お線香上げに来て欲しい。無邪気に聞こえる声にやっぱりあった50年来の相続問題
テレフォン人生相談 2022年7月16日 土曜日
相談者: 女69歳 夫は3年4ヶ月前に他界 娘49歳 息子46歳との3人暮らし 義理の父は50年前に他界 義理の母は2年4ヶ月前に他界 義姉と義弟がいる
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ・・もしもし?、よろしくお願いいたします。
今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですか?
相談者:
家族の方に連絡が取れなくて、今後どうしたらいいのか、どう付き合っていったらいいのか、と思いまして、お電話、いたしました。
今井通子:
あ、はい
あなたおいくつですか?
相談者:
69歳です。
今井通子:
ご主人は?
相談者:
3年、4ヶ月前に亡くなりました。
今井通子:
これは、ご病気で?
相談者:
そうです。大病だったんです。
今井通子:
はい・・で、お子さんはいらっしゃいますか?
相談者:
・・
今井通子:
ええ
相談者:
長女と長男おります。
今井通子:
ご長女はおいくつ?
相談者:
49歳です。
今井通子:
49歳、ご長男は?
相談者:
46歳です。
今井通子:
46歳、ご結婚されてます?
相談者:
いいえ、してないです。
今井通子:
お2人共独身?
相談者:
はいそうです。
今井通子:
で、同居してらしたの?
相談者:
一緒におります。
今井通子:
あ、同居してらっしゃ、
相談者:
はい
今井通子:
あ、はい
じゃ今、3人住まいなんですか?
相談者:
そうなんです。
今井通子:
はい。で?
相談者:
あ、14年9ヶ月前にあの、義理のお母さんが認知症になりまして、
今井通子:
あ、はい、ん
相談者:
2年、4ヶ月前に、亡くなりました。
今井通子:
はい
相談者:
その・・娘さんと息子さんがまだいらっしゃるんですけど、
今井通子:
あー、はい
相談者:
で、亡くなったあとに、ま、連絡しても・・連絡が取れなくってえ、
今井通子:
あの、その娘さんと、息子さんというのはちょうど・・
相談者:
あ・・
今井通子:
あなたのご主人と、ごきょうだいなわけですよね?・・そうすっと。
相談者:
え・・そうです。
今井通子:
ご主人より上か下・・えー、それと、男女教えていただけます?
相談者:
上が、長女、下が弟です。
今井通子:
そうすっと、そ、ちらのほうが・・まったく、交流がなかったんですか?
相談者:
義理のお母さんが亡くなるまでは、
今井通子:
うん
相談者:
連絡、取り合っていたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
亡くなってからは、連絡しても・・お姉さんのほうはまったく、連絡ないです。
今井通子:
はあ、は、は、はあ・・で、そのお母さんが亡くな、ったときのいろいろ、面倒を看たりなんかしたのは誰?
相談者:
・・わたしです。
今井通子:
あ、あなたなの?
相談者:
はい
今井通子:
ちょっと待って!
2年4ヶ月前に亡くなったんでしょう?
相談者:
はい
今井通子:
でも、その、3年4ヶ月前には、あなたのご主人は亡くなってんでしょ?
相談者:
はい
今井通子:
ていうことは亡くなってからの、1年間は・・
相談者:
はい
今井通子:
その、義理のお母さんの面倒はあなたが看てたってこと?
相談者:
すべて老人ホームからわたし、全部働いて・・お支払いしました。
今井通子:
じゃあ、老人ホームにいらしたのね?
相談者:
はい
今井通子:
老人ホームう、の経費は、あなたのほうで、出して、
相談者:
は、はい
今井通子:
くだすってたわけ?
相談者:
はい
今井通子:
あー、なるほど、はい
それで・・義理のお父さまはもう亡くなってんですよね?(含み笑い)
相談者:
も・・亡くなってました。
今井通子:
あ、あ、分かりました(苦笑)。
相談者:
はい
今井通子:
はい、で、経費は払った。
相談者:
はい
今井通子:
で、亡くなってから、すぐぐらいに・・ご主人のお姉さん・・
相談者:
はい
今井通子:
それから、弟さんにご連絡した?
相談者:
はい
今井通子:
え?そしたら?
相談者:
葬儀が終わったあとにもう、今回は命日だよ、とかご連絡しても、
今井通子:
はい
相談者:
全然、来てお線香もあげてもらえないし、
何度連絡しても連絡も来ないし。
今井通子:
これあの、
相談者:
もう・・
今井通子:
ご葬儀のときにはいらしたの?
相談者:
あ、来ました。
今井通子:
あ、なるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
で、そのあとはまったく連絡なし?
相談者:
はい
今井通子:
はい、で、要するに、お姉さんが行方不なの?
相談者:
いや、連絡先とかは分かりますが、
今井通子:
うん
相談者:
連絡しても出ないですし、
今井通子:
行ってもダメなの?
相談者:
行ったら、そこの、娘さん家族にご迷惑かかるかなと思いましてえ、
今井通子:
ふうーん
相談者:
はい、行かないでました。
今井通子:
・・なるほど
相談者:
はい
今井通子:
で、今日のご相談はそうすっとなんですか?
相談者:
で、その、娘さんていうか、わたしにしたら旦那の家族なんですけどもお、やっぱり、今まで通りお付き合いをして行きたいと思うんですが、
今井通子:
はい
相談者:
かぞ、くとの付き合いをどういうふうにしてったらいいのかなあと思いまして。
1人で、こう、悩んで、いつもこう・・辛い思いをしてたので、電話しました。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
で・・それってあれなんですかね?・・あなた自身が、
相談者:
はい
今井通子:
一番最初の頃にね?(苦笑)・・
相談者:
はい
今井通子:
その・・「老人ホームの、お金を一切お支払いしました」みたいなことおっしゃってたから。
相談者:
はい
今井通子:
金銭的な問題として、大変なの?
相談者:
・・
今井通子:
それとも・・その、
相談者:
今で、現在ですか?
今井通子:
うん
相談者:
あ、現在は・・あの、そんなことはないです。ただ、あの、今まで通りゅ・・に、来て、家族と来て・・家(うち)に遊びに来て欲しいな、お線香あげて欲しいなと思いまして、連絡を、してたんですけど。
今井通子:
あー、はい
相談者:
はい
今井通子:
そのお姉さんや・・弟さんとも・・
相談者:
はい
今井通子:
義理のお・・お母さんの、
相談者:
はい
今井通子:
ご遺灰とか、たぶん、あなたのとこにあるんでしょうから。
相談者:
あります。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
だからお線香あげに来ても、欲しいしみたいな、
相談者:
はい・・そうです。
今井通子:
そういうことなんですか?
相談者:
はい
今井通子:
で、そういうことで、どうしたらいいかっていうことですか?
相談者:
はい
今井通子:
分かりました。今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の、坂井眞先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
はい・・はい
(回答者に交代)
相談者が独身の娘息子と3人で暮らしてるのが気になる。
介護がらみもあるだろう、相当厳しいし。
何度書いても削除されてる意味を考えなさいよいい加減で
お線香あげに来てほしいってさ…。
自分の寂しさとか不安とかを埋めるために、故人をダシにするのはどうかと思う。
それと、坂井先生のアドバイスに対して「わかりました」しか返さないことに違和感。
そんなことわかってんだよ!っていう意味ですよね。
目の前の問題を解決せず、悲しい気持ちに寄り添ってほしいというエゴが滲み出てたかなと感じました。
相手の立場からしたら母親が分けると言っていた本家の土地をしれっと自分のものにして暮らしてる兄嫁と交際したいわけないですよね…
母親を世話してもらった負い目もあって事を荒立てず引き下がったんでしょうけど。
さすがに厚かましい。
家族の方と・・・という表現をしていたが
家族というより親戚ですよね。
しかも亡き夫の親族。
よほど趣味が合うとか気が合うのでない限り
積極的に付き合いたいと思うものでしょうかね。