農家6人兄妹がおやつの取り合い。番組にぶつける巻き上げられた350万の悔恨
テレフォン人生相談 2022年7月1日 金曜日
あのときに返したお金はやはり返す必要はなかった。
これで救われた気持ちになったらしい。
相談者は三女か四女。
長男、長女の言う事は絶対かしら。
でも5女は拒否ってるから、やっぱり相談者の心の弱さ。
慎ましい年金一人暮らしが否が応でも当時を思い出させる。
嫁に持っていかれてしまうから預かっといてくれ。
あながちこれは嘘じゃないかも。
ローン破綻より怖かった鬼嫁。
済んでしまった出来事に怒りや後悔の念が湧いてくるのは誰しも。
加藤諦三 「感情で物事は解決いたしません」
だから解決したの。
相談者: 女77歳 夫は15年前に他界 6人きょうだい 兄嫁81歳 父は20年前に他界 母は30年前に他界
今日の一言: 感情で物事は解決いたしません。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お世話になります。
加藤諦三:
最初に年齢教えてください。
相談者:
77歳です。
加藤諦三:
77歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚しています?
相談者:
えーと、今1人なんだけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
うん
加藤諦三:
今1人というのは・・
相談者:
主人は15年前に亡くなって。
加藤諦三:
はい、分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
えーと、実家の・・
加藤諦三:
はい
相談者:
ことなんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
実家のお兄さんの奥さんが、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっとお金遣いが荒くて、
加藤諦三:
お嫁さんは今何歳ですか?
相談者:
今もう、81か、そこら。
加藤諦三:
81歳っていうと、お金遣いが荒いっていっても、もう、それほどお金を、使う、機会もなくなって来てま、すよね?
相談者:
んで、そう
それがね?、家(うち)を新築するときに、お父さんの、貯金を目当てにして、家(うち)を建てたもんだから、
加藤諦三:
はい
相談者:
6人きょうだいで、亡くなったときに250万・・
加藤諦三:
はい
相談者:
預かってくれっていう形で、
加藤諦三:
はい
相談者:
分けたんだけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
あたしらは、もらった、遺産金として受けっとって、いたんだけど、
加藤諦三:
んじゃあ、そのときには、もう、相続はきちんと済んでるわけですね?
相談者:
詳しことは、あたしい、は、あれだ、けども、ただ、貯金のお金預かってくれっていうあれで、ん、6人きょうだいで250万ずつ分けて、
加藤諦三:
遺産相続は済んでないと考えていいんですか?そいじゃあ。
相談者:
ただお金もらっただけで「預かってくれ」って言っただけで、預かって。
それで、ローンが払えなくなったから、返してもらいたい、預かったお金を返してもらいたいってそういう、あれで。
わたしと・・三女と、四女だけは、お兄さんの言われるままにお金を、250万戻したんだけど。
あと、3人きょうだいは、
加藤諦三:
ええ
相談者:
もらっちゃった?
加藤諦三:
要するに、
相談者:
はい
加藤諦三:
遺産相続は終わってないと。
ただ、お金を・・
相談者:
あっちやったりこっちやったり。
加藤諦三:
あっちやったりこっちやったりしていたということですね?
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
はい
相談者:
法律上は何もあれ、無関心にっていうか、ただ、分けてくれたから、一応預かるっていう形だったんだけど。
きょうだいみんなこれはもらってもいい、ていう話し合いで、長女と、
加藤諦三:
ええ、あの、きちんと、相続が済んでんのか?、
相談者:
うん
加藤諦三:
済んでないのかっていうことが問題になると思うんですけれども。
相談者:
あー、はい、はい
加藤諦三:
あなたの意識としては、
相談者:
はい
加藤諦三:
相続は終わってないということですね?
相談者:
そうね。口先だけで、ただ、お金のやり取りだけで。うん
加藤諦三:
うん、だから形だけで、
相談者:
そう
加藤諦三:
お金のやり取りは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あったけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
それの・・
相談者:
あとお、返してくれって言って、
加藤諦三:
(ため息)
相談者:
またそれを・・2人だけ返して、あと3人は返さない・・ちょっと不平等だなと思ってね。
わたしは&#、
加藤諦三:
うん、ですからそれは・・
相談者:
うん
加藤諦三:
まったく、お互いに、認め合って、
相談者:
うん
加藤諦三:
もう、遺産の、相続は、こういう形というふうにしてなってるわけではないんですね?
相談者:
はい、はい、はい
お兄さんのほうは、「預かってくれ」
わたし達きょうだいは、女5人だけどお兄さん1人で6人きょうだいで、「遺産金で、もうもらっていいんだよ」っていう話し合いで、ただ口先だけの法律相談は分かんなくて。
んだけど、あとから・・
加藤諦三:
だけど、あとからそうすると、その250万っていうのをもらったけれども、
相談者:
うん、みんなもらって。うん
加藤諦三:
別にそれは、遺産相続が、行われて、自分がお金をもらったというふうに思ってるわけではないし、
相談者:
はい
加藤諦三:
どっかの、書類に、ハンコ押したわけでもないんですね?
相談者:
ぜん、全然、うん、はい、はい
加藤諦三:
で、その、お姉さん、義理のお姉さんでしょうけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
81歳になって、お金遣いが荒いっていうのは、どの程度の話ですか?
相談者:
今は、荒いじゃなくて昔から・・
加藤諦三:
昔から?
相談者:
うん、んで、あの、普通だったら老後の資産って貯めるじゃないですか。
加藤諦三:
はい、んじゃ、
相談者:
んえ、うん
加藤諦三:
今日のあなたの相談というのはどういうことなんですか?
相談者:
あの、250万と、わたしは別に、母から、母も亡くなったんだけど、100万、子どもの、大学のお祝い金でもらったんだけど。それも、きょうだい衆が、あたしだけもらって、悪いって言って、さあ、返せ、返せって言われて。それも返して、お兄さんとこへ、10万、また別のときに、あげて、きょうだい衆、何もあれで、わたしだけ、360万、実家へやったもんだから、
加藤諦三:
はい
相談者:
うん、それやらなきゃならないのかなあ?と思って。
加藤諦三:
そうすっと相談というのは、どういうことですか?、お金の・・いろいろ出入りはあったけれども、
相談者:
うん、うん
加藤諦三:
それは単に、
相談者:
うん
加藤諦三:
その場で、
相談者:
うん
加藤諦三:
やり取りしただけであって、
相談者:
はい、はい
250万は返さなきゃならないのかな?と
加藤諦三:
だから250万というのは、相続として、きちんとみんなの中で、
相談者:
うん
加藤諦三:
了解されたお金ではないんですね?
相談者:
そう・・そうそうそ、皆さんそりゃあ、分配したんだけど、6人きょうだいで250万ずつ、もらっていたんだけど、
それは預かってっていう形で受け取って・・ほんでお金がなくなったからお兄さんが・・「戻してくれ」、「返してくれ」ってそうやって言われて。
加藤諦三:
ええ
相談者:
自殺されると困るから。いつも「お金がない」「お金がない」って言ってた、兄、夫婦だったから、
加藤諦三:
ええ
相談者:
それ返す必要があるのかな?と思って、その・・
加藤諦三:
じゃあ、そ、このお金を返す必要があるのか?
相談者:
うん
加藤諦三:
はい
相談者:
ほんでお母さんに、あのお、お祝い金として息子んとこへもらった100万も、返さなきゃいけないのかなと思って。
加藤諦三:
ええ
相談者:
もう返しては、あるんだけど。
加藤諦三:
要するに、よ、あなたの言い分としては、
相談者:
はい
加藤諦三:
それを返さなきゃいけないのか?といって、いうことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、弁護士の塩谷崇之先生がいらしてんので、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
お兄さんお金返して!と言って
お兄さんに、オレ死のうかなとでも言われたらまた元に戻るしかないですな。
問題の解決をしたかったんではなく話を聞いて共感して欲しかっただけなのね
「返す必要は無い」この一言が欲しかったんですねえ。
救われてよかったね!
でも、始まりの諦三さんとのやり取りで、笑えました。
管理人さんのセンスがいいな。キーッとなった婆さんの絵が絶妙です。
ある種の人にありがちですが、言いたいことだけを話し、聞きたい言葉だけ聞く。
「ありがとう心が晴れました!」
確かに解決してますね。管理人さんの仰るとおりです。
僅かな金ほど揉める