2度目の肩代わりはないと決めるも恐れるのは最悪の結果。中川潤「しゃーない」

(回答者に交代)

中川潤:
こんにちは、中川です。

相談者:
こんにちは

中川潤:
ちょっとわたしい、の、聞き間違いかもしれないんだけど。

相談者:
はい

中川潤:
さっきあの、加藤先生、と、お話されてて最後にね?

相談者:
はい

中川潤:
「わたしにまだ言いきれてないことがある」ていうふうなことおっしゃったように、ちょっと・・聞こえたんだけども。

相談者:
はい

中川潤:
何か言い漏らして、おられる・・

相談者:
借金がある・・

中川潤:
うん

相談者:
ていうことを、言う前に、

中川潤:
うん

相談者:
すごく自分が追い込まれてるようなことを、言うんです。

中川潤:
はい、はい

相談者:
「もう死んでもいいかな?」みたいなの、「生きててもなんの目的もないし」というようなことを。

中川潤:
あーあ

相談者:
そういうのが長く続いてから、最後に、借金のことを言い出したんです。

中川潤:
ほお・・だから?・・で

相談者:
これを言うために・・そういうことを言ってたのか?。

中川潤:
うん

相談者:
本当に、体調が悪くて、追い詰められているのか?。

中川潤:
うん

相談者:
すごく、も、困って・・

中川潤:
うーん

相談者:
でも・・金銭的な、ことを、しては、いけないっていうのは・・しっかり思ってるので。

中川潤:
うん

相談者:
ただ、自分の中の、心配と、絶対してはいけないっていうせめぎ合いが・・

中川潤:
あのね?

相談者:
はい

中川潤:
要は、今のあなたのお、お電話くだすった状況っていうのはね?

相談者:
はい

中川潤:
息子さんと会って・・やっと聞き出したあ、話は借金、

相談者:
はい

中川潤:
ていうことがあって。

相談者:
はい

中川潤:
その、お話・・を、される過程で・・
「もう俺生きててもしょうがないんだよな」みたいなことを、

相談者:
はい

中川潤:
口走ってて。

相談者:
はい

中川潤:
これが、病気との兼ね合いも含めて、

相談者:
はい

中川潤:
最悪、自死してしまうんじゃないか。

相談者:
はい

中川潤:
ていう、思いが、あなたに心配としてすごくあって。

相談者:
はい

中川潤:
さりながら、自己破産まで、一度面倒を看たんだけども。

相談者:
はい

中川潤:
やった経緯があるので、

相談者:
はい

中川潤:
再度面倒を看る気は一切ないし、

相談者:
はい

中川潤:
繰り返すだけだから、

相談者:
はい・・はい

中川潤:
それは一切やらないと・・

相談者:
はい

中川潤:
いうふうには決めておられて。

相談者:
はい

中川潤:
ばんきゅうしたと。

相談者:
・・

中川潤:
ね?あなたの思いとしてね?。

相談者:
そうです。

中川潤:
うん

相談者:
その通りです。

中川潤:
ね?

相談者:
決めてるんですけど、揺れるとこがあって・・
それを考えないようにって思うんですけど。

中川潤:
うーん
それはだけどね?

相談者:
はい

中川潤:
昨日の今日の話で・・ご主人とお話になってね?

相談者:
はい

中川潤:
どういう結論に達するかね?分からんけども。

相談者:
はい

中川潤:
そっからあ、考えるしかないよお?

相談者:
・・

中川潤:
で・・借金の面倒を看て行ったって繰り返しになるだけだから、やらないっていうこと決めておられるんであれば、

相談者:
はい

中川潤:
残酷な言い方かもしれないけども。

相談者:
はい

中川潤:
万が一それで・・彼が・・何事かに及んでしまったら、

相談者:
はい

中川潤:
それはそれでしょうがないと割り切るしかないな。

相談者:
やっぱりそうですか(ため息)

中川潤:
だって、そりゃそうでしょうによ。

相談者:
はい

中川潤:
第三の道ってないでしょう?

相談者:
はい。それは、分かった上で、なんか背中押してもらいたいというか。

中川潤:
背中をどういうふうに押してもらいたい?

相談者:
「絶対繰り返すでしょう」って。

中川潤:
あーあ、そっちか。

相談者:
・・

中川潤:
ま、それはそうだと思うよ?。

相談者:
ただ、お金のことでいざこざあったのが、すごく前で、すっかり、あたしの中ではそういうことがまた起こると思ってなかったので。

中川潤:
うーん

相談者:
ただ・・

中川潤:
今、お勤めはしてるの?

相談者:
はい。と、思います。ちょっと、も、それも、近くないので、ちょっと分からないんですけど。

中川潤:
「数年前から・・こちらにいない」っておっしゃったから、数年前に・・ご両親の、

相談者:
はい

中川潤:
ところから、

相談者:
はい

中川潤:
出て・・

相談者:
そうです。

中川潤:
自活を始めたんですか?

相談者:
はい

中川潤:
それまでずっと一緒にいたの?

相談者:
そうです。

中川潤:
うん・・
ご主人は今、まだ、74だから、お元気なんでしょう?

相談者:
はい

中川潤:
ほいで・・何事かの、お仕事もしておられるの?

相談者:
少し、してます。

中川潤:
うん。息子さんとご主人とお、の、関係はどうなんですか?

相談者:
疎遠という、か、そんなには、元々・・親子関係、は、冷えてると思います。

中川潤:
険悪なんですか?

相談者:
やはりあの、息子お、が、学校行かなかったりしたときからすごく、ずっと、険悪な状態は続いて、います。
ちゃんと、仕事に行き出してからは、あの、

中川潤:
うん

相談者:
ん、普通の、関係、なってると思うんですけど。

中川潤:
そしたら、ま・・ご主人と相談して、ご主人が、話に行くしかないじゃん。

相談者:
行かないと思います夫は。

中川潤:
「放っとけ」って言うの?

相談者:
はい。それでわたしが行って来たんですけど。

中川潤:
・・

相談者:
「追い詰められて、なんか、あったらどうするの?」って言ったら、

中川潤:
うん

相談者:
「それはそれで本人の問題だから仕方ないだろう」って、「なんにもできないだろう」って言います。

中川潤:
うーん・・
ただね、ご主人とちょっとお話になるときにね?

相談者:
はい

中川潤:
病気の悪化の問題であればね?

相談者:
はい

中川潤:
単純によ?

相談者:
はい

中川潤:
それは、体の病気と同じで心の病気っていうのは、

相談者:
はい

中川潤:
やっぱ周りの人間が、病院へ無理矢理でも連れて行ってサポートするっていうのは・・やっぱりやってやるべきだと思うんですよ。

相談者:
はい。そこまではしなくても、「こっち帰って来て、休んだらいいが」とは言うんです。

中川潤:
はい、はい

相談者:
言うんだけど、

中川潤:
うん

相談者:
それをするのは、ん、自分ではない。

中川潤:
ん?

相談者:
「しんどかったら自分で帰って来て休んだらいいじゃないか」って、言うので。

中川潤:
ただね?

相談者:
はい

中川潤:
ほんとに病気の問題だったら(含み笑い)、

相談者:
はい

中川潤:
そういうわけに行かないわな。

相談者:
だから、普通に仕事も行けてる、状態だからそこまで、とは思ってないと思います。

中川潤:
うん。ん、だからね?、借金の問題や、言うしかないと思うよ?、そんな隠したってしょうがないんだから。

相談者:
あ、いや・・言います。

中川潤:
言うでしょ?

相談者:
はい

中川潤:
その上でさ・・

相談者:
はい

中川潤:
「実際に、会って様子は見てくれ」と、

相談者:
はい

中川潤:
あなたのほうから頼んだらどうですか?

相談者:
・・「お前が見て来い」です。

中川潤:
いや、いや、「見て来たけど、よう分からんから、あんたも見て来て」って。

相談者:
ただ、夫は心配してないと思います。

中川潤:
うーん

相談者:
だから「借金した」ったら、「ほら、それで落ち込んどんよ」って言うと、思います。

中川潤:
うーん

相談者:
昔そうだったから。

中川潤:
自己破産したって、何年ぐらい前なんですか?

相談者:
もう、20年近くぐらい前です。

中川潤:
うーん・・ただねえ?

相談者:
はい

中川潤:
あなたとしてえ、ま、今、やれることはさあ。

相談者:
はい

中川潤:
様子だけでもね?

相談者:
はい

中川潤:
会って話はしてみて、もらう。それぐらいやらせたら?

相談者:
しないの分かってるから、言いにくい&#△%

中川潤:
絶対やらないの?

相談者:
と思います。

中川潤:
ふん

相談者:
それで、結局、わたしが全部抱え込むとしんどくなる?

中川潤:
うん・・「わたし自身が・・状況が自分で判断がつかねえから」

相談者:
はい

中川潤:
も、「あんたが・・やっぱり、借金で落ち込んでどるだけやと、思うんやったら思うんで構わんから」

相談者:
はい

中川潤:
「そう思うんかどうかだけでも、行って確かめて話してくれや」と。

相談者:
はい

中川潤:
行かせてご覧なさいよ。

相談者:
・・

中川潤:
で、その上で、「放っとけ」って言うんなら、も、しゃあねえじゃん・・ある意味。

相談者:
うん

中川潤:
お母さん的にはすごく、しんどい話だと思うけど、ほかにないよ?。

相談者:
うん、でも、行かないの分かってるから。

中川潤:
いやいや・・行かないの分かってるって決めつけたってしょうがないじゃない、あなたが悔いが残るだけだから。

相談者:
言うだけ言ってみます。

中川潤:
はいな・・いやま、お母さん的には、すごく辛いと思うけどね。

相談者:
うん

中川潤:
ま、それはでもやっぱりね、2人の子だんだから、あなたも父親なんだから、いくら、向こうがね?、もう、40だろうがね?・・病気の問題があるから、あなた心配した、けしょ?

相談者:
はい

中川潤:
だ、「そこだけは確かめてくれや」と、いうことはやってご覧なさい?。

相談者:
はい

中川潤:
ちょっと加藤先生代わりますね。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)

「2度目の肩代わりはないと決めるも恐れるのは最悪の結果。中川潤「しゃーない」」への12件のフィードバック

  1. ウィークデー版は年内最後ですが、加藤さんが言っていた、長男の精神科治療が先かなあと思います。もちろん、借金問題も旦那さんにすぐ相談すべき大事な話ですが。
    「人生に魔法の杖はない」という格言は、今年何回か出ましたが、地道に解決するのは難しいことですよねえ。色々なサービスや施設にも相談して、何とか回復を祈る!

  2. この夫婦、家族の有り様をまざまざと感じました。

    この親御さんはもう息子さんが面倒なんでしょう。
    幼少の頃から愛を感じられなかった息子さんがこう育ってしまったのはわかる気がします。
    完全に愛情不足、自分の思い通りに育たなかった息子に関心なんてなかったんでしょうね。

    この相談も、端的にいえば、
    私たちは助けたくないんですけど、それでどうにかなっても私たちのせいではないですよね、って背中を押して欲しいだけ。

    愛する能力のない夫婦が子供を育てた悲劇ですね。

  3. ご主人の無気力さを言い訳に、自分の保身を考えて何も決断できないだけではないでしょうか?

    お金の件は良くないですけど、体調が悪いなら、まずは体を気遣ってあげてほしい。

    本当に息子さんが大事なら、ご主人は死んだものだと思って、自分で火中の栗を拾えば良いのです。
    息子さんを身籠ったときの喜び、お腹痛めて産んだときの気持ちを思い出してほしいです。

    1. 今どきそんな古くさい母性神話なんて信じてる人いたんだ。驚き。父親も母親等しく親。無責任な父親を庇って母親だけ頑張らせようとするのはそもそもどうなの?
      体(鬱)を気遣うとセットで借金問題がくっついてくるから狭間で悩んでるんでしょ。

    2. その理屈だと、たとえば母親が出産で苦しんでいる間、父親も同じかそれ以上自分の○を痛め続けなさい。その時の気持ちを思い出して…ってなりますか?
      痛い思いと愛情は比例するとは思えない。

    3. 自分の娘が無痛分娩希望か、あるいは帝王切開しないとヤバい状況でも自然分娩ごり押ししてそう。

  4. これはきついなあ・・・
    中川先生の仰る通り、残念ながらもう万事休してる
    息子はリアルにサービサーに追い詰められてるに違いない
    そして、一度自己破産までしてる40男の不始末を親が被る必要なんぞないのも、一般論としては当然の話

    だけど、10代から心療内科通いって、相談者夫婦はどれだけ思春期に息子を追い詰めてたんだよ
    20代で浪費を重ねて自己破産って、たぶんその時期の抑圧の反動で、満たされない思いが金遣いになって暴走したんだろう
    そして、この親父=相談者夫の無責任っぷりも大概だ
    息子が苦しい時は知らんぷり、社会復帰したら関係を改善して、面倒になったら全部妻に放り投げて我関せずって、本当に卑怯者の仕草だ

    息子は崖っぷちだし、相談者=母にも誰にもどうにもなるまい
    相談者も、もう息子が奈落の底に落ちるのを見守るしかできない
    ただ、この期に及んで逃げ回る夫に、「あんたも父親としての責任を果たせ」と突きつけることが、相談者が今一番やらなきゃいけないこと
    そうでなきゃ、さすがにこの息子が不憫すぎる

    1. テレ人では、子供に無関心な親とかの問題は、あるあるですよね

  5. とりあえず、何の借金でいくらあるのか?くらい聞いてもいいんじゃないのかな?不安な気持ちはわかるけど話が前に進まないですよね。

  6. 思春期に不登校だったとき、もっと向き合っていたら違っていたのではないかな。10代から心療内科に通院していて、今もなお病んでいる息子を救ってあげられるのは母の愛。なぜ借金をしてしまうのかの根本原因に、親が気づけなければ解決はできない。あまりに息子が不憫でならない。

  7. 相談者夫婦を責めるコメントが多いですが、青年期から医療につなげたり借金は肩代わりしないと決めてたり、間違った対応はしていないというか、無関心ならそれもやらないよねとは思いました。
    たとえば先天性の疾病や障害があったり、不幸にも親子の相性や周囲の環境が合わなかったりすると「親がどんなに手を尽くしても泥沼のように状況が悪くなっていく子」というのは実在するので、親のみならず社会で支えられる仕組みがもっと必要なようにも感じます。

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