大切な大切な一粒種の不登校。宿題遅れた息子に漢字練習課す先生に夫婦で突撃

テレフォン人生相談 2022年2月5日 土曜日

夫唱婦随、異体同心
なにより連れ立って突撃できる幸せを噛み締めよう。

 

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーニング上級指導士)

相談者: 女53歳 夫56歳 息子14歳(中1) 3人暮らし

今井通子:
もしもしい?・・テレフォン人生相談でえす。

相談者:
あ、お世話になりますう。

今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?

相談者:
あ、えっと、あの、中1の息子が、

今井通子:
はい

相談者:
ちょっと学校にい・・ちょくちょく行けなくな・・っていて、

今井通子:
はい

相談者:
それに関する・・あのお、相談なんですけども。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
まず、

相談者:

今井通子:
あなたはおいくつ?

相談者:
あ、えっとわたくし53歳です。

今井通子:
53歳

相談者:
はい

今井通子:
旦那さまはおいくつ?

相談者:
あ、夫は、56歳です。

今井通子:
・・で、お子さんは中1の息子さん1人?

相談者:
そうです、はい、3人家族で・・

今井通子:
あ、分かりました。

相談者:
核家族です。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
でこの、学校に行けなくなってっていうのはあ、

相談者:
はい

今井通子:
息子さんが、

相談者:
はい

今井通子:
なんか、学校行きたくなくなってるんですか?

相談者:
あー、えっと、あの3ヶ月前ぐらいからあ、かなりちょくちょく休むようになってしまって、

今井通子:
はい

相談者:
でえ・・2ヶ月う、前ぐらい・・になるとほんとに・・もうほとんど行けなくなってしまっていて。で、原因はいくつか考えられえ・・て。
子供と・・あの、反りの合わない先生がいて。

今井通子:
おお

相談者:
いつもこう目をつけられてターゲットにされてるみたいなことを・・

今井通子:
うん

相談者:
ま、本人、曰くですけど、

今井通子:
はい

相談者:
そんな話を・・していて。

今井通子:
はい

相談者:
で・・親としても、その、ま、子供からの一方的な話なんですけれども、

今井通子:
うん

相談者:
ちょっと聞いていて、ちょっと、腹に据えかねるぞっていうような・・「ちょっとこれは・・」っていうことがあったので、

今井通子:
あら

相談者:
それで・・

今井通子:
これ、どんなことだったか・・お分かりになります?

相談者:
休み中に、その、ある、宿題が出ていて、

今井通子:
はい

相談者:
で、それの・・あの「解答」お、「を、何日までに・・もらいに来るように」っていうふうに・・言われていたの・・を、息子がちょっと・・いろんなことがあったりして、行けなくて、
で、そのことをすごく、あの、咎められて、

今井通子:
・・はい

相談者:
で・・宿題はやっていって・・そして・・ま、遅れたんですけれども、「解答をください」って、言いに行ったら・・2、3ヶ所、ちょっと空欄があって、

今井通子:
うん

相談者:
そいで、ちょっとできない、ところがあって、

今井通子:
うん

相談者:
そしてそこ・・が、「空欄があるじゃないか」っていうことで、言われて。
なんか、それまでもかなり、いろんなことがあったんですけれども、
ちょっと、そこで決定的にっていうか、ちょっと、親のほうも、もう・・もうちょっと耐えられないなっていうか。そういう、こと、が、たくさん積み重なって来たので、ちょっとその先生え・・に、ちょっと、夫婦そろってちょっと話に・・伺って来た・・

今井通子:
そうすると、3ヶ月ぐらい前からあ・・学校に行きにくくなった理由はなんだったんですか?

相談者:
・・あっ・・ま・・結構その、宿題もやったりやらなかったりとかで、

今井通子:
うん

相談者:
いろいろやはり、その厳しい先生から・・叱責をされたり、

今井通子:
うん

相談者:
で、ま、宿題はそれに対して・・その「罰だ」って言って、その「漢字、200字、追加ね」とか。
いろんなそんなことも・・重なって。
ま、なかなか本人・・は・・ただでさえ、ちょっと・・勉強も苦手だったり・・ちょっと、やり切れなかったりで、する部分が・・多い中で、
どんどんそういう、罰みたいな、のが、積み重なっていったのも、ま、1つ原因が・・あるとは思いますし、
ま、あと・・ほかにも・・

今井通子:
これは、それで、その、に、漢字200字はやったんですか?

相談者:
・・いや、やったりやらなかったりです。
で、それで、やっぱり・・またか、っていうような、こととか、

今井通子:
うん・・今お話伺ってると、

相談者:
はい

今井通子:
・・息子さんのほうが悪いわけじゃないですか。

相談者:
あ、それはほんと、重々承知の上というか・・

今井通子:
うん

相談者:
先生のとこに、ちょっと伺って・・ま、もう、「もちろん悪いのは・・うちの息子さんなんです」っていう・・そういう話もしつつ、

今井通子:
はい

相談者:
ま、でも、こちらの思いも聞いていただいて、

今井通子:
・・うん

相談者:
ま、いい話し合いには、あの、なったと思うんですけども、

今井通子:
うん

相談者:
そして次の週から2週間は、ちょっとずっと・・あの、行ってたので、

今井通子:
うん

相談者:
このまま、なんとか、軌道に乗るかなっていうか・・あの、行ってくれるかなって思ってたんですけども、
今週またあ・・昨日今日と・・連続で、また、休んでしまって、

今井通子:
はい

相談者:
あー、また、始まってしまったなっていうか・・
そういう意味では、その、その先生がどうのっていう・・ことではなくて、

今井通子:
うん

相談者:
そのお、子供がこう・・なんていうかメンタルの弱さっていうか、
もうただ、その・・先週まで2週間連続でえ・・も、頑張って行ってたなあっていうのもあって、
あー、また疲れたのかなとか・・どうしたらいいのかなあ?とか(ため息)、その辺がちょっと・・どういうふうに接し・・すればいいのかな?とか・・すごく、こう、な、悩むというか・・
で、わたしもなんかその状況にもう、なんかイライラしてしまって、ずっと。
・・うん・・なんか・・黙って見守るっていうのがなかなか、できないですし、

今井通子:
ふうーん

相談者:
やっぱ学校には行ってほしいっていう気持ちが・・やっぱ強くて、

今井通子:
うん

相談者:
・・どうしてもこう・・ん、ん、ん、なんか・・う、子供に対して当たりがキツくなってしまうというか。
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今井通子:
それで今日のご質問は

相談者:
はい

今井通子:
そうするとなんですか?

相談者:
・・ま、親としては、あの・・子供に学校に行、行ってもらいたいので、

今井通子:
うん

相談者:
ちょっとどんなふうに声掛けをしたり・・どんなふうに接して、行けばいいのか?・・ん、ちょっと悩んでいるという、感じなんですけれども。

今井通子:
うん
今のところお話の中では、お2人の・・親御さんとしてはですよ?

相談者:
はい

今井通子:
そのお、勉強ができるできないとか、

相談者:
はい

今井通子:
宿題がちゃんとやってあるかどうかより、

相談者:
はい

今井通子:
まずは、こう・・なんていうのかな?規則的にちゃんと学校に出掛けて行くような子供に育てたいみたいな?・・お話よね?

相談者:
そうですね、家に、もう、休んで、ずっと、い、いても・・・・と思って・・

今井通子:
うん

相談者:
やっぱり義務教育なので、

今井通子:
うん

相談者:
まずは、学校に・・毎月・・

今井通子:
で・・ということで・・

相談者:
はい

今井通子:
あなた方としては、その、息子さんが・・

相談者:
はい・・はい

今井通子:
学校へ行かないっていうことが大問題なわけね?

相談者:
・・・・そうですね、また・・

今井通子:
うん

相談者:
揺り戻しが来たのかなあ?っていう・・

今井通子:
うん

相談者:
うん、ん、軌道に乗り掛け・・たなあと思・・ったらまたあ・・

今井通子:
うん

相談者:
そういうふうになってしま、ったなあっていう・・はい

今井通子:
・・分かりました。
今日はですね、シンクロの銅メダリストでメンタルトレーニング上級指導士の・・田中ウルヴェ京さんが、いらしてますので伺ってみたいと思います。

相談者:
あ、はい・・ありがとうございます。

今井通子:
先生お願いいたしまあす。

(回答者に交代)


「大切な大切な一粒種の不登校。宿題遅れた息子に漢字練習課す先生に夫婦で突撃」への15件のフィードバック

  1. すごい…すごい親御さんですね。いろんな意味で。しかも夫婦そろって……!!

    息子さんとしてはこの両親のもとに産まれただけで大変だと思いますけど、もし問題の根元が学習障害とか知的障害とかだったら受け入れられますかね……。

  2. 私も理不尽な対応には立ち向かいましたが、一人でしたから。夫婦で揃って行動できて心強いですね。
    子育てに自信無くしたりしても子供だけは
    信じてあげて。子供の行動の裏も…と言う言葉好きです。

  3. ウルヴェさんの「メンタルトレーニング上級指導士」の本領発揮。
    「メンタルに強い弱いなんてない
    。大事な事はメンタルはしなやかになること。」良いアドバイス
    だったと思います。 
    親がしなやかなメンタルで子供の心の裏側までつかず離れず見守っていればそのうちきっといい方向に向かうと信じていきましょう。

  4. 人生いろいろ、不登校もいろいろですが、一昔前は宿題忘れでこのようなペナルティを課していた先生、多かったなあという感じはしますよねえ。
    中学校の内申点が相対評価から絶対評価になってから、個性中心になった感じがして、先生も本当に大変ですよねえ。先生の苦労、お察しします。

  5. 確かに宿題やらないのは良くないけど困るのは本人だし、実際のところ、誰もが認めるハズレ先生だったりしたら、相談者がモンペ扱いされててかわいそうかも
    時代や人々の生活様式や考え方も大きく変化し、学校の在り方や学校の「先生」という存在意義も改めて問われなければならない時期が来てるのかも知れませんね

    1. 困るのは本人だけではありません。先生も困るのです。他の生徒の影響もあるので。親は人に迷惑かけない行き方を子供に教えるべきだと思います。先生には教えられません。文句をすぐ言う親がいるから。

  6. なんかすごかったなあ
    小学生ならともかく、中学生になって「宿題忘れて怒られたから学校行きたくない」ってのがなかなか強烈

    両親そろって学校に乗り込んで「宿題忘れてすみません」以外に何を話したんだろうか、まさか「もっと優しくしてください」とでも?
    むしろ、突撃後2週間の腫れもの扱いに居たたまれなくて行けなくなった可能性だってありうる
    同級生は「宿題やってこないモンペの息子」みたいな冷めた目で見るだろうし

    「不登校は家庭に原因がある」がテレ人テンプレだけど、
    この夫婦、小さい頃から息子と遊んだり活動したりして、成功体験を積ませてたんだろうか
    親が勝手に高望みしてはがっかりしての繰り返しで、息子もがんばる意欲が湧いてこないんじゃなかろうか
    相談者もイライラするのは「自分の思い通りにならないから」だと気付いてるかどうか

    ウルヴェさんも相変わらずシャープに回答されてたけど、大原先生だったら起床時間から食事の内容まで事細かに聞いてただろうし、相当なダメ出しがあったろう

  7. 生徒がやる気をなくすのは親だけではなく教師の影響もかなりある。相性もそのひとつ。先生によって生徒は良くも悪くも変わる。

    頭ごなしに「宿題やって来ないのが悪い」ではなく、「宿題をやれなかったのは何か理由があるのではないか?」「教師の教え方に
    問題が隠れているのではないか?」「教師への抵抗ではないか?」「友人関係か?」など互いに謙虚に解決をすることが必要だ。場合によってはクラス替えも。子供が先生を選ぶ。それが不可能ならやはり「先生」という存在を見直す時期でないか。と思う。

  8. ペナルティとして漢字の書き取り200字!ってわりとありそうな感じですが、この話を家内にしたら
    「『勉強』を『罰』として課すのは指導者として良い方針ではない。子どもには勉強を前向きなものと捉えて欲しいし、楽しい面を知って欲しいから、できるだけマイナスイメージを持たせるようなことはして欲しくない」
    と言われ、そういう考え方も一理あるなぁと思いました。
    もし自分の子がそういう先生に当たったらどうするかな……。

    考えてみると、そもそも宿題忘れにペナルティって必要ない気もします。そこも含めて成績表に反映して頂ければ良いだけの話なので。

  9. 親がここまでサポートできる家庭なら
    気に入らない教師に当たったのはむしろ息子にとって
    成長のチャンスなのにね
    嫌な奴に当たったらとりあえずやりすごす
    スルー能力鈍感力大事だわ

  10. 本当にウルヴェ先生の言う通り…お子さんとよく話し合いをして、よくお話しを聞いてあげて一緒になって考えてあげてほしいと思いました。
    宿題がなぜできないのか、嫌なことをどう乗り越えるかを考えるところを、宿題をやらないことを咎められたことに対しクレームとは。子供の気持ちは置いてきぼりのままですね。
    もしかしたら対応した先生も、家での過ごし方とか親子のコミュニケーションとか色々話していたかもしれないけど、耳に入っていなかったのかも。
    学校にクレームに行った時は学校の先生が悪いという思考でガチガチになっていて、子供さんに対しては義務教育だから行け、当たり前だ、親の言うこと聞け、という所で思考停止してしまっていたのかな。
    自分なりに行動してうまくいかなかったという思いによって、少しずつ自分のやり方や考え方を変えなければいけないのかもと思いはじめ…今回の相談までに一つずつ、頭の壁が取れてきていた所だったのかもしれません。
    今井先生やウルヴェ先生に聞いてもらいながら、気持ちや持っていた建前を言語化して整理して「辛いことがあっても折り合いつけて乗り越えていく力をを持ってほしい」まで言語化できて、そこにウルヴェ先生の的確なアドバイス。
    相談者も腑に落ちているようでした。
    あとは子どもさんと向き合って、自分が今してもらったようによくお話しを聞いてあげて、宿題の話を丁寧にときほぐして、それこそ相談者のいう「折り合いをつける力」を考えるきっかけになったらいいなと思いました。

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