寝坊、金遣い、夜遊び‥争い絶えない娘を自由にさせて同居を続けるか借金夫に渡すか
テレフォン人生相談 2023年2月7日 火曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女55歳 2年前に離婚した元夫59歳 同居の一人娘19歳(大学生)
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし?
今井通子:
はい
相談者:
よろしくお願いいたします。
今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですか?
相談者:
はい、娘と揉めておりまして。
今井通子:
ええ
相談者:
その娘を元、夫のほうに・・もう、えー、そっちに行ってもらおうかっていう判断を今してるんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
えっと、そう決めているわたしは、間違ってるのかどうかですね。
今井通子:
あーあ、あなたはおいくつ?
相談者:
はい、わたしは55歳で、娘は19歳です。
今井通子:
はい・・ご主人は?
相談者:
えー、59歳です。
今井通子:
も、元、元夫のほうに行ってるっておっしゃいました?
相談者:
2年前に離婚をしておりまして、
今井通子:
はい
相談者:
娘は、こっちにいるんですけれども。
今井通子:
はい
相談者:
ま、喧嘩になっていて、
今井通子:
うん
相談者:
えー、「もうあなたとは暮らせない」っていう、ことで、この間言って。
今井通子:
はい
相談者:
したら、その元夫のほうも、一応「それで、いい」と、いう話になって、今それで進んでいるんですけれども。
今井通子:
はい。お嬢さんお1人なの?
相談者:
一人っ子です。
今井通子:
あー、なるほど。
えー、お嬢さんは、今、何をしてらっしゃるの?、学校?
相談者:
そう、大学生ですね、はい
今井通子:
大学生?、お家にいらっしゃんの?
相談者:
はい
今井通子:
でえ、あなたとの、喧嘩?・・
相談者:
はい
今井通子:
は(わ)、
相談者:
ええ
今井通子:
どんな喧嘩なの?
相談者:
その、離婚にも、まあ、関わって来ることではあるんですけども。
離婚になった原因というのが・・
今井通子:
はい
相談者:
ま、娘がその・・ま、自分のお金だったんですけども、わたしに、こう、内緒で?・・4万円ぐらいするハンドバッグを、買いに行ったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、それでわたしは見つけまして、
今井通子:
はい
相談者:
え、「なんでこんな勝手なことするの?」と。
今井通子:
はい
相談者:
で、そこで娘は「自分のお金何に使おうがわたしの自由でしょ」と。
今井通子:
はい
相談者:
でも、わたしとしてみたら17歳で?・・4万円のバッグを持ったら、やっぱりそれ相応の洋服がほしくなったりとか・・
今井通子:
はい
相談者:
いうことも必要になるし。
今井通子:
はい
相談者:
んで、わたしとしては、それは、やっぱりよろしくないので・・ちゃんと、わたしに言って?、「相談して欲しかった」という話をしたんですけども分かってもらえずに、
今井通子:
はい
相談者:
揉めてる、ところで、主人も入って来まして、ま、大喧嘩になって。
今井通子:
ご主人は?、どっちの味方したわけ?
相談者:
「自分のお金を、何に使おうが自分の勝手だろう」と・・
今井通子:
うん
相談者:
いうことで、揉めに揉めたんですね。
今井通子:
うーん
相談者:
で、もう、ちょうどその頃から、なんですけどもお、
ま、朝は、も、起きない。
今井通子:
はい
相談者:
少し、遅刻するのはもう当たり前。で、友達を、も、3時間・・あの、待ち合わせの時間にまだ家にいるような状態なので、
今井通子:
うん
相談者:
で、それも平気。
今井通子:
うん
相談者:
で、門限も、自分で11時と決めて、
11時までなら補導されないと。
今井通子:
はい
相談者:
・・それで説教すると、寝るんですね。
今井通子:
んふふん
相談者:
なのでやっぱり、もうずうっと揉めていて。その中で、ま・・最後、ほんとにもう、ちょっと大きな喧嘩になりまして、それが原因で、主人とは別れたんですね。
今井通子:
うん
相談者:
あと、主人も・・おかしいのが・・借金が、ま、すごいんですね。
今井通子:
はあ
相談者:
今から約10年ぐらい前に転職をしたんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
そこから、えー、8カ所ぐらい、職を変わってます。
今井通子:
うーん
相談者:
で、その都度、給料が3万だったこともあったり、大変、でしたね。それで全部わたしが働いて・・&#△%
今井通子:
そもそも、ご主人は・・自営?それとも会社員?
相談者:
会社員です。
今井通子:
会社員?
相談者:
はい
今井通子:
あなたは?
相談者:
わたしは、元々、会社員でしたけども、結婚して、ま、子ども産まれて、専業主婦になったんですけども。
今井通子:
あ、専業主婦でらしたのね?はい
相談者:
はい
でも、子どもが、小学校の、上がって、しばらくしてから働くようになりました。
今井通子:
なるほど。
相談者:
生活できないので。
今井通子:
うんんん
相談者:
結婚する、ときも、借金が、1千万近くあって。
今井通子:
はあい
相談者:
で、それでもわたしは・・変わってくれると思ったので、一緒に?、借金も・・水商売をしながら?
今井通子:
あなたが?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
返して来たんですけども。
今井通子:
はい
相談者:
最後は・・家に、督促状が・・来てまして、
今井通子:
はい
相談者:
差押えしますっていうところまで、裁判まで行きますよっていうような脅しの、もう、督促状が来てたんですけども。
今井通子:
はい
相談者:
ちょうどその頃ですね、娘がバッグ買ったり、とかしたその頃とちょうど重なって。
今井通子:
うーん
相談者:
あもう、大揉めに揉めて。
今井通子:
大揉めに揉めたのは・・
相談者:
はい
今井通子:
表向きはお嬢さんのバッグのことなんだけど(含み笑い)。
相談者:
バッグが発端・・
今井通子:
うん、ほ、
相談者:
ていうだけで、
今井通子:
発端なんだけど、
相談者:
はい
今井通子:
ご主人の借金のことも・・
相談者:
はい
今井通子:
関係するわけでしょ?
相談者:
もちろんです。
今井通子:
お嬢さんとの、大喧嘩?
相談者:
はい
今井通子:
そのあと、どういうふうになったんですか?
相談者:
結局、その、離婚して、2人で暮らすようになってからも、
今井通子:
うん
相談者:
まあ、も、「学校は辞める」と・・言って、もう、それはそれは大変で。なんとか引き留めたり宥めたりしながら、その中でもルール?だけは、守ってもらおうと、努力はして来たんですけれども。
今井通子:
はい
相談者:
娘としては、今、まだ、ここにいるという選択をするには、わたしがルールを全部外さないとダメなんですね。
朝は何時に起きようが自由、何時に帰って来ようが自由、
今井通子:
うん
相談者:
お金のことも&#△%
今井通子:
それは何?・・あなたはそう思ってんの?それともお嬢さんがそう言ってんの?
相談者:
と、娘が、そのように、言ってますね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
それをしてくれるんだったら、ここにいてやってもいいみたいな言い方ですね。
今井通子:
はい
相談者:
&#△%
今井通子:
で、それをしてくれないんなら、お父さんのほうに行くわっていう
相談者:
に、行ったほうが、はい
今井通子:
なるほど。
・・長い間、夫婦喧嘩とか、よく見てて、お嬢さんのほうが策士になりましたね。
相談者:
あ(苦笑)
今井通子:
ンフフフ(苦笑)
相談者:
なるほど・・はあ
今井通子:
そうですか。
そうすると・・結局、ご相談の根本的なところは・・
相談者:
えー・・
今井通子:
最終的にはあ・・ルールは外さなきゃお嬢さんはいないつってるんだから、
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんの、意思としては・・
相談者:
はい
今井通子:
あなたがルールを外さない以上・・こっちにはいなくて向こう行くわけですよね?
相談者:
たぶん
今井通子:
うん。それで・・あなたが、選べるのは、ルールを外してこっち側に置くか。
相談者:
・・はい
今井通子:
ルールを・・外さないんだったら向こうへ行かせるか。
相談者:
はい
今井通子:
ということ、の、どっちかしかないわけじゃないですか。
相談者:
え、そのルール・・
今井通子:
ん・・うん
相談者:
を、わたしが言ってるのが間違っ、てるのか?・・てこと、
今井通子:
うん
相談者:
も、訊きたいんですね。
今井通子:
ていうことは最終的にはその・・あなたが、いろいろ、お嬢さんに言っている・・
相談者:
はい、そうです。はい
今井通子:
常識のある生き方をしなさいみたいなところが・・
相談者:
はい
今井通子:
間違ってますか?っていう・・ご質問でいいのかな?そうすっと。
相談者:
・・はい
今井通子:
うん。それによってお嬢さんは向こうにやるか、こっちで・・ね?、そのまま、いさせるかっていう・・結論が違うことが出て来ますよね?
相談者:
迷っています。
今井通子:
はい
今日はですねえ、
相談者:
はい
今井通子:
三石メソード主宰で、作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
娘にはだらしなく自分の思い通りにならない元夫のようにはなって欲しくなかったのにどんどん似てきてしまって、元夫を思い出してイライラする…みたいな側面もありそうですね。しかし借金癖のある元夫を支えてきてしまった共依存のケが相談者にはあるわけで、愛しながらも憎む依存対象が旦那から娘に代わっただけのような気もします。
相談者にとって娘と拗れて見捨てられることは元夫に愛想を尽かし見捨てた自分が逆にその惨めな立場に同列で置かれることであり、何事より耐え難い屈辱なのでしょう。
そのプライドゆえ19にもなる娘を一人の大人として扱うことができず、あくまで自分の支配下に置いておきたいけれど、図らずも吐露したように娘は高級バッグを持ち「それに見合う服を着なければおかしい」ほどの女性になりつつある。相談者は心の奥底で女性として娘さんの若さに嫉妬心すら抱いていてその矛盾に苦しんでいるから自分で親子の関係性に対する決断が下せないのだろうと思います。
三石先生の「自分で決めるしかない」は一番聞きたくなかった言葉でしょうね。
気に入らないから出ていくわと足元見てヤリタイ放題の娘。夫は恩知らず。私が借金返してやったのに何よ。私はとっても不幸なのー。酷いわ酷いわ。
ってことですよね。
もう諦めて今後は自分で自分のご機嫌とって生きると良いよーとしか言えませんね。何か楽しみみつけてね。
①結婚の時、夫に1千万近くの借金があった
②水商売しながら、返した
③最後、差押えや裁判とかの脅しの督促状がきた頃、ちょうど娘が4万のバックを買ってきたのと重なった
④揉めに揉めて夫と離婚した
時系列でみると、娘のお陰でやっと借金夫と別れたんだなぁ〜と思ってしまうけど、別れたくなかったのかしら?
娘であっても、夫であっても自分以外の人間だと思うしかない。
自分の価値観を、近しい人に押し付けがちなのは世の常で、そこに合わない事からの争い。次第に憎しみにまで至ってしまわないように。
相手を認めてあげて、ただし自分の行為の責任は持たせるように。自立です。
相談者さん、いつも、怒りが心に燻りながら接してこられたのかなと思いました。
娘さんの心に反発心が❔そんな風に感じてしまいました。
2年前に離婚ということは、推測ですが、事実上熟年離婚に近い形なのでしょうか。
長女も成人していますが、大学生ですから卒業後も元旦那につくのか気になります。
バッグ、たった4万円じゃないですか。
40万だったらさすがにおお・・・!と思うけど
4万円だったらお嬢さんがバイトしてコツコツ貯めて買うのは全然おかしな話ではないような。
一つ高級品を持つとそれに見合うような服が欲しくなるかもしれないけど余計なお世話では。
勤労意欲につながるかもしれないし、いいのではないか。
こんな私でもがんばれば欲しかったものが買えるって自信にもなるし、4万円のバッグの何が悪いのか分かりません。
久々のイマミツコンビの快刀乱麻でした
ツボにはまったときの三石御大の切れ味の鋭さは実に痛快です
まさに敵対的依存、もう声から敵意がにじみ出てる
こんなささくれ立った話し方の人間が家にいるだけでストレスだよ
笑顔になれと言われて「そんなぁ…」って絶句する人初めて見た
「私は間違ってるんでしょうか」って、自分が間違ってるとは1ミリも思ってないくせに
そもそもこの相談者、自分の意志が何もないし、自分が何をしたいのかもわからないから、自分で何も決められない
ダメ男の借金の肩代わりも、娘のバッグへのいちゃもんも、全部他人の行動へのリアクション
自分は何もアクションせずに、いつかクソ旦那と娘が改心して、自分の思い通りになってほしいと他力本願で願うだけ
だけど、このダメ男は絶対変わらないし、娘を変えてしまったのは不仲の両親のとげとげしい家庭環境だよ
今さら「娘を変えたい」って10年遅い、自分が変わらないで娘が変わるわけないじゃないか
そして三石御大が見破った通り、旦那と娘が離れたら、この相談者は間違いなく抜け殻になる
誰かに毒づいて、自己憐憫に浸って生きていた人が、自分で幸せになるのはなかなか厳しかろう
4万円のバッグに嫉妬してる暇があったら、もっと高い買い物をして自分を喜ばせればいいのに・・・
鯖さんがコメントされてる敵対的依存そのものですね。
私の母は兄のやることに対して文句ばかり言ってた(容姿まで貶す)から、兄は実家に全く寄り付かなくなってました。
相談者さんは娘の粗探ししてないで自分の態度を反省した方がいいです。
4万円のバッグの何がいけないのか私もわかりませんでした。
娘のやりたいように、させたらいい。甘えているだけに聞こえた。
何があっても自分の責任だとゆうことを身を以て教える良い機会と思う。