私の助言を聞かず老いが進む母はバチが当たった。女が本当は言われたかった一言
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
あ、よろしくお願いいたします。
坂井眞:
弁護士は・・法律の専門家だけど・・心の専門家ではないので、
相談者:
はい
坂井眞:
的確なことが申し上げられるかどうかは分かりませんが・・
相談者:
はい
坂井眞:
ま、いろんな・・人と・・話をして来ているので、
相談者:
はい
坂井眞:
わたしなりの、アドバイスができればと思います。
相談者:
あ、お願いいたします。
坂井眞:
最初は、「お母さまに対する感情」・・というか、「心の整理ができないんです」っていうところから、
相談者:
はい
坂井眞:
ご相談が始まっていて、
相談者:
はい
坂井眞:
で、お母さまの状況を・・ま、あの、お父さんや、弟さんの話も含めて聞いてきて、
相談者:
はい
坂井眞:
ちょっと話が飛んだ感じがしたところがあるんですね。
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
う、今回のその、骨折して入院して、施設へ行って、え、最後その・・認知症が進んでしまってというところの前に、
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
えー、脊柱管狭窄症等があって歩けなくなりましたと。
相談者:
はい
坂井眞:
いう話が、あったじゃないですか。
相談者:
はい
坂井眞:
えー、それについてあなたが、気づいたところで、
相談者:
はい
坂井眞:
手を出していたというようなことをおっしゃってたんですね。
相談者:
はい
坂井眞:
それは、あの、なんか対応しないといけませんねっていうような行動をされたっていうことですかね?
相談者:
はい、はい
坂井眞:
で、えっと、脊柱管狭窄症だけではなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、脳に腫瘍もあったので、
相談者:
はい
坂井眞:
それも、対応しなくちゃいけないと・・
相談者:
はい
坂井眞:
いう話がありましたよね?
相談者:
はい
坂井眞:
で、えーと、良くなるようにということでセカンドオピニオン、あなたの、えっと、夫ですかね?
相談者:
はい
坂井眞:
え、えー、旦那さまの意見もあってセカンドオピニオン聞いて、
相談者:
はい
坂井眞:
「『手術もできますよ』という話もありました」と。
相談者:
はい
坂井眞:
お母さん・・そのときはまだお母さん認知症じゃないん、ですよね?
相談者:
そうですね。はい
坂井眞:
なのでお母さんを・・お父さまも・・おー、「それはやらないんだ」と・・
相談者:
はい
坂井眞:
言って・・ていうところ、までは話は分かるんですけど、
相談者:
はい
坂井眞:
で、そこからいきなりちょっと飛んじゃってね、
相談者:
はい
坂井眞:
話が。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
よくなるようにという意見を受け入れてもらえなかったことについて、
相談者:
はい
坂井眞:
諦めよう、割り切ろう・・
相談者:
はい
坂井眞:
小さい頃の虐待があったんだとか、
相談者:
はい
坂井眞:
バチが当たったんだと思うようにしようって、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
そこがね?
相談者:
はい
坂井眞:
あの、ご説明え、の中に飛躍が、あるなと思って聞いてたんですよ。
相談者:
あ、そうですか。はい
坂井眞:
うん
その辺ちょっと分析してもらったほうがいいと思うんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
・・どうしていきなりその・・受け入れてもらえないということが、
相談者:
はい
坂井眞:
そんなにあなたの・・苛立ちになるんだろ?
相談者:
・・それはですね・・常に、両親には、受け入れてもらえてなかったんだ、今回もまただわ、っていう・・も、何をしても、いつも、受け入れて、もらえない・・ので、ん、わたくしの中では、あのお、そんなに飛躍した話ではなくて、今回もですね、またですね・・じゃあ、もういいわ、こうなってしまったんだから・・
坂井眞:
でしょ?
相談者:
という、はい
坂井眞:
だから、そうすると、
相談者:
はい
坂井眞:
今のあなたのご相談は、
相談者:
はい
坂井眞:
・・認知症の話でもないんですよ、実は。
相談者:
ああー、はい
坂井眞:
違う?
だって認知症の話だけだったら、なん、急に飛んじゃってるんだけどってわたし思ったんですけど、
相談者:
あー、あー
坂井眞:
こうやって聞くと、
相談者:
はい
坂井眞:
「いやいや、いつも受け入れてもらえなかった」
相談者:
はい
坂井眞:
「今回もそうなんだ」
相談者:
はい
坂井眞:
だから、その・・具体的な話は分かるけどあなたの心の中にある、
相談者:
はい
坂井眞:
お父さんお母さんにいつも、受け入れられないで?
相談者:
はい
坂井眞:
ま、何十年っていう話になるんだと思うんだけど。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
それが今ここで、なんか吹き出てる感じがするのね。
相談者:
あー、はい
坂井眞:
・・で、たまたまその、お母さんが施設に入って認知症になっちゃったっていう重要な、こう、場面だからね、状況だから、
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
それについての話になってるんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
あなたのなんか、今の気持ちっていうのは、
相談者:
はい
坂井眞:
認知症のお母さんを受け入れられないって話じゃないと思うんだよね。
相談者:
あ・・はい
坂井眞:
そこでなんかその、あなたが受け入れられないと思って来たことが吹き出してるような気がするの。
相談者:
あー、はい
坂井眞:
だって・・あの、すごい理屈の話で言ったら、
相談者:
はい
坂井眞:
脊柱管狭窄症・・で、手術をした場合に、
相談者:
はい
坂井眞:
絶対うまく行くとは限らないわけだし、
相談者:
あー、はい
坂井眞:
仮に治ったとしてもなんらかの、別の症状が残るかもしれないし、
相談者:
はい
坂井眞:
え、そういうことについて、最終的な決断をするのはご本人ですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
・・だからそれについて、本人が「やりません」って言ったことについて・・単純にそれだけだったら・・あなたが決めることじゃないから、あなたが・・受け入れられる受け入れられないって話にならないでしょ?
相談者:
はい
坂井眞:
・・それは、あのお、別にあなたが何か何か病気になって・・「この手術しますか?」って言ったときに、「わたしはやりません」ってい、言ったことについて、あなたのお嬢さんが・・それについて・・怒り出しても困りますよね?
相談者:
はい、おっしゃる通りです。
坂井眞:
それとおんなじことだから。
相談者:
はい
坂井眞:
でも、だから、す、そういう表現をしてるけど・・あなたの今の、一番の問題はそこじゃないような気がするんだよね。
相談者:
あー、はい
坂井眞:
で、そうやって考えると、
相談者:
はい
坂井眞:
認知症の問題についてどうこうでは、ほんとはないと思うから、
相談者:
はい
坂井眞:
そういう部分を考えたほうがいいような気がすんだよね。
相談者:
あー、はい
坂井眞:
あなたの今の悩みのきっかけが・・お母さんの、
相談者:
はい
坂井眞:
認知症になって、行ったところでの・・受け入れられなかった・・事実・・
相談者:
はい
坂井眞:
ていうことなだけで。
・・別に、認知症になったから・・そういうお母さんが嫌だとかそういう話じゃないでしょ?
相談者:
あ、はい
坂井眞:
むしろ大事にしたいと思ってらっしゃるんだから。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
で・・理屈でいえば、その時手術をしないっていう選択肢をお母さんが選択するのも納得はいくんでしょ?
相談者:
はい
坂井眞:
わたしの思ったようになってくれなきゃ、いやだっ、と思ってるわけじゃないんでしょ?
相談者:
はい
坂井眞:
・・でだったら、「あの時もっと」って言ってもあなたとしては・・旦那さまと、相談をして、
相談者:
はい
坂井眞:
セカンドオピニオンも聞いて、
相談者:
はい
坂井眞:
「こういう」、うー、「方法もありますよ」って、お父さんお母さんに提示しているわけだから。
相談者:
はい
坂井眞:
それについて、じゃあ、どうしようって決めるのは、
相談者:
はい
坂井眞:
・・お母さんが決めればいいことじゃないですか?
相談者:
はい
おっしゃる通りです。はい
坂井眞:
うん、それについて、もっとできることってないですよね?
相談者:
あー・・
坂井眞:
でき・・あります?
「嫌だ」って言ってるお母さんに、無理矢理手術受けさせるわけに行かないじゃないすか。
相談者:
・・はい(震え声)
坂井眞:
でしょ?
相談者:
はい
坂井眞:
だから、もっとできることなんて、ほんとはないんですよ。
相談者:
あー
坂井眞:
やれることやってるわけ、そこは。
相談者:
・・
坂井眞:
だからもしそこが問題だとしたら、別になかったよってわたしは思うから、
相談者:
あー・・あ
坂井眞:
「飛躍ありますよね?」って、ほんとは違うんじゃないの?って思ったんですよ。
相談者:
なるほど・・はい
坂井眞:
で、そういうことをこう、分析して考えて行くと、
相談者:
はい
坂井眞:
認知症のこうなって行く過程には、それはあの、ならないほうが良かったけど、
相談者:
はい
坂井眞:
これは致し方ないよね?
相談者:
はい
坂井眞:
リハビリも受けてああいうことがあるし。
相談者:
はい
坂井眞:
で、それはどうしようもなかったことだから、
相談者:
・・
坂井眞:
あの、あなたがおっしゃってるように、これどうしようもないんだから、
もう、ありのまま受け入れるしかない事態だなあと思うわけ。
相談者:
あ、はい
坂井眞:
だから、そういう部分では、別に、あなたが何か責任を感じる必要もなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
で、詰めて行くと、さっき、ご自分でおっしゃったように、
相談者:
はい
坂井眞:
なんか、いつも受け入れてもらえなかったんだっていうことが
相談者:
はい・・はい
世界的
根っこにあるんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
そこのところを考えたほうがいいんじゃないのかな。
相談者:
あー、はあー
坂井眞:
そうすっと、なんか、心の整理もつくような気もしますけどね。
相談者:
うーん・・なるほど。
でもあの・・今、先生の・・「やることやったんじゃないの?」っていう、お言葉を(泣)、
坂井眞:
ええ
相談者:
わたし、お聞きしたかったのかもしれないです。
坂井眞:
あー
相談者:
どなたかに・・それを言っていただきたかったのかもしれません。
坂井眞:
それはほんとにわたし、やってらっしゃると思うから。
相談者:
・・ありがとうございます。
坂井眞:
・・あの、こんなことしか申し上げられなくて、
相談者:
いいえ
坂井眞:
申し訳ないけど。
相談者:
とんでもないです。
坂井眞:
わたしのほうからは、
相談者:
はい
坂井眞:
はい
相談者:
ありがとうございました。
(再びパーソナリティ)
坂井さんもちょっと大変だったなあという感じがしますが、今後を見据えて、とりあえず早目の相続相談もされた方がいいのかなあと思いました。
とはいえ人生いろいろ、介護もいろいろですから、どれが正解かは介護をしている身としても、そうでない身としても分からないものなんですよ。
受けられる介護サービスは介護度によって決められていますが、いずれにせよ、内容はピンキリですから、難しい部分は往々にしてありますねえ。
親の希望、子供の希望、周りの希望、それぞれ違うのがオチになりがち。理想は昔のような家が基本での介護ですが、なかなか厳しいですよねえ。
理想が在宅介護って古いでしょ。施設がいいか在宅がいいかなんて各家庭が決めること。
相続も関係ないし。
北のあのお方とツッコミ
今年いっぱい続くのかな
コロナ収束とどちらが先なんだろう
コロナが先かもしれない。本当はマトモに本題について書きたい。好きで突っ込んでる訳じゃない。しかし、何度も乱入するクセある長文は余りに煩わしい。放置したら同類が集まって荒らしに占拠されるだろうし。
北のあのお方、コミュニケーションになんらかの困難さを抱える人な気もしています。
認知症や高度機能障害など?
どれだけ批判されても無視して頑なに書き込み続けるのは、話し相手がいないとかなのかなあ。
SG(昭和幻想)爺さんの新年の目標は「人の嫌がることはしない」「マナーを守ろう」だね。
言論の自由が保証されているのは、貴方だけじゃないからね。
多くの人がストレス感じてる。いい加減ァア~キコエナイと、とぼけるのは止めようね。
続き
「保証」ではなく「保障」の打ち間違い。細かい事が気になる方のため、念のため。
昭和幻想爺の言い分は、爺の欲望がダダ漏れやん。親父の遺産をガチっと確保して、自分は自宅介護される。その言い分は相談者の背中を見事に撃ってるよ。精神的に窮地にいる登場人物を、いつも正確に撃ってくる。そのマンスプ技術とフレネミーっぷりと無神経さは、ある意味凄い。反面教師にはなる。
相談者は元々母親に愛想つかしていた。更に、認知症に加えて医療拒否して自爆していく母親。素人にこの母親の介護は無理。相談者は手を引きたいと相談しているし、実際それは正解。
介護は子育ての通信簿、大原先生の言葉でしたか?お母さんは在宅介護は無理で施設の方が手厚くて安全。相談者さんは罪悪感を手放して楽になってほしいでです。
謹賀新年
管理人さんにおかれてもご息災で過ごされますように
今回の相談者、間違いなくできる限りのことはされてる
ただ、意固地な老親が言うことを聞かずにこういう結果になって、「あの時ちゃんと私の言うことを聞いてくれてれば」とやるせない思いがするのも、気持ちとしてはわかる
ただ、それも意固地な親が自分で選んだこと、と思うしかない
事ここに至ってはもうどうにもならない以上、施設のプロにあとは任せて、相談者は「罰が当たった」くらい思っていいから、親のことを頭から振り切ったほうがいい
たぶんお母さんにありがとうって言われたいのじゃないかなと感じました
親子は感謝を示さない事多いから
子供はいくつになっても親に承認されたいものなのかなと