不登校を相談しつつ口数少ない女が図星にトーン変わる。ごまかしの死刑台の笑い

テレフォン人生相談 2021年10月25日 月曜日

番組で4年半ぶりに聞く死刑台の笑い、改め絞首台の笑い。

他人から愚かさを笑われる時、自分もその笑う側に立てば、あたかも笑われる人がいなくなったかのよう。

あるいは、おおらかさをまとって自分をバカにする人に取り入る。

無意識ではあるけど、クセにまで染み付いたのは、こうした体験の積み重ね。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 沖縄なまりの女70歳 夫とは離婚 娘49歳 娘の夫は数年前に病死  3人の孫のうち一人は県外 一番下の孫娘16歳高1 4人暮らし

今日の一言: 家で何が起きるか?怖いので家から出られないという不登校の子がいます。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はいテレフォン人生相談です

相談者:
よろしくお願いしまあす

加藤諦三:
はい
最初に年齢を教えてください

相談者:
70歳です

加藤諦三:
70歳
結婚してます?

相談者:
いえ

加藤諦三:
結婚してえ・・離婚されて一人?

相談者:
はい、そうです
そうです

加藤諦三:
と、今は・・

相談者:
娘、の家族と住んでます

加藤諦三:
お嬢さん、は、何歳ですか?

相談者:
49歳です

加藤諦三:
49歳
お孫さん・・は

相談者:
3人おります

加藤諦三:
三人ですか
はい、わかりました。
で、どんな相談ですか?

相談者:
孫お、が学校に、行きたがらないんです。
◆#$%□&▽*+

加藤諦三:
3人のお孫さん、これの中の、どの・・

相談者:
一番下の孫です

加藤諦三:
一番下のお孫さん

相談者:
そうです。

加藤諦三:
何歳ですか?

相談者:
16です

加藤諦三:
16歳

相談者:
高校1年です

加藤諦三:
高校生ですか

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
小学校、中学校のときは別に学校に行き・・

相談者:
行ってました
行ってました

加藤諦三:
行ってたんですか

相談者:
はい

加藤諦三:
で、行かなくなったってのは、だんだん行かなくなったの?
それとも突然もう・・

相談者:
夏休みが終わって、学校が始まるっていうときからです

加藤諦三:
ふうん
で、お嬢さんは、何、で行きたくないって言ってんですか?

相談者:
言わないんです、何も。
本人も、自分自身も、何が・・悩んでるのか?、それも分からないって、どうしていいかも分からない・・

加藤諦三:
ということを、直接、あなたに言ってんですか?

相談者:
本人が娘に言うんです。

加藤諦三:
あ、高校生のお孫さんがお嬢さんに言って、それを

相談者:
うん

加藤諦三:
聞いてるんでえ

相談者:
そうです。

加藤諦三:
直接あなたはお嬢さんから聞いてるわけではないん・・

相談者:
うん、そうです

加藤諦三:
ですね。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすると、あなたとお嬢さんとはよく話はしてる?

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど、このお孫さんとは話していないという・・

相談者:
はい、そうですねえ・・うん・・

加藤諦三:
うん
おんなじい、住んでいてですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
49歳のお嬢さんとは、学校に行きたくない、ことについて話をしてんだけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
16歳のお孫さんとの話、にはならないんですね?

相談者:
話に(苦笑)ならないんですよ。

加藤諦三:
ふうん
そうすると、その

相談者:
で、も、態度がくるっと変わって。

加藤諦三:
あ・・この16歳のお孫さんの態度があ、

相談者:
はい、はい
うんうんうん

加藤諦三:
あなたに対する態度とお、

相談者:
いや、娘にも一緒で・・学校のこととか話すと、もうキレるみたいな感じで・・話にならないんですよね。

加藤諦三:
あ、そうすると、16歳のお孫さんは母親とも話はしない?

相談者:
はい、しない。

加藤諦三:
それはあのお・・いつ頃からですか?

相談者:
学校に、行けなくなってからですね

加藤諦三:
ふうん
お嬢さん夫婦の関係はどうですか?

相談者:
連れ合いはもう亡くなったんですよ、父親は。

加藤諦三:
ああ、そうですか

相談者:
数年前に。
うん
病気で、はい

加藤諦三:
で、3人いるって言いましたけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
16歳の、今、学校に行ってない、子と、他のきょうだいとの関係はどうなんですか?

相談者:
一人は県外におりまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
一人はいるんですけど、あんまり話をしませんね。

加藤諦三:
そうすると、3人お孫さんがいると言ったけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
3人のきょうだいと母親と、

相談者:
はい

加藤諦三:
この、関係も上手くいってないわけですね?

相談者:
普通と思います。
今まではですね、うん。

加藤諦三:
ということは、やっぱり、16歳のお嬢さんは自分の心の中を、うち明ける相手は、祖母でもなく、母親でもなく、きょうだいでも誰にも今、いないんじゃないんですかね?

相談者:
はい、いないですね。

加藤諦三:
そいで、学校との連絡はお母さんはとってる・・

相談者:
うん、とってます。

加藤諦三:
とってる

相談者:
先生も来てくださいました、何回も。

加藤諦三:
何回も来てる。

相談者:
うん
学校の方には、問題はないっておっしゃるんですよね、先生は。

加藤諦三:
ということはやっぱり、このお嬢さん、どこで、本当のことが言えない、でしょうかね?

相談者:
うん・・

加藤諦三:
何か本当のことが言えない、誰かがいるわけですよね?

相談者:
うん

加藤諦三:
だから、母親のことが実は許せないとか、祖母のことが許せないとか・・
なんか、心の中に、言えないものがあるわけでしょう?

相談者:
でしょうかねえ・・

加藤諦三:
うん
で、今日のあなたの相談というのは、あなたから見れば、家族の関係は普通であると。

相談者:
ないと思うんですけどね。

加藤諦三:
はい
だけど、こうなってる、どうしたらいいんでしょう?と。

相談者:
うん、うん、うん、はい

加藤諦三:
いうことですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
非常に難しい相談だと思うんですけれども、今日はスタジオにですね、幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、お話を伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「不登校を相談しつつ口数少ない女が図星にトーン変わる。ごまかしの死刑台の笑い」への5件のフィードバック

  1. ご相談者さん、熟年離婚だったか、それとも娘が未成年時に離婚したか、ちょっと気になりますが、孫の不登校に、本気で心配してしまいました。
    あと、娘の夫の病死、本当に気の毒でなりません。3人の孫のうち、一番上が県外だそうですが、既に就職、自立しているということでしょうか。
    末孫は高校1年生か2年生ということでしょうか、先生がせっかく手を差し伸べているのに不登校になってしまうのか、本当に残念でなりません。
    このままでは留年なので、正直心配ですが、登校を再開するか、通信制あたりに転校して、何とか高校を卒業して欲しいと励ましてあげたいです。
    見守ってあげることはもちろん大事ですが、ご相談者さんと娘さんの仲、それから、真ん中の孫との関係の改善・修復を祈りたいなあと思います。
    ところで、明日の今井さん、三石さんとの組み合わせですかあ。加藤さんと愛さんか大原さん同様、この組み合わせ、当面は続きそうでしょうか。

    1. ひと様の投稿にとやかく言いたくはないが、上の匿名さんお願いですから何かハンドルネーム付けて投稿してください。長い文章を読み解こうとしたムダな時間を使わなくて済みますので。

  2. 「孫の相談をしてくる婆」→「回答:ほっとけ」ってのがテレ人の定番であり、「孫の問題の主因は婆自身」ってのもよくあるパターンだけど、今日はまさにそれ

    本当に得体の知れない相談者だった
    加藤先生は「死刑台の笑い」と評されたが、「曳かれ者の小唄」って言い回しがとてもしっくりくる不気味な笑い

    娘婿が早世されて、娘と孫が親元を頼ってきたパターンとお見受けするが、祖母が相談者じゃ高校生のお孫さんも気が落ち着くまい

  3. 「あなた嫌われてるんですよ」
    出た加藤ブシ。
    ゆっくりハッキリと人を刺すのね。
    確かに、年齢と共に笑いでお茶を濁したり、誤魔化す事が増える。
    人間関係を円滑にする為に、はたまた自分自身の辛さを軽減する為に培われた生活の知恵と言う所も否めない。
    それがこんな時にも出てしまう悲しさ。
    そこに一撃。
    他に言い方があるだろうに。
    昔は、良い本書くなと思っていたが、最近は同じような内容ばかり何冊も出している。
    言葉遣いも衰えてくるのか?
    「老い」は誰もが通る道。自分も気をつけよう。このじいさんより遥かにバカなので余計に。
    お孫さんは、相談者に話してもどうせ母親にチクるし、母とばばの関係が余計に悪くなるので何も話すまい。
    2人の顔色を見て生活するのにもうんざりなんだろう。
    独立して早く家を出る事だけを希望に計画を立てて頑張ってほしい。

  4. 鯖さんに同意。相談した時点で婆さんの目的「孫を心配する祖母、を演じきる」が達成された。でなきゃ、笑えない場面で笑える「死刑台の笑い」は出ないだろう。婆さんに冷笑主義の影がちらつく。但し、加藤先生からのカウンターパンチは予想外だったようで。

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