寝坊、金遣い、夜遊び‥争い絶えない娘を自由にさせて同居を続けるか借金夫に渡すか
(回答者に交代)
三石由起子:
はいこんにちは
相談者:
・・よろしくお願いいたします。
三石由起子:
大変だねえ・・フフフ(苦笑)
相談者:
あー(ため息)
三石由起子:
は、あなたはね、状況よく分かってると思うんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ただね?、判断するのに、あなたが間違ってることがあって。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。それね?、あなたはいつまでも、こ、母親の気持ちでね?
相談者:
はい
三石由起子:
どっちのほうが娘にとっていいのだろうとか?
相談者:
はい
三石由起子:
娘のお、将来にとって、或いは娘の人生にとってね?
相談者:
はい
三石由起子:
どの選択がいいのだろうか。
相談者:
はい
三石由起子:
とかね?
相談者:
はい
三石由起子:
それが、も、離れないんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?、今、あなたの中でね?
相談者:
はい・・はい
三石由起子:
あの、だけどねえ?正しいか間違ってるかっていうのはねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
例え親子とはいえ・・
相談者:
はい
三石由起子:
10人いれば・・あん、10通りの考え方が、あるんであってね?
相談者:
はい
三石由起子:
例えば、4万円のバッグなんて普通に買う高校生だっているわけ。
相談者:
・・はい
三石由起子:
いるんですよ。ね?
相談者:
はい
三石由起子:
たまたま、あなたにとっては非常識な値段、だったかもしれないけど。
相談者:
はい
三石由起子:
そうでないと思ってる大学生だっているのね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなたがね、考えなくちゃいけないことはね?
相談者:
・・はい
三石由起子:
一緒に住めない。とあなたがほんとに思ってるのか。
相談者:
・・はい
三石由起子:
もう1つはね?
泣いて縋って何してもいいからここにいてくれ、という、ふうに思うのか。
相談者:
・・そうは思ってないです。
三石由起子:
途ちゅ、うん、途中はないんですよ。
2つに1つなんですよ、ほんとに。
相談者:
・・それを決めるのは・・
三石由起子:
間が・・
相談者:
わたしなんですか?
三石由起子:
そうですよ。
こんな娘と暮らせない・・こ、暮らせないんだから。
そうでしょ?、嫌だから暮らせない。
それとも・・ここで一生娘と会わないのは、わたしにとっては耐えられないって言うんだったら・・もうとにかく、なんでもいいからいてください。
相談者:
・・
三石由起子:
間はないんです、もう。
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、夫は・・娘を引き取って暮らしてもいいと言ってるんですか?
相談者:
はい
三石由起子:
あーそうですか。あの・・
相談者:
ただ・・
三石由起子:
うん
相談者:
この・・1年ぐらい前のときに、
三石由起子:
うん
相談者:
「住民票をちょっと1ヶ月だけ動かしてくれたら」・・
三石由起子:
うん
相談者:
「お金が借りられるから」、
三石由起子:
うん
相談者:
「動かしてくれないか」とか。
三石由起子:
うん、だからそれって関係ないのよ。&#△・・
相談者:
基本的に、
三石由起子:
うん
相談者:
お金になんかこう、怪しいんですね。
三石由起子:
うんだからそれって関係ないんだって。
お金のことも何も関係ないの、だからそういうことをね?娘の将来にとってとか、娘の人生にとってとか。
相談者:
&#△%・・はい
三石由起子:
母親として考えてたらいっくらでも悩みってあるわけよ。
相談者:
・・
三石由起子:
この娘ルールなんか守りませんよ、もちろん。
相談者:
・・
三石由起子:
で、あなた「間違ってますか?」って言うけども・・
相談者:
はい
三石由起子:
娘から見たら、あなたは間違ってるよ。
相談者:
・・
三石由起子:
で、あなたから見たら娘は間違ってるしさ。
相談者:
・・あ
三石由起子:
それ第三者に、「どっちが間違ってるでしょう?」って訊くことじゃないんだよね?
相談者:
・・
三石由起子:
自分のお金、使って何が悪いか。
午後から、授業なのに、午前中寝てて何が悪いかって、これ、娘ちゃんとした正義ですよ。
相談者:
・・あー
三石由起子:
でも、あなたにしてみれば、この、生活のだらしなさとか。
相談者:
はい
三石由起子:
金銭感覚のいい加減さとか。
相談者:
はい
三石由起子:
それは母親としては言う権利があると思ってるわけで。
相談者:
はい
三石由起子:
どっちが正しいじゃないですよ。これ交わらないもん。
もうね、教育できる年じゃないですよ?・・19歳って。
相談者:
・・あー、教育できる年ではないんですね。
三石由起子:
ないんです。
二者択一なんですよ。
相談者:
・・
三石由起子:
あなたが悩まなきゃいけないのはそこなんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはそこで悩んでないの。まだ一度も。
相談者:
・・あー
三石由起子:
んで、あの、結局どっちが幸せになれるかなんか分かんないじゃないですか。
相談者:
はい
三石由起子:
あ、いい加減に生きてて良かったっていう、人だっていっぱいいるしね。
きっちり真面目に生きてて良かったっていう人だっていっぱいいるしね。
相談者:
・・
三石由起子:
あなた心決めなくちゃいけない。
で、あたしの、勘を言いますよお。
相談者:
はい
三石由起子:
わたしが、今まであなたあ、の、なんだかんだ、なんだかんだ、いろいろ聞いた・・勘・・で言うとね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなた娘と別れられない。
相談者:
はい
三石由起子:
もうあなたは母親捨てられないんですよ。
相談者:
・・・・ああ
三石由起子:
あの娘とお、あと45年ね?
相談者:
はい
三石由起子:
思い出しもせず1人で楽しくは生きられない人なのよ。
相談者:
・・
三石由起子:
と、わたしは思う。
相談者:
・・
三石由起子:
だから・・
相談者:
はい
三石由起子:
だからあ(苦笑)・・
相談者:
はい
三石由起子:
半分目を閉じてね?
相談者:
はい
三石由起子:
いやあ、両方の目閉じてもいいや(含み笑い)・・ね?
相談者:
はい
三石由起子:
ぐだぐだ暮らして行くしかないんです。
相談者:
・・はい
三石由起子:
なん、にも言わないで、
相談者:
・・はい
三石由起子:
ニコニコ、ニコニコしてるしかないよ?
相談者:
そんな(ため息)
三石由起子:
たぶ、そうよ。
だ、そうよ、それしかないよ。
あなたの笑顔見れば、娘も変わるかもしれませんよ。
相談者:
・・あー
三石由起子:
うーん、蹴飛ばしてでも出て行くと思う。ぐずぐず言えば。
だって・・
相談者:
(ため息)
三石由起子:
不愉快だもん。あなたは娘見て不愉快だって言うけど。
相談者:
はい
三石由起子:
娘だって帰るとこないからしょうがないから家(うち)に帰って来ると・・母親いっつも不機嫌な顔してるし。
相談者:
はい
三石由起子:
いっつもなんか文句言、言いたそうなんですよ。
相談者:
ま、そうです。
三石由起子:
楽しく、楽しくないじゃない?こんなもん。だから誰かがさ、「うちに来ない?」つったらサッと行っちゃうよ?
相談者:
・・
三石由起子:
変な男かもしれませんよお、家(うち)にいるよりはいいと思うよ?娘はね。
相談者:
はあ
三石由起子:
うん、だから、あたしのアドバイスとしては・・
相談者:
はい
三石由起子:
ただ、ただニコニコだよね?
相談者:
・・ああ(ため息)
三石由起子:
うん、もう、1回諦めてね?・・ああ、これはこういう子なんだって諦めて。
相談者:
ああ
三石由起子:
諦めるとね、微笑みって出るんですよ。
相談者:
・・
三石由起子:
笑ってみてください。
お嬢さんも笑うと思うよ。
相談者:
うん・・
三石由起子:
うん、きっとお嬢さんね?何年もママの笑った、顔見てないよ。
わたしそう思うもん。
相談者:
・・じゃあ、今からでも・・
三石由起子:
うん
相談者:
訂正をして・・
三石由起子:
訂正なんかしなくていい。に、にっこり、あ、出て行けっていうの?
相談者:
あ、もう出て行くっていう方向にはなってはいるんですね。
三石由起子:
あーいや、「家(うち)にいていいよ」って言う、言えば?
「あたし、あなた」あ、「と」お、「会わないで暮らせそうもないわ」ってちょっと素直に言ってみたら?
相談者:
・・
三石由起子:
「まあ、好きにしていいからいなさいよ」って。
「あたしは不愉快は不愉快だけどね」って言って、ニって笑ってみ。
相談者:
・・分かりました。
三石由起子:
はい
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
娘にはだらしなく自分の思い通りにならない元夫のようにはなって欲しくなかったのにどんどん似てきてしまって、元夫を思い出してイライラする…みたいな側面もありそうですね。しかし借金癖のある元夫を支えてきてしまった共依存のケが相談者にはあるわけで、愛しながらも憎む依存対象が旦那から娘に代わっただけのような気もします。
相談者にとって娘と拗れて見捨てられることは元夫に愛想を尽かし見捨てた自分が逆にその惨めな立場に同列で置かれることであり、何事より耐え難い屈辱なのでしょう。
そのプライドゆえ19にもなる娘を一人の大人として扱うことができず、あくまで自分の支配下に置いておきたいけれど、図らずも吐露したように娘は高級バッグを持ち「それに見合う服を着なければおかしい」ほどの女性になりつつある。相談者は心の奥底で女性として娘さんの若さに嫉妬心すら抱いていてその矛盾に苦しんでいるから自分で親子の関係性に対する決断が下せないのだろうと思います。
三石先生の「自分で決めるしかない」は一番聞きたくなかった言葉でしょうね。
気に入らないから出ていくわと足元見てヤリタイ放題の娘。夫は恩知らず。私が借金返してやったのに何よ。私はとっても不幸なのー。酷いわ酷いわ。
ってことですよね。
もう諦めて今後は自分で自分のご機嫌とって生きると良いよーとしか言えませんね。何か楽しみみつけてね。
①結婚の時、夫に1千万近くの借金があった
②水商売しながら、返した
③最後、差押えや裁判とかの脅しの督促状がきた頃、ちょうど娘が4万のバックを買ってきたのと重なった
④揉めに揉めて夫と離婚した
時系列でみると、娘のお陰でやっと借金夫と別れたんだなぁ〜と思ってしまうけど、別れたくなかったのかしら?
娘であっても、夫であっても自分以外の人間だと思うしかない。
自分の価値観を、近しい人に押し付けがちなのは世の常で、そこに合わない事からの争い。次第に憎しみにまで至ってしまわないように。
相手を認めてあげて、ただし自分の行為の責任は持たせるように。自立です。
相談者さん、いつも、怒りが心に燻りながら接してこられたのかなと思いました。
娘さんの心に反発心が❔そんな風に感じてしまいました。
2年前に離婚ということは、推測ですが、事実上熟年離婚に近い形なのでしょうか。
長女も成人していますが、大学生ですから卒業後も元旦那につくのか気になります。
バッグ、たった4万円じゃないですか。
40万だったらさすがにおお・・・!と思うけど
4万円だったらお嬢さんがバイトしてコツコツ貯めて買うのは全然おかしな話ではないような。
一つ高級品を持つとそれに見合うような服が欲しくなるかもしれないけど余計なお世話では。
勤労意欲につながるかもしれないし、いいのではないか。
こんな私でもがんばれば欲しかったものが買えるって自信にもなるし、4万円のバッグの何が悪いのか分かりません。
久々のイマミツコンビの快刀乱麻でした
ツボにはまったときの三石御大の切れ味の鋭さは実に痛快です
まさに敵対的依存、もう声から敵意がにじみ出てる
こんなささくれ立った話し方の人間が家にいるだけでストレスだよ
笑顔になれと言われて「そんなぁ…」って絶句する人初めて見た
「私は間違ってるんでしょうか」って、自分が間違ってるとは1ミリも思ってないくせに
そもそもこの相談者、自分の意志が何もないし、自分が何をしたいのかもわからないから、自分で何も決められない
ダメ男の借金の肩代わりも、娘のバッグへのいちゃもんも、全部他人の行動へのリアクション
自分は何もアクションせずに、いつかクソ旦那と娘が改心して、自分の思い通りになってほしいと他力本願で願うだけ
だけど、このダメ男は絶対変わらないし、娘を変えてしまったのは不仲の両親のとげとげしい家庭環境だよ
今さら「娘を変えたい」って10年遅い、自分が変わらないで娘が変わるわけないじゃないか
そして三石御大が見破った通り、旦那と娘が離れたら、この相談者は間違いなく抜け殻になる
誰かに毒づいて、自己憐憫に浸って生きていた人が、自分で幸せになるのはなかなか厳しかろう
4万円のバッグに嫉妬してる暇があったら、もっと高い買い物をして自分を喜ばせればいいのに・・・
鯖さんがコメントされてる敵対的依存そのものですね。
私の母は兄のやることに対して文句ばかり言ってた(容姿まで貶す)から、兄は実家に全く寄り付かなくなってました。
相談者さんは娘の粗探ししてないで自分の態度を反省した方がいいです。
4万円のバッグの何がいけないのか私もわかりませんでした。
娘のやりたいように、させたらいい。甘えているだけに聞こえた。
何があっても自分の責任だとゆうことを身を以て教える良い機会と思う。