息子は復讐の道具。夫や母から指摘されても頑なだった教育方針を反転させた友人
テレフォン人生相談 2021年9月24日 金曜日
塩谷 「離婚をするつもりなんですか?」
相談者 「つもりです。はい」
息子が成人してから?(笑)
その間、旦那は婚費を払い続けることになる。
なかなかの巧者。
だが、すでに5年。
認められるハズもなかった夫からの離婚の訴えも微妙な時期に差し掛かってきた。
これが、終わろうした塩谷弁護士を引き止めてまで追加した2つ目の相談の一丁目一番地。
さすがに主張にムリがあることを自覚しているのか、ウダウダになって塩谷弁護士には伝わらなかったのが以下。
説明の長さはやましさ。
相談者
「不利益を子どもにできるだけ感じさせたくないっていうが故に、そういうふうに仕事をセーブしてるって、ずっと、思うようにして来たんですけども、それはやっぱり言い訳なのかな?って、ずうっとそこの葛藤が、もう4年以上、もう、5年ぐらいかな?続いてるんですけども・・」
相談者: 女51歳 5年前から別居中の夫50歳 息子15歳
今日の一言: 不安の感情というのは本来のその人の感情が育成されることを阻害します。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ・・よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい
最初に、
相談者:
はい
加藤諦三:
年齢教えてください。
相談者:
51歳です。
加藤諦三:
51歳・・結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
50歳です。
加藤諦三:
50歳
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
15歳です。
加藤諦三:
15歳
相談者:
はい
加藤諦三:
男の子女の子?
相談者:
男です。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでどんな・・相談ですか?
相談者:
えーとお・・息子が、受験なんですが、勉強しなく、なりい、
なんでだろう?と思って、わたし自身が振り返ったら、わたし自身が・・わたしの親に・・息子の成績、を、使うことによって、わたしの子育て・・が、正しかったんだということを認めさせたいとか、
夫とは今別居中なんですけれども、
加藤諦三:
あ
相談者:
その、おっ・・
加藤諦三:
いつ頃から別居してるんですか?
相談者:
はい・・4年前です。
加藤諦三:
4年前から。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
その夫にも、そういう、わたしのやって来たこと、は、正しかったんだっていうことを認めさせ・・たい道具として息子の、その成績や、そういった物を使ってたんじゃないかということに、気がつきまして、
例えば夫から、「それは虐待だ」って言われたり、
両親から、
加藤諦三:
うん
相談者:
すごく・・「教育ママね」みたいな感じで嘲笑うような・・あと・・
加藤諦三:
「教育ママね」って言ってるのは、◆#$%の、おっ・・
相談者:
はい。母です、はい
加藤諦三:
あなたのお母さんが、
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
あなたに言ってる?、うん
相談者:
そうです、はい
で、小さい頃から、わたしい、は、あまり認められないっていう気持ちが強かったので、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうふうに、笑われていたけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
息子の、子育てはわたしは最終的にきちんと・・自立させるまで、やれたんだっていう・・ふうに、認めてもらいたいとかっていうような、生ぬるい物ではなくて、もっと、認めさせてやるっていうような気持ちだったり、あ、夫に・・
加藤諦三:
要するに親とか、
相談者:
はい
加藤諦三:
別居中の夫、かい、
相談者:
はい
加藤諦三:
対する、復讐ですよね?
相談者:
はい。ま、そうですね。ひどく言えばそうです。
自分を肯定させてやるっていうような、
加藤諦三:
うん
相談者:
道具として、息子の・・成果を使ってしまったんだっていうふうに思って・・
加藤諦三:
その・・復讐という、ことをあなた自身が、
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
意識・・し始めたのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
いつ頃からですか?
相談者:
今から、3週間ぐらい前です。
加藤諦三:
ふうーんーん
相談者:
それだけじゃなくて、わたしはその息子の、目指したいもの・・将来の夢とかも・・夫との、婚姻費用の関係で、それをたくさん取るために、息子の希望を・・使ったんだって、思、ったんです・・
加藤諦三:
なんでね?
相談者:
はい
加藤諦三:
3週間前に、
相談者:
はい
加藤諦三:
それに気がついたんですか?
相談者:
あ、最近・・新しく知り合った友人に、
加藤諦三:
うん
相談者:
「なんで、か、勉強しないんだよね。なんでだろう?」っていう話をしたら、
「もしかしたら、親の敷いたレール、が、親は良かれと思ってやってたけど違うのかもしれないよ」っていうことを・・非常に、壮絶な体験をされてる方で・・えーと・・
加藤諦三:
それは衝撃ですよね?
恐らく・・あなたの復讐心は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
親を・・に対する怒りとか、夫に対する怒りとか、
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
いろんな怒りがあるんと思うんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
その怒りがあ・・厳しく勉強を押し付ける、
相談者:
はい・・はい・・はい
加藤諦三:
或いは子どもが出世することによって、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
見返すという・・
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
そういうように・・変わるっていうことは、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、よくあることなんですけれども・・
相談者:
あー、はい・・はい
加藤諦三:
それで、今日のあなたの相談というのはどういうことですか?
相談者:
はい・・このまま行くと子どもは高校に落ちるかもしれないんですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、それはまあ、いいとしてって言ったら変な言い方なんですけれども、
縁のあるところに行く、んだと思うん、うし、
そこでの、得た経験が、後に、生きたっていうこともわたし自身にも、経験があるので、
それはしょうがないとしても、本人が本人らしく生きるためにはどうしたらいいんだろう?
わたしはどういうサポートができるんだろう?と思ったんです。
加藤諦三:
要するに、自分の態度で、
相談者:
はい
加藤諦三:
子ども・・こういうふうにさせたということは認めてると。
相談者:
はい、はい・・はい
加藤諦三:
で、それを、本来の・・
相談者:
はい
加藤諦三:
息子の、
相談者:
はい
加藤諦三:
潜在的な能力を開花させる方向に向けるためには、
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
あなた自身がどう変わるかっていう質問?
相談者:
はい、そうです、はい・・はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオに、法律の問題はもちろん、
相談者:
はい
加藤諦三:
人間の心の問題について深い造詣のある、
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の塩谷崇之先生がいらしてんので、
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
ご意見を、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
(回答者に交代)
進言してくれたご友人は
おそらくテレ人ヘビーリスナーかと思われます。
他人に認めてもらうためのわたしではない、本当の自分ってお話だけど、その「本当の自分」こそが「人に認められたい人間だ」という事なんじゃないのか。
自分の性格から「人に認められたい」という部分を失くせたら幸せなんだろうけど、それができないのであれば「人に認められるためならわたしは何でもする!」と腹を括るのも一つの手かと思う(お子さんには気の毒だけど)
今回のお電話・・すみません、わたしは「自分こんな事に気がついたの!褒めて褒めて!」っていう風に聞こえましたよ。
子供は産まれてくる家や親を選べ無い
貴女は母親に言われた事で、息子を復讐の道具なんて
勉強よりも息子さんが元気で育って幸せです。
夫と離婚するなら、貴女自身自立して仕事をして行こう。
同感です。
もし相談者が理想の方と出会い、恋に落ち
その先、楽しい家庭を築いていけたなら
不倫された夫に対する憎しみや、
息子さんに対する執着心も小さくなると思います。
私の体験と似てる。加藤先生の仰った母親との関係を心で切る事、それまで相談者さんの事、どこか嫌ってる親に認められることないです。
自分を否定する人が親の場合もある、無意識かもしれないけど、肩の荷が降りたように楽になる、ありのままの自分を自分が受けとる、好きなようにやりたい事見つけるといいです。
お子さん、中学なので今気付けて良かったです。子供は子供の人生、母も母の。
まだ成長期なので、彼の気持ちに寄り添い自立を促す、何かしらあったら私が守るような心で接していれば息子との信頼関係が築いていけると思う。金銭面も正直に息子
と話、お互い尊重しあって乗り越えて。
別居している旦那さんと離婚するか否かがちょっと気になりますが、何よりも長男、何とか高校に入ってしっかり卒業してもらいたいと思います。
そして土曜日分は、加藤さんパーソナリティー・中川弁護士ご相談相手となり、親の生前に勝手になされた相続放棄の有効性に関する相談でした。
今回は大原先生の方がしっくりしたのでは。
相談者さんはサラッと言ってましたが
旦那が不倫の果てに出て行くって凄い喪失感と不安なんですよね、
一生懸命原因を探しているんだけども…
ただ、息子に夫婦の婚姻費用云々を伝えるのは
違うんじゃないかな。そんな年齢じゃないし。全体的に母親が未熟な印象を受けました。
同感
相談者さんの復讐心の原点は、母親との関係で、一番愛を受け取りたい人から貰えてない感情が、不満、怒り、嫉妬、不安いろんな負の感情を生み出し、おそらくご主人になる方とも関係が築けないようになったと思う。
ただ壊れた関係を修復する事を考えてないように思えた。
なので、今から変えられる事に頑張るしかない。最近、人生にはどんな事にも意味があると思うので、今の出来事が今後の心の持ち方を変えると思えるようになれるといい。心で親を切る事、この事で恨む事ない、生き方教えてくれたと、考えることが自分を高めてくれる。