競馬の次はトレカ。反面教師どころか夫の跡を継ぐ長男のギャンブル借金
テレフォン人生相談 2023年3月20日 月曜日
トレカ: トレーディングカード。
クレカサイズにキャラクタ等が印刷されたもの。
カードゲームのアイテムのものもあれば、単に鑑賞用のものもある。
ゲーム運営会社等が販売する。
SNSやフリマ等で相場が形成されていて、希少性に応じて価格が高騰するカードもある。
安く手に入れて高く売れば利ざやを稼ぐことができる。
債務整理のほとぼり冷めて借金。
ダメだこりゃ。
貸したって当面の返済に消えるだけ。
どうせ自己破産するならドブに捨てるようなもんだよ。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女55歳 夫54歳 長男30歳 次男28歳 三男23歳
今日の一言: ギャンブル依存症の人は勝っても負けても、アンハッピーというふうに言います。
加藤諦三:
もしもし。
相談者:
もしもし。
加藤諦三:
はい
相談者:
お世話になります。
加藤諦三:
はい。テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
55歳です。
加藤諦三:
55歳。結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
54歳です。
加藤諦三:
54歳。お子さんは?
相談者:
3人息子がおりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
30、28、
加藤諦三:
はい
相談者:
23、です。
加藤諦三:
わかりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
30の長男の、相談なんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
10年前、ぐらいから、
加藤諦三:
はい
相談者:
ギャンブルをやりまして。
加藤諦三:
はい
相談者:
10年前に、借金・・を、作りまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
債務整理をしたんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、また、その・・あとですね、借金を、作って。「助けてほしい」っていう感じのが、何回か繰り返していて。
加藤諦三:
はい
相談者:
最近、また40万貸して欲しいっていうことを、言われ、て・・
加藤諦三:
はい
相談者:
もう貸さないで、ほっておいた方がいいのか。
加藤諦三:
うん
相談者:
どう・・していいのか、がわからなくなってしまって、
加藤諦三:
あー・・
相談者:
連絡しました。
加藤諦三:
10年前に、ギャンブル依存症で、借金したって、これはいくらですか?
相談者:
120です。
加藤諦三:
であなたは・・「どうしたらいいか」っていう、のは、
相談者:
(吸って)結局毎回、夫と相談するんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
今回も、
加藤諦三:
え
相談者:
私はもう、「お金は貸さないよ」っていう感じで、それはもう、メールだったんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
ビシッと言ったんですね?
加藤諦三:
う、
相談者:
で、今回、40万だったら夫は、もう、「貸してやれ」、「助けてやれ」ってすぐ言うんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
でも昔、夫も、そうだったんですよ。ギャンブルで、結構・・
加藤諦三:
あー・・
相談者:
ま、私もちょっと苦労されたので、夫はきっと、息子の気持ちがわかるんだと思うんですね?
加藤諦三:
うんん
相談者:
ま、夫は、立ち直ったというか、もう治ったんですけれども。
加藤諦三:
ええ
相談者:
だから、「親のできることはしてやれ」って、きっと思ってるんでしょうけど。私はなんか、今回、なんか・・ちょっと様子もなんか変なので、そこがちょっと心配になって、今日お電話したっていう感じなんですけれども。
加藤諦三:
あーあ。借金を、返済してあげてる、は、これは、一般的に、多い例としては、治らないですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・っていうのは、あなたが息子さんと、縁が切れることは怖いんでしょ?
相談者:
・・そうですね、はい。
加藤諦三:
だから、そこなんですよ。
相談者:
・・
加藤諦三:
あなたの側で、「この息子と、縁が切れるのが怖い」という気持ちがあれば、
相談者:
はい
加藤諦三:
息子は、今回は40万でしょうけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
それは次々・・言ってきますよね。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
で、ギャンブル依存症としては、ギャンブルって何でしょうか?
相談者:
今までは、競馬とかそういうのだったんですけど。
今回は、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ツイッターで、カードを自分が買って、それを売ってるっていう。
加藤諦三:
はあ・・
相談者:
ことをしてるみたいなんですね。
加藤諦三:
ギャンブル依存症、の、治療の、父って言われてる人がいるんですけれどもね?
相談者:
はい
加藤諦三:
その人が言ってるのは、「ギャンブル依存症になる人が、何を一番、望んでるか」っていうと、
相談者:
はい
加藤諦三:
「リスペクト。尊敬されること」なんですよ。
だから、20歳のころはもう既に「人から、認められたい」っていうのが強かったんですよ。
相談者:
なんかすごく、気前が・・良かったんですよ。
加藤諦三:
だから、気前がいいっていうのは、
相談者:
うーん
加藤諦三:
気前がよくしてるのは、みんながチヤホヤしてくれるでしょ?
相談者:
あっ・・そうです。なんで、それで言ったこともあったんです。「お金使わなくたって、人とは付き合えるんだよ」って言って。
加藤諦三:
それはいーいことを、教えたじゃないですか。
相談者:
あ。そういうこと、を、ま話したら、なんか、ボロボロその・・20歳の、最初にやったときに、泣き出して。いいんだよ、いい顔なんか、
加藤諦三:
だから、ず、図星だから泣いたんですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
みんなから、「チヤホヤされたい」っていう気持ちがある限り、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが何度、「もう駄目だ」って言っても、お金を要求してきますよ。
相談者:
はい・・
加藤諦三:
で、あなたの中で、「息子を失うのが怖い」という気持ちがある限り、
相談者:
はい
加藤諦三:
治りません。
相談者:
それはもう、
加藤諦三:
こ、
相談者:
「連絡も取るな」っていうことですか?
加藤諦三:
そこなんですよ。
相談者:
・・
加藤諦三:
「失ってもいい」という、そこまでの腹をくくらないと、
相談者:
はい
加藤諦三:
治らないですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
事に、あなたの場合、夫がギャンブル依存症だったって言うわけでしょ?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
あなたの中に、
相談者:
はい
加藤諦三:
その弱さがあんです。
相談者:
んーん・・
加藤諦三:
夫のギャンブル依存症を許していたっていう。
相談者:
・・ん・・
加藤諦三:
そのうちですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
本人が、
相談者:
ええ
加藤諦三:
借金するよりも、あなた自身が借金を始めますよ?
相談者:
私自身が?
加藤諦三:
うん。
あなたが今度は、周りの親族とか、知り合いに、お金を借り出すんですよ。
相談者:
んん・・
加藤諦三:
そして、息子に、お金を貸してあげる。「これが最後よ、最後よ」って言いながら、お金を出し続けるんですよ。
相談者:
んん・・
加藤諦三:
だから、あなた自身の中にある、
相談者:
ええ
加藤諦三:
息子のギャンブル依存症で、借金をして、その借金を、「私が払っても、この息子との縁を切りたくない」、そして「自分に自信のない、息子に育ててしまった」。
その自分の、母親としての弱さを、気づかない限り、
相談者:
はい
加藤諦三:
治らないと思います。
相談者:
はい
加藤諦三:
「誰かが悪い」って言ってる間は、ならないです。
相談者:
そうですね。こうなったのも、
加藤諦三:
うん
相談者:
夫のせいに、した・・ところはあります。
加藤諦三:
あー・・
相談者:
「だからこんなに、なっちゃったのよ」って、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、何かその、す「ぐ貸す」って言ったときもお、(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
「すぐそういうことを言うから、こうなるのよ、毎回」って、
加藤諦三:
うん
相談者:
思ってました。
加藤諦三:
よく気がついたねえ。素晴らしい。
相談者:
(嗚咽)
加藤諦三:
あなた、それを認めさえすれば、直ります。
相談者:
はい(鼻をすすって)
加藤諦三:
この30歳の息子は立派になりますよ。
相談者:
(嗚咽)はい・・わかりました。(震え)はい。
加藤諦三:
・・今日はね、
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオにですね、
相談者:
(鼻をすすって)
加藤諦三:
心についてのエッセイストとしておなじみの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、お話を、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
トレカの転売はギャンブルと言うのかな? 仕入れが下手くそで元本割れを起こしているのでしょうね。
愛先生の諭すような優しい語り口も好きですが、高橋先生や弁護士先生方の回答も聞いてみたかったかも。
大原さんや高橋さん、弁護士だったらどんな答えになっていたかも気になりますが、10年前だと20歳、成人してすぐやり始めたということか?
もし大学生や専門学校生でやっていたとしたら、本当にヤバいなあという思いがあります。学生・生徒の本分に反する、ありえない行為ですから。
さらに旦那さんもギャンブル依存症気味だったのが気になる。まさに旦那さんの悪い部分を継いでしまった感じがあり、治療は困難でしょうねえ。
昔は学生・生徒の競馬・競輪&オートレース・競艇は厳禁でしたが、今は20歳以上OKですよねえ。ご相談者さん、もう離婚しかありませんよ。
意味がわかりません。
離婚は夫婦の縁を切るものであって親子は親子のままですよ。息子のことで悩んでいるこの相談者が、一応は真人間に戻ったことになっている夫と今更離婚しても何の解決にもならないと思いますが。
3月10日に放送された、長男のギャンブル問題を相談しながら旦那さんとの離婚問題にすり替わった問題がシンクロしてしまいました。
過去にも相談者本人が書き込んだことがあるわけで、書き込まずとも読んでいる可能性は結構ある。シンクロなんてカッコつけても要は混同したわけで、全く無関係な別の話とゴッチャにして適当なことをコメントするのは相談者回答者双方に失礼ですよ。
変なところが親子似ちゃったんですね。
相談者さんが哀れ…。
リアタイしていて、「カード買って売る??」というのをてっきりクレジットカードと勘違いし、『えっ?クレカ作って売ってその利用代金が払えないって事?犯罪の匂いもしない?大丈夫??』と違う方向でモヤついていました。
借金する人はまたする。そうですよね。
例えば子どもの頃に集めていたポケモンカードを今、トレーディングカード屋に持っていくと良い値段がつくそうですよ。
相談者息子はそういうのを仕入れて、売って、という転売ヤー目指しているのではないでしょうかね。
目利きができなければ稼げない、甘くない業界だと思います。
借金癖への対処で一番ダメなのは身内が安易に肩代わりをすることです。理由はどうあれ、これをやってしまうと解決どころか事態は悪化します。借金癖のある人は今日のお母さんのように肩代わりしてでも関係を繋ぎ止めたい身内の弱さや優しさや後ろめたさにつけ入るのが上手い。苦しくなればまた助けてもらえる、という成功体験をさせてはいけないのです。
もういい歳の息子を本当に救いたいのであれば、加藤先生も仰っていたように一旦突き放し、公的、法的に債務整理をさせなくてはいけません。
身内の甘えは猛毒。
身内だからってなんでもかんでも許されるってことは無いんたが。30長男は何も学んでいないんだね。
昔「1000万、いや500万でもいいから貸して。手元に現金無けりゃ借りてくれー。お前の名前で駄目なら、夫の名義で借りてもらっても全然良いよー。」って従兄弟から電話があって、お断りしたことを思い出した。そのまんま従兄弟の母親に教えたら逆恨みされたが。
結局、母親は死ぬまで借金を返しまくって貧困の中、孤独死した。馬鹿息子はその後は娘の名義で借金してるそうな。
借金の連鎖って怖いよ。
そんな話盛ってまで自分語りしなくてもw
私の親類が書きに来たのか、というくらいに私にも似たエピソードあるわ。
末っ子教の祖父母は末っ子息子(私にとって叔父)を愛玩した結果、叔父は借金まみれ。激怒した長男(私の伯父)が財産整理して借金返済させ、祖父母の敷地内に監視目的で引越。
うちの場合、不幸中の幸いはしっかり者の親族がいたことか。当事者に改心は望めない。
まさに加藤先生の専門領域
マド愛先生にバトンを渡す前に結論出されたのは驚いたけど・・・
心の根っこの部分では、マド愛先生の看破されたとおりかも知れない
母親がものすごく期待をかけて、それも「お父さんがあんなだったから長男こそは」みたいな感じで育てた結果、息子もナルシズムをこじらせて、俺はこんなもんじゃない、ビッグになるんだなんて誇大妄想的になった結果、一発逆転を狙うようになったのかも
平凡だっていいじゃないかと言われて泣くのは、親の情けにほだされたからか、ビッグになれない悔し涙か
だけどそれ以前に、相談者が生粋のイネーブラーなのを自覚しないと
そもそも、誇大妄想に取り付かれて博打に身をやつした30歳を立ち直らせるのは至難の業
旦那には心を鬼にしたのかもしれないけど、まだ長男には未練たらたらだし、まだ付け込まれる隙を与え続けている
そして、この息子に親の情けが通じる状態かどうか、印象としてはもう半分以上向こう岸に渡っちゃってるような気もする
ここは加藤先生の仰る通り、縁を切る覚悟で鬼にならないと
三石御大言うところの「最後の親としての教育」の段階だ
そうしないと、いずれ相談者自身も無間地獄に引き込まれる
私はパチンコ屋の店員さんに怒られてからギャンブルを卒業しました。ズルをしてたのが見つかってしまったんです。
私は風俗店の店員さんに締め上げられて風俗を卒業しました。断りも無く中出しをしたのがバレたんです。