（回答者に交代）

大原敬子：
こんにちは

相談者：
あ、こんにちは、よろしくお願いします。

大原敬子：
１５歳なの？

相談者：
あ、はい

大原敬子：
会話は、とても成熟していて、１５歳とは思えない。

相談者：
あ（苦笑）

大原敬子：
あ、あなたの能力ですよ。

相談者：
あ、ありがとうございます。

大原敬子：
ね？じゃあ、まずですね・・最終的には、自分が、目的が見つからないってことですよね？

相談者：
高校も普通の高校に、行きたいけど、だんだん、なんで行きたいのか分かんなくなって来て（苦笑）。

大原敬子：
じゃあね？、１つだけ・・こういうパターンがあるんです。

相談者：
はい

大原敬子：
お父さんが・・

相談者：
あ

大原敬子：
家の中では、すごく大人しくて、外では、意外と八方美人。
で、お母さんが、口がうるさい家庭の子は・・学校に行くんです。

相談者：
あー

大原敬子：
親は、「あー、この子は喜んで学校行くわ」って言うんですけども、子どもにとっては、お母さんの、その口のうるささが耐えられずに学校行ってるんですね？

相談者：
はい

大原敬子：
で、お父さんはお父さんで、優しいんだけども、自分の存在？、要するに、価値観がない。自分の存在感は、認めてるような？認めていないような？・・そういうお子さんっていうのは学校大好きです。

相談者：
あー

大原敬子：
逆にあなたの場合のように、お父さんとお母さんが、子どもに対して・・関心と興味を持ってないんですね。

相談者：
あー・・

大原敬子：
端的に申しますと、あなた達がきょうだい３人行かないってことは・・

相談者：
はい

大原敬子：
みんな全員が・・「わたしはここにいますよ」。
「わたしという存在を忘れないでね」ってことを言ってるんです。

相談者：
あー

大原敬子：
だから、お父さんお母さんは離れられないんです。

相談者：
うん・・

大原敬子：
だけど、決してお父さんはお母さんを好きではない。

相談者：
・・うん

大原敬子：
もっと言うと、相談できない。

相談者：
うーん

大原敬子：
そういう環境ではないかな？と思って、いるんですけどいかがですか？

相談者：
お父さんはどちらかというと、あまり、こちらに関心がない、

大原敬子：
うん

相談者：
んですけど。お母さんは割と、子どもに結構関心が、ある、タイプだとは、その周りを見て、

大原敬子：
うん

相談者：
いる限りは、思います。

大原敬子：
そしたらね？・・この、下の子は、学校に行かないことをお母さんどう対応したの？

相談者：
・・最初は、も、引っ張ってでも連れてこうとしたけど、もう、どうにも、ダメで（ため息）・・ちょっと、弟と妹は、ちょっと学習障害も、ありまして。

大原敬子：
あー、お母さん疲れ

相談者：
もう、授業も、やっぱり周りについて行けない。
で、そのことも本人が辛い、ていうの、を、やっぱり分かるから、も、最終的には、ちょっともう・・
「じゃあ、仕方ないね」みたいな感じで、お母さんのほうが折れたっていう・・

大原敬子：
折れた？

相談者：
折れた。

大原敬子：
折れたじゃなくって、

相談者：
はい

大原敬子：
そこにしばらく、横に置いたってことでしょ？

相談者：
あー

大原敬子：
で、次にあなたです。

相談者：
はい

大原敬子：
非常！に行動力があるんです。

相談者：
あ、そうですか。

大原敬子：
ね？、決断力もあるんです。

相談者：
・・あー

大原敬子：
ないのは・・判断力であって。
選択肢の、幅が狭いんですね？

相談者：
あーあ

大原敬子：
それがあなたなんです。

相談者：
・・

大原敬子：
でね？・・その、行動力と、決断力あるのは、あなたが・・自分で・・決め、なければならないものですね？

相談者：
はい

大原敬子：
で、決めたんだけども、自分の判断力で、この先どうなるかってことは、できないんです。まだ若いですもんね、１５歳ですもんね？

相談者：
はい

大原敬子：
ていうことなんです。
だから、空回りするんです。

相談者：
あーあ

大原敬子：
で、大事なことっていうのは、今回のあれは、父親と母親は、今、ほとんど話に出て来ないんです。

相談者：
あーあー

大原敬子：
そこに、あなた自身が無意識に・・両親は、この話をしても、関心とか・・興味を持ってくれないことを、あなたは分かっています。

相談者：
はあ・・

大原敬子：
そうなるとどうなるかっていうとね？子どもは。

相談者：
はい

大原敬子：
行動しました。

相談者：
はい

大原敬子：
瞬間的な感情で。

相談者：
はい

大原敬子：
「もういい」ってやっちゃいます。

相談者：
・・あー

大原敬子：
やったけども、やった行動のところ、あなた、落ちた場所です。
に、救ってくれる人がいないんです。

相談者：
あーあ

大原敬子：
で、あなたポトンと落ちますね？「自分でこうするう！」って行動しました。

相談者：
うん

大原敬子：
で、そこまで行ったんですけど瞬時＆#△％行動っていうのは。

相談者：
はい

大原敬子：
そのあと、「どうするの？」って訊かれたときに、「わたし分からない」んですよね？

相談者：
あーあ

大原敬子：
何かしたい・・何かしたいけれども・・何かが分からない。
この行動力も、目的があっての行動力と・・一瞬の逃げ・・重たいですので、心が。

相談者：
うん

大原敬子：
心が重たいために・・判断して行動してしまったのが・・今まであったんじゃないかと思うんですね？

相談者：
ふうん

大原敬子：
だから、逃げの判断ですから・・ぐるぐる、ぐるぐる回っちゃうんです。同じところ。

相談者：
あーあ・・

大原敬子：
そういう今状況じゃないかと思うんですね？

相談者：
はい

大原敬子：
つまりあなたが、「そうか、わたしはすごく行動力がある。」これホントです。あります。
自分で「あ、これ、素晴らしい才能だなと、能力だ」と思ってください。

相談者：
はい（苦笑）

大原敬子：
それから、決断力もいいんです。
ただ、その、行動力と決断力が・・目的に向かっての行動力、決断力であれば、素晴らしいんですよ。

相談者：
はい

大原敬子：
ところが、そこに、逃げの位置で・・わたしは決断してるんだなってことを、自覚して欲しいなと思うんですね？

相談者：
はい

大原敬子：
じゃあ、どうするかって、目的が作れないんです、あなた。

相談者：
・・あー

大原敬子：
なぜかというと、その目的は・・ほんとに好きな物がないから。

相談者：
うーん

大原敬子：
じゃあ、なぜね？、これだけもう驚くぐらい、もう３０歳でもこれだけの？、成熟した会話できないんです。

相談者：
（苦笑）

大原敬子：
いや、ほんとにそうなんです。その能力はなんだろうか？と思ったんですねえ。

相談者：
はい

大原敬子：
それは・・自分に認めてくれる人・・に対して・・

相談者：
はい

大原敬子：
その瞬間のその人に対しては、どれだけ自分は対応できるかってことをあなたは能力で磨いてしまったんです。

相談者：
あー

大原敬子：
答えられる能力です。

相談者：
あーあ

大原敬子：
だから、生きる道の関心と能力はないんですけども、人間関係の、関心と能力はあるんです。

相談者：
あーあー

大原敬子：
じゃあ、それは何かっていうと、人間にあなたが興味があるから。

相談者：
あー

大原敬子：
この人に、どう思って欲しいかな？とかって。
興味と関心をあなたが、秀でてますから、会話は上手なんです。

相談者：
ふん

大原敬子：
その、興味と関心を、今後選択肢に使うことなんです。

相談者：
うん

大原敬子：
今、高校大学は、自分がほんとに行きたいのかな？と。
或いは、お父さんお母さんに認めてほしいのかな？
例えば親友とか。
あなたの場合に、どれですか？

相談者：
やっぱり、中学校、に、行けてなくって。

大原敬子：
うん

相談者：
全然・・学生らしい生活っていうのは全然できてなかったっていうのはちょっと心残りがあってえ・・

大原敬子：
うん

相談者：
そういう意味では、ちょっと、高校でえ、ちゃんと、普通の友だちとかできて、

大原敬子：
うん

相談者：
行事に参加してっていうのはちょっと、憧れてる物があってえ（苦笑）。

大原敬子：
それ、やっぱり、人と触れたいんですよね？今聞いてみると。

相談者：
あ、そうですね、はい

大原敬子：
そうですよね？、あなたが、ホントに求めてる物は・・

相談者：
はい

大原敬子：
そこだったんです。

相談者：
あー

大原敬子：
つまり、あなたは人が大好き。

相談者：
はい

大原敬子：
で、その大好きなために勉強するわけよね？

相談者：
はい

大原敬子：
学校は選択してんですか？

相談者：
あ、はい、大体

大原敬子：
その学校は、何教科ですか？

相談者：
５教科です。

大原敬子：
で、全日制？

相談者：
はい

大原敬子：
で、ご両親は賛成ですか？

相談者：
あー、はい、そうですね、ま、行きたいなら。

大原敬子：
そしたらね？準備をしなくちゃいけないんです。

相談者：
はい

大原敬子：
まずあなたが早急にすることは、担任の先生に話して、卒業証書は必ず、もらえるかどうかを確認すること。

相談者：
あー、はい

大原敬子：
で、出席日数大丈夫かどうか聞いてください。

相談者：
はい

大原敬子：
それから、今、あなたが受けようと思う学校・・

相談者：
はい

大原敬子：
の、偏差値に、あなたが合ってるかどうかなんです。

相談者：
はい

大原敬子：
それも先生にご相談で・・「どの学校ですか？」ってときに、自分が、入れる学校ですね。

相談者：
はい

大原敬子：
「この学校だったら大丈夫ですよ」っていう、物を、聞いて。

相談者：
はい

大原敬子：
それから、どうしても勉強しといて欲しいのは。

相談者：
はい

大原敬子：
数学です。

相談者：
あーあ

大原敬子：
数学は・・単位が取れますから。

相談者：
はい

大原敬子：
しっかりできてれば。
でも、英語なんか分からないでしょう？自分で。

相談者：
あー、はい

大原敬子：
担任の先生に・・進学の、相談を・・毎回行って聞くこと。

相談者：
はい

大原敬子：
まず、この準備をして、今日まとめましたのは、わたしの今までの行動力は・・

相談者：
はい

大原敬子：
決断力は・・

相談者：
はい

大原敬子：
素晴らしいけれども。
感情で決めた、逃げ道。

相談者：
あー

大原敬子：
ずっと忘れないでね？

相談者：
はい

大原敬子：
で、これからの、行動力と判断力は・・
わたしは、人間に関心があるんだ、人に。

相談者：
はい

大原敬子：
だから、高校の、あの雰囲気を味わいたい。

相談者：
はい

大原敬子：
自分ではっきりと明確に・・その目的を持てば・・

相談者：
はい

大原敬子：
人間は・・必ず手に入ります。

相談者：
はい

大原敬子：
頑張ってほしいと思いますけども。

相談者：
はい

大原敬子：
先生に代わりますね？

（再びパーソナリティ）