一人暮らしで考えた結婚20年の婿養子。あの家に俺は必要だし俺もあの家が必要

テレフォン人生相談 2021年1月28日 木曜日

自分に対する周囲の振る舞いは鏡。

「遊びに行くときは断りを入れて」って、それ、承諾をもらって、とかじゃなく、プチ家出との区別をつけて欲しいってだけよ。

そんなことすら分かんないのは上げ膳据え膳だから。

家出が武器になってんのねえ。
ここへきて離婚まで武器に加えちゃって。

何が帰るタイミングよ。
白旗上げるタイミングでしょ。
一ヶ月ももたないってこと。

家出先を実家からアパートに変えて吉。

 

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 男46歳婿養子 1ヶ月前に妻の実家を出てアパート暮らし 妻47歳 別に住む大学生の娘 息子18歳 農業を営む義父72歳 義母72歳

柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、もしもし?

柴田理恵:
こんにちは

相談者:
はい、こんにちは

柴田理恵:
はい、今日はどんなご相談ですか?

相談者:
えーと今別居をしてるんですけどお、

柴田理恵:
はい

相談者:
修復に・・

柴田理恵:
はい

相談者:
どうすればいいか?っていうとこなんですけど。

柴田理恵:
あ、はい
あの、あなたおいくつですか?

相談者:
46です。

柴田理恵:
奥さんは?

相談者:
40う、7です。

柴田理恵:
お子さんいらっしゃるんですか?

相談者:
1人はあの、外に、もう大学で出てて、1人は同居ですね。

柴田理恵:
じゃ、大学う・・の、男の子さんですか?

相談者:
あ、女の子です。はい

柴田理恵:
おん・・下の子はおいくつですか?

相談者:
18です。男の子です。えーと、今わたしの、別居してしまったほうの、家族と住んでます。

柴田理恵:
てことは、あなたがお家、を出られたってことになるんですか?

相談者:
そうです、はい

柴田理恵:
はい
別居はいつからですか?

相談者:
1ヶ月前です。

柴田理恵:
んなんで、そうことになったんですか?

相談者:
ま、仕事お・・も、いろいろあって、

柴田理恵:
うん

相談者:
でまあ、公務員なんですけど、

柴田理恵:
はい

相談者:
ま、そこでちょっと大変なこともあ、ったり、
んで、あと、家族う、とも、ちょっとうまく行かない部分があったりして、

柴田理恵:
うん

相談者:
で、わたし婿養子だったのんで、

柴田理恵:
うん

相談者:
ちょっとあの、あと疎外感みたいのが(苦笑)、こう感じてしま、って、

柴田理恵:
うーん、ふん

相談者:
ま、出てしま、ったってとこなんですよね。

柴田理恵:
じゃ、婿養子さんってことは、

相談者:
はい

柴田理恵:
えっと、そのお家は、そ、奥さまのご実家ってことなんですか?

相談者:
そうです。

柴田理恵:
奥さまの、ご両親もいらっしゃるってことですか?

相談者:
そうですね、はい

柴田理恵:
あの、おと、ご両親おいくつですか?

相談者:
あ72の父と、72の、母ですね。

柴田理恵:
婿養子さんで、そのなんか、ちょっとあんまりうまく、ご両親ともうまく行ってなかったってことなんでしょうかね?

相談者:
っそうですね。

柴田理恵:
うん

相談者:
特に父親とお、ちょっとたまに、ぶつかったりしてしま、って、

柴田理恵:
うーん、うん、ん

相談者:
で、ま、何度かこう、プチ家出じゃないですけど、わたしも実家が近かったもんで、

柴田理恵:
はい

相談者:
そこに何度か行ってしまったりして?

柴田理恵:
うん

相談者:
ついついそういうことをしてしまうんですね。

柴田理恵:
ふんうーん

相談者:
はい

柴田理恵:
えっと、じゃ今は、ご実家に帰、ったりしてる、らっしゃるんですか?

相談者:
ほとんど今アパートで?

柴田理恵:
アパート、あじゃ・・

相談者:
ちょっと自分を見つめ、見つめ直してるみたいな(苦笑)・・

柴田理恵:
あー

相談者:
感じなんです。

柴田理恵:
原因っていうのは何なんですかね?

相談者:
父親だったりとかあ、

柴田理恵:
うん

相談者:
ちょっとあと、自分のこの、ん、なんていうんですかね、
ま、精神状態があんまり良くないんで、
不安になってるっていうか常に?、ま、こう何やってもこう、うまく行かないみたいな・・
ついついそう、うまく行かないからなんか逃げ出しちゃうみたいな・・

柴田理恵:
ふうーん

相談者:
感じになってしまうときがあるんですよね。

柴田理恵:
奥さんと、喧嘩するとかそういうことではないんですか?

相談者:
奥さん、は、こんな自分だからあんまり、やっぱり、しゃべって、来てくんない・・でも本人はそうは言ってないんですけど、

柴田理恵:
うん・・

相談者:
自分がそう取っちゃってるだけなのかもしんないんです。

柴田理恵:
うん・・

相談者:
で、わたしもやっぱり、向こうの家族と、

柴田理恵:
うん

相談者:
こう話がうまくできなかったんですよね。

柴田理恵:
いつからですか?

相談者:
えーっと、特にひどくなってしまったの、9ヶ月ぐらい前ですね。

柴田理恵:
お仕事のことで何かあったんですか?

相談者:
・・わたしのほうの仕事は、かなり厳しい部署に行って、そこでちょっとメンタルやられたっていうのがあるんですね。
ちょっとその家のほうでも・・

柴田理恵:
うん

相談者:
遊びに連れってくれる友達がいたんですけど、

柴田理恵:
・・はい

相談者:
ストレスがわたしが溜まってるんで。

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
で・・それでこう、外出しちゃったんですけど、

柴田理恵:
うん

相談者:
そんときに、

柴田理恵:
うん

相談者:
家内のほうから、

柴田理恵:
うん

相談者:
「遊びに行くときには」?

柴田理恵:
うん

相談者:
「親に断りを入れて」みたいな・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
ちょっと厳しい家(うち)だったんで(苦笑)。
農家さんみたいな、お家(うち)なんで、

柴田理恵:
はい

相談者:
「そういうことを、してから遊びに行って」みたいな、感じで言われて、それも、ちょっと自分中で面白くなくって、

柴田理恵:
なんで親に・・

相談者:
そういうのがあったりと&#・・

柴田理恵:
親っていうか、その同居してる親に、

相談者:
ええ

柴田理恵:
どうしてそんな・・あの、断りいれなきゃいけないんですか?(苦笑)

相談者:
いやあ、わたしもよく分からないんです(苦笑)・・ハハ、であ・・

柴田理恵:
入っ・・もう最初っからそういう・・感じだったんですか?ご結婚なさってから。

相談者:
・・そうですね、なんかそういうことがギクシャクすることは度々ありましたね。

柴田理恵:
でも・・

相談者:
ただ、いい時もあるんで。

柴田理恵:

相談者:
例えばこう、家族でみんなで食事するとか、
小っちゃい頃、子供を連れてどっか海外とかにも連れてってもらったりとか、

柴田理恵:
うん・・うん

相談者:
ていう、いい時もやっぱりあったので、

柴田理恵:
うん

相談者:
全体的にこう、憎めるのかって言ったら、憎めない部分も・・やっぱり出て来ちゃうんですよね。
やっぱり・・子供のこととか・・

柴田理恵:
うん

相談者:
将来のことを考えると・・

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、子供も大きいんですけど、

柴田理恵:
はい

相談者:
ま、例えばその・・孫とか・・あとその、ま、農、農業みたいなことやってるんで、

柴田理恵:
うん

相談者:
そのお・・ね、例えばそれを、作ってあげられるとか、
そういう喜びも、こう、今ここで、離婚してしまうとなくなってしまうな、と思うと・・

柴田理恵:
ああ、ああ

相談者:
ちょっと・・それも、できないかなって・・

柴田理恵:
あなたはその、お仕事をなさりながら・・

相談者:
はい

柴田理恵:
そこの・・ま、大きなきっと農家なんでしょうから、

相談者:
ええ

柴田理恵:
そこの、お仕事も手伝ってらっしゃるんですか?

相談者:
そうなんですよね。

柴田理恵:
奥さんっていうのは、

相談者:
はい

柴田理恵:
お仕事なさってるんですか?、うん

相談者:
今専業主婦ですね。

柴田理恵:
あーそうなんですか。それで・・

相談者:
はい

柴田理恵:
お家の農業もやってらっしゃるってこと・・

相談者:
まあ・・あんまりやってないですね、エヘヘ(苦笑)

柴田理恵:
ふうーん、なるほど。

相談者:
はい

柴田理恵:
ふんで、あなたは、別居中だけども、また修復したいなと思ってらっしゃる、わけですか?

相談者:
そうですね。

柴田理恵:
でも素直に、そのお・・また戻ってくってわけにもいかないわけ・・

相談者:
だから・・また戻ってしまうと・・

柴田理恵:
うん

相談者:
また嫌なことがあると・・

柴田理恵:
うん

相談者:
逃げてしまうんじゃないかな?っていう自分がいるとちょっと怖いんですよね。

柴田理恵:
向こうと話し合わないといけないですね。そのお、家族なのに、居づらい・・気持ちの人がいて、
それが嫌で・・出て行ってるっていう、ことが、その・・

相談者:
はい

柴田理恵:
一方的に、出て行った人が悪いとは限らないような気もするんですね。

相談者:
はい

柴田理恵:
やっぱお互いに・・良くないところがあるからそういうギ、クシャクするわけですよね?

相談者:
そうですね。

柴田理恵:
ふん
そうことを、こう、話し合おうとか、

相談者:
はい

柴田理恵:
そういう話にはな・・ったりしないんですか?

相談者:
えっと、その話は・・あのお、この前したんですね。
奥さんも含め・・

柴田理恵:
うん

相談者:
あの、両親とも。

柴田理恵:
はい、はい・・&#

相談者:
したらやっぱりでも、「戻って来てほしい」っていう・・で、ちょっとわたしが、おかしいっていうのは、もう「全然笑顔がない」っていうふうに前から言われてたんで、
前はそんなことなかったんですけど、

柴田理恵:
うん

相談者:
自分が完全に落っこってるっていうのは分かってるんで、

柴田理恵:
あの、あなた自身が?

相談者:
はい

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
何やってももう自信なくなって来ちゃってるっていうのがあるんで、

柴田理恵:
うん

相談者:
もしその、精神科とか行って?

柴田理恵:
うん

相談者:
カウンセリングとかを、受けたり、ま、薬飲んだりして良くなったら・・

柴田理恵:
うん

相談者:
「すぐ戻って来て」みたいなことは言われてるんですね。

柴田理恵:
お互いに・・良くなかったところっていうか、ちゃんと話できたんですか?

相談者:
たぶん向こうは・・

柴田理恵:
ぐ、うん

相談者:
悪いっていうふうに思ってないんで、僕が勝手に出てったっていうしか思ってないと思うんですよね。

柴田理恵:

相談者:
なんで出てったのか?っていうのカミさんも「分からない」みたいなこと言ってたんで。

柴田理恵:
そこを、でも、明らかにしとかないとまた、繰り返しますね。

相談者:
そうなんですよね。

柴田理恵:
うーん、でもじゃ・・あんまり、だって・・あなたは・・

相談者:
はい

柴田理恵:
「修復したいな」、「別居、やめて戻って行きたいなあ」と思ってるし、向こうも、戻って来てほしいな、と思ってるってことは、大丈夫じゃないんですか?

相談者:
そう・・なのかもしんないんですけど・・
ただ自分が今その、また同じこと繰り返すかもしんないっていうその、不安のほうが大きいんですよね。

柴田理恵:
あー、なるほど。

相談者:
で、最初は、この出、別居したときは、もう離婚するしかないかなって思って、

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
ちょっと周りにも、び、「たぶん離婚するかもしんないから別居する」みたいな・・

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
ことを言ってしまっ・・たので・・

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
ん、そんときはこう・・も、その流れでいたんですけど、

柴田理恵:
うん

相談者:
こう1人になってみて、

柴田理恵:
うん

相談者:
よく考えてみると、やっぱり・・「あの家には俺必要だよな」・・て思・・ちゃうと・・

柴田理恵:
うーん、うん

相談者:
やっぱり・・離婚には踏み切れないっていう・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
んん、気持ちになっちゃうんですよね。

柴田理恵:
向こうにとって自分が必要だと・・思うのか?、

相談者:
はい

柴田理恵:
ん、自分にとって向こうが必要だと思うのか?どっちですか?

相談者:
両方ですね。向こうもたぶん・・

柴田理恵:
うん

相談者:
俺が必要だし、

柴田理恵:
うん

相談者:
やっぱり、自分も・・今こう1人になってみて、

柴田理恵:
うん

相談者:
やっぱり家族のありがたみっていうのが分かって来たっていうのがあるんで、

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
ただ向こうがもう「離婚してくれ」って、もう、「娘とは一緒にいないでくれ、お前」って言われればもう、それまでだとは思ってたんですけど。

柴田理恵:
うん

相談者:
はい

柴田理恵:
して、向こうは「戻って来てほしい」って言ったんですよね?

相談者:
・・そうですね。

柴田理恵:
うん・・そしたら・・やり直すしかないのかなあと思いますけど。

相談者:
ええ
ただ、その、あと、時期が分からないんですよね。

柴田理恵:
時期?

相談者:
ん、うん。どこまで、自分がこの、納得する時期がいつ来るのか?っていうのも見えない・・

柴田理恵:
うんふん、なるほど

相談者:
ええ、この1人なのは。

柴田理恵:
自分の心の中のこう、整理というか・・

相談者:
ええ

柴田理恵:
その不安感ていうのは相変わらずあるってことなんですね。

相談者:
そうですね、今も、そういうの不安になると、こう、寝れなくなっちゃったりするんで。考えっちゃって。

柴田理恵:
あー、なるほどお。

相談者:
ええ

柴田理恵:
お、えっと、お医者さんには掛かられましたか?

相談者:
えーと、1回掛かったんですけど。

柴田理恵:
うん

相談者:
・・そのときは特に薬とかはなくてカウンセリングだけで終わったんですね。

柴田理恵:
あはい、はい、はい

相談者:
ええ

柴田理恵:
分かりました。

相談者:
はい

柴田理恵:
じゃあ、先生に聞いてみましょうか。

相談者:
はい

柴田理恵:
今日の、回答者の先生は、三石メソード主宰、作家で翻訳家の三石由起子先生です。
先生お願いします。

(回答者に交代)

「一人暮らしで考えた結婚20年の婿養子。あの家に俺は必要だし俺もあの家が必要」への6件のフィードバック

  1. 奥さん側の家族構成が知りたかったです・・・
    お婿さんの窮屈な生活って昔からの、あるある話でしたね。
    柴田さんの旦那も婿さんでしたか~

  2. 一人の男に戻りたい。そんな相談者の願望を感じる‥が、いざ離婚したら相談者の青写真通りになるのだろうか。管理人さんのご指摘でハッとした。義両親の家業、家事、子供の節目。相談者はどれくらい貢献してきたのだろうな‥と。「婿養子なので家事も多くやらされている」という嘆きなら分かるけど。あと、相談に然程影響無いかもしれないが、「義両親と養子縁組み」か「妻の姓を名乗るに留まる」か「実はマスオさん方式」かも気になった。
    ネコシャさんの、あの漫画のパロディでフフッとなった。

  3. このご時世、婿養子さんは貴重な存在。
    私の周りでは、お婿さんの給料はまるっと貯金や自分の小遣いにして、生活費は義両親持ちって話もちらほら聞きます。

    女性が農家に嫁ぐより、仕事を持つお婿さんの方が精神的に楽じゃないかと思いますけどね。

  4. 婿養子でなくても、どこに出かけて何時くらいに帰るかぐらいは言うでしょ。
    夕飯の支度やらいろいろあるんだし。
    チョット怒られたら実家へ帰ったり
    遊びに連れて行ってくれる友達がいたり
    子供みたい。

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