お婆ちゃんの動物的介護に怒る兄が鬱陶しくて追い出しに掛かる実家に暮らす弟
テレフォン人生相談 2022年1月5日 水曜日
相談者 「自分が気の済むまで殴る蹴るを始めるんです」
日本語としておかしいのだが、なんとか正しいセリフとして理解するには、相談者がその状況をつぶさに観察していたことにしなければならない。
大の男が気が済むまで殴る蹴るを続ければ母の体はただじゃ済むまい。
「体格的にすぐに制圧できる」アンタは何してたの?
こんな与太話、信じる人いるのかしら。
坂井眞 「非常にクリアに話をまとめてご説明されているので、状況はよく理解できましたし、あなたの対応に特に問題があるところはないと思います」
おいおい
住むなんて聞いてないよって?
(笑)
薬も暴力も昔の出来事。
母親が迎え入れた今の兄に追い出されるほどの理由はなく、無職と言ったって自称自営で住みつく相談者と同じレベル。
気に食わない兄の鬱陶しさを第三者に同調してもらうには、ただの口論に昔話を盛って現役の暴力的ヤク中の自己愛性パーソナリティ障害に仕立てるしかない。
相談者: 男36歳 義父50代 母67歳 兄42歳 祖母93歳 5人暮らし 既婚の姉39歳
玉置妙憂:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いいたします。
はい
玉置妙憂:
今日はどのようなご相談でしょうか?
相談者:
うちの兄のことに関してなんですが。
玉置妙憂:
えー、まずは、お年を教えていただいてもよろしいですか?
相談者:
36歳です。
玉置妙憂:
お兄さんは?
相談者:
42歳になります。
玉置妙憂:
ごきょうだいはお兄さんだけですかあ?
相談者:
兄の下に姉がいます。39歳になります。
玉置妙憂:
39歳、えー、ご両親さまは?今。
相談者:
母が、67歳。父がですね、
玉置妙憂:
うん
相談者:
50代、になります。
玉置妙憂:
で今一緒に住んでらっしゃるのは?、&#、うん
相談者:
母方の祖母になります93歳になります。
玉置妙憂:
おーお、ご長寿でいらっしゃる。
相談者:
うちの姉は、
玉置妙憂:
うん
相談者:
結婚してですね、家を出ております。
玉置妙憂:
うん
相談者:
ん、うちの、兄が、
玉置妙憂:
お兄さん
相談者:
他県のほうに出てはいたんですけれども、
玉置妙憂:
うん
相談者:
今は帰って来てる状態です。
はい
玉置妙憂:
そうすると今は、全部で1、2、3、4、5人・・
相談者:
はいそうです。
玉置妙憂:
で、暮らしてらっしゃると、
相談者:
はい
玉置妙憂:
いうことですね。
相談者:
そうです。
玉置妙憂:
うん
で、今日そのご相談の・・
相談者:
え
玉置妙憂:
お兄さんなわけですけれども。
相談者:
えっと昔からですね、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ちょっとあの、人に、こう、自分の意にそぐわないことを言われると、
玉置妙憂:
うん
相談者:
すぐ、暴言を吐いたり、ま、最終的には暴力という形で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
人を制圧しようとするんですよ。
玉置妙憂:
うん、ふん
相談者:
それで、うちの母親とも、ま、合わないと、うちの兄が言って、
玉置妙憂:
うん
相談者:
何回か家から・・ま、お金を出してもらって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
出るんですけれども、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ま、結局はあの、ほかの、仕事関係と、かの人にも・・
玉置妙憂:
ふん、うん
相談者:
同じようなことをしてしまって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
仕事が続かなくなって生活破綻して帰って来るっていうのの繰り返しなんですよ。
玉置妙憂:
今現在も、そういったことを、して、
相談者:
はい
玉置妙憂:
また帰って来て、
相談者:
はい
玉置妙憂:
お家にいらっしゃるってことですね?
相談者:
そうです。
玉置妙憂:
うん
じゃ、お兄ちゃん今は働いてないんだ。
相談者:
今、働いてないです。
玉置妙憂:
うん
相談者:
無職です。
玉置妙憂:
ちなみにあなたは働いてらっしゃるんですか?
相談者:
わたしは自営業営んでおります。
玉置妙憂:
あ、自営業されてるんですね。
相談者:
はい
玉置妙憂:
はいはい
相談者:
今回、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ま、家に・・来ることにはなったんですけれども、
玉置妙憂:
はい
相談者:
ただあのお、ちょっとうちの兄が、以前ちょっと・・覚醒剤をやってまして、
玉置妙憂:
うん、ふん
相談者:
そいで警察のお世話になって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
保護観察付きの、執行猶予、いただいて、
玉置妙憂:
はい
相談者:
で、執行猶予が解けてから、
玉置妙憂:
うん
相談者:
やはりあの母とは、合わないということで、
玉置妙憂:
はい
相談者:
自立して、
玉置妙憂:
うん
相談者:
生活を立てるからということで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
義理の父に、お金を・・貸していただいて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、他県のほうに、住んで仕事をするという約束をして、
玉置妙憂:
うん
相談者:
出て行ったんですけれども。
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
ま、結局・・仕事、自分の意にそぐわないから、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「あいつは嫌いだ」って言って辞めてしまって。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で、生活困窮になって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
うー、アパートに、も、住めなくなって、今回戻って来るっていう話になったんですが、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
義理の父には話さないで、母にだけ、ま・・
玉置妙憂:
あー
相談者:
話してたみたいなんですよ。
玉置妙憂:
はいはい、戻って来る、ていうことをね?うん
相談者:
ただそれも、絶対戻って来るっていうわけではなくて、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
母に伝わってたのは、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、ほかのところに、そ、あの、お世話になることになったっていうことは、伝わったみたいなんですよ。で、それでうちの母は、じゃあ引っ越し費用だって言ってお金を渡したみたいなんですよ。
「ちょっと、それもあるから遊びに来る」って言って、い、帰って来た、たんですね。
で、そしたらば、それが突然、う、家に来る話だという話に、あのうちの兄が、
玉置妙憂:
うん
相談者:
してたものですから、
玉置妙憂:
うん
相談者:
義理の父が、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「一度そうやってけじめをつけて」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「出て行ったんだから」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「ちゃんと話するのが筋じゃないのか」っていう話をした途端、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「てめえは関係ねえから出てくんな」という話になったんですよ。
玉置妙憂:
・・
相談者:
で、それにわたしも、ちょっとそれはおかしいだろ思って、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「それは話が違うだろ」っていうことを言ったんですね。
玉置妙憂:
うん・・はい、はい
相談者:
で、そしたらばもう、わたしにも、
「なんだ俺が悪いのか」っていう(ため息)
玉置妙憂:
うーん
相談者:
こと言われたので。
「いや、それは、悪いだろ」っていう話をしたんです。
玉置妙憂:
うん、うん
相談者:
で、ちゃんと話をして、
玉置妙憂:
うん
相談者:
話が通らなければ意味がないんだから、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「何も、頭を下げて平伏しろって言ってるわけじゃないんだから」
玉置妙憂:
うん
相談者:
「ちゃんと話すべきだろ」っていう話をしたらば(ため息)
玉置妙憂:
うん・・はい
相談者:
「話も聞いてない奴が出て来るんじゃねえ」っていう話になったんですよね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で、そこからもう、うちの兄の、怒りが・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ボルテージが上がってってしまって、
玉置妙憂:
はい
相談者:
で、最終的にはなんかその・・うちの祖母が、
玉置妙憂:
うん
相談者:
2年、ほど前にうっ血性心不全で入院したんですよ。
玉置妙憂:
はい
相談者:
で、ちょっとあの、体も、ま、93歳なんで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ま、弱っては来てるんですけれども。
玉置妙憂:
ええ、ええ
相談者:
ま、その面倒の見方が、動物のような面倒(ため息)の、見方だって言われて。
玉置妙憂:
・・お兄さんから?
相談者:
ええ、そうです。で、まったく話が、もう転換してですね、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
とにかくそれを責めて来て、最終的には、ま、自分にですね、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「お前掛かって来い」と。(苦笑)
玉置妙憂:
うーん
相談者:
も、「とにかく喧嘩だ」みたいな話になったので、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
まず、話の論点ずれてるし、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
「話し合いなんだから、喧嘩するつもりで俺は話(はなし)してないから、殴りたかったら勝手に」殴、「殴れ」って言ったんですよ。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
そしたら、もう「喧嘩する覚悟もねえくせにお前は黙ってろ」って言われてですね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ちょっとこの人、話通じなすぎて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
なんか変だなと思って、ちょっといろいろインターネットとかを調べてたら、
玉置妙憂:
うん
相談者:
なんかあの、自己愛性パーソナリティ障害とかっていう
玉置妙憂:
はい、はい
相談者:
・・そういうケがあるんじゃないかなあと思ったんですね。
玉置妙憂:
うん
相談者:
ま、家族なので、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
正直ですね、どのように対応してったらいいのかっていうのが、物凄くもう、困って分からなくなってしまったので。
今回あの、先生方に、アドバイスいただけ、ないかと思いまして・・
玉置妙憂:
そうですか。
あなたから、ご覧になってですけどお兄さんは薬、とは切れてる、感じですか?
相談者:
いや、正直言うとお、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あのお、何かすると「大麻はいい」って言うんですね。
玉置妙憂:
ん(苦笑)「大麻はいい」って、自分法律ね。
相談者:
ええ
玉置妙憂:
うん
相談者:
なので「大麻は、いい」という(ため息)、ことをとにっ、かく永遠と喋るんですよ。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
で、それに反論すると、
「それは間違ってる」っていう怒鳴り付け方をするので。
玉置妙憂:
あー、それは力説してると?
相談者:
そうです。
玉置妙憂:
うんん
相談者:
で、何かこう、ちょっと出かけて来ると、様子がおかしいときがあるので、
玉置妙憂:
ん、なるほど。
相談者:
やってるんではないのかな?とは、わたし自身は思っております。
玉置妙憂:
思ってる。
相談者:
ええ
玉置妙憂:
ま、それは、覚醒剤なのか、大麻なのかは、分かんないとしてもね?
相談者:
ええ、そうですね、はい
玉置妙憂:
うーん、でもお金ないんだもんね?
相談者:
親戚にも話を聞いたら、
玉置妙憂:
うん
相談者:
借りに来るって言うんですよ。
玉置妙憂:
あいやー、じゃ借りに行って・・
相談者:
そうですね。
玉置妙憂:
お金を、まあ、手に入れて、
相談者:
ええ
玉置妙憂:
うーん
そして帰って来ると、まあ、ちょっと、おかしな様子・・じゃあ、「絶対に、薬はやってません」とは言えないような状況ですね。
相談者:
そうです。
玉置妙憂:
うーん、そうですか。
相談者:
はい
玉置妙憂:
ま、いずれにしても、さ、ま、そこも十分に困る、ことですけれども、
相談者:
ええ
玉置妙憂:
暴力、暴言で・・挙げ句の果てに・・えー、筋の通らない、流れでもって、実家にこのまま居座ろうとしているというのが・・お困りなことですよねえ?
相談者:
その通りですね、はい
玉置妙憂:
うーん
どうされたいと思ってます?
相談者:
うちの兄から、「お前は俺のことが嫌いだろう」と。
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、「お前は俺のことを家族でも、思ってないだろ」って言われたので。
玉置妙憂:
うん
相談者:
「その通りだ」って言ったんですよ。
玉置妙憂:
うん・・うん
相談者:
で、「出てってくれ」って言ったんですよ(ため息)。
玉置妙憂:
うん、うん、うん
相談者:
で、「お前は」やや「家主でもないし関係もない人間だからしゃしゃり出て来んな」の一点張りなんです。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
なのでわたしとしてはですね、ま、出てっていただいて、ほしいというのが、願望ではあります。
玉置妙憂:
本音、本音ですよね。
相談者:
ええ
玉置妙憂:
じゃあ、そのお兄さんに具体的に出て行っていただく、
相談者:
はい
玉置妙憂:
方法が何かあるかどうかと・・いうことを含めて、今日先生にお訊きしてみましょうか。
相談者:
ええ・・はい
玉置妙憂:
ね
相談者:
よろしくお願いいたします。
玉置妙憂:
はい
今日、おー、お答えいただきますのは、
相談者:
はい
玉置妙憂:
弁護士の坂井眞先生です。
相談者:
はい
玉置妙憂:
では先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
管理人さんは与太話と感じられたようですが、薬物依存患者とその(機能不全?)家族の割と典型的なゴタゴタだと思います。
長期的な薬物依存は身体への悪影響だけでなく、倫理観や人格の荒廃へも繋がったりするので今回の長男のように話の通じない厄介なおじさんが出来上がります。
DVの影響もありますが、母親や親類が残念ながらお金や居場所を提供してしまっているので、共依存とも言えるかと。
相談者含め家族がまずは薬物依存の家族会やダルクに繋がり、正しい知識と対応を身につけるのが平和への第一歩かと感じました。
薬物中毒を治療することは不可能とよく聞きますが、私も薬物依存の家族会やダルクと繋がって、少しでも薬物から遠ざけるようにすることは賛成します。
とはいえ、保護観察付き執行猶予とは言うものの、正直前科がついてしまっている以上、今度やらかしたら実刑、刑務所行きは免れないかなあと思います。
相談者さんが実家を出ることを考えないのでしょうか。
50代の継父にお母さんを守ることをお任せしておけばいいのでは。
お兄さんは出て行かないです。