ハンデに頼る弱者戦略。吃音の息子をカミングアウトで守ろうする母親に待った!

テレフォン人生相談 2022年9月29日 木曜日

心無い仕打ちに耐えられないのは息子くんというよりママ。
ハンデを持たせてしまった自責の念。
息子を庇うことは自分を庇うこと。

ストレスフルな演じるノン気。

 

今日と同じ三石女史。

ペースメーカー埋めた中3息子に恐々の母親。身体の管理はもう自分でやらせなさい

 

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女39歳 夫48歳 息子6歳(小1)

柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
今日はどんなご相談ですか?

相談者:
と、小学校1年生の息子の、吃音に伴う学校生活について。

柴田理恵:
えっと、あなたは今おいくつですか?

相談者:
39歳

柴田理恵:
ご主人は、おいくつですか?

相談者:
48歳

柴田理恵:
お子さんは、し・・その小い・・

相談者:
6歳の、小学校1年生です。

柴田理恵:
吃音ん、の・・を、お持ちなんですね?、吃・・

相談者:
はい、2歳頃から、もう

柴田理恵:
はい

相談者:
ちょくちょく出だして。

柴田理恵:
はい

相談者:
で、一応、相談相談とかには行ってるんですけどお。

柴田理恵:
はい

相談者:
ま、そのうち治るだろうていうことだったんですけど、やっぱ治らずに、

柴田理恵:
うん

相談者:
つい、1年前ぐらいに専門のSTの先生に、

柴田理恵:
はい

相談者:
ま、月に、2回ぐらい、受診してるような形です。
学校生活が、最初は、良かったんですよ。楽しそうに、行ってたんですけど。

柴田理恵:
はい

相談者:
最近になって、お友だちい、との、コミュニケーションがなかなか難しかったり。
お友だちとお昼休みに、遊べなかったり、1人に、なる時間が多くなったり。

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
あと、女の子お、から・・嫌な言葉を言われたり。

柴田理恵:
あーあ

相談者:
ま・・最近、こ、真似・・その、吃音の症状の真似をする子が出て来たり?

柴田理恵:
あーあ、はい

相談者:
あるみたいで。

柴田理恵:
はい

相談者:
「学校に行きたくない」とは言わないんですけど。

柴田理恵:
はい

相談者:
「そういうことが、あるんだよね」みたいな感じで日常の・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
あの、話の中で出て来て。

柴田理恵:
うん

相談者:
で、先日、あの、連絡帳のほうに書かせてもらって、先生のほうからお話があったんですよ。その、女の子から
「キモい」とか・・

柴田理恵:
はい

相談者:
「喋ったら、命がなくなる」とか、なんか言われたみたいで。

柴田理恵:
なんだそりゃ・・酷いですね。

相談者:
で・・「それを連絡帳に書い、てもいーい?」って

柴田理恵:
うん

相談者:
本人に訊いたら「うん、いいよ」って言うから、

柴田理恵:
うん

相談者:
渡したんですけど。

柴田理恵:
うん

相談者:
た、先生がやっぱり、呼びますよね?本人を。

柴田理恵:
うん、んうん、うん

相談者:
で、そのときに、文の組み立てが、上手にできない、ので、

柴田理恵:
うん

相談者:
その説明が・・本人的に、苦痛だったんでしょうね?
ま、先生も・・電話も掛かって来て、「こういうふうに、お話して、こういうふうに、当事者たちにもお伝えしてます」

柴田理恵:
うん

相談者:
ん、で、「みんなにも、固有名詞は分からないようにして、『嫌な言葉は言わないようにしましょう』っていうのを」

柴田理恵:
うん・・うん

相談者:
「共有しました」とは、

柴田理恵:
うん

相談者:
おっしゃっていただいたんですけど。

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、そういう感じでやっぱ、ちょくちょくあるみたいですね、で・・

柴田理恵:
可哀想だねえ・・

相談者:
「学校ではどう、なの?」みたいに訊くとやっぱ・・あ、ちょっと暗い感じみたい、ですね。

柴田理恵:
お友だち、も、なかなかできないし?

相談者:
ん、最初は良かったけど。

柴田理恵:
うん・・うん

相談者:
たぶん、お友だちも、こう、気づいて来る、じゃないですか?

柴田理恵:
はい、はい

相談者:
なんかそういうので、難しくなって、行ったんでしょうね。

柴田理恵:
うーん

相談者:
幼稚園のときも、

柴田理恵:
うーん

相談者:
お友だちは1人しかいなかったっていうような・・

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
タイプ、だったんですよ。

柴田理恵:
うん、うん、うん

相談者:
ねえ?やっぱ、学校で、1、2年生んときとかは明るくて、こう・・

柴田理恵:
うん

相談者:
そういう子がどうしても目立っちゃう、と思うんですよね?

柴田理恵:
うん

相談者:
自分の時代からも考えても。

柴田理恵:
うーん

相談者:
「1人でも図書館に行ったり、したら、いいんじゃなあい?」ていうようなお話はしてて。

柴田理恵:
うん

相談者:
あと、自分で、もし、嫌なこと言われたら、セリフを考えて言うのは、

柴田理恵:
うん

相談者:
全然、吃音が出ないんですよ。

柴田理恵:
うん

相談者:
「そういうこと言われたら『やめて』とか」

柴田理恵:
うん

相談者:
「『そういうこと言わないで』っていうのは自分からちゃんと言わなきゃだよ」っていう、ふうにお話してる、うんですけど。

柴田理恵:
うーん、うん、うん、そういうときは、吃音が

相談者:
なかなかこう・・うん

柴田理恵:
出、出ないんですか?

相談者:
そうですね、もう、ほんとに酷いわけじゃないんですよねえ。

柴田理恵:
あー

相談者:
だから発表とかでは、たぶん出ないんですよ。

柴田理恵:
あー、なるほど。

相談者:
はい、はい。発表とか、

柴田理恵:
うん

相談者:
あと音読も、一応、家でも結構練習もしてるし、

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
習い事、でも、音読も結構するのもあって、すごく上手に、読めるんですよ、

柴田理恵:
うん

相談者:
決まった文章は。

柴田理恵:
うん、うん、うん

相談者:
でも、説明をしたりとか、考えながら言葉をこう・・

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
コミュニケーションとりながら話すっていう、文の組み立てが・・たぶん、苦手なんですよね。

柴田理恵:
うーん

相談者:
いっぱい文が、多分、頭に浮かんじゃって、どれをチョイスすればいいのか・・分からない・・感じな・・

柴田理恵:
す・・それはでも、もう・・我々でもそうですもんね?
分からなくなったり、こう・・言い淀むと言いますか。

相談者:
うん、うん、ありますよね。

柴田理恵:
そうふうに、なりますもんね?、うーん

相談者:
はい
先生が、質問したことに、

柴田理恵:
うん

相談者:
対しても、

柴田理恵:
うん

相談者:
たぶん、的を得た解答を、

柴田理恵:
うん

相談者:
得るまでに先生も時間が掛かる・・と思うんですよ、あたしも・・家で話しててもそうなんですけど。

柴田理恵:
はい

相談者:
単刀直入に答えがパンって返って来るタイプ、じゃないんですよね。

柴田理恵:
はい、はい、はい・・うん

相談者:
よく、喋るのもあって。
だから、そういうときに、わたしが先生のほう、に、先日・・本人とも相談して、

柴田理恵:
はい

相談者:
真似されるようなことは、やっぱり・・おかしなことだから、

柴田理恵:
うん

相談者:
嫌な体験を増やして、

柴田理恵:
ふん

相談者:
ほしくないていうのが親としてあって。
それだったら、も、カミングアウトして、

柴田理恵:
うん

相談者:
みんなに、この、状況を分かってもらって・・

柴田理恵:
うん

相談者:
「こういう、喋り方は・・わざとでもないし、」

柴田理恵:
うん

相談者:
もう、「その子の特徴」?、「だよ」っていうのを、言ってもら・・ったほうが、いいかなあ?と思って、やっぱり、ねえ?、そういうのって・・

柴田理恵:
うん、うん、うん

相談者:
無知、経験とかあ・・情報とかないところから、からかいって始まる、なあと思って。

柴田理恵:
はい・・はい・・はい

相談者:
そういうふうにカミングアウトをしてもら、うように、お願いしたんですけど。

柴田理恵:
うん

相談者:
あたし、あ、あとほかになんか、子どもに対して、学校に対して、なんか、どういう対応・・何かあったときにどういう対応をして行けば、親としていいかなあ?と思って。

柴田理恵:
うん

相談者:
その辺の相談ですね。

柴田理恵:
はあああ

相談者:
今日

柴田理恵:
分かりました。
じゃあ、あの、先生に訊いてみましょう。
今日の回答者の先生は、三石メソード主宰、作家で翻訳家の、三石由起子先生です。
先生お願いします。

(回答者に交代)

「ハンデに頼る弱者戦略。吃音の息子をカミングアウトで守ろうする母親に待った!」への8件のフィードバック

  1. 毎日日記を書くこと、大人にも役立つことだと改めて考えさせられました。

    一朝一夕で変われることではないけれど、少しずつ積み上げたものは絶対自分の力になっていくもの。
    自身を持って、カッコいい人になって!
    おばちゃんも(←他人だけど)、遠くから応援してる!!

  2. 弟が吃音ですが親が心配して専門家に見せたところ
    頭が良すぎて喋りたいことが一気にあふれる結果どもると言われました。
    弟は今も吃音ですが堅実な勤め人になり家庭も持ち幸せに暮らしています。
    病気というより個性。明るく吃音と付き合ってみてはいかがでしょうか。

  3. テレ相初心者なので、三石先生は世間を知ってるキレもののオバちゃんだと思ってたのですが、こういう専門性のある聡明な女性であると知ることができて良かったです。

  4. 三石先生の登場を心待ちにしています。
    「母親は呑気にしているのがいい」なんと元気が湧き出る言葉でしょう。親は我が子の事になると深刻に考え込んでしまいますが、どんなアドバイスよりも心が軽くなりますね!いつもすぐに実践出来る事ばかりで構えていた心がほぐれます。
    ご自身の経験により生み出された気の利いた言葉達。さすが人の心の機微を良く知ってらっしゃる。やっぱり人は言葉で励まされて言葉で癒されますからね。

  5. 私の6歳のこどももハンデがありますが(普段は目に見えないタイプの)、主治医の先生が「言わなくていい。言うと、変に限界を作って押し付けてくる人が出てくるから、黙ってた方がいい。この子の可能性を伸ばすためにも。」と言ってくれて、そうしてます。
    担任の先生にだけは、まだ小さいので、治療薬の副作用の関係で、伝えてありますが。
    いろいろ調べると、「周りに言ってうまくいってる。」とか、「周りに言わなくてうまくいかなかったから、言えばよかったと後悔してる。」という意見もあったんですが、軽い場合は本人に乗り越えさせる方が、将来のことを考えてもいいかと判断しました。
    大人になって、会う人ごとにいちいち自分のことを説明する訳にいきません。その場で、うまくごまかす技術、うまく嘘をつく機転、下手に傷つけられないためにも慎重に人を判断する姿勢などが必要で、それはこどもの時から世間にもまれて身につけた方がいいのではと思いました。(程度の問題はありますが。)
    こどもの仲良しのお母さんにも言ってません。話が漏れて、将来、就職とかで不利益をこうむるといけないからです。
    今回、「こどもを守るためにあえて言わないとか、嘘をつくとかって大事なことだな」と改めて思いました。

  6. リアルタイムで聞いてて、三石御大の言葉の力に圧倒された
    御大、もう名実ともに小説家じゃなく教育者だよなあ
    もっとも、処世術的な「生きる知恵」「世間知」寄りの人なので、心理系の加藤・大原両先生とは食いつきが悪いのも致し方ないけど

    障害理解は大人でも難しい、まして子どもは率直で時に残酷だ
    今は学校の先生からそれとなく言ってもらうくらいで十分で、小1に理屈を説いて合理的配慮を求めてもあまり効果はないと思う
    むしろ、「上手な切り返し方、受け流し方」を身につけておいた方が、息子さんのためにも周りのためにもいいと思う
    だいたい、小1の人間関係なんて、小3小4になったら全然変わってくるし、必要以上に今の環境を気にされることはない

    何より、相談者はきちんと対応されてると思う
    学校でもきちんと先生に伝えるべきことは伝えてるし、息子さんも言語聴覚士さんにかかって専門的な療育を受けさせてる
    つなぐべき専門機関に適切に情報共有されておられる印象

    そこまでやってるのだから、あとは「可哀相だから」という思いを少しセーブすることだと思う
    「子供を弱者にする発想」とは三石御大も刺激的な物言いだけど、実際に先回りしすぎて、本人ができるはずのこともできなくなったり、自立心が育たなかったりなんて話もよく実際に見聞きする
    息子さんが求めてるのも、お母さんの「でも大丈夫だよ」って前向きな言葉だろうしね

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