2度目の肩代わりはないと決めるも恐れるのは最悪の結果。中川潤「しゃーない」
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
人生には魔法の杖がないっていうように・・
相談者:
はい
加藤諦三:
なんかあなた魔法の杖を求めてるんだよね?。
相談者:
・・
加藤諦三:
普通だったらまず、ここに、相談する前に、ご主人に、相談する。
相談者:
・・
加藤諦三:
それともう1つは・・10代から、心療内科に行ってて、まだ41歳でこの状態だったら・・もっと、この子に合った心療内科はないか?っていうふうに・・病院を探すことのほうが・・
相談者:
うん
加藤諦三:
先決じゃないかと思うんですよ。
相談者:
離れててもですか?
加藤諦三:
うん・・だから物事には順序があるんですけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた、順序を踏んでないから。
相談者:
いやもう、ほんとに、ずっとジタバタして来て。10代から、病院から。
加藤諦三:
うん
相談者:
カウンセリングから。
加藤諦三:
いや、だから・・そういうのを探すことにね?
相談者:
はい
加藤諦三:
労力を、注ぐのはいいけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
そこのところをやらないで、また、一番肝心の、ご主人との関係っていうか、もう、そこを、あれして・・
なんかいいことないですか?っていう、その、人生に魔法の杖を求めても・・こりゃ無理ですよお?
相談者:
はい。きっと夫との、間で、意思の疎通ができてないんだと思います。
加藤諦三:
うん。だからまずそこをきちんとしなから、じゃないですか?
相談者:
はい・・
加藤諦三:
もう、借金を返すつもりはないというふうに決まってるんだったら、
相談者:
はい
加藤諦三:
そこら辺のところをきちんと固めて。
相談者:
はい
加藤諦三:
自分はこうしようと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
いう、ふうにしないと。
なんとなく、こう、魔法の杖を求めていて。
相談者:
はい
加藤諦三:
そんな話は世の中にあるはずないっていう・・
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
ことだと思うんです。非常に冷たい言い方ですけれども。
相談者:
いいえ・・はい
加藤諦三:
74歳と65歳で・・
相談者:
はい
加藤諦三:
子どものことで、こういうことで、本当に辛いことだと思いますけれども。
1つ1つ、順序を踏んで、
相談者:
はい
加藤諦三:
動いてください。
相談者:
はい
加藤諦三:
はいどうも、失礼します。
相談者:
ありがとうございました。
加藤諦三:
人生に、魔法の杖はありません。魔法の杖を、求めることを、神経症というふうに言います。
ウィークデー版は年内最後ですが、加藤さんが言っていた、長男の精神科治療が先かなあと思います。もちろん、借金問題も旦那さんにすぐ相談すべき大事な話ですが。
「人生に魔法の杖はない」という格言は、今年何回か出ましたが、地道に解決するのは難しいことですよねえ。色々なサービスや施設にも相談して、何とか回復を祈る!
この夫婦、家族の有り様をまざまざと感じました。
この親御さんはもう息子さんが面倒なんでしょう。
幼少の頃から愛を感じられなかった息子さんがこう育ってしまったのはわかる気がします。
完全に愛情不足、自分の思い通りに育たなかった息子に関心なんてなかったんでしょうね。
この相談も、端的にいえば、
私たちは助けたくないんですけど、それでどうにかなっても私たちのせいではないですよね、って背中を押して欲しいだけ。
愛する能力のない夫婦が子供を育てた悲劇ですね。
全く、他人事ですよね。この年代こういう親が多い気がする。
ご主人の無気力さを言い訳に、自分の保身を考えて何も決断できないだけではないでしょうか?
お金の件は良くないですけど、体調が悪いなら、まずは体を気遣ってあげてほしい。
本当に息子さんが大事なら、ご主人は死んだものだと思って、自分で火中の栗を拾えば良いのです。
息子さんを身籠ったときの喜び、お腹痛めて産んだときの気持ちを思い出してほしいです。
今どきそんな古くさい母性神話なんて信じてる人いたんだ。驚き。父親も母親等しく親。無責任な父親を庇って母親だけ頑張らせようとするのはそもそもどうなの?
体(鬱)を気遣うとセットで借金問題がくっついてくるから狭間で悩んでるんでしょ。
その理屈だと、たとえば母親が出産で苦しんでいる間、父親も同じかそれ以上自分の○を痛め続けなさい。その時の気持ちを思い出して…ってなりますか?
痛い思いと愛情は比例するとは思えない。
自分の娘が無痛分娩希望か、あるいは帝王切開しないとヤバい状況でも自然分娩ごり押ししてそう。
これはきついなあ・・・
中川先生の仰る通り、残念ながらもう万事休してる
息子はリアルにサービサーに追い詰められてるに違いない
そして、一度自己破産までしてる40男の不始末を親が被る必要なんぞないのも、一般論としては当然の話
だけど、10代から心療内科通いって、相談者夫婦はどれだけ思春期に息子を追い詰めてたんだよ
20代で浪費を重ねて自己破産って、たぶんその時期の抑圧の反動で、満たされない思いが金遣いになって暴走したんだろう
そして、この親父=相談者夫の無責任っぷりも大概だ
息子が苦しい時は知らんぷり、社会復帰したら関係を改善して、面倒になったら全部妻に放り投げて我関せずって、本当に卑怯者の仕草だ
息子は崖っぷちだし、相談者=母にも誰にもどうにもなるまい
相談者も、もう息子が奈落の底に落ちるのを見守るしかできない
ただ、この期に及んで逃げ回る夫に、「あんたも父親としての責任を果たせ」と突きつけることが、相談者が今一番やらなきゃいけないこと
そうでなきゃ、さすがにこの息子が不憫すぎる
テレ人では、子供に無関心な親とかの問題は、あるあるですよね
とりあえず、何の借金でいくらあるのか?くらい聞いてもいいんじゃないのかな?不安な気持ちはわかるけど話が前に進まないですよね。
思春期に不登校だったとき、もっと向き合っていたら違っていたのではないかな。10代から心療内科に通院していて、今もなお病んでいる息子を救ってあげられるのは母の愛。なぜ借金をしてしまうのかの根本原因に、親が気づけなければ解決はできない。あまりに息子が不憫でならない。
相談者夫婦を責めるコメントが多いですが、青年期から医療につなげたり借金は肩代わりしないと決めてたり、間違った対応はしていないというか、無関心ならそれもやらないよねとは思いました。
たとえば先天性の疾病や障害があったり、不幸にも親子の相性や周囲の環境が合わなかったりすると「親がどんなに手を尽くしても泥沼のように状況が悪くなっていく子」というのは実在するので、親のみならず社会で支えられる仕組みがもっと必要なようにも感じます。