相談者のストーリー。母のワガママと兄のスネカジリに振り回されるアタシたち夫婦
テレフォン人生相談 2021年3月27日 土曜日
相談者 「便箋5枚にギッシリとナニャニャ何々っていう感じで書いてありまして‥」
いやいやいや、その内容こそが相談のキモ。
事は微妙な法的なことが絡む。
不利な事情を省いて回答もらったってなんにもならないのに。
兄の無心が特別受益なら、アンタの自宅名義も同じ。
わがままな人とは自分の意見と違う人の別称。
相談者: 女51歳 夫55歳 結婚15年 息子小6 父はホスピスに入院中 母はマンション暮らし 5歳年上の兄がいる
今日の一言: 選択することは捨てること。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
こんにちは、初めまして。
加藤諦三:
はい、テレフォン・・はい、テレフォン人生相談です。
最初に、年齢教えてください。
相談者:
はい、わたくし51歳です。
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
55歳です。
加藤諦三:
55歳、お子さんは?
相談者:
小学校6年生の息子が1人おります。
加藤諦三:
・・分かりました、そいでどんな相談ですか?
相談者:
はい。実の母との仲が、非常に、悪くなっておりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのことについてご相談差し上げたいと思ってお電話しました。
加藤諦三:
はい・・でえ、実の母との関係が悪いっていうのは具体的に言うと、どういうことですか?
相談者:
はい。あのお、今から15年前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしの結婚を機に、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、実家で同居を始めました。
加藤諦三:
は、はい
相談者:
当初は、あのお、母も喜んでくれて、
加藤諦三:
はい
相談者:
関係は良好だったんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
元々母が、あのお、我儘な性格で、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、だんだんと、あの、他人である主人が家の中にいるということで、
加藤諦三:
はい
相談者:
自分の行動や発言にちょっと制限が掛かるということに、
加藤諦三:
はい
相談者:
不満を持ち始めて、
加藤諦三:
はい
相談者:
母の機嫌が悪くなって。
加藤諦三:
はいはい
相談者:
あのお、わたし達はそれをフォローするために、
加藤諦三:
ええ
相談者:
一生懸命どこかへ遊びに誘ったり、旅行に連れて行ったり、普段の買い物ですら母を、誘って、なるべく、母の機嫌がいいように過ごしてきたつもりです。
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ、わたしにい、5歳年上の兄がいるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
5年前に離婚をいたしまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
今、一人暮らしをしております。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、わたくしの父は、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、1年半ほど前から、末期ガンで、ホスピスのほうに入院しております。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・で、父のほうの、親戚から、あの「将来的に兄のいる場所を作りなさい」っていうことを、母に言ったそうなんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
そこから・・8ヶ月ほど前に、母がいきなり、実家を売却して、えー・・住み替えを・・
加藤諦三:
あっ、売却した・・はい
相談者:
はい。
母と兄が住む家・・
加藤諦三:
はい
相談者:
そして、わたし達が・・住む家・・
加藤諦三:
はい
相談者:
「2軒構えたい」と、言い出しました。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・で、父に相談しましたら、父も自分が末期のガンだということを、分かっておりますので、
加藤諦三:
はい
相談者:
「お前に任せるから、お前がやるんだったら」、あの、「そういうふうに動いてもいい」ということを言われました。
加藤諦三:
はい
相談者:
そこで、あの、実家の売却、そして、あの、住み替えという、流れになったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
ただ蓋を開けてみましたら、
加藤諦三:
はい
相談者:
もうすべてが母の・・気持ち、気分・・
「これは嫌だ」「これはダメ」
加藤諦三:
はい
相談者:
「こっちならいい」、そういう感じで、もう、すべて物事が進んで行きまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
その前に、あの、実はわたしのお、主人の実家が・・家業の関係で一度破産をしております。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・あくまでも家業がうまく時代の流れに、乗らなくてうまく行かずに、
加藤諦三:
はい
相談者:
破産ということになったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、それはわたしは結婚前に知っておりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー半年ほど前に・・地域で、たまあに会う方に、お会いして立ち話してるときに、たまたま主人のことを話をして、えー、
「主人が実家のほうではこういう商売をしていた」っていう話をしましたら、
加藤諦三:
うん
相談者:
その方が、もう、あの、ほんとに、近くの方だったらしくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
「あー、あの、破産した家ね」って・・
加藤諦三:
うん
相談者:
意地悪く言われたそうなんですね。
加藤諦三:
あはい
相談者:
はい
でえ、それでもう母の、プライドがもうボロボロ、ズタズタになりまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
もう「嘘をついて騙してこの家に入り込んできた」って。
加藤諦三:
はい
相談者:
もう主人への怒りがもう収まらずに・・すごかったんです。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
それで・・売却と住み替えの話は進んで行きまして、
加藤諦三:
ん、はい
相談者:
最終的に・・母は・・マンションに・・
加藤諦三:
はい
相談者:
住まうことになりました。
加藤諦三:
そのマンションは買うことに決ま、ったんですか?
相談者:
最終的に決まって、今、母は、そこで独り住まいをしております。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、わたくし達は・・そこから、歩いて5分ほどの・・新築の戸建てに住むことになりました。
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、マンションは父の名義。
加藤諦三:
はい
相談者:
戸建てのほうは父とわたしの共同名義、
加藤諦三:
はい
相談者:
ということになっております。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、1週間ほど前に、わたしが母のところを訪ねた折に、
加藤諦三:
はい
相談者:
書面を渡されました。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
あの、便箋5枚に、
加藤諦三:
はい
相談者:
ギッシリと、1つ、なにゃにゃ、何々、っていう感じで書いてありまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その書面の最後のほうには・・父の入院費ですね、月にして15、6万円掛かるんですが、
加藤諦三:
ええ
相談者:
それを支払えと書いてありました。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、その後はわたし、母とは連絡を取っていないんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうやら司法書士に相談していろいろ母は動いてるようなんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
なので、この先どういう、また次の手立てを打って来るのかが怖くて・・一体この先どうしたらいいものか?と思って、あの、ご相談・・させていただきました。
加藤諦三:
はい、分かりました。
それで今あなたがその、不安だというのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
この先お母さんが、
相談者:
はい
加藤諦三:
どういう行動を取るか?、怖くてしょうがないという、ことですか?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
で、この、実家の売却というのはもうすでに法的にきちんと済んでるわけですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
そうすっと、あなたの不安というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
この売却に対してお母さんが・・
相談者:
はい
加藤諦三:
「これは不当な売却である」というようなことを言い出したらどうなるんだと。
相談者:
そうですね。はい
加藤諦三:
そういうことが法的には・・あり得るのかあり得ないのか?ということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あり得るというふうなことで今不安になっているという、ことですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい分かりました。
相談者:
はい、あの・・はい
加藤諦三:
今日はあのスタジオに、弁護士の中川潤先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)