夫の葬儀で義弟妹から受けた5年前の仕打ち。縁切った今なお燃え盛る復讐の炎
テレフォン人生相談 2020年12月26日 土曜日
「数百万そん時の金を返せって言いたい」
ほぉ
平均5千円として参列者千人前後。
せんっ・・
盛ってないか?
香典総額と葬儀の規模は比例する。
互助会(*)にでも入っていたならともかく、何の準備もしていなかったなら、かなり葬儀費用にとられる。
(*)互助会:
冠婚葬祭のための積み立て金。
もちろん精算して喪主に返さないといけないのは当たり前。
ま、相談者言っているように、お金というか浴びせられた言葉の数々。
「私のせいで主人が亡くなったって責められるんだったらまだいいんですけども」(涙声)
農家かしら。
普段から生活圏を相当共にしてないと喪主を差し置いて葬儀の主導権って取れない。
香典の横取りもさることながら、
保険、預金を寄越せ、
墓には入れない、
フム。
義弟 「成年後見人になってやるから」
単なるバカの戯言と片付けるにはちょっと引っかかる。
さっきのセリフと合わせるとあるストーリーが浮かんでくるからだ。
「私のせいで主人が亡くなったって責められる」
こんなヒドいセリフを受け入れるのは、その自覚があるからだよね?
相談者は精神疾患、
統合失調症。
症状の最たるものは被害妄想。
物語は5年なんかじゃなく、相談者の闘病期間と重なる10年20年の夫婦生活。
義弟妹こそアンタと縁を切りたかった。
兄に切らせたかった。
兄が自死する前に。
相談者: 女46歳 夫は5年前に48歳で他界 長女22歳 次女20歳
今井通子:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、はい。あの、よろしくお願いいたします。
今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
えーと、5年前に・・
今井通子:
はい
相談者:
主人を亡くしまして、
今井通子:
はい
相談者:
で、あの、主人方の、親族う、の人たちに、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、お葬式の?
今井通子:
はい
相談者:
あの、香典、とか、
今井通子:
はい
相談者:
・・全部持ってかれたんですよ。
今井通子:
・・あら!、はい
相談者:
金額も何も分からずに、
今井通子:
はい
相談者:
ええ、その日の、夜、葬儀があったあと・・その、香典の、台帳お、ありますよね?
今井通子:
はい
相談者:
それの、コピーだけ渡されて、
今井通子:
はい
相談者:
で、どこ、「金額は持ってくかんな」っていう一言だけで、
今井通子:
はい
相談者:
持ってかれてしまいまして、
今井通子:
はい
相談者:
で、わたしのことは・・墓に入れないと。
今井通子:
はい
相談者:
主人と一緒の墓には入れないと。
今井通子:
はい
相談者:
で・・挙げ句の果てには、あ、わたしを・・こう、部屋?・・に、入れて、一部屋に入れて、わたし1人、座、椅子に座らせて、
今井通子:
はい
相談者:
親戚に囲まれて、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、「成年後見人になってやるから」
今井通子:
ええ
相談者:
「保険金から、財産?、口座のコピー・・全部寄越せ」と・・
今井通子:
はい
相談者:
いうことを・・半年い・・とか、何ヶ月も、言い続けられたんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
で、そういうことがあって、
で、とりあえず、わたしは1年我慢したんです。一周忌を、頑張って待って。
今井通子:
はい
相談者:
でその間、いる、四十九日の法要とかいろいろ?
今井通子:
ええ、ええ
相談者:
待って・・
今井通子:
はい
相談者:
我慢して(涙声)。
今井通子:
はい
相談者:
で1年経ったあとに・・
今井通子:
はい
相談者:
あの、姻族関係終了届を出したんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、もう縁は切ったんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
わたし自身は。
今井通子:
はい
相談者:
ただ、娘たち・・もう、成人してるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
あの、当時まだ学生だったし、子供たち、あの、相続が、関わって来ると思うんですね、直系なので。
今井通子:
はい
相談者:
ですので、あの・・その、主人方の、実家・・その相続関係で揉めたとき?
今井通子:
はい
相談者:
なんていうんですか、わたしの心の中では・・正直・・憎しき・・憎しみしかないんですよ。酷いことされたっていう。
今井通子:
・・はい
相談者:
わたしのせいで主人が亡くなったって責められるんだったらまだいいんですけども(涙声)。
(泣)たすけてしょ(?)
今井通子:
え?
相談者:
すいません。
今井通子:
ちょ、え?え?ちょっと、ちょっと待ってください。
相談者:
&#△%
今井通子:
ま、まずね、じゃあ。
相談者:
はい
今井通子:
まず最初から・・
相談者:
はい
今井通子:
あの・・
あなたおいくつ?
相談者:
今は、46です。
今井通子:
46歳
相談者:
はい
今井通子:
ご主人おいくつで、亡くなりました?
相談者:
48です。
今井通子:
48歳
相談者:
は、はい
今井通子:
これが・・5年前に48歳だったわけね?
相談者:
はい
今井通子:
はい・・お嬢さんいらっしゃるみたいね?
相談者:
はい
今井通子:
はい。お2人?
相談者:
あ、2人います。
今井通子:
何歳と何歳ですか?
相談者:
今、二十歳と、22です。
今井通子:
22歳の方と二十歳の、お嬢さんね?
相談者:
はい
今井通子:
はい
でまず、その・・
相談者:
はい
今井通子:
5年前にご主人が亡くなったとき・・お香典を全部・・
相談者:
はい
今井通子:
持って行かれちゃった。
相談者:
はい
今井通子:
その親戚の方っていうのは、ご主人の何の方?
(わんわん、わん、犬の甲高い鳴き声)
相談者:
弟です。
今井通子:
弟さん?
相談者:
はい
今井通子:
当時いくつだろ・・
相談者:
あ、えと2つ下だったと思うので46だったと思います&#
(わんわん、わん・・)
今井通子:
46歳
相談者:
はい
今井通子:
・・じゃあその、弟さんの、は、
相談者:
ええ
今井通子:
お1人?じゃない?
相談者:
ええ、ふと、あと、妹が1人?
今井通子:
妹さんがいる?
相談者:
はい
今井通子:
で、妹さんはそのことを知ってんの?
相談者:
知ってます。
今井通子:
ていうことは・・
相談者:
ええ
今井通子:
弟さんと妹さんがその・・
相談者:
うん
今井通子:
ご主人の・・
相談者:
ええ
今井通子:
遺産を、分けちゃったっていうこと?
相談者:
・・うんと、葬儀の、支払いをたぶん済ませたと思うんですけども。
それえ、の残りを持ってったっていう形ですね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
お香典だけじゃなくて、ほかの・・財産・・
相談者:
はい
今井通子:
例えば、その貯金とか。
相談者:
ええ
今井通子:
これらもお持ちでしたね?
相談者:
あ、もちろんです、はい
今井通子:
うん
で、その、お持ちの、財産、ん、の中で・・
相談者:
ええ・・ええ
今井通子:
その、「成年後見人になってやるから」(含み笑い)って「寄越せ」って言った・・
相談者:
はい
今井通子:
その方、えーと、何?なんか部屋に、閉じ込められて?
相談者:
はい
今井通子:
うん
相談者:
はい、&#△%
今井通子:
言われたことに対しては・・
相談者:
いやわたしは・・
今井通子:
渡しちゃったの?
相談者:
いや渡してないです。
今井通子:
渡してないのね?
相談者:
ずっと我慢し、はい、はい
今井通子:
はい
そうすると・・
相談者:
ええ
今井通子:
遺産の相続・・
相談者:
ええ
今井通子:
今、その「渡せ」と言われたお香典は、別としてですね。
相談者:
ええ、ええ
今井通子:
その他の、
相談者:
ええ
今井通子:
遺産の相続は・・
相談者:
ええ
今井通子:
もう済まされましたか?
相談者:
ええ、あの、司法書士に全部依頼して、
今井通子:
うん
相談者:
あの、正常に手続きは済みました。
今井通子:
はい
そして、え、お嬢さん達の・・
相談者:
ええ
今井通子:
は、まだ・・お父さんの子供として・・
相談者:
ええ、そうです。
今井通子:
残してらっしゃるっていう、ことになりますよね?
相談者:
はい・・え・・はい
今井通子:
これあの、法律上ね?
相談者:
え
今井通子:
生活とは別として。
相談者:
はい、はい
今井通子:
で、そこが問題なんですか?
相談者:
え、それでですね・・
今井通子:
うん
相談者:
あの、そのお、夫の実家・・の、人たちの、あの、やはり土地家屋持ってるんで、
今井通子:
うん
相談者:
財産があるんですね。
今井通子:
うん
相談者:
ええ、ですので相続のときに・・そのお、直系なので、
今井通子:
うん
相談者:
関わってくる部分があると思うんです。
今井通子:
うーん
相談者:
はい。で、わたしとしては・・ま、とにかく酷い扱いを受けて、
今井通子:
はい
相談者:
で、縁を切った状態だったので、
今井通子:
はい
相談者:
なんていうんですか?、ま、法律の面と心の面と両方を、ご相談したかったんですが。
今井通子:
はい
相談者:
気持ち的には憎しみしかないんですね。
今井通子:
あー、はい
相談者:
ええ
ですので、ま・・8割方こう、一矢むかい、報いたいっていう気持ちがあって、
今井通子:
ええ
相談者:
ええ、あのお、ま、「放棄しろ」とかなんか、何らかの形、絶対出てくると思うんです。
今井通子:
はい
相談者:
で・・な、「そんなに判子がほしければ、もう、ひと、判子、数百万そんときの、お金を返せ」って言いたいような気持ちでいるところと・・
今井通子:
あ、なるほどね。
相談者:
はい。それと・・ま・・そ、なんていうんですか?その憎しみ自体間違ってるのかな?とか・・なんかそんな気持ちがあって・・
今井通子:
・・うん
相談者:
それをちょっと聞いていただきたくてお電話した次第なんです。
今井通子:
・・それはそうすると・・これ・・
相談者:
はい
今井通子:
こういうことって法律的にどうなんでしょう?って話かな?
相談者:
・・そうですね、一番はそこですね。はい
今井通子:
ある意味、だから、お香典を持って行ってしまった。
相談者:
ええ・・はい
今井通子:
これって、何にあたるのか?とかね?法律的に。
相談者:
・・う、ていうか、取り返せるのかな?って、それだけ、それ相応の金額を。何らかの形で合法的に。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
まずお香典を取り返せるか?
相談者:
はい、はい
今井通子:
あと、その、お嬢さん達の、
相談者:
ええ
今井通子:
籍を残しているのは・・
相談者:
ええ
今井通子:
ご主人のほうの実家の財産を・・
相談者:
ええ・・ええ
今井通子:
ちゃんと、「相続放棄しろ」と言われてもしっかり取りたいと。
相談者:
はい
今井通子:
うん
その2つですか?
相談者:
はい
今井通子:
はい
今日は弁護士の中川潤先生がいらしてますので、
相談者:
あ、はい、はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。先生よろしくお願いいたします。
相談者:
はい・・あ、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
この相談者の話し方聞いてると
感情が前に出て
何事も法的に事務的に解決し難かった気がする。
義親戚に何か言われたら負の感情が前面に出て舞い上がっちゃってたんだろうね。
離れても過去の感情が処理、出来ずに居るのしんどいよ。
香典そんなに集まる?大体は葬式代と近いか足りない位なのかなと思ってた。大会社の社長さんとか?
メンタルが弱い人、他者と交流するのが怖い人、そういう人は確かに居る。
で、そういう人を見抜いて利用したり虐めて喜ぶ人間も居る。
虐められた弱い人は悔しいし自分の怒り恨みに苛まれてどうしていいかわからなくなる。そういう人へのアドバイスが『いつまでも恨んでたら前にすすえないから忘れろ』。←これ、多いですよね。嗚呼そうかもしれません。結論はそうでしょう。でも【今、苛まれている人】にとっては放り出されるような言葉。
じゃあなんといえばいいか、それは解らないが、同じような立場と体験を持つ私には相談者さんの氣持ちがわかる。
…うーん
とても共感しました
暖かい言葉ですね
相談者がこのコメントを読んでいますように
こういった相談の時こそパーソナリティは加藤諦三先生の方がよかったのではないでしょうか?
「あなたは義弟妹への憎しみがあるんです」。
そりゃそうだろう。
それでもやっぱり、自分自身が断ち切るしかないんですよねぇ
小中のいじめ、社会に出てからのパワハラ etc.
相手(加害者)側は、ヘとも思っていないこともあるし、酷いときには忘れ去っていることも
精々、同じような経験談をいっぱい見聞きして「自分はまだマシだ」と思うのが救いになるのかもしれないけど・・・