子育て終えて娘息子と同居する女52歳の不安は片親の劣等感とやがて来る孤独
テレフォン人生相談 2021年3月11日 木曜日
とりあえず時系列。
相談者25歳(長男出産)
相談者28歳 長男3歳(長女出産)
相談者32歳 長男7歳 長女4歳(20年前、離婚)
相談者42歳 長男17歳 長女14歳(10年前、元夫と同居を始める)
相談者49歳 長男24歳 長女21歳(3年前、同居を解消)
やはり目立つのが離婚後10年経ってからの夫の出戻り同居生活。
出て行ったときは子育て真っ盛りで、戻ってきたときは思春期真っ盛り。
来る者は拒まず去る者は追わず。
柴田理恵 「お父さんはちゃんといたわけですね」
その感覚についていけないアタシは凡人。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女52歳独身 息子27歳 娘24歳との3人暮らし
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちは
柴田理恵:
はい、え、今日はどんなご相談です?
相談者:
えーと、子どもが大きくなって来て、
柴田理恵:
はい
相談者:
えー、なんかわたしはこの先・・
柴田理恵:
うん
相談者:
何を目標に、こう、生活というか、生きて行ったらいいか?、分からなくなることが時々あって、
柴田理恵:
はい
相談者:
辛いような、なんかちょっと虚しいような?
柴田理恵:
はい、あなたおいくつですか?
相談者:
えっと52歳です。
柴田理恵:
はい。じゃあ、えっとお子さんってことは、結婚なさってるわけですね?
相談者:
えっと、わたしは・・
柴田理恵:
うん
相談者:
結婚してないです。
柴田理恵:
あ、してないんですか、ごめんなさい。
相談者:
はい、いえ
柴田理恵:
うん
で・・じゃ、あの、お子さんは、いらっしゃるわけですか?
相談者:
はい、います。
柴田理恵:
お子さんはおいくつですか?
相談者:
えーと、息子が27歳で、
柴田理恵:
はい
相談者:
娘が24歳です。
柴田理恵:
はい
えっ?、じゃ、結婚なさらないってことはシングルマザーで育てられたんですか?
相談者:
離婚しました。
柴田理恵:
離婚して?
相談者:
20年ぐらい前に、離婚して、
柴田理恵:
へえー、うん
相談者:
その子ども達の父親と、
柴田理恵:
うん
相談者:
離婚から約10年ぐらい、経って・・
柴田理恵:
うん
相談者:
同居して、約7年、間は生活してたんですけどお、また今もう、その、男性とは今、く、一緒に暮らしてなくて、今子ども、2人い、とわたしと3人での生活になってます。
柴田理恵:
ん?より戻し婚みたいな、なんかそんなやつ?
相談者:
うん、ん・・そうです、そうです、はい
柴田理恵:
はい、はい
お父さんはちゃんと、い、いたわけです、すね?な、は・・
相談者:
うん、一応はい、いましたね。はい
柴田理恵:
ふうーん・・あ、そうですか、それで・・じゃ・・あの、見事に、成人なさって。
相談者:
はい
柴田理恵:
はい・・それで・・目標、
「何を目標に生きてったらいいか分からない」っていうのは、どういうことですか?
相談者:
なんだろ?、あの、普通に旦那さん、がいる人たちって、こ、共に夫婦で歩んで行って、
柴田理恵:
うん
相談者:
一緒に年重ねて行くじゃないですか。
柴田理恵:
はい
相談者:
でもなんかわたしも、その・・子ども達も、もう数年以内には例えば結婚だったりとか、
柴田理恵:
うん
相談者:
自立し、て、ってえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
なんか最後わたし・・1人・・なんかどうなってくのかな?ってなんか不安になるっていうか・・
柴田理恵:
うん、うん、うん、うん
相談者:
うん
柴田理恵:
うん
相談者:
なんかこの先も子ども達も成人し・・て、
柴田理恵:
うん
相談者:
社会人として?
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
今働いてる・・
柴田理恵:
うん
相談者:
わけなんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
この先わたしどうや・・って・・なんか生活して、っていうのか?なんか分か、時々なんか、分からなくなって、
柴田理恵:
うん
相談者:
もちろん、ま、働いて行かなきゃいけないのは分かるんですけどお・・
柴田理恵:
うん
相談者:
うん
柴田理恵:
そのお、お仕事は、生きがいに・・は、
相談者:
はい
柴田理恵:
ならないですか?
相談者:
・・やり甲斐はあるので、
柴田理恵:
うん
相談者:
うん、そう言われると、
柴田理恵:
うん
相談者:
あー、なるのかな?って気もしますけど・・
柴田理恵:
うん、それ以外にってことですね?
相談者:
そうですね、はい
柴田理恵:
うんふん、ふんふん
相談者:
あ、とお・・
柴田理恵:
うん
相談者:
なんでしょう、わたし今・・わたしと子ども、と3人での生活じゃないですか。
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
で、例えば、なんかこの夫婦揃って・・
柴田理恵:
うん
相談者:
いる人は、例えば子どもが結婚したり出産してもいろんなことしてあげれる・・
柴田理恵:
うん
相談者:
こう、経済的に余裕があって、
柴田理恵:
ふん
相談者:
あるかもしれないけど、わたしは1人、働いてて、もし子ども達が結婚とか、
柴田理恵:
うん
相談者:
孫が産まれたときに、
柴田理恵:
うん
相談者:
十分なこと?
柴田理恵:
うん
相談者:
してあげれるのかな?って、子ども、達、ま、喜ぶようなことしてあげれるよ、のかな?っていう不安があったりとか・・
柴田理恵:
十分ってどうことですか?
相談者:
例えば・・
柴田理恵:
うん
相談者:
まご、あの、孫が産まれ、て、
柴田理恵:
うん
相談者:
なんかお祝いだったりとか、その子が・・
柴田理恵:
うん
相談者:
こう、幼稚園だったり、七五三だったり?
柴田理恵:
うん
相談者:
あと、学、校に上がるときとか、
柴田理恵:
うん
相談者:
なんか・・
柴田理恵:
うん
相談者:
ちゃんとした、お祝い・・とか、してあげれるのかな?って。
柴田理恵:
うんうーん
相談者:
経済面でちょっと不安になったりとか・・
柴田理恵:
あーあ
そんな必要あります?、向こうの・・
相談者:
・・いろいろ考えちゃうんですよね。
柴田理恵:
向こうの親に出させりゃいいじゃないですか。
相談者:
アハハハ(苦笑)
そう、なん、あ、そ、あ、と、今なんか、そんな言われるとなんか、例えば結婚?
柴田理恵:
うん
相談者:
子どもが結婚のときに、
柴田理恵:
うん
相談者:
なん、か、もし、む、あちらがなんかご両、親そろっ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
てて、
柴田理恵:
うん
相談者:
んで、わたしは・・片親というか・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
母親・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あちらの・・例えばご両親とかがなんか釣り合い、取れないとか、なんか・・
柴田理恵:
うーんぅ、なあぁあぁ、んな・・
相談者:
子どもにい、そのなんか・・肩身の狭い・・
柴田理恵:
今・・それ今令和ですよ。昭和でしょ、それ。
相談者:
アハハハ(苦笑)なんか考えてしまうんですよね、時々。
柴田理恵:
あーあ
相談者:
なんか1つ不安になると、またそういう?
柴田理恵:
あー、あー、うん
相談者:
この先、て、先のことを考えたときに・・もし、そうなっちゃったらどうしようとか?
柴田理恵:
ちょっとマイナス、な方向にばっかりこう思いが・・
相談者:
そうです。
柴田理恵:
行っちゃうんですよね。
相談者:
はい、行っちゃいます、はい
柴田理恵:
うーん・・ほとんどそんなことはないだろうなと、わたしなんかは、聞いてて思いますよ。
相談者:
・・そうですか。
柴田理恵:
まずその、ランドセルだお雛様だ・・に血道上げて・・
相談者:
あー、はい、そうですよね、考え◆#$
柴田理恵:
ちっとも、好かれてない・・年寄りのいかに多いことか。
相談者:
アハハハハ(笑)
柴田理恵:
ふん
相談者:
そうなんでしょうかね、なんか・・
柴田理恵:
そんなことよりも・・「お母さんがいてくれてね、こういうこと教えてくれたね、うちの息子に。ありがとう」とか。
相談者:
ああ
柴田理恵:
そっちのほうがよっぽどいいんじゃないですか?
「お母さんが読んでくれる、絵本のほうがわたしの、絵本読むより、喜ぶよ」とか。
相談者:
うん、うん、うん
柴田理恵:
そっちのほう・・に・・なんか、ポイント高いほうがよくないですか?
相談者:
1つ不安になると・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
なんか次、から次へと
柴田理恵:
うん
相談者:
いろいろ、考えて・・
柴田理恵:
うん
相談者:
しまうことが、なんか・・最近・・あってえ・・
柴田理恵:
うん、ああ、それもちょっと分かります。
相談者:
うん
柴田理恵:
うーん
生きてくって、でも、心配い・・なことを数えたら、切りがないし、
相談者:
うん
柴田理恵:
もうあの、お仕事以外に・・あの、新しい彼氏とか、そういうのはいかがですか?
相談者:
・・
柴田理恵:
好きな方とかいらっしゃるんですか?
相談者:
あ、今好きな・・人とか、は・・
柴田理恵:
うん
相談者:
全然、いなくて、
柴田理恵:
うん
相談者:
この先、
柴田理恵:
ん
相談者:
一緒に・・ご飯食べたりとか、
柴田理恵:
うん
相談者:
美味しいお酒飲めたりとか?
柴田理恵:
うん
相談者:
まずはその、そこから、
柴田理恵:
うん
相談者:
なんかできる人が、現れたらいいなっていう・・気持ちがあります。
柴田理恵:
そうですよねえ。
相談者:
はい
柴田理恵:
ほんとそうですよ。
十分、じゃ、まだまだ全然現役じゃないですか。
相談者:
(苦笑)
柴田理恵:
フフフフ(笑)
うん・・じゃちょっと、先生に聞いてみましょうよ。
相談者:
はい・・お願い・・
柴田理恵:
はい、え今日の回答者の先生は、心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生です。
先生お願いします。
(回答者に交代)
リアルタイムで聴いて、そしてツイッターも見ていたが、「相談者は法を犯した訳でも無いのに非難されんといかんことかな」と小首傾げた。ツイッターもYouTubeのコメント欄でも相談者の不幸を願ったり「311に流す放送がそれ?」と辛辣な内容のコメントが多かった。「聞いてくれるだけでいい」「はいどうぞ!」的な相談はテレ人で珍しくないし、ライトな内容もあって良いと思う。
相談者に関して言えば、一枚絵にあるように「空の巣症候群」かな。あとは「一般的な家庭」に成れなかった劣等感もあるように見える。不安は期待の裏返しで、実家暮らしの二人の子供に、名実共に巣立ちして欲しい期待の現れかも。
相談者を批判する人は、そういう相談者の「期待」が鬱陶しく感じられるのかもしれない。
私も空の巣症候群なので相談者さんの気持ちわかります。私は結婚する時に母子家庭だったので、婚家の両親への見栄のために母親は無理してお祝い金出したり必死でした。でもそれは平成の話で、もう令和だよ!取り越し苦労はやめて、前向きに生きていきましょう。応援します
子供がいなくて、夫も死んだ私から見れば
贅沢な悩みだけど、人それぞれ悩みありますよね
今まで人生というもの、孤独というもの、死というものを考えぬかずに、他人との関係や娯楽でごまかしごまかし生きてきてしまったせいですね。
そういう現実を知らなかったか、あえて見ないように生きてきたかはわかりませんが、まさにこれからが「ほんとうの意味での」相談者の人生が始まるんだと思います。とある瞬間にふと訪れる「このままひとりで死んでいくのかな」の心の悲鳴と闘いながらいきていくしかありませんね。
なんか棘のあるコメントだね。
一日一日必死に生活してると孤独や死なんて考えてなんかいられないよ。
ましてや娯楽でごまかして生きてきたせいとか、シングルマザーで頑張ってきた相談者には当てはまらないと思うが。
婚カツしたらいい
棘のあるコメントですねっての匿名さんに同感です。
人生や哲学考える時間は若者の特権で、生活追われてたらそんな考える暇はないですよ。匿名さんが言われるように、仕事から帰ったら家事して子育てしての毎日ですよ、寝るだけが幸せでしたよ私も。
考える暇がないまま 人生終われたら良いんですが‥
この相談者のように いったん考えちゃったら 気付いちゃったらどうすればいいのかな?マド愛のアドバイスのようなやり方で本当に 心 落ち着きますか?
よしみっちゃんさんのコメントに棘なんか感じないよ。
あれこれ言う人は気にしすぎ。シンママに限らず子育て中の人は、子供のことだけを考えて生きてる人がほとんど。娯楽や人生考えることくらいあるよ。自分の事はあとまわしってだけで後でとりかえすよ。シンママだっていろいろ。むしろ旦那や親戚の事考えずにすむし、恋も自由だよ。
この相談者さんは恵まれてるよ。