入って2日目で先輩を超えてしまうアタシ。古参に嫌われて仕事が長続きしません
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
お世話になります。
大原敬子:
大変ですね。
相談者:
はい
大原敬子:
今ね
相談者:
はい
大原敬子:
加藤先生とのお話を聞いていて。
相談者:
はい
大原敬子:
ほんとに素直にあなたおっしゃってるのは、
相談者:
はい
大原敬子:
「いや、相手の顔色分かりますよ」って言ってましたね?
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
それと、
相談者:
はい
大原敬子:
先ほどの、ご両親の話など聞きますとね?
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
あなたが身につけた物は・・
相談者:
はい
大原敬子:
表面的に・・その場を、うまく取り繕う方法を、
相談者:
あ、はい
大原敬子:
あなたは身につけたんじゃないかな?と思うんです。
相談者:
あー、はい、そうだと思います。
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
ですから、ほとんどが、1年から2年っていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
表面的に取り繕って行くと、
相談者:
はい
大原敬子:
そのままできるんです。でも、
相談者:
はい
大原敬子:
深さはないですよね?
相談者:
あー、そうですね、はい
大原敬子:
ね?・・ですから、
相談者:
はい
大原敬子:
その間にいじめがあります。
相談者:
はい
大原敬子:
そうするとあなた自身が・・
相談者:
はい
大原敬子:
ほんとに好きな物じゃないですから。
相談者:
はい
大原敬子:
「もういいわ」って辞めてしまう。
相談者:
あ・・はい
大原敬子:
そこにはあなたが、ほんとに求めてる物がなかったんですね。
相談者:
あ・・はい
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
表面的取り繕うタイプっていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
1、2年は職場が新鮮なんです。
相談者:
あ・・はい
大原敬子:
ですけど、そのあとは、「なあんだ、みんなこんなレベル」に見えちゃうんですね。
相談者:
あっ、あ、そうだと思います、はい
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
だけど・・「こんなレベルで?、じゃあ、わたし辞めるわ」、て、辞めてしまってるんです。
相談者:
あ・・はい
大原敬子:
でも、その「辞めるわ」っていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
ご両親から描いたあなたの怒りの感情ですよね?
相談者:
・・ああ
大原敬子:
今まで出してないでしょう?、ですから、あなたの一番これから学ぶことは、
相談者:
はい
大原敬子:
自分が、1、2年で辞めてしまう。この、「辞めようかな」って飽きっぽい性格ですよね?
この、人間関係の、体験をですね・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが、知恵として生きたら・・もっと違うと思うんですね?
相談者:
はい
大原敬子:
今から振り返ってみて、あの職場、
相談者:
はい
大原敬子:
「もうちょっと、うまくやったら・・」
相談者:
あ
大原敬子:
「あの職場のほうが良かったな」ってのありませんか?
相談者:
あります。
大原敬子:
それが生きる知恵です。
相談者:
・・あー
大原敬子:
今日からね?・・
相談者:
はい
大原敬子:
新しく、職場に行きますね?
相談者:
はい
大原敬子:
そこを、わたしの経験は・・
相談者:
はい
大原敬子:
表面的に、さらっとうまく、取り繕う自分の性格を意識することなんですよ。
相談者:
あ・・ああ
大原敬子:
そうすっとね?
相談者:
はい
大原敬子:
あたしは、仕事ができるんじゃなくって、表面的に、短期決戦なら強いっていう、このわたしは・・
相談者:
はい
大原敬子:
これから、この年齢を考えたときに、長期で働きたいためには、
相談者:
はい
大原敬子:
この職場が好き嫌いは抜きとして、
相談者:
はい
大原敬子:
表面的に・・取り繕おうという性格をやめようってことです。
相談者:
あっ、はい
大原敬子:
ですから・・今まであなたがやってたこと、これ、例えばですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが、えーと、リンゴを売ってたとします。リンゴ売りさん。
でね?
相談者:
はい
大原敬子:
職場でいっぱいいるんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
このリンゴはね?
相談者:
はい
大原敬子:
値段はいくらですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
品質はこうですよっての、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは、一番早く覚えちゃうんです。
相談者:
あはい・・はい
大原敬子:
それ、一番早く覚えるところにあなたは・・自分の、承認欲求・・みんなが、「すごい今回の新人は」、と、思われたい、エネルギーが、覚えてるんです。
相談者:
あ、それはあります。
大原敬子:
ありますか?
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっとそれがね?、半年ぐらいいいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、1年ぐらい経つと、今度は、来るお客さまも、
相談者:
はい
大原敬子:
みんな、親しくなりますね?
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっと、そのエネルギーがなくなっちゃうんです。
相談者:
あー
大原敬子:
売るエネルギーもないし。
相談者:
はい
大原敬子:
もう、リンゴも全部覚えちゃったから。
相談者:
はい
大原敬子:
つまり、すべてが・・
相談者:
はい
大原敬子:
自分の中では、
相談者:
はい
大原敬子:
刺激のない、職場になってしまうんです。
相談者:
あ・・はい
大原敬子:
でも、本当にあなたがね?
相談者:
はい
大原敬子:
これから先・・黄金を掴むならば・・
相談者:
はい
大原敬子:
リンゴでも、このリンゴは、いつも午前中に来る、あのオバさんが好きなんだとか。
相談者:
・・はい
大原敬子:
深く、深く・・
相談者:
はい
大原敬子:
要するにデータを取ってるはずなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それが考える力なんです。
相談者:
・・あー
大原敬子:
そうすっとね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが職場でね?
相談者:
はい
大原敬子:
果物売ったときにも、
相談者:
はい
大原敬子:
「あの人はね」って文句言えなくなるんです。
なぜならば・・
相談者:
はい
大原敬子:
「いや、あの方はね?、雨の日には来ませんよ」とか、人が分からない情報をあなたが全部覚えてるんですねえ。
相談者:
はい、はい
大原敬子:
そうすると、
相談者:
はい
大原敬子:
いじめはないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
これを一目、あなたを・・置いている。
相談者:
あーあ
大原敬子:
非常、に細かなデータも分かってることが、仕事なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
表面的にやってしまうと、
相談者:
はい
大原敬子:
最後は、あなたが変わっても、新人が変わってもいらないんです。
相談者:
・・あー
大原敬子:
上司なんかは・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが、それデータを知ってた場合にはですねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
いや・・「彼女が辞めたら困る」と・・
相談者:
はい
大原敬子:
「もう、わたし達の右腕になってるんだ」、という、力は・・
相談者:
はい
大原敬子:
なんでもかんでも知ってるんではなくって。
相談者:
はい
大原敬子:
自分が与えられた仕事を、深く・・
相談者:
はい
大原敬子:
しっかりとデータを取ることなんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
先の深さが分からなかった、あなた。
相談者:
・・あー、はい!・・ありがとうございます。
大原敬子:
どうですか?
相談者:
はい
大原敬子:
みなさん職場でね?、いじめに遭うっていう方の・・
相談者:
はい
大原敬子:
大多数は、みんな最初は一生懸命やってるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、職場も・・相手も、あなた見ています。
相談者:
あ・・そうですね。
大原敬子:
すと、1年経っても、2年経っても・・
相談者:
はい
大原敬子:
薄く浅く知ってる人だったら・・
相談者:
はい
大原敬子:
「調子がいい」になるわけですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると「いいわ、言わなくて」って軽くなっちゃうんです。
相談者:
あーあ・・
大原敬子:
ですから、それをいじめと取るか、どうか知りませんけれども。
相談者:
あはい
大原敬子:
要するに仕事っていう物は・・
相談者:
はい
大原敬子:
まずは、浅く広く覚えるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
次は、自分の与えられた分野ですねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
物を今度は、深く覚える。
相談者:
はい
大原敬子:
深く覚えたら、これを自分の物にするんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
そのときには、どんなに職場で、あなたに、例えば・・お食事でも誘ってなくっても、
相談者:
はい
大原敬子:
3年も経ったときに、あなたの存在が揺るぎない存在になってるんです。
相談者:
あーあ
大原敬子:
それを一目置くっていうんです。
相談者:
はい、あーあ
大原敬子:
まとめますとね?
相談者:
はい
大原敬子:
「なんで、わたしはこうに、1年、2年辞めてしまうでしょう?」っていうのは、まずは、ほんとに好きではなかったこと。
相談者:
はい
大原敬子:
生きる目的が分からなかった。
相談者:
はい
大原敬子:
で、怒りがありました。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、すごく、「自分はできるな」と思うと、ぞんざいになってしまう自分がいるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それ全部幼児期の、両親の関係だと思います。
相談者:
あっ・・
大原敬子:
ただし・・
相談者:
あっ、はい
大原敬子:
これだけ素直になりましたらね?
相談者:
はい
大原敬子:
今回の職場から・・
相談者:
はい
大原敬子:
もう、前の職場全部捨てる。
相談者:
はい
大原敬子:
「あのときの会社はこうだって云々」。比較はしない。
で、
相談者:
はい
大原敬子:
ここで「わたしは・・」
相談者:
はい
大原敬子:
「最低3年はいる」と。
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
そのときに、最初の基礎は全部覚えること。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの、力です。
相談者:
はい
大原敬子:
それは今まで、つつ、あなたが培ってきた能力です。
相談者:
はい
大原敬子:
つきに欠けているのは・・
相談者:
はい
大原敬子:
深く・・自分が、
相談者:
あっ!、深く、はい
大原敬子:
してなかったことです。
相談者:
はい
大原敬子:
それさえ深ければ・・
相談者:
はい
大原敬子:
あなた・・きっと・・いい、仕事しますよ?
相談者:
・・あー、そうですか。
大原敬子:
とってもご自分をよく知ってらっしゃる。
相談者:
あ、そうですか。
大原敬子:
うん!
相談者:
ありがとうございます。
大原敬子:
じゃあ、頑張ってください。
相談者:
はい、ありがとうございます。
大原敬子:
加藤先生に代わりますね。
(再びパーソナリティ)
すぐに覚えてスピーディーな新人さんは
直属の先輩からしたら手がかからなくてありがたい存在だと思うのだが。
というか1年くらいしか在籍していなくて仕事が出来る人も何も評価しようがないと思うのだが・・・。
大原先生の話を聞いていて、一通りの仕事の流れは早く覚えてくれたけど、何も考えないでやる元同僚を思い出した。ちゃんとそこにいるし作業もやってるのにちぐはぐで、一番近くにいた私は大変消耗した辛い日々だったなあ・・・。
あと話を聞いていてこの人の中に勝ち負けにこだわる性質があり
それが人を刺激するのではと思った。
「黄金を掴むためには」ってカッコいい表現でしたね
相談者はかなり心に響いた様子でしたね。
大原先生、分析とアドバイスすごいです。
まだまだ活躍してください。
今までどんな仕事をしてきたのかな。そこがわかると相談者の人となりがもっとわかるような気がする。数分の電話相談では、そこまで掘り下げないのかな。
今まで採用面接をしてきたけれど「自信があります」「営業で一位を取ります」「能力あるので給与あげてください」と言う人ほど仕事できません。
数字で営業ができていないのが分かってもいいお客さんに当たらない、◯◯がダメだなど他責にして自分は仕事できると信じてる。
仕事って工場のライン作業などの機会相手の単純作業ではない限りすぐに仕事できることはないよ。
ASD気質で周りは迷惑してるんだろうなと予想してしまいました。
相談者さんの仕事は少なくとも営業じゃないよ。
管理人さんのおにぎりコメントに笑ってしまいした。ゴマをすったりするのも超高速回転で並ぶ者はいないかもしれませんね。
そういう職場だと、相談者自身がだいたいわかってて就職してると思う。いやなら、もっとハイレベルな職場に挑戦するか、仕事出来ない人のふりして教えを乞う。職場ってつくづく仕事以外のことでなりたってるなと思う。