兄に聞けない遺産分割、あれやこれや相談後に「知り合いに3人弁護士がいます」

(回答者に交代)

中川潤:
こんにちはあ、中川です。

相談者:
はい・・よろしくお願いします。

中川潤:
お兄さんとは今、実質的には、疎遠っていうか・・

相談者:
そうですね、疎遠っていっても・・

中川潤:
うん

相談者:
喧嘩するっていうわけじゃないけど。

中川潤:
うん

相談者:
苦手な、兄だから、

中川潤:
うん

相談者:
半年に一遍・・
「母親の調子はどう?」とか・・

中川潤:
うん

相談者:
わたしが、

中川潤:
うん

相談者:
入院先に、お見舞いに行ったりっていう形、ですね。

中川潤:
あなた、ほら、そんときには、お兄さんとこには泊まるわけ?

相談者:
泊まらないんです。

中川潤:
あー、泊まる・・

相談者:
でも、母親の・・

中川潤:
うん

相談者:
家に泊まるんですけど。家も、変な話、ねずみが入ったとか言って(苦笑)。

中川潤:
うん

相談者:
ちょっと不衛生だから入れないんです。
泊まるとこがないんだけど・・

中川潤:
うん

相談者:
兄のところには泊まれないんです。

中川潤:
あ、お母さんとお兄さんは一緒に暮らしてたわけじゃなくて、

相談者:
じゃないです、

中川潤:
お母さまが、住んでるのは、元々の実家・・

相談者:
そうです。そ・・

中川潤:
ご実家に・・お1人で・・

相談者:
うん・・そう、1人で住んでいて。

中川潤:
うん、ということなのね?

相談者:
で、ある日わたしんとこに電話が掛かって来て。

中川潤:
あー、はい

相談者:
なんか、もごもご言ってるから、「どうしたの?」って言ったら、

中川潤:
はい

相談者:
脳梗塞で、ちょうど発作起きてるときで、

中川潤:
はい

相談者:
あたしが親戚に電話をして、

中川潤:
はい

相談者:
「うちの花親が、変なんだけど」

中川潤:
はい

相談者:
「見てもらえない?」って言ったら、

中川潤:
はい

相談者:
脳梗そ、くで、そこから入院して、

中川潤:
はい、はい

相談者:
老人ホームに入ったっていう形です。うん、はい

中川潤:
なるほど。そうすっとその、ご実家はまだ残ってるわけですね?

相談者:
はい。それが、

中川潤:
うん

相談者:
うちの母親の名義になってるの、あ、遺産分割・・

中川潤:
あー、名義になってるのね?

相談者:
協議書で、うちのその母親の、母屋が2千万円?

中川潤:
はい、はい、はい、はい
そうすっとね?、ちょっとドライな話し方になるんだけども。

相談者:
はい

中川潤:
遺産分割のお話をする、前提としてね?

相談者:
はい

中川潤:
ま、仮に例えば弁護士に相談するにしてもなんにしても・・

相談者:
はい

中川潤:
そもそもお母さんの遺産っていうのは、あるのかないのか、あるとしても、どういう形であるのかが分からんと、

相談者:
はい

中川潤:
どないも、しょうがないわけですけども。

相談者:
それは、遺産分割書で、いろいろ、ここはあなた、ここは、誰々っていうふうなところで、

中川潤:
うん

相談者:
うちの母親が母屋と、

中川潤:
うん・・うん

相談者:
その庭をもらったのは、

中川潤:
うん

相談者:
その遺産分割書の、文字に書いてあるっていうか・・

中川潤:
じゃ、はっきりしてるわけだな。

相談者:
はっきりしてる。

中川潤:
はい

相談者:
その時点ではね?

中川潤:
その・・

相談者:
それから、うちの母親が入院してから、

中川潤:
はい

相談者:
母屋を、うちの、兄の名義にしたかどうかは、でもそれ勝手にできないですよね?例えば・・兄の名義に・・

中川潤:
勝手にはできないけれども。

相談者:
うん

中川潤:
お母さんが了解すればできることだから、ちょっと確かめたほうがいいのは・・

相談者:
はい

中川潤:
遺産分割協議書の写しやなんか、お手元にあるの?

相談者:
捨てちゃいました。

中川潤:
え?!

相談者:
だって(苦笑)、そんな、簡単に捨てられる?、と思うんだけど、捨てちゃったんです。

中川潤:
あーそ

相談者:
もう、はい

中川潤:
でもあなたの元々の、生まれ育った実家なわけでしょ?

相談者:
はい

中川潤:
だから、ところ番地は分かるじゃないですか。

相談者:
はい

中川潤:
そうするとね?

相談者:

中川潤:
登記簿謄本、昔風に言うと、今、ま、現在事項証明っていうんだけども。

相談者:
はい

中川潤:
謄本・・

相談者:
はい

中川潤:
ね?、あなたの、元々の実家の、

相談者:
はい

中川潤:
お母さん名義で、あったはずの・・

相談者:
はい

中川潤:
その実家の謄本は・・

相談者:
はい

中川潤:
取って確認されたほうがいいです。

相談者:
どういう形で確認すれ・・

中川潤:
あの法務局へ行けば・・

相談者:
はい

中川潤:
今・・ほとんど、フルカバーだと思うんですけど。

相談者:
はい

中川潤:
オンラインになってますので。

相談者:
はい

中川潤:
地方の、法務局行かなくても、地方の謄本を取ることは可能なんですよ。

相談者:
あー、はい

中川潤:
だから、その謄本を・・

相談者:
はい

中川潤:
取ってみるんですよ。ほいで・・

相談者:
うん

中川潤:
登記簿の謄本っていうのは、これはね?、利害関係、関係なしに、一般に開示してるもんですから。

相談者:
はい

中川潤:
誰でも取れるのね?

相談者:
はい

中川潤:
だから・・お母さんの名義のままかどうか

相談者:
はい・・はい

中川潤:
は、まず、念の為に確認はされたほうがいいです。

相談者:
はい、分かりました。

中川潤:
うん。それで変なことしてなければ・・

相談者:
うん

中川潤:
少なくとも最低限はお母さんの、実家の不動産はあるわけですから。

相談者:
はい

中川潤:
それ・・と、あと、お母さんの・・

相談者:
はい

中川潤:
預貯金がどうなってたの?と・・

相談者:
あん、はい、はい

中川潤:
いう、問題が、実はあるわけですよね?

相談者:
はい

中川潤:
で、それはでもねえ

相談者:
はい・・はい

中川潤:
お父さまのときだって遺産分割やってるわけでしょう?

相談者:
やってるんです。

中川潤:
ね?

相談者:
それが、

中川潤:
そ・・

相談者:
もう1年経ってるの

中川潤:
うん

相談者:
やらないのは不思議だなと思って、

中川潤:
うん。だから不思議だから・・

相談者:
&#△%

中川潤:
謄本は確認したほうがいいって、言ってんのは、ま、それもあっては言ってんだけども。

相談者:
あー、はい

中川潤:
うん

相談者:
はい

中川潤:
んで・・あなた、「浅ましいからなんとか」っておっしゃるんだけれども。

相談者:
もらいたいんです。ほんと&#△%・・

中川潤:
いやいや、だって、自分の生活の問題もあるわけだから。

相談者:
んそう

中川潤:
そうでしょう?

相談者:
現実に・・はい

中川潤:
だからお兄さんに・・

相談者:
はい

中川潤:
まずもってあなたのほうから、

相談者:
はい

中川潤:
お母さんが亡くなってもう1年も経つわけで。

相談者:
はい

中川潤:
「お母さんの、その遺産分割の話はどうなってるの?」、て、いうことはお訊・・

相談者:
それが訊ければいいけど、訊けないんです。

中川潤:
う(苦笑)、訊けないっていうん・・

相談者:
なんか、ドキドキしちゃって&#△%

中川潤:
あ、そうなの?、まずやっぱり、ぶつかってみることですよ。

相談者:
はい

中川潤:
ね。

相談者:
じゃあ、勇気をしぼって、もし、それを伝えて、

中川潤:
はい

相談者:
その結果あ、が、例えば、「母親の」、

中川潤:
うん

相談者:
その、「母屋を、自分の名義に変えたんだよ」って言われたら、どうしたらいいの?

中川潤:
いや、だからねえ?
言う前にまずねえ、その母屋の・・

相談者:
うん

中川潤:
謄本は、

相談者:
はい

中川潤:
取って。

相談者:
はい

中川潤:
確認をしてくださいな。

相談者:
はい・・分かりました。

中川潤:
ね?

相談者:
はい

中川潤:
で、そこで、でも、名義は変わっちゃってるようだったら、

相談者:
はい

中川潤:
「なんじゃこれは?」っていう話になるわけで。

相談者:
はい

中川潤:
ただ名義は変わっておってもですよ?

相談者:
はい

中川潤:
何も遺言みたいな物がなければ・・

相談者:
はい

中川潤:
生前にもらった財産・・

相談者:
はい

中川潤:
ていうのを、組み戻して。

相談者:
はい

中川潤:
相続分を計算すると・・いう問題もありますので。

相談者:
はあ

中川潤:
ほでね?

相談者:
はい

中川潤:
最終的には、あなた、今、お話してて思うんだけども。

相談者:
はい

中川潤:
名義は仮にお母さんのままで、あったとしても、

相談者:
はい

中川潤:
お兄さんの対応が・・

相談者:
はい

中川潤:
相当厳しいことが予想されるのであれば、

相談者:
は、はい

中川潤:
やっぱり弁護士、

相談者:
うん

中川潤:
を、

相談者:
え?

中川潤:
あなた側で、

相談者:
はい

中川潤:
お願いになると。

相談者:
はい

中川潤:
ほいでほかの物お、が、あるのかないのかは、実際、折衝なのか調停なのか、

相談者:
はい

中川潤:
という場で、明らかにしてもらう。

相談者:
はい、だから・・

中川潤:
&#△

相談者:
母親がまだ入院してるっていうか、

中川潤:
はい

相談者:
ちょっと養老院にいるときに時々行くと、

中川潤:
はい

相談者:
「わしは、お金ないよ」とか言っちゃって(苦笑)。

中川潤:
はい

相談者:
そいで、「わたしの、貯金とか、年金、に、含まれる、銀行関係は、兄が管理してるから」って言ってました。はい

中川潤:
はい、はい、はい
だったら、お兄さんが把握してるはずなので、

相談者:
はい

中川潤:
それを明らかにしてもらう必要があるわけですよ。

相談者:
はい

中川潤:
だけど、その明らかにさせるについては、

相談者:
はい

中川潤:
今の・・お話の雰囲気を聞いてると、

相談者:
はい

中川潤:
なかなかあ、あなたが言って、詳らかになるっていう、レベルの話ではないように思うので。

相談者:
はい、そうです。

中川潤:
やはり弁護士・・を、頼むと・・

相談者:
はい

中川潤:
いうことを考えなきゃしょうがないと思うんです。

相談者:
弁護士さんに相談に、するにしても、最初に、お金、いっぱい掛かりますよね?きっと。

中川潤:
弁護士と、費用って、一般的には・・スタートんときの着手金。

相談者:
はい

中川潤:
それから・・それなりの、結果、が、出たとき、に、

相談者:
うん

中川潤:
あなたが得られた利益の中の、何%っていうね?

相談者:
はい

中川潤:
報酬っていう、そういう、形での、費用、の、掛かり方が普通ですので。

相談者:
はい

中川潤:
だから・・あなたのほうで・・どなたかやっぱり、その弁護士を探して。

相談者:
はい

中川潤:
できれば、あなた、お、お付き合いのお、ある中でね?

相談者:
はい

中川潤:
どなたか、お知り合いで、「誰か知らない?」っていうことで。

相談者:
弁護士さんですか?

中川潤:
そうです、そうです。

相談者:
弁護士さんは、いっぱい、あの友だちの、ご主人、様が、弁護士さんの人はたくさん、いるし。

中川潤:
あ、いるの?

相談者:
いっぱいつっても言っても3人ですね。

中川潤:
3人いれば十分ですよ。
どなたかね?、心安そうな人に、

相談者:
はい

中川潤:
ちょっと、「ご主人に相談したいんだけども」つって・・

相談者:
はい

中川潤:
事分けてまず相談してごらんなさい?

相談者:
はい

中川潤:
そういう関係の中での相談だったら・・

相談者:
はい

中川潤:
状況も分かってくだすって、

相談者:
はい

中川潤:
かかるコストについても・・

相談者:
はい

中川潤:
それなりに、配慮をして。

相談者:
あー、そうか。はい

中川潤:
考えてくれるじゃないですか。

相談者:
はい

中川潤:
ね?、そういうアドバイザーをまず、見つけなさい。

相談者:
分かりました。親身になってくれ、そうな、

中川潤:
そうです。

相談者:
その・・

中川潤:
その方に、だったらもう、早めに相談をして。

相談者:
はい

中川潤:
今申し上げたね?

相談者:
はい

中川潤:
謄本を取ってみるっていうところから・・

相談者:
はい

中川潤:
相談乗ってもらってごらん?

相談者:
じゃあ、弁護士さんに相談して、

中川潤:
うん

相談者:
わたしが、兄にそういうことの主張はしてもいいんですよね?

中川潤:
そう、いいんです、いいだよ、

相談者:
そうか

中川潤:
きちんとしなきゃいけないことなんだから、むしろ。

相談者:
良かった。うーん

中川潤:
はい・・いいですか?

相談者:
&#△、はい

中川潤:
はい、ちょっと加藤先生と交代しまあす。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

「兄に聞けない遺産分割、あれやこれや相談後に「知り合いに3人弁護士がいます」」への3件のフィードバック

  1. 母親を老人ホームに入れるにあたって、誰がどのくらい負担したのか、気になりました。

    仮にお兄さんが一時金やら月々の費用やらを全額負担してたとすれば…。

    貯金もないし、自分の生活で手一杯だから、と言って相談者様が何もしなかったとすれば、お兄さんとの関係値が悪くなった一因かもしれないなと思いましたし、お兄さんの苦労を忘れて遺産分割の法的権利だけ主張してしまうと、後々遺恨を残しそうな気がしました。

    そういう後ろめたさがないなら、堂々と修羅場を乗り越えてほしいてます。

    1. この投稿を見ていると、デイビッド・シーベリー氏の格言が再びですし、10月31日の格言も再びでしょうか。
      ご相談者さん、実母の施設使用料負担から逃げていたみたいなので、都合が良い解決を探っていたような感じも。

    2. 「修羅場は早く作れ、ツーベリー・デービット。」というよりは、ご都合主義で来てしまったことを悔いて欲しいような気が正直してしまいます。
      遺産分割協議書を処分したことも、やはり悔いて欲しいところでしょう。ただ、大事な書類に限って見つからない話、よくあることですよねえ…。

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