リーダーに疎まれるメカニズム。心当たりのない女の心当たり

テレフォン人生相談 2022年4月25日 月曜日

相談者 「メンテナンスとか修理とかやりたいんですけど、してもいいですか?って相談しても、頭からと突っぱねられてしまう」

マンションの管理組合かしら。

いいんだよ、小物リーダーに好かれなくても。
第一、なかよしこよしが目的じゃないし。
案外、アンタに感謝してる傍観者がいるかもよ。

憎まれ役を買って出るぐらいの気概を持てばいいの。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女41歳 夫47歳 娘13歳

今日の一言: あなたの無意識はあなたの人間関係。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
最初に年齢教えてください。

相談者:
41歳の主婦です。

加藤諦三:
41歳主婦、ご主人何歳ですか?

相談者:
47歳です。

加藤諦三:
47歳、お子さんは?

相談者:
13歳です。

加藤諦三:
13歳、男の子女の子?

相談者:
女の子です。

加藤諦三:
女の子、はい、分かりました。
それでどんな相談ですか?

相談者:
人間関係、が、いつも、同じ、結末になってしまうので、

加藤諦三:
はい

相談者:
それを・・なんとかしたいと思って、今日は・・

加藤諦三:
はい

相談者:
電話させてもらいました。

加藤諦三:
例えば、どういう、人たちと・・

相談者:
どっちかっていうと、気の強い感じ、リーダーシップをとるような、感じの人から・・どうしても・・嫌われてしまうというか・・

加藤諦三:
あーあー

相談者:
癇(かん)に障ってしまうと言った感じになるんだと思います。

加藤諦三:
なる・・なるほどね。

相談者:
はい

加藤諦三:
こういうことはないですか?、なんかグループがあるとね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あな、たが、リーダーシップをとりたいのに・・あなた以外の人がリーダーシップをとってることが面白くないと・・要するに・・

相談者:
いや、そういうわけではない。ただ、うまく、こう、ぐるぐる、一緒に、あのお、仕事なり・・なんなりを回して行けたら・・とは思うんですけど・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
こちらがリーダーシップとるほど、能力はそんな・・ない、ていう自覚も(苦笑)、あるので。

加藤諦三:
ああ、そうですか。

相談者:
うーん、はい

加藤諦三:
そうすると、なんでうまく行かなくなるんでしょうね?

相談者:
空気が読めてないっていうのも、大きいのかな?って、思っています。

加藤諦三:
空気が読めていない。

相談者:
はい
なんか気がついたら、もう、刺々しい言葉がこちらに飛んで来て、ていう感じになってしまってるので、

加藤諦三:
あー

相談者:
あっ、どのタイミングかで、何か、やってしまったんだなって。

加藤諦三:
ううん
あなた、ずうっといろんなことを、我慢して小さい頃、生きて来なかった?

相談者:
はい、そうですね(涙声)・・して来たと思います。

加藤諦三:
そこなんだよね。
恐らくねえ?、あなたはあ・・ちょっと難しい言葉で言うと、意識と無意識の乖離が激しいんですよ。

相談者:
意識と無意識?

加藤諦三:
うん
あなたは意識としてはあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
相手に対して好意を持っていて、

相談者:
はい

加藤諦三:
相手を傷つけるつもりでなくて言った言葉なんだけれども、
本当はあなたは相手を嫌いなんです。

相談者:
あー(鼻をすする)

加藤諦三:
そして、あなたの言葉としては「わたしはあんたを嫌いだ」っていう言葉ではないんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど・・人間関係のコミュケーションで大切なのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
非言語的な部分なんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、あなたは言葉としてはいろんな、仲間との、関係では悪い言葉使ってないと思うんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど、あなたが意識していない、

相談者:
うん

加藤諦三:
無意識に・・意識と無意識とが、ま、乖離した言葉使いを使っちゃうっていうのはね?

相談者:
うん

加藤諦三:
小さい頃から・・ずうっといろんなこと我慢して来て、

相談者:
はい

加藤諦三:
実は本当に思ってることを言ってないんだよ。

相談者:
そうれはあるかもしれません。はい

加藤諦三:
ところがね?

相談者:
はい

加藤諦三:
人は相手の無意識に反応するっていう言葉があるんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、あなたずうっと小さい頃から良い子で我慢して来たっていうことはね?

相談者:
はい

加藤諦三:
周りの人間に対して、

相談者:
はい

加藤諦三:
あんまりいい感情を持ってないんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、ちょっとキツい言葉で言うと、

相談者:
はい

加藤諦三:
嫌いなんだよね、周りの人が。

相談者:
あー、はい、そうだと思います。

加藤諦三:
でも、それが気がつけば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
簡単なことじゃないの?

相談者:
か、簡単ですかね?(鼻をすする)、はい・・

加藤諦三:
ん、だって、あなたが本当は、

相談者:
あはい

加藤諦三:
好きではない、人に、

相談者:
はい

加藤諦三:
好きな顔をしてるわけですから。

相談者:
そうですね。うん

加藤諦三:
それやめればいいんだもん。

相談者:
・・あはい
ま、単純には、そうですね。(鼻をすする)

加藤諦三:
うーん
で、今日あなたの・・相談ていうのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
なんとなく、人間関係がうまく行ってないような気がしてね、自分で。

相談者:
はい

加藤諦三:
その人間関係をどうしたらいいか?っていうことですよね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
そうですか。
今日はですね、スタジオに、幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)

「リーダーに疎まれるメカニズム。心当たりのない女の心当たり」への13件のフィードバック

  1. いきなり「41歳主婦」と言ったことに、加藤さんも面食らった感じでした。
    とはいえ、今回は加藤さんと大原さんながら、すんなり解決でしょうかねえ。

  2. 私はリーダーになるような能力ないですから、と謙遜されていましたが、芝居の台詞のようなその言葉の裏に私こそリーダーに相応しいのになぜ大した能力もない人が私を見下す位置にいるのだという不満がドス黒く満ちているのでしょう。
    そういう思いが言動に滲み出る人っているんですよね。自己評価が異常に高くて無意識に周囲をバカにしてしまう。加藤先生の言葉を借りれば「周囲の人間が嫌い」。

    相談者が本当に聞きたかったのは、周囲とうまくやる方法というより、私はどうすればリーダーになれるのですか?どうすれば自尊心を満たして穏やかに生きていけるのですか?だったのではないでしょうか。

  3. 私はリーダーになるような人間じゃないので、と謙遜されてましたけど、この言葉の裏には私こそリーダーに相応しいのにいつも大したことのない人間がそこにいて私を見下している、というドス黒いプライドと不満が渦巻いているのではないでしょうか?
    そういう心理って言動から滲むんですよね。無意識に周囲を見下すから嫌われるんです。
    この方、「リーダーと」うまくいかないって言ってましたけど、多分他のポジションの方とも決して関係良好じゃないはずです。

    本当に相談したかったのは、私はどうやったらリーダーになれますか?自尊心を満たせますか?だったんじゃないかな。

  4. 恐らく相談者はASDなのでしょうね。

    普通なら言わないキーワードを口にしてしまい、関係が崩れてしまう。

    嫌われないように一生懸命振る舞っているところがリーダー格の人には特に嫌に見えるのでしょうね。

  5. 相談者の言葉を深読みしすぎなんじゃないですか、そこまで屈折してないと、思う。加藤先生も相談者の事を、凄く素直だと看破してるから!

  6. 大原先生のお話、わかりやすくて良かったです。相談者さんがリーダー格の人に常に対抗意識を持って嫌っているのが相手にはわかるから、それなりの対応になるのでしょう。
    自分が相手を嫌いなのに、好かれようというのは無理。余計な気をまわさず淡々と接すれば良いと思います。

  7. 私の場合は、リーダー格の人には「はいはい」言えるんだけど、その他のうちの一人とうまくいかなくなります。多分私の存在をアピールしやすそうな人を選んでるつもりが、相手には不快なんでしょう。
    自分を大切にしてほしいならどんな人にも丁寧にを心がけるのが大事だってわかってて、時々やってしまうんですよね。

  8. ひょっとして相談者本人ですか?って、ちゃんとイカルと名乗ってるよ、何度か、このネームで投稿してるし題材によっては、たけしも使ってます。

      1. この人は句読点の使い方がおかしいから名前をどう使い分けてもすぐ分かるでしょ。
        使い分けてるって宣言する時点でアレだけどw

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