煩悩だらけの慢性的自殺願望。寂しさ埋める惨めさの誇示の源は怒り

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、こんにちはあ

大原敬子:
あなたは「自殺」「自殺」と口出してるんですね、何回も。

相談者:
あ、そうですね。

大原敬子:
ね?

相談者:
はい

大原敬子:
まず、「2回、自殺した」とかね?

相談者:

大原敬子:
「気がついたら首を絞めてました」なんて・・

相談者:
はい

大原敬子:
おどろおどろすることをあなたは言ってるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
人はなぜそれを堂々と言うだろうか?

相談者:
はい

大原敬子:
人は隠したいことがあるわけです。

相談者:
はい

大原敬子:
表面に出すってことは、

相談者:
・・はい

大原敬子:
これだけすごいのよお!って、分かったあ?って脅しにもなるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
だから、今日一番の回答は・・優しい加藤先生に、ずうーっと、そうですね・・20時間ぐらい・・喋ったらあなた、す・・っかり気が楽になりますよ?

相談者:
あー

大原敬子:
死にたいって人はいろんなことがあるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
家族関係とか。

相談者:
はい

大原敬子:
でも・・これだけ、両親の話が分析できてるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
その人が、なあぜ死にたいって騒ぐのかな?と思ったんです。つまり・・

相談者:
はい

大原敬子:
あたしはほん、とはみんなからちやほやされたいんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
愛されたいんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
でも、だあれも褒めてくれない。

相談者:
・・あー

大原敬子:
できれば、365日・・毎日毎日言ってほしいんです。

相談者:
あー

大原敬子:
それがないから。

相談者:
はい

大原敬子:
無気力になっちゃったの。

相談者:
あーあ

大原敬子:
「2度、自殺したんですよ」とかね?

相談者:
はい

大原敬子:
「気がついたら首を絞めてました」なんて・・

相談者:
うん

大原敬子:
普通言うだろうかと。

相談者:
あー

大原敬子:
でも、あなたは、「わたしは」、

相談者:
あー

大原敬子:
「これだけすごい悩みを持ってるんですよ」って。

相談者:
あー

大原敬子:
「だから聞きなさい」

相談者:
あー

大原敬子:
みんなとは違う状態で、わたしを愛せということを求めてるんです。

相談者:
あー

大原敬子:
どうですか?

相談者:
・・や、その通りです。

大原敬子:
そうでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
寂しかったのねえ。

相談者:
はい

大原敬子:
今、あなたが、

相談者:
はい

大原敬子:
どんな絵が欲しいんですか?あなたは。

相談者:
ルーブル美術館に、

大原敬子:
うん

相談者:
展示されてる、

大原敬子:
ええ

相談者:
特別な・・美術品になりたいです。

大原敬子:
やっぱりあなた、ルーブルまで喋るってことは(含み笑い)・・世間から、

相談者:
はい

大原敬子:
注目を浴びたいんでしょ?

相談者:
あ、世間一般じゃないけど、やっぱりあの・・身近な人・・

大原敬子:
特別な人でしょ?、そう、要するに、もっと言うとそれはお母さんじゃないですか?

相談者:
・・あっ、そうですね。

大原敬子:
うん

相談者:
22歳で、

大原敬子:
うん

相談者:
惨めなままで終わりたくないから、頑張ろうって、生き方変えたときに、

大原敬子:
うん

相談者:
世間の中に、

大原敬子:
うん

相談者:
母の代わりになる人を求めてて、

大原敬子:
・・

相談者:
それで夫が、母親代わりなんですよね、あたしにとって。

大原敬子:
うん

相談者:
だけど、かなりいい線行くんだけど、どうにもならなくなったときには知らんぷりして、全部わたしにお任せだから。
それですごく憎んでるんです。

大原敬子:
ということは・・あなたは、守るものではなくって守られたいほうなのね?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
ね?それ分かればいいじゃない?
守られるにはどうしたらいいか分かりますか?

相談者:
分かりません。

大原敬子:
あなたが守るんです、子どもを。

相談者:
・・あー

大原敬子:
その守る姿、強さを見て・・人は・・その人を守るんです。

相談者:
子どもはね?

大原敬子:
うん

相談者:
全力で守りましたよ?
だって産んだ以上は責任がありますからね。

大原敬子:
いや、「産んだ以上」じゃない(苦笑)、分かるけど。
も、今はね?、あたしはあなたにね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
ああだこうだ言えないんですよ。
そのぐらいに喋りたいんです。ああでもない、こうでもないってグダグダ、グダグダ。
要するに幼児期に・・ダラダラ、グダグダする子。それに、応じて、お母さんが、

相談者:
はい

大原敬子:
相手をしてくれた子は・・コミュニケーションと親子関係はうまく行くんです。

相談者:
あー、あー・・はい

大原敬子:
その、一番その次の触れ合いがなかったんです。あなたの場合に。

相談者:
・・あーあー

大原敬子:
今、あなたが持ってる一番大事な物はなんですか?

相談者:
・・特にないです。なんか・・うん

大原敬子:
愛が欲しいから?

相談者:
そうなんです。

大原敬子:
ね?・・側に・・側・・

相談者:
形のない物を、ずっと欲しくて。

大原敬子:
要するに、側にいて・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分のグダグダ、グダグダ言ってることを、
「うん、うん、うん」って聞いてくれたら癒されるんです。

相談者:
・・

大原敬子:
それを求めてるんじゃないでしょうかね?

相談者:
いざというときに・・

大原敬子:
うん

相談者:
誰もいないのが、すごく不安で・・

大原敬子:
・・

相談者:
不安で不安で堪らないですね。

大原敬子:
あたしね?

相談者:
はい

大原敬子:
今、あなたの話を聞いていて・・一言言いたいのは、

相談者:
はい

大原敬子:
「自分で、今日はたくさん喋りたいの」
「だから何言ってるか分からないけども、話を聞いてね」っていうあなたになって欲しいですね。

相談者:
・・

大原敬子:
そしたら・・相手は側に来ます。

相談者:
・・

大原敬子:
今、お話聞いてても、自分の主張はするんですけども、「でもこうですよねえ」ってやってしまうんです。

相談者:
あーあ

大原敬子:
たら今日からご主人さまとなんでも、ちゃんと聞いてくれなくていいんです。
あなたが喋れる相手がいると思ったら・・結構楽しいんですよ?

相談者:
あの、

大原敬子:
ん?

相談者:
夫は普段は話を聞いてくれるんです。

大原敬子:
うん

相談者:
だけど、「自分はこういう性格だから」って言って、

大原敬子:

相談者:
変わる気がないからあ、諦めるしかないんです。親に対しても諦めたし・・

大原敬子:
あなた全部結論喋っちゃうんですよ。

相談者:
あ、ごめんなさい

大原敬子:
結論喋ってしまったら・・相手は何も言えないですよ?

相談者:
・・

大原敬子:
ていうことは、ただ、話したいだけなんだと思うんですね。

相談者:
あーあー

大原敬子:
ただそれだけだったんです、あなた求めてんのは。

相談者:
あー

大原敬子:
「答えはいらないから、わたしが好きな放題喋るから・・側にいて」ってそれでいいんじゃないの?

相談者:
分かります。先生がおっしゃること。

大原敬子:
分かります?
ただし・・ルールとして・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分が好きなふうに喋るときは・・

相談者:
はい

大原敬子:
「でも、こうだ」って、「もうダメなんですよ」っていうことは・・言わないこと。

相談者:
・・あー

大原敬子:
結論出したときには前はないんですよ。

相談者:
・・はい

大原敬子:
「もう一度やってみましょうかね?」って感じのね?・・一歩、前に出る会話、して欲しいんです。

相談者:
はい

大原敬子:
まとめましょう。

相談者:
はい

大原敬子:
自分は、夫にも自分は必要な人になることですよね?

相談者:
・・

大原敬子:
自殺を喋るのは、自殺を、やってる行為ではなくって、
このぐらいに苦しかったんだってことを、相手に、脅す、関心を持たせる。興味を引く、道具であったってことです。

相談者:
はい

大原敬子:
で・・自殺をしようっての、いつだって、死は、近くに来てますから、どんどん、どんどん。

相談者:
はい

大原敬子:
考えてください?

相談者:
はい

大原敬子:
で、今、加藤先生お話して、
最後に、好きなだけ喋って聞いていただきましょうね。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

「煩悩だらけの慢性的自殺願望。寂しさ埋める惨めさの誇示の源は怒り」への14件のフィードバック

  1. ルーブル美術館に展示されるようなものを作りたいのではなく
    自らが展示されたいとは斬新な発想だなと思いました。

    1. 確かに。そして、それを言えた相談者さんは、救われましたね。それほどまで称賛に飢えていた自分を素直に表明し、認めた結果、明るくなる。笑い話になる。

  2. 相談者は、お金を払って傾聴型のカウンセリングに通い続けてみたらどうかな。
    当人は解決方法など無いのを知ってるけれど、とにかく誰かに聴いて欲しいんだよ。
    否定はもちろん肯定もされない場で、全て言葉にしてみたらいいと思う。
    きっと何かが変わってくる。
    わたしは4年間で100時間費やしたけれど、良かったと思っている。

  3. 夫にDVされたら妻は絶対に耐えたらダメですね。
    すぐ逃げるこった!子供のために。
    子供がこんなにも傷ついてしまう。

  4. 加藤さんの格言は全く分からないので、相談者さんの自殺未遂の話について一言。母のDV被害を含めた凄惨な話に、正直ショックを受けました。
    今旦那さんとは何とか幸せにやっているのでしょうか、もしそうなら人生100年時代、まだ40年余りあるだけに、何とか頑張って欲しいです。
    コロナ禍で自殺者が多いとも聞いていますが、衆議院議員総選挙が明日でしたか、告示になります。どんな結果になるか、心配な部分もあります。
    お金バラマキ対策が目立つ公約が多いですが、自殺防止対策にもしっかり力を入れてくれないと、先行きが本当に不安になってしまいますよねえ。

  5. 加藤先生の格言【怒りは変装が上手い】とは、

    『お前の為を思って言ってるんだぞ!』とか
    『普通はそれはおかしいと思うでしょ!』とか
    『そんなこと常識だろ!解らないのか!』とか
    『言ってやってるのに聞かないなら勝手にすれば!』とか、

    そういう偽善的な人間の感情の事だと思う。

  6. 似たような相談者、前にいましたね。結婚出産出来るんだから充実してるのに人生に盲目。そこ出来なくて苦悩する人間も大勢いるのにね。

  7. 面前DVが児童虐待だと法律で明記されてることの意味を改めて痛感しました
    被虐待児の心の問題だから、家庭があるとかの社会的な見かけ上の問題じゃないわけで

    ただ、相談者は相当なナルシスト
    子ども時分に安心と保護を得られない環境であれば、当然本人のナルシズムも解消されるわけもなく、相談者自身には非はないのだけれども、
    「ルーブルの展示作品になりたい」ってパワーワードだけじゃなく、夫に対して依存しつつも「自分の思う通りに変わってくれないから憎らしい」という物言いからも、ナルシズムが透けて見える

    ナルシズムが満たされて、はじめて他者への関心が向くという
    心の棚卸はなかなかつらい作業だけど、夫や子どもの気持ちにも思いを馳せられるようになれればと願うばかり

  8. 幼児、児童、思春期この間の成育過程は、心にマグマのように、良くも悪くもその後の人生に関わる。厄介なのは、姿を変えていて、その後の人間関係の中で悩みとしてあらわれる。私も50を過ぎて気が付けた。
    憎んでる人をはっきりさせて、近親者であれば心で線を引いて切る。縁を切るのではなく気持ちです。
    心の整理ができる。相談者さんは自分の事を愛してますか?私は自分が大嫌いでした。これが最悪。自分を愛して下さい、そしたら傍にいる人を、心から愛せます。
    思いやりが普通にうまれる。
    これまで、普通でなかった事に気付いて、生まれ変われる。天地の差、これを体験できるのも子供時代があったから。
    三子の魂百までを断ち切る。素晴らしい人生をご家族で。
    自分が撒いた思いやりは、必ず、思いやりで還ってくる、この先の未来を豊かになさって下さい。

  9. 旦那を猫と思ってた自分を反省できれば回復できるのかも
    しれないですが、結局最終的に何が決め手かというと
    自分の決意だと思います。
    「もうこんなこと繰り返さないぞ!自分を責めて憎まないぞ!」
    と決めたら繰り返さない。
    行動から変わることもあります。

    「死にたい」は「もっと幼児のように愛してほしい」
    「お前のために」は「おれは重要な人物なんだという自己愛
    を満たしたいんだから、大人しく聞いとけ」
    など、バウリンガルのような翻訳機があったら売れそう。

  10. ナルシストに同意。夫にも子供にも興味があまりなく、自分の過去にしか興味がない人に聞こえる。過去に生きている、今に生きていない、とっくに魂はこの世にいない、それだけ辛い幼少期を過ごしたのだろうが、今からでもきちんとカウンセリングを受けるなりして、治療する必要有り。

  11. 怒りは変装が下手糞。私は全てそのような格言にしかなりませんでした。

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