（回答者に交代）

塩谷崇之：
あ、もしもし・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
こんにちは

相談者：
こんにちは

塩谷崇之：
はい
え、今お話聞かせていただきました。

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなた自身は・

相談者：
はい

塩谷崇之：
あ、迷っている、のかもしれないけれども、

相談者：
はい

塩谷崇之：
ご主人のほうは、

相談者：
はい

塩谷崇之：
もう、おー、離婚をしたいということで、

相談者：
はい

塩谷崇之：
意思は固まってるようなんですよね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
でその状態で・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたが１人で・・離婚をしないというふうにね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、頑張って、もう一度やり直したいと思っても・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
元のね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
夫婦に・・戻れるとは、わたしは思わないんですよ。

相談者：
はい

塩谷崇之：
どうして思わないか？っていうとね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
これはその、不倫っていうのは、ま、言ってみればね？、しばしばそういうのは、あることなんですよね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
そこでね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、それが発覚したときに、

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、きちんと、お、思い直して・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
あー、はあの、お、もう一度自分はこの家族でやって行きたいというふうにね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
思うんであれば、そこはやり直しっていうことは可能かもしれないし、

相談者：
はい・・はい

塩谷崇之：
え、そこはまあ、過ちは過ちとしてね。きちんと反省した上で・・えー、やり直すっていうことは、できないことではないと思うんですけれども、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたのご主人の場合には・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
もう、そこから、あー、そういう発想はまったくなく、

相談者：
はい

塩谷崇之：
ま、逃げ出してしまってるわけですよね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
つまり、これはあなたに対する裏切りというだけではなくて、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、あなた方家族、全体に対する、裏切り。

相談者：
はい

塩谷崇之：
背任行為なわけですよ。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で・・えー、しかもその背任行為について・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、まったくその、おー、悪いという気持ちが・・ない。

相談者：
ええ

塩谷崇之：
それよりも自分の、愛情なのか欲望なのか分かりませんけれども、そちらのほうを優先させてしまってる。

相談者：
はい

塩谷崇之：
家族に対する責任感ていうのはまったく見られないわけですよね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
ま、辛うじてその月２０万、最近になって？

相談者：
はい

塩谷崇之：
ま、２ヶ月前からお金を入れてくれるようになったと・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
いうことではありますけれども、

相談者：
はい

塩谷崇之：
それまで・・えー、もう、お、１年、近く・・それすらしてなかったわけでしょ？

相談者：
はい

塩谷崇之：
つまり家族を顧みるっていう気持ちがまったくないわけです。

相談者：
はい

塩谷崇之：
はい
そういう男性と・・もう一度ね？、えー、家族として一緒にやってくというのは・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
わたしは難しんじゃないかと思うんですよね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたの夫というのは・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたの夫として失格なだけじゃなくて、

相談者：
はい

塩谷崇之：
家族の一員として、失格であり、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、そういう夫に・・えー、これ以上縋り付いてる・・必要っていうのはまったくないと思います。

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういう意味では・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、あなたは、離婚をしたほうが、わたしはいいと思うんですね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で・・え、しかもあなたのほうが、あー、自分でも、ある程度の収入があって、

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、少なくとも、ま、自分の生活費・・は、あー、なんとか、あ、確保できるだけの・・あ、そういう、うー、ま、手に職を持ってるんであればね？

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
そこは、あの、躊躇する必要はないと思うんですよ。

相談者：
はい

塩谷崇之：
・・ただ・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
いずれ離婚をするにしても、

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、離婚をするまでのね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
間っていうのは、

相談者：
はい

塩谷崇之：
その、どういう条件で離婚をするかっていうことについてね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
交渉を始めると・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
結構、そこは難航すると思うんですよ。

相談者：
はい

塩谷崇之：
つまり離婚が、成立して、

相談者：
はい

塩谷崇之：
きちんと夫婦関係の清算が全部済むまでにはね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
ある程度の時間は掛かると思ったほうが、いいと思います。

相談者：
はい

塩谷崇之：
で、そうするとそれまでの間・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
やはり、その、あー、あなたの夫には、

相談者：
はい

塩谷崇之：
あ、きちんと、おー、夫として・・或いはその、父親としての・・義務を・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
果たしてもらわないと、いけない。

相談者：
うん、はい

塩谷崇之：
そのために、

相談者：
はい

塩谷崇之：
ま、今・・あー、２０万・・え払ってもらってるっていうことですけれども、

相談者：
はい

塩谷崇之：
これをきちんと確実な物にね、しておかないと、

相談者：
はい

塩谷崇之：
下手するとね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたの、あー、ご主人のほうが・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、１つの交渉材料としてね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、なんか、こ、「自分の要求飲まないんだったらその・・仕送りを打ち切るぞ」みたいな形で・・

相談者：
はい、はい

塩谷崇之：
兵糧（ひょうろう）攻めに、するようなことだって、あり得るわけですから、

相談者：
あはい

塩谷崇之：
あなたとあなたの子供たちが、

相談者：
はい

塩谷崇之：
きちんと安心して生活できるような・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
生活費

相談者：
はい

塩谷崇之：
これを・・法律用語では婚姻費用っていうんですけれども、

相談者：
はい

塩谷崇之：
それをきちんと支払ってもらえるような・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
確約をね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
きちんとしておかないと・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなた自身が、落ち着いて、その離婚に向けた交渉することもできない・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
ことになってしまいますんで。

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、そこはきちんとやんないといけない。

相談者：
はい

塩谷崇之：
だから、え、生活費をもらって・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
ズルズルと過ごすっていうのではなくて、

相談者：
はい

塩谷崇之：
将来、離婚をする、それに向けた・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
１つの準備として・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
きちんと今の生活、が、続けられるように・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういう、手筈を整えておくという・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
そういう意味でね？

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、今すぐね？勢いで離婚をするのではなく、

相談者：
はい

塩谷崇之：
だからといってズルズルと過ごすのでもなく・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
あー、順を踏んでね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
段階を踏んで、離婚の、おー、成立にむけて・・えー、進んでいけるような、

相談者：
はい

塩谷崇之：
え、準備を整えておくということを考えたほうがいいと思います。

相談者：
あ・・はい

塩谷崇之：
はい
もう１つね？その女性、との関係ね、相手の女性との関係。

相談者：
はい

塩谷崇之：
この女性に会ったほうがいいのか？と・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
いうことですけれども。

相談者：
はい

塩谷崇之：
あなたとしては、この女性に会って、何をしたい・・いんですか？

相談者：
・・んー・・話をしたい（苦笑）

塩谷崇之：
（苦笑）

相談者：
か、もう、話（はなし）しても、もう・・今の段階で、今のお話聞いても（苦笑）、わたしもちょっとなんか離婚のほうに傾い・・

塩谷崇之：
うん

相談者：
てきて・・

塩谷崇之：
うん

相談者：
（苦笑）うーん、ま、話（はなし）しても何も解決しないのかな、と、今、思ったんですけど・・

塩谷崇之：
うーん・・会ってね。

相談者：
はい

塩谷崇之：
えー、気が済むか？というとたぶん、気は済まないんでしょうし、

相談者：
はい

塩谷崇之：
まあ、一言言ってやりたいとか、

相談者：
はい

塩谷崇之：
いろいろ、思いはあるかもしれませんけれども、

相談者：
はい

塩谷崇之：
この女性と会っても・・うーん・・何か、解決するわけではない・・と思いますんで、

相談者：
そうですね、はい

塩谷崇之：
弁護士のアドバイスとしては、会ってみても、しょうがないんじゃないのかなと。

相談者：
や

塩谷崇之：
余計に、いやな思いになるだけなんじゃないかな？という・・

相談者：
そうですね。

塩谷崇之：
感じはします。

相談者：
はい・・そうですね。

塩谷崇之：
うん

相談者：
はい

塩谷崇之：
あの、後ろ向きのことを考えるよりは・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
今後どうして行くのか？ということを考えて・・

相談者：
うん

塩谷崇之：
行ったほうがいいと思いますんで。

相談者：
はい・・はい

塩谷崇之：
それを考えるにあたって・・

相談者：
はい

塩谷崇之：
その女性と合うことがあなたにとって・・プラスになるのか、どうか？という、そういう観点から、

相談者：
はい

塩谷崇之：
考えてみていただければいいのかなと思います。

相談者：
はい、分かりました。

塩谷崇之：
はい

（再びパーソナリティ）