就活が教える未熟な自我。母に叱られる姉の轍を踏まずに歩いた妹はこうなった
(回答者に交代)
大原敬子:
あのね?・・小さい・・頃を思い出して欲しいんですけども。親子関係ってのはね?、我が子をね?、想う愛と、我が子を見せる愛ってあるんですよ。
そいで、どういうことかって言いますとね?例えばこれ、運動会に、我が子を思う愛は、ドタバタ、ドタバタ走ってるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お母さんが見学して見てるんですね。
と・・「お母さんは、ここにいるよー♪」ってのが、チンタラ、チンタラ走ってるのね。
周りから見ると、「あら・・一番最後に走ってるわ、この子」と思っても、
相談者:
はい
大原敬子:
本人嬉しくて走ってるわけよ、パッタパッタ、ワタワタ
相談者:
はい
大原敬子:
ほんでゴールに来ました。
「お母さん♪、走ったよ♪」ってほんとに満足な顔をする。
相談者:
はい
大原敬子:
これは、お母さんが、我が子を思う愛なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ところが、我が子を見せる愛は、頑張りました、走りました、とにかく先頭を走っています。
相談者:
はい
大原敬子:
で、ゴールに着きました。
「頑張ったよ、ママあ♪」って言ったとき、「うーん!、偉い!」、「来年もまた頑張るのよ」っていうのが、見せる愛なんです。
どちらかというとあなたはどちらのほうの愛ですか?
相談者:
我が子を見せる愛・・
大原敬子:
そうですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
つまり・・ようやっといい点を取った。
じゃあ・・これを、また次も頑張ってねって来る。
相談者:
はい
大原敬子:
これは見せる愛なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、見せる愛を育った子は、何がって、あなたがね?、悩んでいますけど、当然なのは、
相談者:
はい
大原敬子:
まず・・意味がなくなります。
い、やってる意味が分からない。
相談者:
うん
大原敬子:
次は、やってる意思が分からない。
相談者:
うん、うん、うん
大原敬子:
そして・・やっている今、自分自身、
今現在、
相談者:
はい
大原敬子:
意識が分からないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
わたし今何やってんだろう?って。
相談者:
はい
大原敬子:
この3つを、剥奪しちゃうんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、あなたが悩んでるのは当然であって、
相談者:
はい
大原敬子:
悩みでもなく、「そうか、そのラインで来たな」と思ったらどうですか?
相談者:
はい
大原敬子:
そ、そしてね?じゃあね、そういう形の、お母さんです。
相談者:
はい
大原敬子:
一般的ですよ?、あくまでも。
相談者:
はい
大原敬子:
まず、人に、褒めるっていうことを、
相談者:
はい
大原敬子:
褒めるっていうのは、わたしの勲章を、いくつ持って来たのが褒めるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「あら、勲章1つ?、ダメえ、あの子は3つよ」って言うと、3つを取らなくちゃいけないんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
すと褒められるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
あなた自身が、本音なのか?、お世辞なのか?、わたしが実際何を考えてるか?、分からないはずですよ?
相談者:
はい、分からないです。
大原敬子:
そうですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
で、次に、「母親に褒められたい」ってあなたおっしゃってましたね。
相談者:
はい
大原敬子:
お母さん自身が、
相談者:
はい
大原敬子:
褒めるのが、あなたが求めてる褒めるは、褒められたいって分からないけれども・・
相談者:
はい
大原敬子:
今までの褒められ方だと、また次に?・・リスク(?)が来るんです。また、しなくちゃいけない。
相談者:
はい
大原敬子:
本当に褒められるっていうのは、あなたが、あるがままで、
相談者:
はい
大原敬子:
「あなたほんとに元気よねえ」とか・・
相談者:
うん
大原敬子:
「あなたの笑顔可愛いわ」とか。
相談者:
うん
大原敬子:
自分が努力をしないけれども、その存在を認めてくれてる褒められるっていうんですね、本来は。
相談者:
うん
大原敬子:
成果で褒められたときには、とってもキツいんです。
相談者:
うん
大原敬子:
でも、あなたは母親に褒められたいってしてる物は、成果を、持って行って、褒められてを求めてるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、根っこの根っこの根っこの部分は・・
相談者:
うん
大原敬子:
あるがままのわたしを・・受け入れて欲しいっていうことが、あなたの心の叫びではないかと思ってるんですね。
相談者:
ふん、はい
大原敬子:
つまりあなたは、留学に行く。
相談者:
はい
大原敬子:
ひとまず逃げられた。
逃げて帰って来たら、その、何倍分の?、手土産を持ってかな、く、ことをしなければ、お母さんに申し訳ないと思ってる悩みが、今日の相談ではないですか?
もうすでに・・留学そのものが、今の就職に逃げているけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
行きました、留学に。
相談者:
はい
大原敬子:
帰って来たら・・その何倍もが、残ってるわけでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
それが今のあなたにとっては・・んー、不安ていうのか、辛いっていうのか・・苦しいんじゃないかなと思ってるんですね。
苦しくって一時(いっとき)逃げます。
相談者:
はい
大原敬子:
逃げたけども、そのあと必ず?・・2倍3倍の物をあなたは・・効果を、成果を出さなくちゃいけないんですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
それが・・行っても行っても、休んでも休んでも・・休めば休むほど・・心の不安が出て来るってことがあるんですよね。
相談者:
うん
大原敬子:
じゃあね?、留学から帰ってもいいです。
お母さまにこういうことを訊いてくれますか?
相談者:
はい
大原敬子:
行く前でもいいですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
お母さん、それに対して、答えられないはずなんです。
つまり、お母さんも分かってないの、何も。価値も。
例えば、あの、「どこ就職していいんだ」って言うでしょ?
と・・Aさんが行ってる会社だから、いいんですね。
相談者:
うん
大原敬子:
で、えー、いとこのなんとかさんが行ってるからいいんです。
相談者:
うん
大原敬子:
で、「そこの何がいいんですか?」たら分からないんです。
相談者:
うん
大原敬子:
ただ、「いい」「いい」という、みんなが言うところが、いいんだというお母さんの発想なんです。
相談者:
うん
大原敬子:
そうですね。
「お母さんわたしね?」
相談者:
うん
大原敬子:
「もし留学しなかった場合に、ずうーっとこのまま家(うち)に」てぃ、「いる娘」。
相談者:
うん
大原敬子:
「次は、留学はするけどね」?
相談者:
うん
大原敬子:
「帰って来たら」、
相談者:
うん
大原敬子:
「やっぱり、このままかな?・・ていう娘。
今のわたしは、どんどん今のわたしではなくなってしまってね、留学して」
相談者:
うん
大原敬子:
「どんどん変わってしまうよ」って。
相談者:
うん
大原敬子:
「で、就職するかも分からないし。お母さんの思う通りにならない子で、なったとする」
相談者:
うん
大原敬子:
「そういう娘」。
相談者:
うん
大原敬子:
「お母さんこの3つ、どうしても選べったらどれ選ぶ?」て言ったらお母さん選べないはずなんです。
相談者:
・・
大原敬子:
みんな嫌だから。
で、「じゃあ、お母さん、どんな娘になって欲しいの?」て言うと、誰もが使える言葉で、答えを出すはずなんです。
相談者:
・・
大原敬子:
もっと言うと、お母さん自身も分からないんです。
お母さん自身も、みんながすごいすごいって言われてるから、うちの娘はすごいし、わたしの子育ても合ってるんです。
相談者:
うん
大原敬子:
もっと言うと、お母さん自身が、自分が生きている意味、なんのために、子育てをしてるのかな?
相談者:
うん
大原敬子:
なんのために、この子を留学させてるのかな?って、意思と、意味と、意識がね
相談者:
うん
大原敬子:
たぶん、ないはずなんです。
あなたがね?、大学まで行って、1つだけ大人になることは、
相談者:
うん
大原敬子:
お母さんは、わたしを、ここまで元気に育ててくれたお母さんであって、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの人生は・・あなたが決めなくちゃいけないっていう、自立(?)を持ってほしいんです。
もうこれから今日からね?
相談者:
はい
大原敬子:
自分の中で自立をするってことです。
なくしてしまうところで、環境を変えることによって、あなたの夢、に、描いてた感情が・・消えるでしょ?薄れるでしょ?、不安とかどうしたらいいですか?っていうときにね?
相談者:
はい
大原敬子:
いやあなたの今まで、体験して来た、経験と、
相談者:
はい
大原敬子:
体験の中で培った感情が、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたを不安を作ってるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、自分をなくしてるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ですから今回留学は、いい経験で?
相談者:
うん
大原敬子:
まったく、ご両親離れますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
そいで新しい環境の中で、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの・・新しい感情で、
相談者:
はい
大原敬子:
あなた自身が、立ち上がるんではないでしょうか?ってことなんですけど、どうですか?
相談者:
はい、そうです。
大原敬子:
大丈夫?
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ、前向きで楽しんで。
相談者:
はい
大原敬子:
留学してください。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
相談の核心とはいえ
何回母親が~と言ったのか、数える気はないけど
話していてこんなにお母さんお母さん言う子とは
友達になりたくないと思われるだろう。
友達が出来ない、のはさもありなん。
お姉さんと結託して母親を倒し更生させるくらいの気概が必要だと思った。
留学するのは、いいけどその先のことをちゃんと考えているのだろうか?期間も短いし、帰ってきたら、がんばっていろいろなことに挑戦できるのだろうか?声に覇気もなく話しもわかりづらかった。
挫折し自信を失い人生に迷ってるから覇気もなく、分かりやすい話もできず、先のことも考えられない状態なんじゃないですか。
だからこそテレ人に相談したわけで、「母親のために頑張っても次のノルマが積まれるだけだと悲しいが理解しよう」「留学を楽しもう」という結論だった。
ハキハキ元気で将来設計もバッチリな人は、そもそも相談しませんて。
「人の振り見て我が振り直せ」と言わんばかりの道を行ってこのような結果になったみたいですが、このようなパターン、よくあるんですよねえ。
今回の進路に限ったことではありませんが、失敗を恐れてということか?とはいえ、ご相談者さん、何とか立て直してもらいたいなあと思います。
聴きながら、これまで自分が「いい子でいなきゃ」と思ったことが一度もないことに気づいて驚いた。
相談者のように、いい子でいなきゃと思う子って多数派なんでしょうか?
多数派というか、条件付きの愛情しか与えられない親の子どもがそうなるというだけの話だと思います。
私も相談者さんと似てました。父が早くに亡くなって母と二人暮らしだったせいもあり、就職やお見合い(古い?)も何でも母が決めていて、自分の意見を持たず母と一心同体みたいに生きていた。結婚してからも母の意見を鵜呑みにしていて、夫には悪かったと今は思います。
相談者さんは気づいているなら抜け出すチャンスです。頑張ってほしい。
就活が有利になる留学になるかどうかは別として、行ってしまったほうがいいと思います。物理的に母親から離れたほうがいい。
本人が自立して生きていくって決めて、勇気を出して飛び出してほしい。頑張ってほしいです!
SNSで“毒親”と言うようなワードを目にするようになってから、自分の親もそうかも…と勘違いしている10・20代いるのではないでしょうか?
私も母子家庭で育ち、厳しい母親でしたが、親になった今なら親の気持ちがよく分かります。
なら単にあなたは幸せだったというだけの話です。毒親という概念は、あくまで主観的に自分と親との関係や、生きづらさを読み解くためのもの。
第三者が「あなたの親は毒親/毒親ではない」と線引きはできないし、当人が毒だと感じたらそれでいいんです。