指定難病の妻を自宅介護。業者の不手際を責めたら開き直られて腹の虫の治め方
(回答者に交代)
坂井眞:
よろしくお願いします。
相談者:
あ、お世話になります。よろしくどうぞお願いします。
今井通子:
◆#$%□&▽*+
坂井眞:
何ができるかというところは確かに難しい話だなと思って伺っていました。
相談者:
はい
坂井眞:
ま、弁護士い、に依頼をして、
相談者:
はい
坂井眞:
何か法的アクションをとるっていうことになると、
相談者:
はい
坂井眞:
既にもう今日ご相談されたようですけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、これ当然契約関係なので、契約に基づいた義務をちゃんと履行してるかって話に、なるわけですよね。
相談者:
はい
坂井眞:
だから、そういう場合は、損害賠償だと。いう話になっていくので、まあそれが本当に望む結果をもたらすのかっていうと、ちゃんとけじめをつけてもらいたいという意味では
相談者:
はい
はい
坂井眞:
一つのけじめにはなりますよね。訴訟にまでなっちゃったと。
相談者:
まあそうですよね。はい
坂井眞:
うん。で、それは一つのまあ、あのお、望む方向ではあるんだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
おそらくう、本質的には、奥様、が、
相談者:
はい
坂井眞:
そ、難病で介護、看護を受けておられるわけだから、
相談者:
はい
坂井眞:
それちゃんとやってくださいよというのが、一番あるわけですよね。
相談者:
そうですね
坂井眞:
うん、薬とかもね、
相談者:
はい
坂井眞:
奥様の、健康に、直接かかわることだから、
相談者:
はい
坂井眞:
大きな問題だけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
ゴミの片付けとかいう話になっちゃうと、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、直接は、奥様の、介護、看護、そのものではない・・ところになろうかと思います。
相談者:
なるほど
坂井眞:
で、いずれにしても、弁護士頼んで、裁判するぞっていうと、損害賠償になっちゃって、
相談者:
はい
坂井眞:
えー、ま、それはそれでひとつ効果はあるんだけれども、
相談者:
うーん
坂井眞:
本当にそれで、費用と手間・・時間を使ってね、
相談者:
ま、費用対効果ですよね
坂井眞:
そう
相談者:
(苦笑)うん
坂井眞:
で、それでいいと思えるのかっていう問題があるんだろうなと。
相談者:
大きいですねそこは
坂井眞:
うん、感じていました。
相談者:
うーん、そうなんです・・うーん
坂井眞:
ただ、一つけじめをつけるという意味では、一つの確かに方法で。やっぱり訴訟まで起こされちゃうっていうのは、それなりに負担だし、業者としてもね、恥ずかしいことだし。
相談者:
ええ
坂井眞:
で、そのこと自体も、中身が明らかになってくれば・・これ、指定業者っていうことになりますでしょ?、介護保険事業所・・
相談者:
もちろんそうですね。はい
坂井眞:
うん、だからその、も一つ、後で話す行政の問題にもつながってくるわけで、
相談者:
はい
坂井眞:
行政だって動かざるを得なくなるという意味でね。関係ないですということではないと思うんですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
果たして、それを、やって、あなたの心が、穏やかになるというか、落ちるっていうか、
相談者:
あ(苦笑)
あのね、
坂井眞:
そういうところはどうかなっていう感じですよね。
相談者:
(苦笑)全くならないですね。
それはやっぱり、
坂井眞:
ですよね。
相談者:
ええ。一番はやっぱり、突然、「もうあんたんとこ行ってあげない」っていう、その、やり方ですよね。
坂井眞:
それって・・
相談者:
都合悪くなったら
坂井眞:
そうそう
相談者:
自分らが改めるんじゃなくて、いい仕事をしようと改めるんじゃなくて、
坂井眞:
うん
相談者:
もう、も、極力切り捨てるっていう・・この、
坂井眞:
うん
相談者:
業界全体のやり方、も、おーきな話になっちゃうんですよ。
坂井眞:
や、あのお、要するにね、それって人質なわけですよ。ご家族。
相談者:
そうなんですよ。
坂井眞:
でえ、えっと、さっき言った訴訟を起こすとかいうのも、 そこまでやってしまうと、当然そういう情報ってそれなりに伝わっていくだろうから、
相談者:
あ、おっしゃるとおりですね、はい、はい
坂井眞:
だから、他の業者さんに頼みたいんだけど、頼めないとか、そういう問題に波及しかねないじゃないですか。良い悪いは別にして、そういう可能性がありますよね。
相談者:
ええ、ええ、充分考えられますし、
坂井眞:
うん
相談者:
で、しかもそこの、今回の事業者も、あの、「次のとこ、ちゃんと後釜見つけてきます」と言うときながら、もう突然「やーめた」ってやってますからね。
坂井眞:
うん
だ、そこまで考えると、弁護士に、訴訟を起こせますか?と言われたら、そういう方向での、 対応はありえるけれども点点点という、
相談者:
はい
ですよね
坂井眞:
その点点点の部分が今申し上げたところなんですよ。
相談者:
ですよねえ
そうですね
坂井眞:
できるけど、本当にそれやりますか?と。
相談者:
そうなん・・
坂井眞:
いろんなハレーション(*)が起きますね、ということですよね。
(*)ハレーション:Halation。フィルム写真撮影で強い光が当たった部分が白くなってしまうこと。
転じて、ある行為が他に悪い影響を及ぼすこと。
相談者:
そうですねえ
坂井眞:
あと、もう一つはね、
相談者:
はい
坂井眞:
訴訟を起こす時に、本当に何があったかっていうことは、証拠をちゃんと握っとかなきゃいけない、ですよね。
相談者:
そうですね、証拠要りますよね。
坂井眞:
うん、撮影とか、録音とかいう話になると思うんだけれども、
相談者:
うーん
坂井眞:
こういうことがありましたっていうだけではなかなか・・向こうは否定してくる可能性も強いからね。
相談者:
そうですね
坂井眞:
うん
相談者:
うーん
坂井眞:
そうすると、訴訟は起こせるんだけど、起こすためにはこういうことがありましたという事実を裏付ける証拠が必要になるわけです。
相談者:
はい
坂井眞:
だから、それをまずちゃんと、手に入れるという作業が・・仮に訴訟を起こすんだったら必要になりますよね。
相談者:
そうですね。その準備が・・
坂井眞:
そう
相談者:
欠かせませんね
坂井眞:
で、例えばそのお、薬の件は、例えば朝出すときはこれだけ入ってて、帰ってきたらこうだったっていう、薬のそう曜日に、こう箱に入れてあるかもしれないけど、
相談者:
はい
坂井眞:
そういうのを写真撮るとかね。
相談者:
あ、写真にですね。うーんうん
坂井眞:
うん
そうすると、あなた、お仕事される、て、昼間いないとしたら
相談者:
はい
坂井眞:
出る時はこういう風にしといたのに、帰ったのはこうで、
相談者:
はい
坂井眞:
予定どうり服薬したら、こんなに減るはずはないとかね。
相談者:
(苦笑)わかります。仰ってる意味わかります。うーん
坂井眞:
そういうまあ、細々とした作業しないと、「知りませんよ」って言われちゃった時に、裁判所がどう認定するのかっていうことですよね。
相談者:
ですね
坂井眞:
裁判所も証拠で事実認定するから。
相談者:
そうですねえ
ま、そういう意味では相手も逃げちゃってますからね。
坂井眞:
うん
相談者:
逃げられたんで・・
坂井眞:
ああ、そっかそっか。今起きてることはね。
相談者:
そうなんですよお
坂井眞:
だから、あの、もしそういう・・訴訟とかいう法的手続きをとるとなると、
相談者:
ええ
坂井眞:
ま、調停でもそういうところはもちろんありますけどね。訴訟ほど厳密じゃないけど、
相談者:
はい
坂井眞:
こういうことがありましたっていう、その裏付けはどこなの?って話に必ずなるから、
相談者:
なるほどね
坂井眞:
それを考えられた方が、いいだろうなと。
相談者:
そうですよねえ
坂井眞:
ま、調停なり訴訟なりということになると
相談者:
まあま、裁判所で、話をするとそういうことですからね。
坂井眞:
そういうことですね。
相談者:
根拠がいるってことですよね。
坂井眞:
で、あとね、行政、は、相談窓口に行くんだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
内容次第では・・ 例えば、あの一番重ければ指定の取り消しとかあるわけじゃないですか。
相談者:
そうですね、はい
坂井眞:
単純な指導だけじゃなくて、何段階かありますよね。ちょっと正確に全部は言えないけど
相談者:
はい、あります、はい
坂井眞:
だから何かがあれば、あの、動くべき部署なので、
相談者:
はい
坂井眞:
裁判所だけじゃなくて
相談者:
はい
坂井眞:
行政に行く時も、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、当然費用かかるけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
弁護士に頼んで行くっていう手段もありますよ。
相談者:
あーそっか。
坂井眞:
うん
相談者:
それは思いつかなかった。
坂井眞:
別に弁護士が代理人になっていいんだから。
相談者:
そうですよね
坂井眞:
弁護士が代理人になるの裁判だけじゃないから。
相談者:
そうですよね。はい、はい
坂井眞:
で、行政の方も弁護士だったら法律のこと調べてくるし、
相談者:
はい
坂井眞:
突くとこを突きますから。
相談者:
はい
坂井眞:
あの、場合によったら対応が変わる可能性はあるから。
相談者:
あー、そっかそっか
坂井眞:
うん、それも一つの方法としてあると思います。
相談者:
うーん
坂井眞:
ま、例えばあの、これ弁護士とは限りませんけど、
相談者:
ええ
坂井眞:
あのお、生活保護の窓口でも、
相談者:
はい
坂井眞:
なかなか応じてくれないような時に、
相談者:
はい
坂井眞:
詳しい人が付いて行くと、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、対応が変わったなんていう例もね、
相談者:
(苦笑)
なるほどねえ、はい
坂井眞:
聞くことがあるので、それがどういう時にどういう事が起きたかは知らないけど、
相談者:
はい
坂井眞:
メディア見てるとそういうこともあるじゃないですか。
相談者:
はい、そうですね
坂井眞:
でそれと同じではないかもしれないけど、
相談者:
はい
坂井眞:
やっぱり、そういう専門家がついて行くと、対応が変わるケースもあるから、
相談者:
ああ、なるほどね
坂井眞:
それも一つ、考慮してもいいかもしれない。
相談者:
そうですね、はいはい
坂井眞:
うん。だからやれる事としてはね、
相談者:
はい
坂井眞:
本当に今申し上げた・・行政に対する対応のやり方、
相談者:
はい
坂井眞:
あー、それから裁判だったらこうなりますと。
相談者:
はい
坂井眞:
で、いずれにしても、確たる証拠を持っているというのが、こちらの主張を通すに一番意味があるので、
相談者:
そうですね、はい
坂井眞:
うん。それがすごく重要だということですかねえ
相談者:
はい
で、あの、実はあの、昨日の時も、あのお、第三者入れたかっけ・・入れた、くて
坂井眞:
はい
相談者:
ケアマネージャーじゃちょっと頼りなかったんで、
坂井眞:
はい
相談者:
実はあの、警察にい、相談したら、警察官はよこしてくれたんです。
で、
坂井眞:
ああ、そうですか
相談者:
ええ。あの、警察官、当然民事不介入で、
坂井眞:
はい
相談者:
話ができないけど、 あの、トラブルが起きないように見守ってますってますって
坂井眞:
うん、うん、なるほど
相談者:
話を全部聞いて、記録はとってもらってるんです。
坂井眞:
はい、はい
相談者:
そういうのも証拠としては・・
坂井眞:
その記録を出してもらえるかっていうことはまたちょっと別の問題かもしれないね。
相談者:
ま、別問題ですけど、あの、手続きを踏めば、
坂井眞:
うん
相談者:
不可能ではない話ですよね。
坂井眞:
うん、うん
相談者:
はい。
わかりました
坂井眞:
だから、そんなようなところを、気をつけられて、あとは自分がどこまで、どういうことをするのか?、それやった時のハレーションまで考えて動くしかない。
相談者:
ああ、◆#$%□
坂井眞:
なかなか、あのお、即効性のあるアドバイスができなくて申し訳ないんだけれども
相談者:
いえいえ。とんでもないです。あの、ただ、ハレーションはいつも考えています。
坂井眞:
そうでしょうね。
相談者:
はあい。結局そこなんですよ。
坂井眞:
はい
相談者:
費用対効果とハレーション。この二つです。
坂井眞:
あのお、私の方から申し上げることは、
相談者:
はい
坂井眞:
この辺りなんですけれども。はい
相談者:
ありがとうございます。あのう、弁護士さんの役所に行ってもらうっていうのは、あっ、これはちょっと考えてなかったんで。
坂井眞:
あ
相談者:
あ、それも一つの方法かなと今、気づいたで、
坂井眞:
はい
相談者:
はい、ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
やっべえクレーマーなんだろうなー。
警察連れて役所行くって斬新。
二重服薬って、さすがにマズくないか??
ヒドイ看護する所あるんだなぁ。
良い事業所に巡り合えるといいですね。
こんなのの対応する職員可哀想すぎる。
こんなのの依頼引き受ける弁護士、頑張!れ。
業者さんもピンからキリまでありますから、本当に難しいでしょうねえ。とはいえ、奥さん、要介護5だけに、将来の施設入所も考えているのか?
成人した長男がいますので、ご相談者さんの自営を引き継げたらありがたい部分もありますが、まずは奥さんの今後のことを考えてあげて欲しい。
このようなクレーム、介護福祉業界では、ザラです。
この相談者さん、よくぞ、「テレホン人生相談」に電話されましたね。
介護福祉、医療業界は、闇深いんです。
介護業界も「本音と建前」の社会です。
介護業界は、この相談者のケースのように「介護度の高い患者」➕「熱心な家族」の利用を嫌がる傾向があります(手間がかかるため)。
「(要介護5の介護をしてやっているのだから)不満があるなら、やめていただいて結構です。」これこそ、介護業界の本音です。
私は介護業界で働いていますが
本音と建前を強く感じます
ご利用の多い方=売り上げが大きい方 ですので大事にされます
以前、たまたま前を通りかかった病室から罵倒の声。すぐに理解できないでいた。あとからわかったことだが、高齢の入院患者のオムツ替えの時に看護師が暴言を吐いてたらしい。手をあげていたかはわからないが、ものすごい怒鳴り声。暴言。
最初、患者が看護師を罵倒してるのかと思った。まさか虐待とは。
何かと言うと、専門家に相談してとか、いい薬がありますよとか言う人いるけど、専門家がプロフェッショナルな仕事するかというとそうではないし、ひどい薬害もある。
医療と介護を盲信してはいけないと思う。
氷山の一角です。
医療と介護現場へのネガティブキャンペーンこのコメ欄で流行ってるの?そう思うなら老いても病気になっても世話にならなきゃいいだけの話じゃん。
今井先生、今日は語尾が伸びてた
坂井先生に「よろしくお願いいたしまあす(もうおまかせするよー)」
なかなか親身に相談に乗れない相談者だな、って感じが醸し出てました
最後も「いい弁護士見つかるといいですねー(あなたには難しいんじゃないー?)」って感じ
仕事しながら、子育てしながらの介護(お子さんが3歳くらいからは大変)は並大抵じゃないけど、
ご相談者が孤立無縁にならざるを得ない事実(フスマに鍵かけるとか、「ケアマネも頼りない」と断じるとか、いくつもの業者から疎がられてきたとか)からすると
ご相談者が孤立無縁な気持ちで躍起になってる現状を緩和する解決策は、なかなか見えてこない案件だと感じました
警察関与って、本当ですか?
所詮、他人ごとだからそっけなくなるんでしょう。最後に頼りになるのは、自分だけ。
弁護士に依頼しても、お金だけかかって、せいぜい、表面上だけの謝罪しか期待できないだろう。そもそも良心のある弁護士なら、依頼を受けないだろう。
あの・・すみません。見たことないので
ハレーション一枚ください。
明日は我が身だなぁと思いました。
ニュースでも保育園の不祥事は記憶に新しいです。
ただ、事実でも苦情を頻繁に伝えてると嫌われます。証拠がないとクレーマーと勘違いされてしまい損です。
先日のテレホン人生相談(2023年2月27日放送分)のコメント欄には、介護機関の肩を持つ書き込みが、多く見受けられます。しかし実際は、今回の相談者さんが関われたような介護機関か少なくありません。本当に、歳をとるのが怖くなります。
一般人、ナースマン、医療従事者、大学院生、介護経験者etc色んな単発ハンドルネーム使ってるけど全て自称・北九州の医者の人ですよね。せめて名前統一してくれません?
「若いお巡りさん」という古い歌を思い出しました。
駆けつけてくれた、この警官、相談者の知り合いなのかな?お住まいが小さい自治体なのかな?
普通は、事件でもない限り、警官がわざわざ来たりしませんもんね。
大迫さんだったら、どう回答しただろうか?