのかと思いました。
親に出来ることは、全力で何も気にしてない振りをすることなのかもしれません。
大学を中退するなら、もう一度受験に挑戦するという約束でやめさせるという選択肢はなかったのでしょうか?
もう勉強はやりたくないのかな。
息子さんはずっと親の理想の子供でいたいと思って、それに疲れてしまったのかもしれません。
相談者さんの苦しみも理解できます。
子育ては修行ですね。
親がでしゃばり過ぎている気がする。
もう少し、そっとしてほしい。