テレフォン人生相談 2022年8月26日 金曜日
はたしてトンデモ女教師か、
それとも部下を守れないヘタレとモンママの仕業か。
正義が力を合わせ、巨悪を倒す。
映画でよく使われる構図。
観る者をスカッとさせる。
正義による糾弾は快楽物質であるドーパミンを増やす。
日頃ウップンを蓄積させている人ほど歯止めが利かない。
最初は個々の母親の子ども愛だったに違いない。
それが次第に集団心理へと。
こうなるともはや個々の細かな事実は二の次。
吊し上げられた女教師を降ろしてやるには担任を外すしかない。
未熟なスタッフに対して組織には育成という観点があるのだが、顧客にはそれがない。
クレーム対応を間違うとたまにこうして痛い目に遭う。
もっとも、まだ火種はくすぶり続けている。
ママに強烈な成功体験を植え付けてしまった。
相談者の言い分を聞いてるとそれがよく分かる。
これからの人事に口を出したぁ?!?!
モンスターに育てたのはママ友か校長か、振り向いてくれない夫か。
ただ、大原女史が「マナー」とかいうやり方も相当陰険。
ひそかに証拠を積み上げ、文書化して封筒のうちの一つを校長に直送する。
それ、不倫、ハレンチ、体罰、横領の告発か何か?
アポすらいらへん。
娘のお迎えの行きしなのフリして、立ち話すればええんちゃうん。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 関西なまりの女44歳 夫55歳 娘7歳 3人暮らし
今日の一言: 攻撃性の置き換えもありますけれど、信じられる人を置き換えることもあります。