正社員登用にガラスの壁。末期がんの娘抱えて休暇制度を使えば嫌がらせ

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
よろしくお願いします。

坂井眞:
今、お聞きしてたんですが、

相談者:
はい

坂井眞:
(咳払い)最初、あのお、お嬢さんの・・

相談者:
はい

坂井眞:
ま、大変なご病気の話があって、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、介護休業、を、

相談者:
はい

坂井眞:
取ってというお話ありましたよね?

相談者:
はい

坂井眞:
で、元々は・・2年半前に、

相談者:
はい

坂井眞:
お嬢さんが末期ガンだというふうに言われてっていう話が、

相談者:
はい

坂井眞:
スタートでしたよね?

相談者:
はい

坂井眞:
で、それまでは、特に、今おっしゃってるような・・

相談者:
はい

坂井眞:
ハラスメントの問題だとか・・あー、ど

相談者:
はい

坂井眞:
男性の同僚との、その・・取り扱いの違い?、待遇の違い?

相談者:
ま・・

坂井眞:
そういうのはなかった?

相談者:
特別、感じる、こともなく、

坂井眞:
なかった?、うん

相談者:
ただ社員の人と、契約社員の仕事の内容が、契約社員のほうがしんどいなって、

坂井眞:
うん、うん、うん、うん

相談者:
あとは思うぐらいで。はい

坂井眞:
でまあ、そこはちょっと今、区別して話したほうがいいので、

相談者:
はい

坂井眞:
えっと、ま、要するに正社員、と、契約社員の、

相談者:
はい

坂井眞:
仕事の違いってことは確かに問題になるだろうけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
で、えっと、そうすると、おー、最初に言った、無関係じゃないっていうのは、

相談者:
はい

坂井眞:
あ、その、お嬢さんの、ご病気の問題、で、休みが増え、た、あたりから、

相談者:
はい・・はい

坂井眞:
そういうハラスメントが、あって、

相談者:
はい

坂井眞:
で、確かにその・・ある程度年限が経たないと正社員にはならないんだろうから、

相談者:
はい

坂井眞:
2年半前、だと、まだ分からない、いんですが、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
ま、どうも関係ありそうだなと。

相談者:
はい

坂井眞:
で、そのあとのその、揉めたときの話とか聞くと、

相談者:
はい

坂井眞:
辞めてほしそうな状況だったっておっしゃってましたもんね?

相談者:
そうですね、はい、はい

坂井眞:
と、ま、関係がありそうだなと・・

相談者:
はい

坂井眞:
いうことだけど、「そうです。関係があります」とは、む、会社のほうは言わないからね、

相談者:
はい、はい・・はい

坂井眞:
えっと、じゃあ

相談者:
はい

坂井眞:
ちょっとお訊きしますけど、

相談者:
はい

坂井眞:
最初に・・

相談者:
はい

坂井眞:
お嬢さんのご病気あって、ちょっと

相談者:
はい

坂井眞:
「申し訳ないけど休みが多くなります」って言ったときの・・

相談者:
はい

坂井眞:
その、上司なり、い、会社側の

相談者:
はい

坂井眞:
反応ってのはどんなもんでした?

相談者:
・・そのときは、「あ、大変だね」って

坂井眞:
うん、うん、うん、うん

相談者:
「分かりました」っていう返事でした。

坂井眞:
あなたやお嬢さんにとっては、

相談者:
はい

坂井眞:
末期ガンで、もうかなり状態悪いと言われて、

相談者:
はい

坂井眞:
それで頑張って、

相談者:
はい

坂井眞:
命を繋いでいるっていうのは、とても、い

相談者:
はい

坂井眞:
いいほうの話なんだけど、

相談者:
はい

坂井眞:
会社のほうは・・そういう受け取り方をしてないみたいですよね?
長、「長引いているみたいだ」

相談者:
はい

坂井眞:
みたいな言い方をしてるわけだよね。

相談者:
そうですね、はい
「まだ生きてるのか」っていうふうに、こちらには聞こえるという・・

坂井眞:
ん、聞こえますよね?、そういうこと言われちゃうと。

相談者:
はい、はい、はい

坂井眞:
でもそこは、あのお、介護休業取ったりして、制度的にはちゃんと・・乗せる形で休んでらっしゃるんですよね?

相談者:
そうですね、有休と介護休”暇”ですね、はい

坂井眞:
あ、休暇か、うん
で、えーとお・・揉めたときに必要な書類を出したのに

相談者:
はい

坂井眞:
無断欠勤扱いされたっていう話は、

相談者:
はい

坂井眞:
そこはもう解決したんですか?

相談者:
そこはもう、はい
え、あの、だいぶ、そこで揉めて、

坂井眞:
うん

相談者:
え、結構そのときに、

坂井眞:
うん

相談者:
え・・っとお、管理職の方から・・

坂井眞:
うん

相談者:
ま、いろんなことを言われ、た・・

坂井眞:
うん

相談者:
み、たいなことがあったんですけど、

坂井眞:
はい

相談者:
う、そのまま、介護休業に入っちゃったので、

坂井眞:
あ、なるほど。

相談者:
戻ったときには・・トラックの運転手なんで、

坂井眞:
はい

相談者:
えー、契約が、えーと運転手として契約をされてるのですが、

坂井眞:
なるほど。

相談者:
とりあえず嫌がらせで、倉庫内の作業をさそうという・・

坂井眞:
あー、なるほど。

相談者:
そういうふうになってたんですが、

坂井眞:
うん・・うん、うん

相談者:
上の方が「それではダメなので」ということで、運転手に、戻してくれはったんです。

坂井眞:
あー
そこは・・ちゃんと、やろうとする人も、いるんだ?

相談者:
いや、こちらから訊いたんです。

坂井眞:
あ、こっちから訊いて、お・・

相談者:
「運転手に、戻して、いただけますか?」と。

坂井眞:
「おかしいんじゃないか」と。うん

相談者:
はい、はい

坂井眞:
なるほどね。

相談者:
で、んで、「いつからですか?」ということ・・

坂井眞:
うん

相談者:
伺ったところ、あー、戻してはくれましたけど。

坂井眞:
戻してくれたと。

相談者:
はい

坂井眞:
まあ、だけど、いちいち、そういうなんというか、めんどくさい話になるわけですね?

相談者:
そうです。必ず。

坂井眞:
そこがハラスメントだということね?

相談者:
(苦笑)そう、必ずそれをされます。

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
で、じゃあ、今は無断欠勤だからどうのこうのと言われているわけではないんだけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
逆に、まあ、ハラスメント的なことで、

相談者:
はい

坂井眞:
辞めたら?みたいなムードを、出してる感じなんですか?

相談者:
そうですねえ。

坂井眞:
うん
あと・・会社の就業規則とかで、

相談者:
はい

坂井眞:
乃至は、正社員に、こういうときになれるっていうような規定・・とか・・

相談者:
は・・

坂井眞:
そういうのありますでしょ?

相談者:
書かれてないです。

坂井眞:
あ、それは全然ない?

相談者:
それ記載されてないです。はい

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
ま、自動的になるとはもちろん書いてないだろうけれども、

相談者:
はい、はい。そういうことみたいで・・

坂井眞:
こういう条件を満たしたら、そういうふうに、希望できるみたいなことも、明文化はされてない?

相談者:
も、一切・・え、書いてないですね、はい

坂井眞:
あー、だから、そうすっと、あの人はこうだったという例しかないわけだ。

相談者:
・・そうです、そうです。

坂井眞:
ふうん、なるほどな。
で・・そうすると、その、明確な、何か・・法律違反とか?

相談者:
はい

坂井眞:
就業規則に反した扱いだとか?

相談者:
はい

坂井眞:
あ、契約違反してるっていうことが、ないので、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、それで法律的に何かを言ってもなかなか難しい状況じゃないですか。

相談者:
はい

坂井眞:
ま、それでご相談されてるんだと思うんだけど。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
でもあのお・・労働・・の、現場?

相談者:
はい

坂井眞:
ていうのは、その

相談者:
はい

坂井眞:
理屈だけじゃなくて、事実の積み重ねみたいなのも大きいので。

相談者:
はい

坂井眞:
えー、実際、どういうことがあったのかっていうのが、それなりの意味を持って来るんですよ。

相談者:
はい・・はい

坂井眞:
で、それを積み重ねて、

相談者:
はい

坂井眞:
だから、あ、こういう扱いはおかしいんだ・・
例えば、まあ、よくあの新聞とかで報道されますけど、

相談者:
はい

坂井眞:
えーとお、男性と女性の、差別の問題とか、もう長ーい時間かかって、

相談者:
はい・・はい

坂井眞:
いろんな判断が出て、

相談者:
はい

坂井眞:
え、だんだん変わって来たっていうのありますよね?

相談者:
はい

坂井眞:
で、それはもちろん、あの、法律も変わってますけども、

相談者:
はい

坂井眞:
それと同じで、あなたのその

相談者:
はい

坂井眞:
今回の・・今言った何年か、えーっと、

相談者:
はい

坂井眞:
2年半ぐらいか。

相談者:
はい

坂井眞:
の間の出来事っていうのを、

相談者:
はい

坂井眞:
こういうふうに積み重なって、このときにこう言われてっていうようなことを、

相談者:
はい

坂井眞:
前提の事実として、整理をして、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
それで、労働契約上の問題があるのかどうなのか。
乃至は・・それから今のハラスメントの状況については、

相談者:
はい

坂井眞:
こういう事実があったら明らかにハラスメントなんじゃないかとか。

相談者:
はい

坂井眞:
そういう、問題になるわけ。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
だから、そういう事実を整理をして、
これほんとにね、もう、そういう労働事件を扱う弁護士の・・

相談者:
はい

坂井眞:
ところに相談へ行く・・事案だと思うんですよ。

相談者:
あー、は、ハラスメントでは一度・・あの、電話相談みたいなのでしたことあるんですけど、

坂井眞:
うん。なんと言われた?弁護士、うん

相談者:
「それでは、無理です」って言われたんですよ。

坂井眞:
うん、で、ただ、それはあの、例えば・・えーと、倉庫をやらされそうになって、
「おかしいじゃないですか?運転手に&#△%に」って言ったら、

相談者:
はい

坂井眞:
戻してくれたとかね?

相談者:
はい

坂井眞:
元の仕事に戻してくれたっていうところがあるから。

相談者:
はい・・はい

坂井眞:
あ、それをしないで、なんか全然元と違った仕事をさせられていると、それが問題だっていうこと・・になることもあるんだけど、

相談者:
あ、はい、はい

坂井眞:
そういうところは、

相談者:
はい

坂井眞:
向こうもちゃんとある意味、してるところがあって。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
え、そういうと、だから、難しいかもしれないですよ。

相談者:
・・&#△%

坂井眞:
でも、いずれにしても、

相談者:
はい

坂井眞:
電話相談というよりも、

相談者:
はい

坂井眞:
ほんとに細かい事実の積み重ねで、

相談者:
はい

坂井眞:
それがハラスメントになるのかどうかって判断してもらわないといけないから、

相談者:
あー、はい

坂井眞:
うん
で、そういうのって、いつこういうことがあったとかっていうメモは・・あったりする?

相談者:
えーと、録音は、いくつかは、

坂井眞:
あーあー

相談者:
け、結構してます。

坂井眞:
うん
で、結局、どういう事実があったか、のかっていう裏付けが必要になるので。

相談者:
はい

坂井眞:
あの、抽象的に「こんなことがありました」っていうだけだと、

相談者:
&#△%

坂井眞:
「それだけじゃな」っていう話になっちゃうので。
「何月何日にこういうことがありました」

相談者:
はい

坂井眞:
「そのときのメモはこうです」とか、録音があれば、尚いいですけど、

相談者:
はい

坂井眞:
「こういう録音です」って、そんなかにどういう物が入っているかなんですよ。

相談者:
あー、はい

坂井眞:
それで、争えるかどうか・・

相談者:
はい

坂井眞:
ていうのを、ちゃんとそういう

相談者:
はい

坂井眞:
こちらも整理して準備して、

相談者:
はい

坂井眞:
えーと、電話相談・・じゃなくて。
どっかそういう労働事件をちゃんと扱っている、

相談者:
はい

坂井眞:
弁護士のところに、

相談者:
はい

坂井眞:
相談をちゃんとされるといいと思う。

相談者:
あ、はい、分かりました。

坂井眞:
それで、できるかどうか?。そういうケースをいっぱい扱ってる方はもちろんね?弁護士ではいるので。

相談者:
はい・・はい

坂井眞:
で、正社員の話も・・中身は違いますけど、

相談者:
はい

坂井眞:
結局・・事実としてどうなのか?っていう話、ですから。

相談者:
はい・・はい

坂井眞:
で、正社員にしなきゃいけない義務ってのは、簡単にそりゃ出て来ないわけですが、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
そら経営側の裁量の問題とか経営の状況もあるからね。

相談者:
はい

坂井眞:
でも・・さっきの話だと・・

相談者:
はい

坂井眞:
えーと、皆さん、あ、そのお、契約社員の方も、ん、

相談者:
はい

坂井眞:
むしろ、人手が足りないから正社員になっていく中で、なんで自分は、

相談者:
はい

坂井眞:
どうなの?っていうところで問題にできるかどうか?

相談者:
はい

坂井眞:
これ簡単ではないと思いますけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
でもそこも、どういう経緯があって、いつ、

相談者:
はい

坂井眞:
何年こういうことをして、みたいなことを整理した上で、一緒に相談してみるといいと思う。

相談者:
あー、はい

坂井眞:
うん

相談者:
分かりました。

坂井眞:
そういうちゃんとした法的な問題として、

相談者:
はい

坂井眞:
専門家に相談すべき、話なので。

相談者:
はい、分かりました。

坂井眞:
一度それちゃんとやってみてください。

相談者:
あ、はい、分かりました。

(再びパーソナリティ)


「正社員登用にガラスの壁。末期がんの娘抱えて休暇制度を使えば嫌がらせ」への3件のフィードバック

  1. 女性の社会進出が長らく叫ばれている中、トラック運転手ですかあ。コロナ禍の中、本当にご苦労様ですと、心から言いたいなあと思っています。
    さて、土曜日では珍しく今井さんが担当でしたが、娘さんとはいえ、介護問題がらみでしたよねえ。今回の相談、今に直結する問題だと思います。
    介護休業問題はもちろんそうですが、産前産後休業問題も積み残したままですよねえ。多くの会社の就業規則、時代の変化に合っていないのでは?
    休業自体を取ることに自体にアレルギーを持っている経営者や社員、多いです。暗に退社や施設永住を促すメッセージ、出てしまいがちでしょう。
    バブル崩壊以降、ギリギリの数の社員で運営されている会社も多いでしょうから、仕方ない部分もありますが、時代の変化に対応して欲しいです。
    高年齢者雇用安定に向けては少しずつ定着してきているところですが、介護休業や産前産後休業適用も、ぜひ就業規則に入れてあげて欲しいです。
    ちなみに、放送局については、介護休業は今のところ聞いたことがありませんが、産前産後休業に関しては行使した話をスポーツ紙でよく見ます。
    余談ですが、アナウンサーベースでは男女問わず(産前産後休業は)行使される方が多いです。SDGsがらみだけに、何とか就業規則に追加を!

  2. 管理人さんはご存知で相談者さんが話したままを書き起こしているのだと思いますが、播種は「はしゅ」と読み、はんしゅは誤りです。少し気になりましたので老婆心ながらすみません。

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