次女の死で崩壊する医師一家。親の反対を押し切った臨月の長女の悩みの今さら

テレフォン人生相談 2021年4月22日 木曜日

出来るだけ不幸に聞こえるように言ってください。
「今、私は幸せです」

優勝!

 

加藤氏のパートで両親に貼られたレイシストのレッテルをたった一つの問答で剥がしたウルベ女史。

フム。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)

相談者: 女36歳 現在妊娠中 外国人の夫32歳 結婚4年 二人暮らし 父は開業医 7年前に妹が他界している

今日の一言: 自分自身になること。親の期待に沿った人間になることは義務ではありません。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい
最初に年齢教えてください。

相談者:
36歳です。

加藤諦三:
36歳、結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
32歳です。

加藤諦三:
32歳?

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
今、妊娠中です。

加藤諦三:
あ、そうですか・・

相談者:
はい

加藤諦三:
すと、今、お2人で暮らしてんですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい分かりました、そいでどんな・・ご相談ですか?

相談者:
もうすぐ臨月に入ろうとしてるんですけども、

加藤諦三:
んはい

相談者:
わたしの両親には、

加藤諦三:
はい

相談者:
妊娠してることは言ってなくて、

加藤諦三:
はい

相談者:
出産後に伝える・・べきかどうか?伝えたほうがいい場合は、いつ頃、伝える・・のがいいのかをちょっと相談したい・・

加藤諦三:
はい

相談者:
なと思いまして。

加藤諦三:
その、ご両親に言えないっていう理由はなんですか?

相談者:
7年前に、

加藤諦三:
はい

相談者:
妹を急病で亡くしてから、

加藤諦三:
はい

相談者:
不仲に・・なったんですね。

加藤諦三:
不仲っていうのはあなたのご両親とが不仲になったということです・・

相談者:
はい、はい・・はい

加藤諦三:
結婚したのは何年前ですか?

相談者:
4年前です。

加藤諦三:
4年ま、あー、そうか、そうすると・・関係が悪くなってから結婚したわけね?

相談者:
結婚自体も反対され、て・・

加藤諦三:
あ、結婚自体もはれ、はい

相談者:
理解が得られなかったので、

加藤諦三:
ええ

相談者:
主人が外国人で。

加藤諦三:
はい

相談者:
相応しくないっていうことで、反対されまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
結婚するんだったら・・日本人との子どもを体外、受精で・・産んで・・わたしの両親が・・「跡取りとして育てるから」、

加藤諦三:
うん

相談者:
「産んだら許す」って言われたんですね。

加藤諦三:
あーあ・・どういう・・ご事情か分からないですけど、あなたのご両親というのは・・かなり、そこら辺は・・所謂、人種差別という、そういう色合いの、強い方なんですか・・

相談者:
以前はそういう・・感じではなかったです。

加藤諦三:
あーあ

相談者:
元々、妹の、のほうが父の仕事を継ぎたいっていうことで。

加藤諦三:
あ、自営業なんですか?

相談者:
自営業というか、医者をやってまして。

加藤諦三:
開業医なわけですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
そしてあなたのほうはお医者さんではない。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、妹のほう、が跡取りということになっていたということですか。

相談者:
はい、はい、はい、そうです。

加藤諦三:
で、あなたはそういう中でえ、結婚までの、プロセスっていうのはそういうのはどういう、ことだったんですか?・・す・・

相談者:
妹が亡くなってからあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
もうわたししかいないから、

加藤諦三:
ええ

相談者:
跡継ぎは・・わたしはもうすでに歯科医師になってたんですけど、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「もう1回、医学部に入り直さないか」とか、

加藤諦三:
ああ

相談者:
「うちに入ってくれる・・医者と結婚しないか」とか、

加藤諦三:
ああ

相談者:
結婚相談所、その、医者とか、そういう系の・・

加藤諦三:
うん

相談者:
「入ったらどうだ」とか言・・言われて・・

加藤諦三:
ああ、ありますよね。うん

相談者:
以前はそういう感じではなかったんですけども・・

加藤諦三:
あー

相談者:
もうあたししかいないっていうふうになってから、

加藤諦三:
ああ、そうなったの?

相談者:
その締め付けが、強くなったんですね。

加藤諦三:
ふうん

相談者:
で、最初の頃は、

加藤諦三:
うん

相談者:
親が・・希望を持ってくれれば、と思って、

加藤諦三:
うん

相談者:
そうやってたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
やっぱり自分と妹は、違う、ので、

加藤諦三:
うん

相談者:
どうやっても、妹お、のようには・・振る舞えない・・&#△%

加藤諦三:
そうですよね。なんとしても、医者の家を守って行くっていう・・それ以外は絶対に認めないっていうことですね?

相談者:
・・そうです。

加藤諦三:
で、そういう関係の中で・・両親に・・言ったほうがいいのか?・・言わなかったほうがいいのか?っていう・・ご相談ですね?

相談者:
「子どもは見たくない」って、結婚する際に言われたので(涙声)

加藤諦三:
そこら辺が難しいところでねえ・・
実際に見ると気持ちが変わるっていうことはあ・・それはあるんですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、あなたの、ご両親の場合にい・・実際に接すると変わるのか?・・それとも実際に接しても変わらないほど・・偏見が強いのか?っていう、そこら辺の見分けがちょっとできませんのでね?

相談者:
はい

加藤諦三:
非常に難しい、ご質問だと思いますけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はスタジオにですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
シンクロの銅メダリストでメンタルトレーナーの田中ウルヴェ京先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)

「次女の死で崩壊する医師一家。親の反対を押し切った臨月の長女の悩みの今さら」への18件のフィードバック

  1. 医者ていう者は患者の死には達観してるくせに自分の家族の死には取り乱してしまうんだなぁ。

  2. わたしがわたし自身になること、簡単な様で非常に難しいといつも思いながら読んでいます。

  3. 毎回思いますが…
    ウルべさんのアドバイスがとんちんかん過ぎて聞いてて、え〜?ってなっちゃいます。
    せっかく相談して来た方が気の毒です。

    1. 同感。
      でも加藤先生はいつもウルベを誉め称えます。良いアドバイスをいただいたねえ!って。
      今回興味津々の相談内容でしたが、回答者がウルベだったので、ラジオ消しました。

  4. 先生と呼ばれる人は視野が狭くなる。
    自分を褒めてくれる人がいる。
    社会的地位が高い。
    お金が平均レベルより多く持っている。
    そうなってくると、自分ワールドで気持ち良く生きていける。
    この幸せな生活をなぜ継承しないのだ?と思っている。
    しかし、そう思ってるうちに一般社会からずれていってる。
    貧乏な人や社会的地位の低い人の気持ちがわからなくなってくる。
    (賢い人はそうならない人もいるが)
    相談者からすれば足手まといな人間になっていると思う。
    違う角度から見れば、可哀相な人。
    相談者もそういう見方すれば付き合いのレベルを調整できるのじゃないかな。

  5. 私は今回はウルベ派です。

    出産を伝えないデメリットを避けたら?って、分かり易くて現実的で冷静ですね。

  6. 私しか跡取りがいないという立場にあぐらかいてんじゃない?40才目前、いよいよ両親が諦めかけてきて余計不安になってるとか。もし自分よりも妹よりも美人で優秀な跡取りができたらさらに狂うでしょう。親の願望じゃなくて自分の願望として医学部受けなおしてもいいんじゃないかな。今幸せなのでなくて単に楽なだけ。予備校や大学でばばあと言われようが、ぜひ医学部を受けて欲しい。就職先は決まってるのだから。

    1. ???
      この相談者が「本当は医師になりたかった、跡を継ぎたかった」と伺える部分って一箇所でもありました…?
      今の状態のままで幸せだけど両親との不和はやはり辛いという内容に読めましたが。

  7. 親は捨てろ!と前のめりになりがちの加藤先生に対しウルベ先生はバランスが取れた意見。
    しかし「日本人の精子で体外受精して跡取りをよこせ」「外国人夫との子供は顔も見たくない」ってとんでもない発言ですよ。
    レイシストかはともかく、仮に両親が夫と子供を受け入れても今度は孫のことを絶対医者にしろとかそういう話になるんじゃないですか?

  8. 回答者が ウルベ で「ダメだこりゃ」と思ったけど 今回に限り回答を聞いていて 何か
    「なるほどなー」と思いました。
    両親との関わり方は触れてないけど
    取り敢えず出産だけは伝ぇなさいって事ですよね。
    ただ 報告後 また色々あるかもしれないけど…

  9. 仮に外国人の夫が医師として
    じゃ日本人で医師の再婚候補がいれば
    両親はそっちにしろってなりますから
    やっぱり差別主義者だと思います。

  10. この相談者は良い子。頭ではわかっていても、妹の死のこともあり、親の事を考えると悩んでの相談だったと思う。いざ自分が相談者の立場になったら同じように悩むんだろうな…。

  11. 私はこの場合、親には会わないで距離をおいた方がいいと思いました。仲良く出来るのが一番だし、お産する時はお母さんの助けで、親のありがたみだってわかる良い機会だけど。親が強い間は相談者さんは萎縮して、哀しい思いするだけです。タイミング見て、距離を縮められる時まで頑張って生きていって下さい。赤ちゃんが産まれたら写真送って差し上げたら?それだけで今はいいと思いますよ。

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