パート収入15万。迷いを見透かされた離婚届。予想家計簿からのロードマップ
(回答者に交代)
野島梨恵:
離婚届を・・役所からもらって旦那さんに出しに、見せたときの旦那さんの反応はどうでした?
相談者:
あの、まったく無反応でした。
野島梨恵:
無反応?
相談者:
も、無視っていう感じでした。
野島梨恵:
無視?、今、ま、分譲の、マンションって先ほどおっしゃいましたっけ?
相談者:
はい、ええ、はい
野島梨恵:
買われたのはいつですか?
相談者:
13年前です。
野島梨恵:
ローンは、じゃ、まだ、半分も、終わってない?
相談者:
あ、そうです。
野島梨恵:
じゃあ、ちょっと売却したとしてもあんまり益は出なさそうな感じ?
相談者:
このマンション、あの、高、くなってるようなので。
野島梨恵:
うん、うん
相談者:
価格が?
野島梨恵:
うん、ふん
相談者:
ええ、なのでマイナスではないとは思いますが・・
野島梨恵:
旦那さん59歳っていうことは来年定年です?
相談者:
そうです。
野島梨恵:
退職金出ます?
相談者:
出る、と思いますが・・
野島梨恵:
うん・・再雇用されるとか、そういう話もしてない?定年後。
相談者:
あ・・するつもりでいるう・・
野島梨恵:
うん
相談者:
ようなことは聞いてます。
野島梨恵:
・・あなたのほうは先ほどパートだっておっしゃいましたよね?
相談者:
はい、はい
野島梨恵:
・・今、月どれぐらい稼いでます?ご自身で。
相談者:
15万です。
野島梨恵:
お嬢さんの学費は、一応旦那さんが出している、というわけでもない?
相談者:
あ、2人で合わせて、
野島梨恵:
うん、ふん、ふん、出している?
相談者:
はい
野島梨恵:
お子さん達は離・・お母さんが離婚するとかしないとか考えてることを知っている?知らない?
相談者:
あ、知ってます。
野島梨恵:
なんて言ってます?
相談者:
「うん、お父さん見てると、その考えになっても仕方ないよね」で。
一応あの、「ダメ」とは言ってないです。
野島梨恵:
ま、まずね?離婚したいんだったらあ、
相談者:
ええ
野島梨恵:
あなたがあ、ご自身で・・ちゃんと食ってかなきゃいけないわけだから、
相談者:
はい
野島梨恵:
頑張って稼がなきゃいけない。
相談者:
うん
野島梨恵:
でえ・・アパート借りられてお嬢さんと一緒に住まわれるとするとお、
相談者:
うん
野島梨恵:
そんなワンルームってわけにも行かないでしょうし、
相談者:
はい
野島梨恵:
ある程度、まあ、の家賃がかかると思う。
相談者:
はい
野島梨恵:
でえ、ま、旦那さんの庇護なしに生きて行く、となると、ま・・&#、離婚するんだったら退職金を半分も、半分ぐらいはもらえると思うんで、
相談者:
は、あ
野島梨恵:
これを忘れないでほしいんですけども。
相談者:
あー、はい
野島梨恵:
ただその・・あの、ま、お家を売って若干、益が出てそれをもらったとしても・・
相談者:
ええ
野島梨恵:
ま、それで一生食って行けるわけではないと思うので。
相談者:
うん
野島梨恵:
まず、その離婚するんだったら・・まずその・・旦那さんの借金とかね?
相談者:
はい
野島梨恵:
あの、ボーナスとか、旦那さんのお金のことが気になるのも分かるんですけれども、
相談者:
はい
野島梨恵:
まず、あなた自身の、お金がしっかりせんと。
相談者:
うん
野島梨恵:
だから・・ちょっとでも離婚したいと思ってるんだったら、
相談者:
はい
野島梨恵:
まず、どんなところに住んで、どういう、どんなふうに・・生活を立てて行くか?
相談者:
うん
野島梨恵:
こう、予想家計簿でも作ってみてね?
相談者:
あー、あ
野島梨恵:
どういうふうにやりくりができるかってことを、
相談者:
はい・・はい
野島梨恵:
しっかり、見てみる。
相談者:
はい
野島梨恵:
で、実際、ま、たぶん、ま・・15万だとちょっと大変だと思うので、あの、もっと稼げるようになって、きちんとは予想家計簿が、これでも満たせるなと。
旦那なくても生きて行けるわと・・
相談者:
うん
野島梨恵:
いう状況にまず自分を持ってくことが先かなと思う。
相談者:
うん
野島梨恵:
じゃないと悩んでても始まらないもん。
相談者:
うん
野島梨恵:
悩んでも・・結局、んん、離婚したいけど離婚できないっていう状況・・
相談者:
あー、はい、はい
野島梨恵:
になっちゃうと
相談者:
うん
野島梨恵:
迷うだけ無駄なのでね?
相談者:
うん、あー
野島梨恵:
だったらあ、まずご自分でえ、あの、ちょっとパートの時間を増やされるの・・まあ、お嬢さんももうあまり手が掛からないだろうと思うし。
相談者:
うん、うん
野島梨恵:
55歳だと・・だいぶね?あの、正社員になるっても年齢的には大変かもしれませんけども。
相談者:
うん
野島梨恵:
なんらかの手段で自、ご自身の収入を増やすことを・・考える。
相談者:
うん、うん
野島梨恵:
で
相談者:
はい
野島梨恵:
もっと具体的に、離婚したあとの自分、思い描いてみる。
相談者:
あ、はい
野島梨恵:
で、きちんと計算してみる。
相談者:
はい
野島梨恵:
それが、できたときに、
相談者:
ええ
野島梨恵:
そこに行くまでの過程でたぶん離婚についてのお考えも変わると思うし。
相談者:
うん
野島梨恵:
か、また、そういうふうにちょっと、もう離婚に向かって現実的に動き始めているあなたを見て旦那さんもまた少しはまた考えを変えるかもしれないし。
相談者:
うーん
野島梨恵:
でその、モヤモヤーっとしてるだけでは何も変わらないですし。
相談者:
はい
野島梨恵:
結婚するときもそうなんですけど離婚するときも、相手の金のことはすごく気になるんですけども。
それよりやっぱ自分の金のことを心配したほうが早いので。
相手の、か、お金がいくらなんだろう?、教えてくれない、どうなってるんだろう?と思うよりは、そんな、こ、そんな物あってもなくても痛くも痒くもないわと。
それぐらい、ご自身で、きちんと稼げるようにならないと・・離婚・・したとしても、後悔するだけになっちゃいますよ。
相談者:
うん
野島梨恵:
あの、金銭的に苦しくなって。
相談者:
うん、うん、うん
野島梨恵:
ね?困窮はしたくないと思うので。
相談者:
はい
野島梨恵:
まずやっぱりその、
相談者:
うん
野島梨恵:
具体的に・・月、家賃がこれぐらいのお家を借りるなり、これぐらいのローンを組むなりして、お引越しするのにどれぐらいのお金が掛かって、お嬢さんと2人で生活してくのにこれぐらいお金が掛かるから、自分は月にこれぐらい稼いで、これぐらい貯金にまわして、老後も大丈夫なようにしておこうとか。
そういう・・なんていうのかな?
相談者:
うん
野島梨恵:
こう、プログラムをきちんと
相談者:
うん
野島梨恵:
描いてみて。
それが実行できるようになった段階で・・もう1回、さてこの男はどうだろう?と・・
相談者:
うん
野島梨恵:
いうふうに、考えてみて、初めて選択肢が2つになるわけじゃないですか。
相談者:
うん
野島梨恵:
今、それができないと選択肢、今・・離婚するって選択肢を、こう夢のように見えてるかもしれないけど現実的には取り得ない選択肢になっちゃいますよね。
相談者:
はい
野島梨恵:
お金がないと。
相談者:
うん
野島梨恵:
うーん、だから、今、こう、ボヤーっとこう見えている、離婚っていう選択肢を・・
相談者:
うん
野島梨恵:
本当に、現実的に選択可能な選択肢にするためには、
相談者:
はい
野島梨恵:
ん、あなたは、やっぱりしっかりなさってね、お金のこと、きちんとそやって、ん、結構ね、その、お金のやりくりご自身でやって来たって、おっしゃるので、
相談者:
うん
野島梨恵:
お金についてはすごくしっかりされてる方なんだと思うので、できると思うんですよ。
相談者:
はい
野島梨恵:
うん
で、ただ、それを今までなんとなくこう、一家の主だった稼ぎ手である、旦那さんに頼ってね?、偏って来たところがあると思うんですけれども、
相談者:
うん
野島梨恵:
旦那さん正社員なんですよね?
相談者:
そうです。
野島梨恵:
うーん、だから、ま、あなたよりも、稼ぎも圧倒的に多いでしょうし、
相談者:
うん、うん
野島梨恵:
ただ・・これからは、この男じゃないと。
相談者:
うん
野島梨恵:
わたしがわたしの生計を立てて稼ぐんだと。
相談者:
うーん
野島梨恵:
あの、そういうふにこう・・
相談者:
うーん、はい
野島梨恵:
考え方を切り替えて・・実際に離婚を、ぜ、現実的な選択肢として選択できるようにして、始めたところで・・
相談者:
うーん
野島梨恵:
だから、ま、離婚するかしないかは・・
相談者:
はい
野島梨恵:
さて、この男とこれ以上付き合う意味があるか?ってことを(苦笑)・・
相談者:
うん
野島梨恵:
もう1回考えられたほうがいいと、
相談者:
うん、うん
野島梨恵:
思うんです。
相談者:
あー
野島梨恵:
で、やっぱり、自分が変わると相手が変わるってことはたまにあるので。
相談者:
うーん
野島梨恵:
あの、そうふうに、もう・・現実的に動き始めたあなたを見て、なんさな、あ、なんか、これなんか、不味いのかもと思って・・
相談者:
アッハ(苦笑)
野島梨恵:
変わるかもしれない。
相談者:
はい
野島梨恵:
うん、で、相手のお金を気にしててもしょうがないんで。
相談者:
はい
野島梨恵:
そんなもんがあっても、あ、なくても痛く、も、痒くもないわっていうぐらいに、きちんと自分、ご自身が
相談者:
あ、はい、はい
野島梨恵:
自立されることが先で。
相談者:
うん
野島梨恵:
で、もしもほんとに離婚されるとしたらですよ?
相談者:
うん
野島梨恵:
旦那さんの退職金を、ほど半分もらえるっていうのを・・
相談者:
あ、はい、&#は・・
野島梨恵:
たぶん、半分ぐらいもらえるっていうのを、
相談者:
あ、そうです、ね。
野島梨恵:
あの、忘れる方が多いので。
相談者:
あー
野島梨恵:
これめちゃ・・でかいので(苦笑)。
相談者:
はい
野島梨恵:
あの、これはちゃんと、もらいましょう。
相談者:
あー、はい
野島梨恵:
で、それは、もう手をつけないで、老後に取っといても・・
相談者:
はい
野島梨恵:
全然、自分は、
相談者:
ええ
野島梨恵:
日々の生活に困らないと・・
相談者:
うーん
野島梨恵:
いうぐらいね?
相談者:
うーん
野島梨恵:
はい、なさるのがいいかなと思う。
相談者:
あ
野島梨恵:
うん
相談者:
分かりました。
あ、なんか見えて来ました。うん
(再びパーソナリティ)
離婚ってやっぱり勇気がいるよね?
もっと真っ向から旦那さんと向き合って
強くならないと無理だと思う。
切羽詰まったらなんでも出来る。
あとね、離婚して年金分割しても奥さんが厚生年金だったらその分も半分取られるよ?負の財産も分けることになる。
先ずは旦那さんのお給料先におこずかい差し引かせないでちゃんともらってください。
立て直して頑張ってほしいな。
一度は作った家族という名の器。たとえ配偶者が難アリでも壊したくないのだろうね。あと、野島先生が説明したように入念な準備が必要なので、それを考えると億劫にもなる。しかし、不満を先伸ばしすると前日の相談者のように行き詰まる。この相談者は野島先生の説明に納得していたし、それなりの経済力があるので大丈夫なのではないか。
私の場合、お金のことは夫に任せる方が不安だったけどね。殆ど相談せず自分でやったよ。
この人ずっと一人で忙しく働いていたとのことだけど、正社員ではないのね
人生いろいろ、離婚事情もいろいろですが、長女が19歳なので、4月以降の離婚だと親権を考えずに済むだけに、離婚は4月以降になるかなあ?
改正民法、4月施行ですから。とはいえ、離婚は金銭トラブルがつきものだけに、社会保険付きパートをしながら基盤を築いて欲しいと思います。