聞いて!普通の楽しい雑談ができなくて周りに変な人って思われてしまうアタシ

テレフォン人生相談 2021年1月6日 水曜日

「はんいん(?)に言われることがあって・・」
「そういうことがはんいん(?)にあって・・」

この子、「ひんぱん」という意味で「はんいん」と言ってるんじゃないかしら。

頻繁
これを逆にすると、
繁頻

はんひん・・はんいん

 

機能不全家族、自傷、援交、風俗嬢、精神疾患・・

確かにフツーではない。

オーラが出てるの。
雑談ができないとか些末なことではなく。

相談者 「利害関係のある会話っていうのはスムーズにできるんです」

違うんだってば。
人間そんな器用じゃないし。

アンタがそう錯覚するのは、ビジネスでは相手に違和感を覚えても、よほどのことじゃない限りスルーするから。

喋ってるとき、妙憂さんが口を挟もうとした雰囲気感じ取れなかったでしょ?
そういうとこなの。
普通の人は感じ取れるの。

たった数分で妙憂さんはある印象を持ったんだけど、アンタはそれを知る由もなく「スムーズに説明できた」。

フェイスツーフェイスでも同じ。
てか、もっと色濃く出る。

単語の選択、受け答え、しぐさ、表情、目線・・
親しさが感じられず、できれば距離を置きたい疲れる相手。

アタシはそれを知りたくてカネを使ったけど。
ケチると今日みたく、せいぜい肯定されて励まされるぐらいがオチ。

一つだけ言うと、アンタにとっての会話は言いたいことが言えること。

会話は聞くこと。
アンタには苦痛のハズ。

もし自覚できたなら努力あるのみ。
大げさでもなんでもなく一生かけて。

もちろん、三石女史にならって開き直るならそれもあり。

 

相談者 「父親が自分のパンツを手洗いするだとか」
妙憂  「お父さんが自分のパンツを手洗いしてたの?」

自分のパンツ・・

Yourなのか
Dad’sなのか

食いついてくれたまでは良かったんだが、同じ言い方したんじゃ確認にならんじゃないか妙憂。

 

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女25歳 一人暮らし 父 母 姉

玉置妙憂:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、はい、はじめましてよろしくお願いいたします。

玉置妙憂:
今日はどのようなご相談ですか?

相談者:
はい、あの、一言で言うと、

玉置妙憂:
はい

相談者:
あの、人と、あの、関係構築ができないっていうのが大きな・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
悩みです。

玉置妙憂:
ご年齢を教えてくださあい。

相談者:
はい、あの、今年25になります。

玉置妙憂:
今どんなふうに、暮らしてらっしゃるのかしら?、ご家族と、一緒?

相談者:
あー、今はあの、一人暮らしをしています。

玉置妙憂:
今は一人暮らしなんですね。

相談者:
はい。父親と・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
母親と姉がいまして、

玉置妙憂:
うん

相談者:
一人暮らしは社会人始めてからなので、

玉置妙憂:
うん・・うん

相談者:
2年ちょっとですね。

玉置妙憂:
で、お仕事は今、何をしてっらっしゃるのかしら?

相談者:
システムエンジニアをしています。

玉置妙憂:
あー、そうですか。
悩みは人間、関係が・・

相談者:
そうですね。

玉置妙憂:
人との関係がうまくいかないっていう、

相談者:
はい

玉置妙憂:
うん、具体的に言うと、どんな感じですか?

相談者:
会社の同期の人たちで話したりするときに、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの、利害関係のある会話っていうのは、スムーズにできるんですね。

玉置妙憂:
うん、り・・

相談者:
その、仕事で分かんないことがあったりだとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
この後、この人と仕事するから・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
今雑談をして、やりやすくなるだろうとか。

玉置妙憂:
うん

相談者:
理由があるときはスムーズに話せるんですが、

玉置妙憂:
うん

相談者:
それ以外に、この後、この人と仕事をするか分からないとか、そうなったときに、

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
一切その人と話そうっていう、感じにならなくって、

玉置妙憂:
ふうん

相談者:
で、その、周囲の人たちからは、「あの人は喋らない」だとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
あと同期の人たちからは、なんか「一切喋らない、幽霊みたい」とか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
そういう印象になってしまったんですね。

玉置妙憂:
ふうーん

相談者:
ていうのを、で困ってます。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なんかその、話すときに利害関係だとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんかそういうことしか考えられなくなったんだろうっていうのを・・

玉置妙憂:
ふううん

相談者:
自分なりに・・なんか、洗い出していたんですけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんか全部で3つあって。1つ目が・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
小学校2年生くらいまでは・・

玉置妙憂:
はい

相談者:
結構ね、誰とでも仲良く、喋っていたんですが、

玉置妙憂:
はい

相談者:
家で、母親があ、

玉置妙憂:
うん

相談者:
たぶん更年期障害に入って、

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんか理不尽なことで暴力とかを受けるようになったんですね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
で、そのときから泣きながら学校に行くだとかっていうことが増えて、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
で、そのときに笑って友達と話すとお・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
そのお、暴力を振って来る親を肯定するようで・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なんか、笑いたくないなって感じるようになったんですね。

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
で、また、姉からあ・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんか、家族とかになんか話をしていると・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
「あんたが話すとつまらないから」・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
あの「黙っててくれない」っていうこと、結構、はんいん(?)に言われることがあって、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
で、そこからあまり思ったことを口に、家族にも言わなくなりましたね。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
で、2つ目が・・

玉置妙憂:
はい

相談者:
あの、高校2年生のときに・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
大学受験に没頭しようと思って、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ずうっとお、休み時間も友達と喋らずに勉強をしていたんですね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
で、中高一貫だったんですけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
仲良かった、成績が上がらない友達に・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
たぶん嫉妬か何かで、

玉置妙憂:
はい

相談者:
毎日なんか「勉強ができてムカつく」だとかいう手紙を入れられたりだとか、

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
あと休み時間に、あ&#、授業中とかにも、結構その、嫌がらせをされたりだとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
そういうことが多くなって、

玉置妙憂:
うん

相談者:
で、結構毎日「友達がいないのに」っていうふうに言葉ですごいバカにされてたりっていうことが・・高校2年生から2年間ずっとそうでしたね。

玉置妙憂:
あー、うん

相談者:
3つ目が・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
結構その、高校2年生の頃から、

玉置妙憂:
うん

相談者:
意識するようなったんですけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
父親があ、思春期で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
性に対して敏感なときに・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんかトイレとかに入ってるとお・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんか目の前にいて・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
朝(?)、扉の外の?、でなんか「今日生理なの?」とか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
あとなんか、朝に自分のパンツを手洗いするだとか。

玉置妙憂:
ん、え?

相談者:
なんかそういうことが・・はんいん(?)にあって。

玉置妙憂:
パンツを手洗・・お父さんが自分のパンツを手洗いしてたの?

相談者:
あそうなんですよ。洗濯する前に。

玉置妙憂:
うん

相談者:
で、そういうのが気持ち悪くって。

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんか家ですごい不快な思いをしていた、とか・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
あと、母は・・なんか更に機嫌が悪いと、無視とか・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
なんか睨んで、「何その顔」とか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
そういうことを言われることが多くて・・
で、姉には「暗いからどっか行って」って言われている状況だったんですね。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
で、ずっとリストカットとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
薬を多量に摂取するとか・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
大学に入ってからは、なんかずっと援交とか風俗でバイトして自傷行為の延長みたいなことをするだとか・・
ま、そういうこと繰り返してたんですよ。

玉置妙憂:
え?、ご自分が?

相談者:
あーそうなんですよね。

玉置妙憂:
あーあ、はい、はい、うーん

相談者:
で、なんかそういうのがなんか、きっかけになってるのかな?っていうのも考えたりはしたんですけど・・

玉置妙憂:
うんうーん
ということはなんか、全部お家の中が大変だったみたいですね、これね。

相談者:
・・たぶん、そお、なんですかね?

玉置妙憂:
うーん

相談者:
そうですね、リストカットした原因としては別に母親、嫌いになったわけではないんですけど、

玉置妙憂:
うん

相談者:
でもやっぱり・・母親が育てた自分は・・なんかイコール母親みたいな気分で・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
母親を傷つける代わりに自分を傷つけて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
なんか母親に・・なんか言い返してるような気分になると錯覚するっていう・・

玉置妙憂:
でもお話聞いてると、すごく、自己分析、できてますよね。振り返って。うん

相談者:
ただ実際に人と話そうってなった瞬間に手が震えたりとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
顔真っ赤っかになって頭真っ白になるだとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
で、ちゃんと会話ができないんですよね。

玉置妙憂:
うーん
会話ができないと困ってる?

相談者:
・・そうですね、やっぱりその・・
「あの子は暗い」だとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
ほんとは・・暗くはないのに・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
周りにそうやって変な人って、思われてしまってるんですよね。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
それがすごく嫌で・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
あ、なんかその言いたいときに言えないだとか・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
も、それがほんとに・・やめたいと思うんですけど、どうしていいか分からないのでえ・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
手が震えたりだとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
その普通の楽しいとかの雑談ができないことがあ・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
一番の悩みです。

玉置妙憂:
分かりました。
えー、ではその点について、えー今日先生にお伺いしてみましょう。

相談者:
はい

玉置妙憂:
えー今日お答えいただきますのは、三石メソード主宰、作家で翻訳家の三石由起子先生です。

(回答者に交代)


「聞いて!普通の楽しい雑談ができなくて周りに変な人って思われてしまうアタシ」への13件のフィードバック

  1. 変な人とかじゃなく多分お勉強が良く出来る子だったのか知らないけど、話が理路整然とし過ぎて悩んでるとは全く伝わらなかった。
    普段でもあの調子だったら、そりゃ話しをしても楽しくないよ…

    1. 過去と他人は変わらない、未来と自分は変えられる。という言葉が浮かんだあとに、『思い込み』って怖いなと思いました。三石先生に強制していただけて良かったですね。これから相互依存(成長)できる、良いご縁があることを祈ります。

  2. やっぱり三石先生 いい!
    100人中98人はバカかとは・・
    自分を耕すね・・いいと思った

  3. SEならではの理論整然とした相談者ですが、相当大変な生育環境だったと同情いたします。だれにも愛されず、父親が近親相姦的だったという異常事態。援交とかリスカとか精神科での薬が効かないとか、自分の話に興味を持ってもらえるか、震えながら(用意周到に原稿書いて読んでたかもしれない)告白してるのに!
    三石先生は「98人に嫌われてもいい。2人に理解されれば」と言ったけど、その2人すらできない、というのが相談者の切実な悩みだったのではないでしょうか。編集されているとは思いますが、先生の一方的な話で終始。相談者はちゃんと話聞いてもらったという気になったのかな、と感じました。せっかく思い切って相談しにきたのに、相談者は救われたのかな。

  4. 相談者の話しが理路整然してるか?
    ⁇⁇
    お二人理路整然の話しと受けとめられてるのは、「理路整然」の意味を私が間違った解釈としてうけとめてたようだ。

  5. 理路整然とはしていない。
    すでに会話になってない。
    前もって用意した原稿分しか、話せない。これじゃあ、キャッチボールにならないだろうなあ。

    先生方は、きっと本質は変わらないから周りを気にせずマイペースで仕事しろと言うしかなかった。
    それで良いと思う

  6. 三石先生のアドバイス、個人的にとても響きました。
    自分の深い悩みを理解して欲しいという欲求が、逆に相談者さんを苦しめている印象でした。

    生きている人との会話も(当たり前だけど)無駄では全くなく、情緒の交換(by加藤先生)なんですよね。

    生きている人と死んでいる人、両者といい塩梅に付き合いながら、自分を耕していけると良いですね。

  7. 多分だが、
    三石先生は症状の度合いを先に確かめたと思う。
    そして「この人は変わらない。症状固定。」という判断をしたんだろうね。
    その上で頭を切り替え、相談者が今よりうまく生きていける方法を教えたんだと思う。

  8. 相談の話ぶりを聞くに、雑談ができないことがからかわれている原因じゃなくて、言っちゃいけないことを言うとか、聞かれてないことをしゃべるとか、そっちの気の方で嫌われてそうな気がする。基本的な雑談術とかコミュニケーション術みたいなのを学ぶところから入った方がいいんじゃないのかなと思う。三石先生の言うごとくシャットアウトする方向で合理化すれば楽なんだろうけど、このままこじらせているのは心配。まだ若いし間に合うんじゃなかろうか。

  9. 会話が不得手だとしてもその人に会話以外でいいなと思う箇所があれば、嫌わない可能性をあげることはできる。
    表情、間、空気感・雰囲気、身だしなみ、社会地位、知恵知識…。などなど…。
    「この人いい」と思わせられる要素は、会話以外にも色々あるから。
    わざわざ不得手なことを得手にしようと固執することはない。

    会話以外で自分に自信が持てることが増えてくれば、前向きになる。
    前向きになると、自然と会話が不得手なことに囚われなくなる。
    そして男でも女でもいいけど、から愛される。愛という原動力は大きい。
    これまでの「あんた嫌い」という呪縛から解き放たれて、前向きに生きられるようになるといいわね。

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