お婆ちゃんの動物的介護に怒る兄が鬱陶しくて追い出しに掛かる実家に暮らす弟
(回答者に交代)
坂井眞:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いいたします。
坂井眞:
お話聞いていて、あなた、は、非常に、クリアに、話をまとめて、自分のこともお兄さんのことも・・
相談者:
はい
坂井眞:
簡潔にご説明されているので、
相談者:
え
坂井眞:
状況はよく理解できましたし、あなたの対応、
相談者:
はい
坂井眞:
特に問題があるところはないと、思います。
お話伺う限りは、お兄さんの・・ま、そういう性格というか、
相談者:
ええ、え
坂井眞:
生き方というか、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、それがあのお、自己愛性パーソナリティ障害なのかどうかわたしにはよく分からないけれども、
相談者:
ええ、はい
坂井眞:
ま、問題のある・・少なくとも性格である、という感じはしますよね。
相談者:
はい
坂井眞:
で・・お兄さんは自分の都合のいいように・・
相談者:
はい
坂井眞:
話をすり替えてくわけだよね。
相談者:
そうです。
坂井眞:
自分が問題起こしてるのに相手に言われると、
相談者:
はい
坂井眞:
え、都合が悪くなると「お前は関係ないんだ」て言うんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、実はそうじゃない、関係あるんですけどね。
相談者:
はい
坂井眞:
あなたも含めてこの5人の家族が住んでるところに、違った話だったのに・・
相談者:
はい
坂井眞:
戻って来て、
好き勝手なことを言って・・喧嘩を売ってるわけだから、
相談者:
はい
坂井眞:
「お前は関係ない」なんてことは全然ないわけだよね。
相談者:
そうですね。
坂井眞:
うん
相談者:
わたしもそう思っております。
坂井眞:
ま、論点すり替えてるってあなたおっしゃってたと思うけど、まさにその通りなんで。
相談者:
はい
坂井眞:
えー、恐らく、す、それはもう簡単には直らないですよね、も42歳でね。
相談者:
そうですね、はい
坂井眞:
うん、そうやって生きて来たんだし。
相談者:
ええ
坂井眞:
ま、本人が、自分のそういうところが嫌だから・・
相談者:
ええ
坂井眞:
なんとか少しでも直したいという気持ちが、あればね?、病院へ行くとか、つまりドクター、あ、だとか、
相談者:
はい
坂井眞:
心療の先生のところへ行って、
相談者:
はい
坂井眞:
少しでも、おー、解決方向を探ろうっていう話が・・1つの道としてあるんだけど、
相談者:
ええ、ええ
坂井眞:
ま、そういうお気持ちは全然ないでしょ?
相談者:
まったくないです。
坂井眞:
悪いと思ってないんだよね。
相談者:
そうですね、わたしもそう言ってくれるのであれば手を差し伸べたいんですが。
坂井眞:
うん
「一遍、ドクターに診てもらえ」なんて言おうもんなら、またそれが、喧嘩の種になりそうだなあとは思うので、
相談者:
そうですね。
坂井眞:
なかなかそういう道はなさそうですよね。
相談者:
そうですね。
坂井眞:
それで・・
相談者:
ええ
坂井眞:
で、ちなみに、今住んでらっしゃるお宅・・こっからが、ま、本題、ていうかね?具体的な話になりますが、
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
今住んでらっしゃるお宅というのは、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、あなた達ご家族の、自宅だっていうことは分かるんだけど、誰の・・家なんだろ?
相談者:
えーと、母の名義になっております。
坂井眞:
土地も建物もっていう感じですか?
相談者:
はいそうです。
坂井眞:
ふうん
そうすると、法律的に言ったらね?
相談者:
はい
坂井眞:
えー、お母さんの所有物で、そこに誰がすむかというのは、
相談者:
はい
坂井眞:
あー、お母さんが基本的に決められるわけだよね?
相談者:
・・はいそうです、はい
坂井眞:
で・・ただ、もちろん、あのお、夫婦は一緒に、いー、暮らすのが原則だっていうのが日本の法律の、おー、定め、建て前なので、
相談者:
はい
坂井眞:
え、お父さんとお母さんはそこに一緒にいるっていうことになるんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、子どもは別に、親に、一緒に住まわせろという・・権利はないわけ。
相談者:
はい
坂井眞:
ま、あのお互い、あの、助け合いましょうという、う、法律にはなっているけれども、
相談者:
ええ、はい
坂井眞:
おー・・親が持っている家に、一緒に住む権利なんていうのはないわけですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
えっと未成年の場合は、親は子どもを育てなくちゃいけない。
相談者:
はい
坂井眞:
あ、だから、あの、「自分のとこに住まわせない!」・・ていうことは簡単に言えないわけですけれども。
相談者:
ええ
坂井眞:
あなたや、あなたのお兄さんは、もう立派な成人、なので、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、お母さんが持っている家だから、俺はここに住む権利があるという関係にはないわけ。
ポイントは、そ、そこで・・
相談者:
はい
坂井眞:
じゃあ、お母さんがどういう・・態度を取るかっていうのが、そういう意味では法律的には重要になるのね。
あなたが、「ここに、住んじゃいけないんだ」って言っても・・あの、自宅の所有者であるお母さんが息子に、
「いやあ、しばらくいなさい」って言っちゃうと、これはもうしょうがないってのは分かりますよね?
相談者:
ええ、分かります。
坂井眞:
お母さんはそこはどう言ってるんだろ?
相談者:
えー、母はですね。
坂井眞:
うん
相談者:
「今回言って、ダメであれば」、
坂井眞:
うん
相談者:
「『うちに来なくていいよ』とは言うつもりでは、いるよ」とは言ってました。
坂井眞:
「来なくていいよ」というのと、「住まわせないよ」ってのは、ちょっとニュアンスが違うんだけど、そこはどうなの?
相談者:
そうですね。ただ、あの、母に対しても暴力を振るうので、
母もですね、萎縮してると思うんですよ。
坂井眞:
うんうんうんうん
相談者:
で、「とにかく話すのが嫌だ」って言うんですね。
本人を目の前にすると・・その、恐怖心ていうのは拭いきれないと思うんですよ。
坂井眞:
それって、要するに、さ、最近の言葉で言えばドメスティック・バイオレンスっていうことになるんですが、
相談者:
ええ
坂井眞:
もしそういう暴力ってのが酷いんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
これは放っておけないじゃないすか。
そこはどうなんですか?暴力の中身は、酷いの?
相談者:
自分が気の済むまで殴る蹴るう、を始めるんですよ。
坂井眞:
お母さんに対して?
相談者:
そうです。
坂井眞:
お父さんやあなたに対してはやらないの?
相談者:
・・やらないですね。
ま、殴、って来たこともあるんですが、
坂井眞:
うん
相談者:
わたしが、すぐ制圧、できるので、ま、体格差もわたしのほうが大きいので。
坂井眞:
うん・・え、い、つまり、
相談者:
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坂井眞:
分かりやすく言うと、
相談者:
ええ
坂井眞:
自分より弱い人には暴力振るうけど、
相談者:
はい
坂井眞:
負ける相手にはあんまりそういうことしないって、そういうことだよね?
相談者:
その、その通りですね、はい
坂井眞:
うん
だからお母さん、のことのほうが今の話聞くと心配で。
相談者:
はい
坂井眞:
「来なくていいよ」じゃなくてほんとは来てくれるなと思ってるんじゃないんですか?
相談者:
そ、そうです。その通りです。
坂井眞:
で、お母さんのそういう意思を確かめて、
相談者:
ええ・・はい
坂井眞:
気の済むまで殴る蹴るって、相当酷いと思うんだけど、それ怪我するんじゃないんですか?
相談者:
あの、怪我しますね。はい
坂井眞:
最近は?
相談者:
あの、母に対しても・・わたしが近くにいると、まず近寄っては来ないですね。
坂井眞:
うん、やっぱり自分より強い人は怖いんだね。
相談者:
そうですね。
坂井眞:
だから、お母さんがその、怯えちゃってるっていうことは、もうすでにそれ自体がドメスティック・バイオレンスの世界なんで、
相談者:
ええ
坂井眞:
そういう意味でもやっぱり・・「来てくれるな」・・ていう、意思をはっきり示してね?
「この家(うち)には出入りして」くだ「くれるな」と・・
相談者:
はい
坂井眞:
いう姿勢をはっきりした、示したほうがわたしはいいと思うんです。
それを言えるのは、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、法律的にはね?
相談者:
はい
坂井眞:
あなたというよりも、その、土地と建物、家を持っているお母さんだから、
お母さんが言うときに、あなたやお父さんが側にいればいいと思うんだよね。
相談者:
ええ、そうですね。はい
坂井眞:
そうじゃないとまた暴力振るうだろうから。
相談者:
はい
坂井眞:
で、過去に暴力振われたようなことも・・最近はどのぐらい前にそういうことあったの?お母さん。
相談者:
ここ数年はあ・・ない、ですね。
坂井眞:
あー、じゃあ、それはそれで、あの、ないことはいいことなんだけど、
相談者:
ええ
坂井眞:
今後そういうことがないように。もしあったら、ちゃんとお医者さん行って、
相談者:
はい
坂井眞:
診断書も、もらってくださいね。
ないほうがいいけどね。
相談者:
あ、はい
坂井眞:
あの、有耶無耶にするのはよくないから。
相談者:
そうですね。
坂井眞:
うん、で、自分のやってることが、社会的にどういう意味を持つかっていうことを・・お兄さんに分かってもらわないといけないから。
それは、大麻だとかなんとかも同じだし、
相談者:
ええ
坂井眞:
覚醒剤もそうだし。人に暴力振るうのも犯罪だし。
自分勝手に都合のいいこと言っている、ことの延長線上なんだよね。
相談者:
そ、その通りですね、はい
坂井眞:
うん、法律を破るっていうことも結局その延長戦上にあるわけだ。
相談者:
はい
坂井眞:
お母さんがもうそういうふうに怖がってるんだったら、
相談者:
はい
坂井眞:
もう、あの、お、「あなたには家にいてほしくないから出てってくれ」と。
相談者:
はい
坂井眞:
「顔出さないでもいいから」と・・
相談者:
はい
坂井眞:
いうことを、あなたと、
相談者:
はい
坂井眞:
義理のお父さんが、一緒にいるところではっきり伝えるべきだと思うよ。
そういうやり方が通らないんだっていうのを、はっきり彼に伝えることが大事だと思います。
相談者:
はい、分かりました。
坂井眞:
はい
(再びパーソナリティ)
管理人さんは与太話と感じられたようですが、薬物依存患者とその(機能不全?)家族の割と典型的なゴタゴタだと思います。
長期的な薬物依存は身体への悪影響だけでなく、倫理観や人格の荒廃へも繋がったりするので今回の長男のように話の通じない厄介なおじさんが出来上がります。
DVの影響もありますが、母親や親類が残念ながらお金や居場所を提供してしまっているので、共依存とも言えるかと。
相談者含め家族がまずは薬物依存の家族会やダルクに繋がり、正しい知識と対応を身につけるのが平和への第一歩かと感じました。
薬物中毒を治療することは不可能とよく聞きますが、私も薬物依存の家族会やダルクと繋がって、少しでも薬物から遠ざけるようにすることは賛成します。
とはいえ、保護観察付き執行猶予とは言うものの、正直前科がついてしまっている以上、今度やらかしたら実刑、刑務所行きは免れないかなあと思います。
相談者さんが実家を出ることを考えないのでしょうか。
50代の継父にお母さんを守ることをお任せしておけばいいのでは。
お兄さんは出て行かないです。