次女の死で崩壊する医師一家。親の反対を押し切った臨月の長女の悩みの今さら

(回答者に交代)

田中ウルヴェ京:
よろしくお願いします。

相談者:
よろしくお願いします。

田中ウルヴェ京:
ご主人はお医者さんですか?

相談者:
いえ、医者ではないです。

田中ウルヴェ京:
ですね。
そうすると、ちょっとこれは、あの、仮定の話になってしまうのですが、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
例えば、もしも、あなたのご主人、が、お医者さんだったら、お父さまお母さまはどういうふになっていた可能性がありますか?
人種は同じだと、仮定します。

相談者:
たぶん受け入れてたと思います。

田中ウルヴェ京:
ですよね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
てことは、その、人種差別じゃない、可能性ありますよね?

相談者:
そうですね。

田中ウルヴェ京:
ま、もちろん今、仮定の話になってしまってますけれど、
感覚としては多分それだったら、また、話が違ったかもしれないっていう、可能性はある。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ぅん。もう1つ、妹さんとあなたの関係はどういうことになってらっしゃいました?

相談者:
あ、仲は良かったです。

田中ウルヴェ京:
仲は良かった?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
妹さんが、あなたにコンプレックスがあるとか、あなたが、妹さんにコンプレックスがあるとか、何かそういうような、実はこうだった、みたいなことはあった可能性はありますか?

相談者:
わたしは、妹に対してはコンプレックスは・・特にないです。
妹のほうが、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
あったかも、しれないですけども・・はい

田中ウルヴェ京:
例えば、どんな、ことが考えられますか?

相談者:
本人から生前、聞いてたのは、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
「お姉ちゃんのほうが頭良かったのに」とかあ、
「お姉ちゃんのほうが見た目も、いいから」っていうようなことは言われたことがあります。

田中ウルヴェ京:
なるほど。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
その意味では、お姉ちゃんとしてのあなたは、そういうふうにこう、言われたときに、なんていうふうにお答えしてらっしゃいました?
その、生前は。

相談者:
わたしは妹の社交的なところが、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
とても羨ましかったので。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
わたしはそっちのほうがあ、「妹みたいな性格に、なりたかった」っていうふうに、

田中ウルヴェ京:
ふん、ふん、ふん、おっしゃってた?

相談者:
はい・・はい

田中ウルヴェ京:
そうすると、その意味では、じゃあ、お姉さんとしてのあなたにとっても、7年前の妹さんの急死はもちろん・・悲しいこと、でした?
や、変な言い方ですいませんが。

相談者:
はい。も、それは(泣)

田中ウルヴェ京:
そうですよね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
要するに、ご両親にとっても、あなたにとっても・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
7年前の、急死されたということはもう、ほんとに、みなさんにとって、お辛いことですよね?

相談者:
はいそうです。

田中ウルヴェ京:
うん
あなた自身は、この、辛い状況、から、7年も、経ってますが、7年しか、経ってない、わけですが、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
このことによって・・あなた自身の何か、人生の考え方は変わりましたか?

相談者:
はい、かなり変わりました(涙声)。

田中ウルヴェ京:
ですよね?

相談者:
人間いつ死ぬか分からないんだなっていうこととか、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
妹が、いなくなっちゃったから・・

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
両親が・・死んだあと?(涙声)・・1人になるなあとか(泣)。

田中ウルヴェ京:
ですよね。
ほんとに呆気ないな・・ていうこと・・お感じになりましたよね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
うん
恐らく、親御さんにとっては、もちろん・・あなたと、同じ、もしかすると、それ、ま、それ以上っていうのはちょっと難しいな。
でも、すごく、辛いことだったわけですよね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
つまりご両親にとっても人生・・そのものの、考え方変わっていた可能性はありますよね?

相談者:
はい(涙声)

田中ウルヴェ京:
うん
なんでこの話をしてるかというと、
この、辛い状況が・・共通点なんですよね。ご両親とあなたと。

相談者:
はい(鼻をすする)

田中ウルヴェ京:
うん
なので・・これだけの苦しい思いを味わ、っている、あなた、そして、親、お2人共、
そりゃあ、いろいろな、新しい事実に対して・・冷静な判断ができないという可能性はそりゃ、あります。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなたの、幸せを、考えないわけではないはずですし、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ご両親は。

相談者:
はい(泣)

田中ウルヴェ京:
そして、分かんないですけど、恐らく・・あなた、が、本当に幸せになるご結婚だったり、お子さんを持つことだったり、を、ほんとは望んでる可能性もある、と思います。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
これを・・一旦、あなた自身も、もう一度・・冷静になってって、すでに冷静かもしれませんが、
2軸、でちょっと考えてみてほしいんです。
あの、2つの軸で。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
伝えるメリット・・伝えないメリット・・伝えるデメリット・・伝えないデメリットって4つに分けられますよね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ん。伝える伝えないが1軸で。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
メリットデメリットが2軸目。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
横軸っていうような感じですよね。

相談者:
はい・・はい

田中ウルヴェ京:
そのときに、わたしが察するに・・伝えないメリットってあんまりないと思うんです。

相談者:
・・はい

田中ウルヴェ京:
なぜなら・・これを時間軸という、もう1つ3軸目を捉えたときに、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
じゃあ、いつ言うんだ?っていうことになってしまいます。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
つまり、すぐには伝えない、ほうが、メリットだとしたときにも、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ずっと伝えないわけにもいきません。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
なので・・時間軸、を、考えずに・・メリット、デメリット、伝える、伝えないで考えたときに・・この中で・・伝えるデメリットがあっても・・伝えるメリットのほうが・・大きい可能性はあるんじゃないかな?っていうのはわたしの1つの提案です。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
もちろん・・ご事情はたくさん、深い、いろいろなことがあるとは思いますが、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなたも、親御さんも、まだ7年しか経っていない、大変お辛いことがあったというのは事実ですから。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
それをもう一度思い直していただいて・・恐らく・・新しい命が産まれるということは・・みなさんの、人生観の中では、実はすごく大きい可能性があります。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
その意味では・・伝えるメリット、の中には、すごく大きな・・価値があるのではないかな?ってのがわたしの提案です。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
もちろん、どのように伝えるか?というのが次の課題にはなるかとは思いますが、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
まずは・・みんな辛いよね、そりゃそうだ、っていう、この事実もう一度思い出していただいて、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
親御さんが・・ひどいことを、言う可能性がもちろん今まであったんだ、だとは思いますけれど、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ちょっと、もう一度この、2軸で少し考えてみていただけますか?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
はい

(再びパーソナリティ)


「次女の死で崩壊する医師一家。親の反対を押し切った臨月の長女の悩みの今さら」への18件のフィードバック

  1. 医者ていう者は患者の死には達観してるくせに自分の家族の死には取り乱してしまうんだなぁ。

  2. わたしがわたし自身になること、簡単な様で非常に難しいといつも思いながら読んでいます。

  3. 毎回思いますが…
    ウルべさんのアドバイスがとんちんかん過ぎて聞いてて、え〜?ってなっちゃいます。
    せっかく相談して来た方が気の毒です。

    1. 同感。
      でも加藤先生はいつもウルベを誉め称えます。良いアドバイスをいただいたねえ!って。
      今回興味津々の相談内容でしたが、回答者がウルベだったので、ラジオ消しました。

  4. 先生と呼ばれる人は視野が狭くなる。
    自分を褒めてくれる人がいる。
    社会的地位が高い。
    お金が平均レベルより多く持っている。
    そうなってくると、自分ワールドで気持ち良く生きていける。
    この幸せな生活をなぜ継承しないのだ?と思っている。
    しかし、そう思ってるうちに一般社会からずれていってる。
    貧乏な人や社会的地位の低い人の気持ちがわからなくなってくる。
    (賢い人はそうならない人もいるが)
    相談者からすれば足手まといな人間になっていると思う。
    違う角度から見れば、可哀相な人。
    相談者もそういう見方すれば付き合いのレベルを調整できるのじゃないかな。

  5. 私は今回はウルベ派です。

    出産を伝えないデメリットを避けたら?って、分かり易くて現実的で冷静ですね。

  6. 私しか跡取りがいないという立場にあぐらかいてんじゃない?40才目前、いよいよ両親が諦めかけてきて余計不安になってるとか。もし自分よりも妹よりも美人で優秀な跡取りができたらさらに狂うでしょう。親の願望じゃなくて自分の願望として医学部受けなおしてもいいんじゃないかな。今幸せなのでなくて単に楽なだけ。予備校や大学でばばあと言われようが、ぜひ医学部を受けて欲しい。就職先は決まってるのだから。

    1. ???
      この相談者が「本当は医師になりたかった、跡を継ぎたかった」と伺える部分って一箇所でもありました…?
      今の状態のままで幸せだけど両親との不和はやはり辛いという内容に読めましたが。

  7. 親は捨てろ!と前のめりになりがちの加藤先生に対しウルベ先生はバランスが取れた意見。
    しかし「日本人の精子で体外受精して跡取りをよこせ」「外国人夫との子供は顔も見たくない」ってとんでもない発言ですよ。
    レイシストかはともかく、仮に両親が夫と子供を受け入れても今度は孫のことを絶対医者にしろとかそういう話になるんじゃないですか?

  8. 回答者が ウルベ で「ダメだこりゃ」と思ったけど 今回に限り回答を聞いていて 何か
    「なるほどなー」と思いました。
    両親との関わり方は触れてないけど
    取り敢えず出産だけは伝ぇなさいって事ですよね。
    ただ 報告後 また色々あるかもしれないけど…

  9. 仮に外国人の夫が医師として
    じゃ日本人で医師の再婚候補がいれば
    両親はそっちにしろってなりますから
    やっぱり差別主義者だと思います。

  10. この相談者は良い子。頭ではわかっていても、妹の死のこともあり、親の事を考えると悩んでの相談だったと思う。いざ自分が相談者の立場になったら同じように悩むんだろうな…。

  11. 私はこの場合、親には会わないで距離をおいた方がいいと思いました。仲良く出来るのが一番だし、お産する時はお母さんの助けで、親のありがたみだってわかる良い機会だけど。親が強い間は相談者さんは萎縮して、哀しい思いするだけです。タイミング見て、距離を縮められる時まで頑張って生きていって下さい。赤ちゃんが産まれたら写真送って差し上げたら?それだけで今はいいと思いますよ。

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