28歳に圧を掛ける母。右往左往する息子と歯牙にも掛けず邁進した大迫恵美子

(再びパーソナリティ)

大迫恵美子:
もしもし?

相談者:
あ、はい、あ、よろしくお願いいたします。

大迫恵美子:
はい、こんにちは

相談者:
こんにちはあ

大迫恵美子:
結構ね、その・・お子さんの年頃って、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、もう28歳なんでしょう?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、普通だったらね(含み笑い)?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、やっぱりなかなかこの年頃になると、親の意見で、右往左往してるようではどうにもならないので、

相談者:
うーん、はい

大迫恵美子:
自分の、考えてることで・・やって行かなくちゃいけないんじゃないかなと思うんです。

相談者:
うん

大迫恵美子:
もちろんその、昔、自分がどうだったって話をするとね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
この年頃のときはまだ、司法試験には受かっていないので、

相談者:
あー

大迫恵美子:
あの、親にはね?
「司法試験、なんか受けてて、いつ嫁に行くんだ」とかって散々言われてましたけど(苦笑)。

相談者:
(苦笑)そうなんですか?(笑)

大迫恵美子:
(笑)でも、あの・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、そう言われてもね?、「親になんか何が分かる」と思ってましたから(苦笑)。

相談者:
アハハ(苦笑)はい

大迫恵美子:
そんなことは、あの「うるさい」とか、な、あのお、「余計なこと言うな」とかって喧嘩してましたけど、

相談者:
うん(苦笑)はい

大迫恵美子:
あの、そういう、のが、そのぐらいの年頃の、わたしの中の基準なんですけどね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それにしても・・あ、その、親がね?、あの

相談者:
はい

大迫恵美子:
ああしろ、こうしろっていうことを聞いて右往左往する、わけにも、もう行かないでしょ?

相談者:
うんうん、ま、そうですねえぇ

大迫恵美子:
ええ

相談者:
なんか、うーん、ま、あの・・別にわたし達に経済的負担は掛けないんだったら好きにしてい、いいんですけど(苦笑)

大迫恵美子:
いや、そのね・・

相談者:
&#、はい

大迫恵美子:
経済的なことを言われちゃうとね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
一番やっぱり・・不安になっちゃう、ところですよ。

相談者:
&#、うん・・あー、そっか、はい

大迫恵美子:
ね?、自分はだって食べて行けないかもしれないし、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それを、その、ね?、あの、石に齧りついてでも、水・・水道水だけでも生きていくなんていうふうには なかなか言えないので。

相談者:
アハハハ(苦笑)

大迫恵美子:
お、親が、「出さないぞ」って言うと、それは震え上がっちゃうっていうところはあるんだと思いますけど、

相談者:
あー・・はい

大迫恵美子:
そうは言ってもお、もう少し、なんか、そんなに親の言うこと聞かないでね?

相談者:
フフフフ(苦笑)

大迫恵美子:
いやあのお、親は、そう言ったって自分が野垂れ死にしそうになったら多少は、出してくれるだろうっていうぐらいのところで、

相談者:
うん、はい

大迫恵美子:
あのお、野垂れ死にすれすれのぐらいまで自分の意思を通すぞっていうふうに子どもが、思って、ても不思議じゃないんじゃないかなと思うのに、

相談者:
うーん

大迫恵美子:
若干その・・さっき、その、お、「お子さん何考えてるんですか?」って訊いたのはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
なんか方針とか・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
その、そういうことがあって、行動してるようにあんまり聞こえないのでね、

相談者:
うんうん、はい

大迫恵美子:
なんかその、長期的にきちんと、そのやりたいことやるとか、或いは

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの・・食べられることをやるとか、

相談者:
はい

大迫恵美子:
なんかそこも決まってないような気がするんですけどね。

相談者:
あ、そうですよねえ。
ま、あのお・・そうですね・・てことはあれですよね、
わたし達、の、その、ま、最低限譲れないことだけ言って、あとは好きにさせて、見守る?、うん

大迫恵美子:
最低限譲れないことって何?

相談者:
やっぱり・・人にパラサイトする(苦笑)、あの、例えば・・遠くに住んでたときもお・・まあ、彼女のところに居座ってえ、て、とか。
要するに、全部、も、自分で自活したことがないから・・そういうことはやめてほしいんです。

大迫恵美子:
いや、そのね、だからその、言ってることが、

相談者:
(苦笑)はい

大迫恵美子:
すごく難しいことじゃないですか?

相談者:
・・そう、ですか?(苦笑)

大迫恵美子:
だって・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、要するに経済的にね?・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、きちんとした基盤作ってくれって言ってるってことでしょ?

相談者:
そうです。

大迫恵美子:
だからそれは、あの、要するに収入のいいことを、や、やれって言ってるってことですよね?

相談者:
収入のいいとは言わないけど、その、自分、その収入が少ないなら少ないなりに、自分で考えて、ま、あったら全部使ってしまうから・・きちんと・・

大迫恵美子:
え?そんな話をしてないでしょ?今すり替えたでしょう?
要するに、ふ、人並みに、

相談者:
はい

大迫恵美子:
きちんと、した、収入を得てね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
人並みに、きちんとした家庭を作って、

相談者:
はい

大迫恵美子:
人に・・言ってもなんにも恥ずかしくないような・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
生活してほしいって思ってるってことでしょ?

相談者:
あ、そうですね。

大迫恵美子:

相談者:
はい

大迫恵美子:
それはね?・・「25で嫁に行け」と言っていた、わたしの母と同じことですよ。

相談者:
あー、そっか。ハハ(苦笑)

大迫恵美子:
それはね、ほんとに「わたし関係ない」って話ですからね。

相談者:
(苦笑)あーあ

大迫恵美子:
25までに嫁に行けって言われたって、誰とどこへ行くのよ、って、そういうことですからね。

相談者:
あーあ、はい(苦笑)、そこは◆#$%

大迫恵美子:
だからそういうね、親は

相談者:
はい

大迫恵美子:
いい加減なこと考えてるん、こ、のはそうなんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それにねえ、子どもがね、一緒になって右往左往してるようでは・・子どもは全然、将来のこと決められないですよ。

相談者:
うーん

大迫恵美子:
だから、その親として言えることはね?
「人は自分で」あの、「自分の、生きることなんて一生掛けて決めてくしかないんだから」ね・・

相談者:
あー、はい

大迫恵美子:
で、「うまく、決める人もいるし、失敗する人もいるけど」

相談者:
あー

大迫恵美子:
「失敗しても、それは失敗はあんたの物だ」と。

相談者:
あー

大迫恵美子:
それしか言えないですよ、親なんて。

相談者:
あー、あ、あ、「一生掛けて決めて行くものだ」って言ってあげたらいいですね、ほんと。

大迫恵美子:
ん、だって、

相談者:
そういう・・&#△%

大迫恵美子:
そんな、あの「明日まで決めろ」とかね?

相談者:
アハハハ(苦笑)

大迫恵美子:
「来月まで決めろ」って言うから、子ども困っちゃってるんじゃないんですか?

相談者:
あー、なんかもう、何年かの蓄積で早く決めろっていうことしか、頭になかったです。なんかもうずっと。

大迫恵美子:
だからゆっくり考えられないから、オロオロ、オロオロしちゃってんじゃないんですかね?

相談者:
あーあーあー

大迫恵美子:
そいで、ま、すぐ、

相談者:
(苦笑)そうですね。

大迫恵美子:
口があれば、パッと入ったら、入ってみたらこんなだったなんてね?

相談者:
あー、はい

大迫恵美子:
あとから考えちゃうなんて、

相談者:
あーあーあー

大迫恵美子:
もう少し入る前にそれ、下調べとかできなかったんだろうかと思うぐらいの話をしてますよね?

相談者:
あー、なんか入るときはもう、その、そこのしご、そこに仕事に就きたいとかで物凄く張り切っていて(苦笑)

大迫恵美子:
うん

相談者:
入ったら、ドヨーンってなっちゃうんですよねえ。

大迫恵美子:
だからなんかね、刹那的なふうに聞こえるんですよ。

相談者:
うーん、そうですね。

大迫恵美子:
あなたの、まあ、お話ぶりかもしれないけどね。

相談者:
はい、うーん

大迫恵美子:
だから、その、なんか我慢して、これ、やろうと思ってる方向があるっていうふうに聞こえないので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それじゃあ、お子さん不幸せですよね。

相談者:
そうですよねえ。
そうか、そういうふうに焦らせてるのがわたし達ってことですよね?

大迫恵美子:
うん、そしてやっぱり、あれ、見透かしてると思いますよ。なんか見栄えのいいこと、親考えてんだなっていうことがね?

相談者:
あー・・あーあーあ、はいはい

大迫恵美子:
で、その見栄えのいいことってなかなかそうはね?、もう28まで・・

相談者:
うーん

大迫恵美子:
ね?、ん、あの、せ、ま、今まで仕事・・ちゃんとやってない、と、

相談者:
うん

大迫恵美子:
その分のキャリアがないわけですから。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そう簡単にいいところが「すぐ来い」なんて言ってくれるわけないのでね。

相談者:
うん、うん、うん

大迫恵美子:
そうすると、それを、その見栄えのいいところじゃないから親は嫌がるだろうみたいなことを忖(そんたく)して、

相談者:
あー

大迫恵美子:
あの、本人も、じゃ、もう、ここはやっぱりやめとこうなんてね?

相談者:
うん

大迫恵美子:
と、大都会に行ったらもう少しいいとこがあるかもしれないな・・

相談者:
(苦笑)

大迫恵美子:
それはほんと・・

相談者:
そうですね。
あーでも、ちょっとゆっくり話してみようかな?そういう・・なんかあの、焦らすようなことを抜きにしてえ、
ちょっと1回、息子と話してみたいなって思いました(笑いながら)。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
明るく(笑)

大迫恵美子:
もちろん、その、ね?、長男だし、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そして、男の子はまあ、お母さん、のこと、大事にしますからね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
やっぱ、ちょっと、落ち着いて・・

相談者:
そうですね(苦笑)

大迫恵美子:
まあ、そして、すごいことなんか、ね?、できないかもしれないけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
できることを・・ちょっとだけでもやって、お、「お母さん大丈夫だよ」って言えるように・・するっていうのがたぶん、

相談者:
うん

大迫恵美子:
彼にとって一番ね?

相談者:
うーん

大迫恵美子:
一番、あの、望ましいことだと思いますよ。

相談者:
あ、そうですね。

大迫恵美子:
うん、今みたいにそんな、ウロウロ、ウロウロしてね、オロオロするようなことでは・・

相談者:
ハハハハ(笑)

大迫恵美子:
自分も、すごく嫌だと思うし。

相談者:
あー、そうですよね。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
そうですよね、な、苦しんでるのは、見てても分かるので。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
あー、あーでも・・いいお話を聞かせていただきました(苦笑)。

大迫恵美子:
あ、いえいえ

相談者:
ちょっとわたしの、なんかあの・・プッシュを、ちょっと・・

大迫恵美子:
ええ

相談者:
弱めます。ハハ(笑)

大迫恵美子:
うん

相談者:
(笑)
ありがとうございます。

大迫恵美子:
あー、いえ

相談者:
はい、ありがとうございました。

(再びパーソナリティ)

「28歳に圧を掛ける母。右往左往する息子と歯牙にも掛けず邁進した大迫恵美子」への14件のフィードバック

  1. 「合理主義が服を着ている」大迫先生の自分語りは説得力が違う
    20代のころから根っから芯の強い方だったんだなあと感服しました

    そして、口調こそ穏やかだけど、大迫先生かなりギアが入ってましたね
    息子が自立できてないことじゃなく、自立できてない息子に右往左往する相談者の世間体だとか見栄を気にする態度を遠慮なくえぐっていく
    「それは25歳で結婚しろって言ってた私の母と一緒ですよ!?」なんて、いつもの冷笑モード大迫先生からは絶対に出てこない言葉

    あと、日付が12/5(日)になってますけど、12/4(土)ですよね?>管理人さん

  2. 「数奇な運命の悪戯で…。」、これは昔放送されていたテレビのご対面番組『それは秘密です!!』の後半で出てくる、視聴者の肉親とのご対面コーナーでの冒頭コメントの1つですが、このコメントを象徴する感じさえするのが、ご相談者さんの長男の人生なのかなあと思ってしまいました。
    長男さん、せっかく就職出来て頑張ろうとしたら、務めていた会社が倒産して再就職に奔走したり、経営不振で給与未払いに遭遇したりですかあ。気の毒この上ない感じがします。とはいえ、不本意かもしれませんが、出来れば県内に戻って、安定的な仕事に出会えたらと大いに願っています。

    1. 姉さん女房だから言いづらいか、という感じもしなくはないと思います。
      放任主義じゃなきゃいいなあと思いますが、多少気にはなりますよねえ。

  3. 痛いとこ突かれてるからか、笑って誤魔化しすぎ。ずっとヘラヘラ止まらなくて聞いてて不愉快。
    育てた通り子は育つのね。お母さんの誤魔化しのヘラヘラ人生を、子供もよく真似して生きてるだけだよ。ただそれだけ。

    1. 緊張してたのかもしれないし、図星に思わず苦笑してたとして何が悪いのか分からない。母性に期待しすぎ。

  4. この息子さん、ホストになったり彼女の家で同居したり上手に世渡りしているようです。
    苦労の連続とお母さんは思っても、生き方に真剣さが感じられないですよ。
    弁護士を志していた若い頃の大迫先生とは少し違うかも。
    生活がギリギリだから、もう助けられないと伝えれば、彼なりの方法で生きていけそうです。

  5. この息子はニートにならずに、いつだって社会と繋がろうとちゃんと行動しているのに、母親の心配や不安が息子に伝染して一つ所に落ち着かせないのでは。
    母親が思っているよりも息子は逞しいんだ!自信を持って下さい!!

  6. 親の気持ちもよく分かるし、長男の頑張りもよく分かります。500km離れていることが気になりますが、実家はいわゆる地方なのでしょうか。
    私も北海道の地方在住ということになる立場ですが、地域にもよるが、世間は広いようで狭い。都会に出るのもダメで、地元では応募資格なしに。
    今回話にあった、いわゆる就職活動のことですが、後継ぎの兼ね合いもあるが、ローカルルールも見逃すわけにはいかないし、結構大変なんです。
    私は母を介護している立場ですが、職業選択も難しくなり、大変です。理想は今後を見据えたUターンで介護との両立ですが、厳しいですよねえ。

    1. なんていうか、あなたが北海道でご苦労なさってることは充分分かったので、あらゆる記事に自分語りを書き込まなくても大丈夫ですよ。
      地方在住であることと関係ない相談ばかりですよ。

  7. 親として、いつまでも自立しないと困る気持ちがあるのは、当然です。
    育て方が、どうのこうのと言うんじゃなくて、息子がお調子者で、周りに頼れるから、考え方が甘いんだと思います。
    親が何言っても変わらないと思います。
    親として、心配だけど、息子の人生だと思うしかないですね。
    ただ、経済的にいつまで頼られると困ると、はっきり伝えなきゃいけないと思います。

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