べきの暴君に囚われた夫。人並みをキャッチアップする年上妻が博打的質問で墓穴

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは

大原敬子:
今お話を聞いていて、

相談者:
はい・・はい

大原敬子:
こんなことが浮かんだんです。
で、なぜそれを・・わたしがそう言ったのか?っていう・・動機をですね・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの話の中で・・説明いたします。

相談者:
はい

大原敬子:
まず、男女関係っていうのは、ま、人間関係っていうのは、常に、必ずお互いの・・阿吽(あうん)の公式ってあるんですよね。

相談者:
ふうん

大原敬子:
あなたの場合ですね?

相談者:
はい

大原敬子:
1つの方程式の中で・・旨味があったときが結婚したときだと思うんです。

相談者:
うん

大原敬子:
どういう、公式か?っていいますとね。

相談者:
はい

大原敬子:
あなた自身は必ず・・仕向ける。

相談者:
はい

大原敬子:
差し向けるっていう行為をやってしまうんです。

相談者:
ふん・・

大原敬子:
彼は・・仕向けられたことに対して・・
「いいよ」「いけないよ」って答えるという。

相談者:
うーん

大原敬子:
こういう、男女の関係ができあがって来たんじゃないかと思うんですね。

相談者:
なるほど。

大原敬子:
ですから・・結婚を挙げたとき、

相談者:
はい

大原敬子:
リード、方は、あなたのような気がするけどいかがでしたか?

相談者:
あー、そうです。

大原敬子:
ね、このときに、

相談者:
はい

大原敬子:
彼が求めたのは・・

相談者:
はい

大原敬子:
愛することとか・・

相談者:
うん

大原敬子:
この人でなければダメだとかではないんです。

相談者:
ふぅん

大原敬子:
手を引っ張ってくれて、

相談者:
ふん

大原敬子:
「じゃ、こちらに来なさい」って・・

相談者:
うん

大原敬子:
「こうすんのよ」、「ああすんのよ」って言われると、
「はーい」ってついて行くタイプなんです。

相談者:
ふーん、うーん

大原敬子:
ところがあなたは結婚したときに、

相談者:
はい

大原敬子:
今度はあなた自身がほんと求めてた物は・・

相談者:
はい

大原敬子:
相手に、委ねて、依存して・・

相談者:
うん・・

大原敬子:
男はこういう物を求めた、ような形になったのが、この2年間のような気がするんです。

相談者:
ふうーん

大原敬子:
彼は・・選択を与えられることが一番の地獄なんです。

相談者:
うん・・

大原敬子:
「あなた、わたしのこの服どれがいい?」
例えばですよ?

相談者:
はい

大原敬子:
て、訊かれると、彼は・・「そんなはずではない」と。

相談者:
うん

大原敬子:
だったら1人がいいってことですよね。

相談者:
うーん

大原敬子:
つまり、幼児期ですね、彼はね・・

相談者:
はい

大原敬子:
人を愛するとか・・

相談者:
うーん

大原敬子:
好きな物とかが、ないんです。

相談者:
うーん

大原敬子:
強烈にインパクトのある・・出方をすると、そっちに彼ついて行くんです。

相談者:
うーん

大原敬子:
そいで「好きなの?」って訊くと、「いやあ・・分からない」って言うんですよ。

相談者:
うーん・・

大原敬子:
そういう彼だったんではないか?と。
なぜわたしがじゃあ、そういう結論にしてしまった理由です。

相談者:
はい

大原敬子:
それは・・これだけ悩むあなたが、なぜあなたから、自分から、自ら、別居を申し出たか?

相談者:
うんうん

大原敬子:
そうですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
これ仕向けたんです。

相談者:
はあ・・うん

大原敬子:
だって結婚式は、うまく行ってるからね?

相談者:
うんうん

大原敬子:
でも、結婚式のあなたと・・

相談者:
はい

大原敬子:
2年、過ぎたあなたは違うんです。
もう、完全に女女で彼を求めてるんです。

相談者:
うん・・

大原敬子:
彼は女女求められたら嫌なんです。
嫌っていうかね、

相談者:
うんうん

大原敬子:
対処できないんですよ。

相談者:
うんうん

大原敬子:
でもあなたは、最初の動機と同しようにして、公式をですね・・

相談者:
はい

大原敬子:
「じゃあ、しばらく別れましょうね」ったら、彼は・・仕向け、られましたから・・
「はい」って言います。

相談者:
うーんーん

大原敬子:
「嫌だ」って言ってほしいって無理です。絶対に。

相談者:
はあー

大原敬子:
あなたが言ったことを「はい」って言います。

相談者:
はあー

大原敬子:
で、次に、わたしはね、離婚の話、
離婚の書類、彼が書いたって言ってますね?

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが脅しで彼に、「書きなさい」って言ったように、気がすんですね。
あなたが何か言ったはずです。違いますか?

相談者:
「一緒に住むか?離婚するか?どちらかを選んでほしい」と言ったら・・

大原敬子:
誰が?・・仕向けたんでしょ?

相談者:
わたしが・・

大原敬子:
うん

相談者:
言ったら、「もう・・離婚をする」っていうふうに・・言いました。

大原敬子:
あなたは彼の心が知りたかったんでしょ?

相談者:
あー、そうですね。

大原敬子:
その大きな博打をしてしまったのね?

相談者:
うーん

大原敬子:
それもやっぱ女の考えなんですね。

相談者:
うん・・

大原敬子:
逞しい男性に・・

相談者:
はい

大原敬子:
「君を選ぶよ」ってこと言ってほしかったんです。

相談者:
うん・・

大原敬子:
その自分の甘さがあったわけですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
で、一番あなたが楽になる方法。
まず、1人で生きて行けられる力が?・・或いは、彼の存在が、なくても大丈夫のように、あなたが今日から・・生き方を変えるべきじゃないかしら?

相談者:
はい

大原敬子:
で・・その間は、もし、今まだね?、その書類を出してなかったなら・・

相談者:
はい

大原敬子:
しばらくの間・・あなたが出さなければ、離婚って形はないんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
今、その紙にあなたは、しがみついてるの。

相談者:
ふん

大原敬子:
まだ別れてないっていう。

相談者:
ふん

大原敬子:
ですから、今、あなたはどっちですか?離婚の、用紙を・・しばらく持っていて・・自分の心を整理して行くか?

相談者:
・・

大原敬子:
それとも、どうしようもない男だけども・・しばらくの間、心を、触れて、なんとか、自分は考えて、みようと思っているのか?

相談者:
はい

大原敬子:
どちらですか?

相談者:
とりあえずは、まだ、離婚、は、届けは提出はしないで・・み、自分をまず見つめ直したいなと思ってます。

大原敬子:
彼からは行動起こしませんから。

相談者:
はい

大原敬子:
最初に結婚したときの・・彼を、ぐいっと掴んだ、強さ?・・

相談者:
はい

大原敬子:
を、あなたはもう一度・・思い出して。

相談者:
うん・・

大原敬子:
あなたの場合、結構尾を引くタイプですから。
人生をダメに・・

相談者:
はい、フ(苦笑)、(鼻をすする)

大原敬子:
あ、笑ってる。そうでしょ?

相談者:
(苦笑)はい。(鼻をすする)

大原敬子:
後悔っていうのは・・他人の言葉を後悔するんです。人は。

相談者:
・・

大原敬子:
自分の意思で言ったときには後悔はしないんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
今回全部、仕向けて・・仕向けた他人の、彼の言葉に、あなたは動いてしまったんです。

相談者:
ふん・・

大原敬子:
カッコつけるとか?、プライドとか?・・世間の、評価?・・で、やってしまったときには・・人生に大きな後悔を残しますので、

相談者:
はい

大原敬子:
仕向ける、差し向けるはもうしないで、

相談者:
はい

大原敬子:
今の現実を立ち向かってほしいと思うんですけども。
これ加藤先生伺ったほうがいいと思います。

(再びパーソナリティ)

「べきの暴君に囚われた夫。人並みをキャッチアップする年上妻が博打的質問で墓穴」への5件のフィードバック

  1. 今回のケースは8つ歳上という事も関係しているような気がします。この夫はやっぱり妻はもう少し若い方がいいと思うようになってしまったのでは…

  2. 結婚を軽く考えてたのがこの旦那でしょうね。幼稚だし、このまま変わらない。親に心配かけたくないって、産まなければよかったって言う親に対してまだ子供のままでいたいのかな。そんなので、婚カツするなー!っておばちゃんは言いたい。ま、経験積んだってことかな笑

  3. こういう、年上女房失敗例がなぜかすごくエンタメとして面白がれるので大変楽しく拝読しました。ありがとうございました。

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