「消えて無くなりたい」5歳から繰り返す窃盗隠し続けた黒歴史に怯える53歳母
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
あ、こんにちは
大原敬子:
ね
相談者:
よろしくお願いいたします。
大原敬子:
うん
「消えてなくなりたい」と思うのは、ある意味では、「生きたい」って意味なんですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
つまり、そのときの瞬間だけがなくなれば、やっぱり生きていたいんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?あなた自身も、この幸せは絶対に、温存したいでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
ただ、確認したいのは、保護者が知っているっていうのは・・
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
「万引きしたんですか?」とか・・そういうこと言われたんですか?
相談者:
直接じゃないんですが。
大原敬子:
うん
相談者:
子どものお、習い事なんかで、
大原敬子:
うん
相談者:
体験に、
大原敬子:
うん
相談者:
親子で行ったりすると、その中の一部の、保護者が、あるスーパーでパートをしてる、方、だったんですね?、その方が。
大原敬子:
うん、うん
相談者:
パッと隠れてしまって、それっきり出て来なくなってしまって・・
なので、たぶん、わたしのことを知っていたんだと思うんです。そういう・・
大原敬子:
ということは、あなたが、20代頃でしょ?万引きしたのは。もっと前から?
相談者:
いや、30代ま、もう、あの・・
大原敬子:
何歳から?
相談者:
5歳ぐらいから、ずっと・・
大原敬子:
うん、あなたね・・
相談者:
はい、30・・
大原敬子:
これほんと先生ご専門なのでね?。
相談者:
はい
大原敬子:
わたし今言えませんけども。
相談者:
はい
大原敬子:
あなた、ほんとに、愛情が欲しかったの。
相談者:
はい
大原敬子:
万引きっていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
それが欲しいんじゃないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それを盗ることによって・・
相談者:
はい
大原敬子:
みんなに・・
相談者:
はい
大原敬子:
注目して欲しいんです。その悪いことすることで、親に。
「またこの子は!」ってことで。
相談者:
あー・・はい
大原敬子:
そういうもの、あったんではないかと思いますけども、それ置いときましょう。
相談者:
はい、はい
大原敬子:
で、もう1つですね、
相談者:
はい
大原敬子:
子どもが、お母さん対して叱責するって言いましたね?
「ほかのお母さんと違う」って。
相談者:
あ・・
大原敬子:
お子さんが。
相談者:
比較をするっていう・・
大原敬子:
うん、どんな比較ですか?
相談者:
例えばスマホを、買う買わない・・
大原敬子:
うん
相談者:
の話、だとしたら、
大原敬子:
うん
相談者:
「『中学になったら買ってあげる』って言ってみたり、『やっぱりダメだ』って言ったり、そういうことがしょっちゅうだ」って言うんですね。
大原敬子:
うん
相談者:
で、わたし自身が、ほんとに、常に、日常的に、不安定な・・情緒なので。
子どもに対しても・・言うことが、ちょこちょこ変わってしまったりとかっていうのは実際あると思うんです、が。
とにかく子どもにとってはそれがすごく、わたしに対する不信感、だったりもする、らしいんですが。
大原敬子:
うん、あのね?、あなたがこれだけ、自己蔑視って、わたしはダメな人間って言いながら、
相談者:
はい
大原敬子:
まず、「子どもは」ね?
相談者:
はい
大原敬子:
「わたしには指摘するんですけれども」、
相談者:
はい
大原敬子:
「問題がない」ってあなた言いましたね?
相談者:
・・
大原敬子:
わたしはその言葉事実だと思うんですね?。
相談者:
はい
大原敬子:
ということは、お子さんは、普通に、成長していますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
で、今ね?、ほかのお母さんとは違うって、指摘をしましたね息子さんが。
相談者:
はい、はい
大原敬子:
心にね?、問題を抱えてる子は・・他人との比較ができないんです。
もう、自分が精一杯ですから。
相談者:
ああ・・ああ
大原敬子:
でも、このお子さんは、
相談者:
はい、うん
大原敬子:
「お母さんと違う」ってこと言ってるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、生きる基準は知ってるお子さんなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、すごく生命力があるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、あなたがこれから守ることは、
相談者:
はい
大原敬子:
言い訳ではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
あのときはそう言ってしまった。
相談者:
はい
大原敬子:
だって、「今はこうなんだけど」って。
相談者:
はい
大原敬子:
「それでも嫌なの?」って、事実を聞くことなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
もし、あなたが忘れていたならば・・
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さん、こんな性格で忘れていた」と。
相談者:
はい
大原敬子:
きしって、いうことなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それはお子さんとの立ち上がりです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、次にあなたの一番の問題です。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが今、万引きとか云々を、心の問題としたならば・・
相談者:
はい、はい
大原敬子:
これどうに、克服するかっていうことを、今からお話しますね?。
相談者:
はい
大原敬子:
人間っていうのはね?
相談者:
はい
大原敬子:
誰でも、人は騙せれるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの一番すごいところは、人は騙してるけど自分は騙せないということ、あなた苦しんでるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
自分の心が騙せないって人は・・
相談者:
準備がすれば、必ず解決いくんですね。綺麗事じゃなくって。
大原敬子:
はい・・はい
相談者:
で、今から、細かく言いますね。
大原敬子:
はい
相談者:
あのね?
大原敬子:
はい
相談者:
あなたが・・
相談者:
はい
大原敬子:
この、毎日が落ち着かないっていうあなたの心をですね、
相談者:
はい
大原敬子:
自分の、足で立ち上がって欲しいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そのためには、
相談者:
はい
大原敬子:
直視することです。
相談者:
はい
大原敬子:
この問題を・・
相談者:
はい
大原敬子:
今は言えないと。
相談者:
はい
大原敬子:
準備も何もできてないと。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、「子どもが、高校、大学行ったらしゃべるぞ」っていうふうに、自分である、ロードマップを作るんです。
相談者:
はい
大原敬子:
難しいですか?
相談者:
はい、大丈夫です。
大原敬子:
だいじょぶ、じゃ、わたしの場合にしましょうか?じゃ、いいです、そのほうがいいでしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
ね?、わたしは、ま、そうだとします。
相談者:
はい
大原敬子:
で、子どもが、まだ、小さいですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
高校3年になったら言うってわたしは思うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そうしなければ・・自分の心騙してるから。
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ、高3のときに、
相談者:
うん
大原敬子:
どういうふうに言うの?って考えるんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
覚悟ってそこなんです。
相談者:
はい・・
大原敬子:
そしたら、子どもとの話し合いはしますよ、いつも。
相談者:
はい
大原敬子:
あのとき、しょっちゅう変わるって言ったよねって。
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
もっと、「どんなこと変わるの?」って、「教えて」って、やります。
相談者:
はい、はい
大原敬子:
で、「なぜ」ったら、「うん、お母さんね、若いときいっぱいいろんなことがあってね」って。
相談者:
はい
大原敬子:
「まだお話できないんだけども」
相談者:
はい
大原敬子:
「あなた達には、そんな苦労かけたくないからね」
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さんの嫌なとこどこなの?」とか。
相談者:
はい
大原敬子:
「ほかのお母さんとどこが違うの?」って訊くんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
そのうちに、子どもと、触れて来ます。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、だんだん、だんだん、生活が変わって来ます。
相談者:
はい
大原敬子:
夫との対応も変わって来ます。
相談者:
はい
大原敬子:
そこで自分の立ってる位置が分かるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そうなって来ると・・高3ぐらいになると、子どもたちが。
相談者:
はい
大原敬子:
非常に、落ち着いて来ます。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが落ち着いてるから。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?、そこでまたあなた変わるんです。
あれ?・・今のあなたの悩みが・・なんだったろう?って思うんです。
相談者:
はあい
大原敬子:
今、あなたがほんとに落ち着かないって言うんならば・・
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
自分から、夫が知っている・・知ってないではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
他者ではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
わたしの心の中を整理するってふうにいったほうがいいんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、夫も苦しむ云々って、それは言い訳です。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、言いたくなくて逃げようと思うから、また落ち着かないんです。
相談者:
はい・・
大原敬子:
昔から・・どんなに不安があっても、
相談者:
はい
大原敬子:
怖くても、今、あなたが目の前である物をやれと。
相談者:
はい
大原敬子:
目の前で、「あれ?、テーブルが汚れてるな」って拭こうと。
相談者:
はい
大原敬子:
テーブル拭こうと拭いてる最中は、
相談者:
はい
大原敬子:
雑念は消えてるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
拭こうと思って意思があるんですもの。
相談者:
はい
大原敬子:
とにかく、あとでやろうは止めて。
相談者:
はい
大原敬子:
今日から・・「あら?スリッパ曲がってるな、あとで」じゃなくて、「あ、スリッパが曲がってる、今直してしまおう。」
相談者:
はい
大原敬子:
ほんの、小さな、ことでもいいから。
相談者:
はい
大原敬子:
後回しにしないことなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
あと、憶測をしないってことです。
相談者:
はい
大原敬子:
「あら?、あのお母さんさん逃げたわ」じゃなくて、「あ、トイレかな?」ってそれでいいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
その、塾の、件があっても、
相談者:
はい
大原敬子:
あなた今、来てるじゃないですか?ここまで。
相談者:
はい
大原敬子:
今、歩んで来たこの時間をあなたは信じたほうがいいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、今日から・・
相談者:
はい
大原敬子:
人がどうだとか、
相談者:
はい
大原敬子:
あの子がどうだではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
お子さんは、成長していますから。
相談者:
はい
大原敬子:
夫もいい方ですから。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしが、自分から、話す時期を
相談者:
ああ、はい
大原敬子:
自分は作ろうと思うことです。
相談者:
はい
大原敬子:
難しいことでないの。
相談者:
はい
大原敬子:
しゃべることでもないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
思ってるうちに、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの強さで消えていきます。
相談者:
はい、分かりました。
大原敬子:
じゃ、加藤先生代わりますね。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
相談者はまぎれのない被虐者ですね。よく今まで生きてこれたと思います。子どもたちも健やかに育ってますね。数分の電話相談では限界ありますので、心療内科を受診してカウンセリングを受けられると良いかもしれないです。
もし秘密を言いふらす人がいたら
その人自身の評判もかなり落ちるはずですので
そんな人もそうそういないのではないかと思います。
世間は過去のあなたではなく今のあなたを見ていると思います。
もう窃盗やってないのだから堂々とおひさまの下を歩いてほしいです。
ご相談者さん、地方住まいと見ましたが、地方での悪い話は、全く知らないうちに広がってしまうのが現状なんですよねえ。やっぱり悪いこと、絶対出来ませんよねえ。
それも問題の話を、しかも知らないはずの人が知っていて、子供の進路に関わる部分まで影響が及ぶことも。とはいえ、今後旦那さんから離婚を言われないか心配です。
ちゃんと結婚できて幸せになって良かったです!
昨日の鶴ちゃんのドラマでも、妹の復讐にはしり許せない人を襲って傷つけようとしてしまった女の子が幸せになって欲しいと思ったもの。
ご自身が話すときに「万引き」ではなく、「窃盗」と言っていたことに、事実を重く受け止める誠実さを感じました。
色々あっても、命ある限り、生きていかなきゃいけないですもんね。
今を生きる。ですね。
相談者さんの声が暗いのが気になりました。窃盗は過去のことなのだからもう前を向いて。子供達の為に明るいお母さんでいてほしいです。
予告の「反社だった自分」から、暴走族か暴力団かと思いきや・・・
もちろん窃盗も犯罪だけど、罪悪感ゼロだった数日前の相談者と比べると、罪悪感に苛まれてるこの相談者はずいぶん真っ当な印象を受ける
隠し続けるのがつらいなら、まずはどこかで思いを吐き出すしかない
テレ人に電話されてよかったと思うし、神父さんのいるような教会で、懺悔の告白とかをされてもいいんじゃないかと思う
ご主人も何かと気遣ってくれる人みたいだし、相談者から過去を率直に切り出しても受け止めてくれそうだけどな
だけど、この声の沈み方と自己卑下の強さは、なかなか根が深そうだ
大原先生がほのめかされたとおり、おそらく親にちっとも構ってもらえずに育って、そのひずみが盗癖になり、また自己肯定感もないから「昔はあんなことをしてしまったけど、それを反省して生きていく!」と切り替えて前を向いてくこともできない、そんなところじゃなかろうか
まさに加藤先生がおっしゃった「罪を犯してしまった理由」、有体に言えば親への怒りや不満だろうけど、それに気づかない限り、自分がしてきたことの贖罪にもならないし、そこから前を向いて更生していくこともできないんだろう
そして何より、子どもたちにそんな情けない母親の姿をいつまでもさらし続けるわけにはいくまい
どうにか踏ん張っていただきたいと願うばかり
私も若い頃やらかしたので、相談者様の気持ちに共感してしまいました。
家族を大切に思うからこそ、隠してるようで後ろめたいし、自分のせいで家族が言われもないことを言われてないだろうかと心配にもなります。
でも、とにかく、目の前の課題を1つ1つ片付けて、家族を大切にすることに集中する他ないんですよね、たぶん。残酷ですが、とにかく前を向くしかないのかなぁと。
大原先生のおっしゃるとおり、はじめの頃に比べて、白状したい気持ちは薄れてきました。誰かが噂をしてるように聞こえることも、自分を避けてるように思うことも減りました。
不誠実な自分に嫌気が差して白状したくなる気持ちと、家族のことを大切に思う気持ち。
どちらも本当の心なんですよね。その気持ちに向き合いつつ、一番大事なことに集中できる強さが私にも欲しいです。