特別養子縁組の女が慕うSNSの中の生みの親。大原敬子があえて晒す陰の姿
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
は、こんにちは
大原敬子:
今あなたのお話を聞いていて、
陽の部分を全部あなたに聞きました。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、もう1つ・・
相談者:
はい
大原敬子:
陰の部分を見たときに、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの心はどうなるだろうか?と思うんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
そこで伺いたいのは、あなた1人ですか?お子さんは?
相談者:
わたしの下に・・父、と母の実子(じつご)がいます。
大原敬子:
男の子?女の子?
相談者:
男の子です。
大原敬子:
1人?
相談者:
はい
大原敬子:
下の子が男の子って聞いたので・・
相談者:
はい
大原敬子:
訊きたいんです。
この養子縁組を一番希望したのは、お母さんじゃないですか?
相談者:
そうです。
大原敬子:
そうでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
意味があるんですよ、あなた。
で、もう1つです。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたね?先ほど、SNS?
相談者:
はい
大原敬子:
もしあなたがですね?
相談者:
はい
大原敬子:
子供を産んで、
相談者:
はい
大原敬子:
どっかに預けた?
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
あなたは新しい人と結婚したときに・・
相談者:
はい
大原敬子:
今の幸せを・・その写真載せますか?あなただったら。
相談者:
載せません。
大原敬子:
絶対にそれを忘れちゃいけないんです。
相談者:
(泣)
大原敬子:
あなたはそのときに・・産んでくれた親が・・この優しいお母さんで・・こんなに幸せそうって一面的に捉えて、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは、どんどん心が変わってしまったんです。
相談者:
はい
大原敬子:
忘れないでね?
相談者:
はい、はい
大原敬子:
これが、あなたが見た・・SNSでお母さんが幸せそう、
相談者:
&#△%
大原敬子:
親子関係上手く行ってるって、陽の部分です。
相談者:
はい
大原敬子:
陰の部分は、このお母さんの過去の物をお母さん・・忘れてるってことですよね。
相談者:
やっぱり忘れてるんですか?
大原敬子:
そうでしょ?あなたはできますか?
相談者:
(息を吸う)&#・・
大原敬子:
わたしはできないんです!
相談者:
わたしもできません(涙声)・・はい
大原敬子:
「わたしもできません」って言うならば・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの理想のお母さんでないこと確かですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
産んでくれたお母さんは、命をもらった感謝だけですよ、きっと。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
ね。それなのに・・
相談者:
はい、それはあり、あります。はい
大原敬子:
今の、そうやってお母さんと、比較なんて、滅っ多にしちゃいけない。
相談者:
そうですね(涙声)
大原敬子:
じゃ・・次に今のご両親にまた戻ります。
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんが、あなたを選んだんですよね?、育てたいって。
相談者:
はい
大原敬子:
たぶんお母さんだろうなと思ったのは・・母が・・あなたが小さいときは・・手を叩いて怒る、たって言いますね?
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんにとっては、この子欲しかったんだけども・・
相談者:
はい
大原敬子:
それ甘やかしてしまうと・・
相談者:
はい
大原敬子:
夫は、「なんだよ!、僕は求めてない」になるんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
そこにお母さんの苦渋さはあるんです。
相談者:
分かります。
大原敬子:
じゃあ、次にですね。
相談者:
はい
大原敬子:
お父さんが日本刀のときに、お母さんが何も言わなかったって言いますね?
相談者:
はい・・&#・・
大原敬子:
これは、男の女の喧嘩です。お父さんとお母さんは。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お父さんにとっては・・あなたを、怒ることによって、お母さんが・・
相談者:
はい
大原敬子:
困るだろうと思ってやってるわけですよ。
あなたを叩いてんじゃなくって、お父さんは・・強いお母さんに言えないってことなんですよ。
相談者:
(涙声)そうですね。
大原敬子:
でしょ?
相談者:
はい・・うん・・
大原敬子:
そういう、陰の部分があるっていうことも、あなたは、両面で・・
相談者:
うん
大原敬子:
捉えられるなと思ったならば・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたはほんとに・・義理であるけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
実の親とおんなしだってことなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
今あなたが・・関係をよくするには・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの、色眼鏡を、ちょっと時々変えること?
相談者:
はい
大原敬子:
でも・・もし・・昔のことで夢に出て来るとか・・
相談者:
はい
大原敬子:
なったときに・・
相談者:
はい
大原敬子:
「そういうこともありうるなぁ」、と。
相談者:
うんうん
大原敬子:
自分の中で・・今心の中の整理をすることではないでしょうかね?
相談者:
そうですね、あの、子供を産んでみて・・
大原敬子:
うん
相談者:
母の・・そのときの、気持ちとか・・
大原敬子:
あー素晴らしい。
相談者:
は・・
大原敬子:
ね?
相談者:
理解・・するようになったので。
昔みたいに、
大原敬子:
うん
相談者:
その母のことを・憎んだりとか、そういうふうな・・ことはないんですけど・・
同じように子供を育てたくなくて・・
でも、どうしてもなんかこう、感情的に怒ってしまったりとか・・
大原敬子:
子育ても人生も・・
相談者:
はい
大原敬子:
時間が経ったら解決行くんですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、絶対に恩とか・・
相談者:
はい
大原敬子:
愛するとか・・
相談者:
はい
大原敬子:
それは、表面的な・・陰と陽の、陽の部分だけで見てしまうと・・
相談者:
はい
大原敬子:
怒りがすごく出るか。
相談者:
はい
大原敬子:
傲慢になるかなるんですね。
相談者:
うーん
大原敬子:
で、あなたに最後に伝えたいことは・・
相談者:
はい
大原敬子:
これもあれも・・あなたの人生の・・乗り越える山なんだと思うんですよ。
相談者:
はい。そうです・・はい
大原敬子:
それを1つ1つ・・乗り越えるのはあなたの心なのね。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、あなたの心が・・「こんーな人だった」って思って乗り越える人と、
相談者:
うん
大原敬子:
「こんな部分もあったのか」と思って乗り越える部分と・・どっちが楽だっていうと・・
相談者:
はい
大原敬子:
どうせ行くならば、本質と事実を見たいですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
そしたら、こんな見方も、
相談者:
はい
大原敬子:
一応頭に、残して、
相談者:
はい
大原敬子:
整理してほしいなと、わたしはほんとに心から思います。
相談者:
はい
大原敬子:
そして・・ここまで乗り越えた自分の強さ?
相談者:
うーん
大原敬子:
それは・・命をもらったお母さんの、遺伝子と・・
相談者:
はい
大原敬子:
それから、今のお母さんの、生活の・・
相談者:
はい
大原敬子:
力?
相談者:
はい
大原敬子:
これが、両方あっての、あなたでしょ?
相談者:
そうですね。
大原敬子:
じゃどっちをお礼すればいいんだ?って。
相談者:
うーん
大原敬子:
今あなたが、抱えてる物?
相談者:
はい
大原敬子:
まず最初に、それに感謝をしなさいっていうんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
今あなたが抱えてる物は・・育ての親でしょ?
相談者:
はい、そうです(涙声)
大原敬子:
それが、大事なことなんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
感情で・・会うってことは、とても怖いことですから。
相談者:
あ、それは、ないですし、もし万が一・・
大原敬子:
うん
相談者:
生みの親に会うとしても・・
大原敬子:
うん
相談者:
それは絶対、育ててくれた両親に、話した上で・・会うか会わないか?
大原敬子:
すんごい倫理観ありますね、あなたあ。
相談者:
いや別にそれは・・
大原敬子:
びっくりしました。
相談者:
し・・
大原敬子:
あなたのその文化は・・精神は・・
相談者:
そうですね。はい
大原敬子:
両親教えたんですよぉ。
相談者:
はい。母も・・
大原敬子:
うーん
相談者:
すごくわたしを育てるのに、
大原敬子:
うん
相談者:
一生懸命やったと思うんです。
大原敬子:
うん
相談者:
親戚の人から聞いても、やっぱりその・・
大原敬子:
あーあー
相談者:
辛い思いもたくさんしてたっていうことも聞いてたし・・
大原敬子:
あー。
もしね?
相談者:
はい
大原敬子:
わたしが、
相談者:
はい
大原敬子:
育ての親だった場合には・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたがある時期・・なりました。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お母さんね?、生みの親がいたんだけど、「お母さん嫌だったら会わないわ」って言われたときに・・わたしはあなたを抱きしめますね(涙声)。
よくぞこんな子になってくれたと思って(涙声)。
相談者:
・・
大原敬子:
その、会いたいって気持ちは事実です。
相談者:
はい
大原敬子:
誰でも。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、それを隠れてるんじゃなくって。
相談者:
うん
大原敬子:
このわたしに・・聞いてくれたという・・
相談者:
(鼻すする)
大原敬子:
嬉しさは(涙声)。
相談者:
・・うん
大原敬子:
何物も代えない・・宝です。
相談者:
え(泣)
大原敬子:
きっといつか・・お母さんもお父さんも、「あーこの子を・・育てて良かった」と思いますよ。
相談者:
・・たぶん、もう、この話は、両親とはしないと思うんですけど・・
大原敬子:
うん、うん
相談者:
代わり、に・・
大原敬子:
うん
相談者:
母が言ってくれたと思って
大原敬子:
うん。あ、そう
相談者:
はい。それで・・
大原敬子:
いや、わたしはほんとに泣けました、今。
相談者:
それでやって行こうと思います(泣)。
大原敬子:
ほんとに・・ほんとに泣けました(泣)。
うん(泣)
相談者:
うん(泣)
大原敬子:
生きるってのはすごいですね。
相談者:
(泣)そうですね。
大原敬子:
うん
相談者:
ん
大原敬子:
この2人のお子さんも・・
相談者:
はい
大原敬子:
いい子に育つでしょうね。
相談者:
(苦笑)
大原敬子:
よく・・頑張りましたね。
わたしは言葉しか立派なこと言えないんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
ただその最後の倫理観は・・ん、何物にも、うん、勝りました。
ほんとに。
(再びパーソナリティ)
ににに、日本刀?!
普通のご家庭に今でもあるもんですか?
銃刀法違反にならないの?
大沢樹生も、生さぬ仲の息子さんを日本刀で切りつけようとしたなんてニュースがありましたね。
養父と日本刀と血の繋がらない子供ってセットになると怖すぎます。
感謝するよりも何よりも全力で逃げたほうがいいのでないかと思います。
カーラジオで聞いてましたが大原先生の涙の理由がわかりませんでした。こちらで読みなおして納得しました。管理人様ありがとうございました。
早朝からこちらで聴いて泣きました
相談者の苦悩の昇華に立ち会え、感動しました
大原お母さん‼️ありがとう(by相談者)
私の家のDVオヤジも日本刀を持ってよく暴れました。
私の腕に今も刀の先でかすった切り傷が残ってます!
もちろん模造刀ですが先は立派に尖ってます。
刃は厚みがあり切れるまでではない鉄の重い刀でした・・・が
その刃を研ぎ始め、刃先に新聞紙が当てて引くだけでも切れる仕様にした為、警察にDV相談も兼ねて話してその刀は勝手にこちらで捨てました。
そのあとも警察沙汰に色々なりとんでもない親でした。(そんなに昔の話ではないですよ)
すみません・・・関係ない話で。
相談者さんの父親は冷蔵庫に刺すまでの事をしたぐらいですから
今後も日本刀事件が起きなければいいなと思いました。
一度あるとその後も日本刀が手元にあれば何かのきっかけで
持ち出す危険がありそうで心配です。考えすぎかな?
若い頃は、イメージとしては、「毒親の一言一言に怯える私」でした。
でも今は、「わけのわからない婆さんに構ってられるか、私には大事なこども達がいて、彼らを育てることに真剣なんだ!」という思いで、母親がごちゃごちゃ言ってきても相手にしません。
本当に困っている時にだけ、助けるつもりです。
先日、また母親が電話でごちゃごちゃ言ってきて、冷静に距離を置いたら、逆ギレしてガチャ切りしました。
私にはできないわあ~、ガチャ切りなんて。私、あの人と本当に親子かしら、と思いました。
歳を重ねてきて、見える景色もあります。
相談者さん、応援してますね!
親元から十代のうちに離れて学校もあまり行かず。それでも家庭を持てた。口調もそれとなく落ち着いている。
普通養子縁組か特別か、どちらかなと思っていたけど、特別の方ですね。
結婚している以上は戸籍謄本を見ているはずなので、そこから辿って行ったか。
SNSは諸刃の剣。すぐに身元調査に使えるけど、結局は相談者に新たな苦悩を与える結果に。SNSの「幸せアピール」は信用しない方が良いのは確か。
さりげなく相談者の生活能力は高いな、という印象です。聴いた限りではスレた感じがしなかったから。
「箸の上げ下ろしを教えない方が虐待」にも同意。
その実母親、また同じ事するんじゃない。都合悪くなると、逃げる質持ってる。
ホント、相談者は何とか立ち直りそうですね、良かった
ところで、包丁やナイフなど身近なものでも代用(?)は可能なはず
日本刀を持とうという発想が分かりません
美術品とでも言い訳するのでしょうか